月別: 2019年1月

2019年1月31日 花粉情報

昨日は風が止み、平均風速は1.9mと穏やかで花粉は観測されませんでした。本日は、15日以来15日振りに雨が降りましたが、当地では本日中は予報された雪にはなりませんでした花粉が観測されることもありませんでした。

1月のスギ花粉飛散数は3.0/cm2でした。昨日までの1月1日からの各日の最高気温の積算値は308.5℃でした(当地のスギ花粉の飛散開始の目安は440℃位です)。


2019年1月30日 花粉情報

本日は風がおさまり、花粉は観測されませんでした。昨日の花粉は強い風に乗って遠方から飛来したと思われます。

昨日までの1月1日からの各日の最高気温の積算値は298.5℃でした(当地のスギ花粉の飛散開始の目安は440℃位です)。

そろそろ、症状を訴える患者さんを診る時には、症状発現時の所在を聴く必要があります。


2019年1月29日 花粉情報

本日は、スギ花粉が0.9個/cm2、その他の花粉が2.4個/cm2(ハンノキ0.3個、シラカンバ0.6個、その他1.5個)でした。

気象データ(気象庁:東京)を見ますと、昨日の花粉自動計測器の測定値の上昇の時間帯に強い南寄りの風が吹き気温も12〜13℃まで上っておりました。本日も昨日以上に強い風が吹いたようで、プレパラートは砂塵に覆われていました。そのため、本日の花粉自動計測器のデーターも砂塵の影響により95.6個/m3と高値でした。

昨日までの1月1日から各日の最高気温の積算値は288.5℃でした(当地のスギ花粉の飛散開始の目安は440℃位です)。

汚れ砂塵が多く付着するプレパラート

スギ花粉

風の影響か破裂したスギ花粉

シラカンバ花粉

ハンノキ花粉


2019年1月28日 花粉情報

本日は曇り空が続き、その後は晴れ間が見られました。天気の変わり目に、昨日にも増して強い風が吹いたようで、プレパラートはひどく汚れていました。

花粉はスギ花粉が0.3/cm2、その他の花粉が1.2/cm2(花粉が破裂しているなど3個は判別できず、マツが0.3/cm2でした)。

昨日までの1月1日からの各日の最高気温の積算値は275.4℃でした(当地のスギ花粉の飛散開始の目安は440℃位です)。

 

強い風の影響でワセリン(油膜)が剥がれ汚れも目立ちます

破裂した花粉(種類は判別不能)

強い風の影響で、砂塵を測定したため測定値が急上昇しました


2019年1月27日 花粉情報

本日は穏やかに晴れていつもの週末の様子でした。スギ花粉が昨日に続いて0.3/cm2観測されました。

昨日までの1月1日からの各日の最高気温の積算値は265.7℃でした(当地のスギ花粉の飛散開始の目安は440℃位です)。現在の天気がこのまま続くと考えますと、スギ花粉の飛散開始は214日頃になりそうです。


2019年1月26日 花粉情報

朝から曇り空が続きました。花粉自動計測器の測定値が午後3時から午後7時にかけて極端に測定値が上がりました。このような場合、雨、雪、強風の場合が多いのですが、鏡検すると全面砂塵でしたので、大変強い風が吹いたようです。

本日は、花粉が観測され、スギ花粉0.3/cm2、その他の花粉1.5/cm2(ハンノキ、シラカンバ、クロマツ)観測されました。

昨日までの1月1日から各日の最高気温の積算値は255.8℃でした(当地のスギ花粉の飛散開始の目安は440℃位です)。

月刊 美寿実(みすみ)の 20192月号に当院が掲載されました。

ハンノキ花粉

シラカンバ花粉

クロマツ花粉


2019年1月25日 花粉情報

昨日は大変強い風(今月二番目)が吹きました。砂塵の原因はやはり風でした。本日は一日薄曇りで、やはり強い風が吹き乾燥が続きましたプレパラートは昨日同様に非常に汚れが目立ちましたが、花粉はおそらくシラカンバが0.3/cm2観測されただけでした。風向きでも花粉の飛散は異なるため、昨日とは風向きが異なったように思われます。

昨日までの1月1日からに各日の最高気温の積算値は245.8℃でした(当地のスギ花粉の飛散開始の目安は440℃位です)


2019年1月24日 花粉情報

本日も晴れましたが、本日はとにかく汚れが目立つプレパラートでした。花粉も観測され、スギ花粉が0.3個/cm2、その他の花粉が0.9/cm2(ハンノキ、シラカンバ、マツ各0.3個/cm2)でした。

汚れの目立つプレパラート

スギ花粉

ハンノキ花粉

おそらくシラカンバ花粉

マツ花粉

昨日とは異なって大きめの砂塵が多く、花粉自動観測器の観測値は65.1個/m3/時を記録、今月二番目の数値でした。花粉は極少数で、症状を引き起こすレベルではなく、測定値は主に粉塵を計測し拾っているものと考えられます。

1月1日から昨日までの各日の最高気温の積算値は235.6℃でした。


2019年1月23日 花粉情報

本日も晴れ、花粉は観測されませんでした。

昨日同様に、プレパラートの汚れが目立ちました。しかし、本日の顕微鏡下のプレパラート上の砂塵のサイズは小さく感じましたので、感知されないサイズであったようです。
そのため、自動計測の測定値は昨日の40.5/m3に対して本日は24.3/m2でした。

プレパラート上の砂塵が花粉より小さなサイズであると花粉自動計測器では計測されず、同程度であるとこの時期は砂塵が花粉自動計測器に測定値として現れるようです。

昨日までの1日の最高気温の積算値は224.4℃でした。

 


2019年1月22日 花粉情報

1週間ほぼ快晴が続きました。本日は、1週間ぶりにスギ花粉が0.3個/cm2観測されました。ここ数日暖かな日が続いたので、飛散したのでしょうか?

本日は風が強く、砂塵によるプレパラートの汚れが目立ちました。遠方から飛来したのかも知れません。昨日までの1月1日からの各日の最高気温の積算値は213.8℃でした。


2019年1月21日 花粉情報

晴れた日が続きます。本日も花粉は観測されませんでした。

一日の最高気温は徐々に上がり、昨日は12.0℃まで上昇しました。昨日までの積算温度は203.3℃となりました。昨年よりも6.8℃低く推移しています。このままであれば、今シーズンの飛散開始は昨年より数日遅くなると推察されます。


2019年1月20日 花粉情報

良く晴れて暖かな1日でした。風も弱く、花粉は本日も観測されませんでした

大気の乾燥が極端に進んでいます。湿度は、18日には平均35% 最小20%、19日は平均40% 最小23%しかありませんでした。ここまで乾燥すると、鼻炎症状や咳、嗄声を訴える方が増えてきます。注意して下さい。

第74回 関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会が日本教育会館で本日開催されました。
この席上、NPO花粉情報協会の村山 貢司先生は、
今シーズンの東京のスギ花粉飛散数は「昨年よりもやや少なく、10年平均よりも多い」、千代田で5000個/cm2位、飛散開始は2月13日(例年は2月14日) と予測しました。


2019年1月19日 花粉情報

本日も晴れました。今年はとにかく雨が降りません。花粉も観測されませんでした。

昨日、花粉自動計測器が71.2個/m3/時を記録しましたが、昨日の平均風速は3.9m/sでした。17日は平均風速2.2m/sで、自動計測器が24.7個/m3/時でしたので、風の強さの影響を受けるようです。

しかし、花粉は顕微鏡下で観測されていませんので、風の影響による砂塵が計測器の数値を上昇させているようです。

花粉自動計測器データ:2月17日、平均風速2.2m/s計測値:24.7個/m3/時

花粉自動計測器データ:2月18日、平均風速3.9m/s計測値:71.2/m3/時


2018年1月18日 花粉情報

そろそろ「スギ花粉はいつから飛散するのか?」という話題が出始めております。
しかし、本日も花粉は観測されませんでした。

プレパラートは、今シーズン一番の汚れでした。強い風が吹いたようです。

花粉自動計測器は、71.2/m3/時を記録しました(花粉ではなく、砂塵が計測されていると考えられます)。


2018年1月17日 花粉情報

一日よく晴れましたが、花粉は観測されませんでした。

そのため、ごく一部の方が花粉症のような鼻症状を訴えておられますが、スギ花粉の影響ではなく冷気などによる鼻炎症状や感冒などが主な原因と考えられます。

花粉自動計測器は、24.7/m3/時を記録しました(花粉ではなく、砂塵が計測されていると考えられます)。


2018年1月16日 花粉情報

よく晴れましたが、大変強い風が午前中に吹きました。そのため、砂塵が発生したようで花粉自動計測器(KH-3000)の測定値が跳ね上がりました。しかし、スギ花粉は本日も観測されませんでした。

本日は、メトロポリターナ2月号「働くオンナの救Q箱」の取材を受けました。

「平成30年度東京都花粉症対策委員会(第2回) が1月23日に東京都健康安全研究センターにて開催されます。東京の花粉飛散予測としては、この委員会で報告される内容が例年最終的な予測として捉えられており、報告内容は各界から注目されています。


2018年1月15日 花粉情報

曇り空が続き、一時雨が降り天候変化の激しい1日でした。
本日は、10日振りにスギ花粉が0.3個/cm2観測されました。

プレパラートは細かい砂塵で覆われていましたが、KH-3000に計測されないサイズの砂塵が多かったためか、測定値は18.2/m3/時とそれほど高い数値を示しませんでした。


2018年1月14日 花粉情報

本日は連休の3日目ですが、よく晴れて比較的暖かな1日でした。

風も弱く、本日も花粉は観測されませんでした。


2019年1月13日 花粉情報

3連休の2日目ですが、本日の山手通りの交通量は少なく、正月3日に続いてプレパラートに汚れの少ない日でした。

本日も花粉の飛散はありませんでした。自動計測器もプレパラートの汚れの少なさが反映されるかのように、待機中の浮遊粒子が少ないことから測定値は低値を示しました。

花粉自動計測器(KH-3000)のデーター(大気中浮遊粒子を計測するものの低値)


2019年1月12日 花粉情報

曇り空が続き、午後には小雨、小雪がチラつきました。寒さは格別で、とにかく寒い1日でした。当地では、5日の初観測以来花粉は観測されていません。


2019年1月11日 花粉情報

朝から快晴、風も弱く気温も上がり暖かな日になりました。このような日は風向が変わりますので、スギ花粉を観測することが少なくありません。しかし、本日も花粉は観測されませんでした。


2019年1月10日 花粉情報

昨日の平均風速は、4.7m/secでした。今年一番の強い風でした。本日は、冷え込みが厳しく今年一番の寒さとなりました。花粉は観測されませんでした。

自動計測器の測定値の上昇が認められましたが、花粉は顕微鏡下では観測されなかったため、風による砂塵が影響したと考えられました。

本日もNHKの取材がありました。花粉症対策の普及に力を貸していただけそうです。


2018年1月9日 花粉情報

本日も晴れて、大変寒い日でした。花粉自動計測器の測定値は朝から上昇を続け、61.4/m3/時と今年の最高値を示しました。おそらく、強い風の影響が理由と考えられます。しかし、実際の顕微鏡の像ではその他の花粉が0.9/cm2観測されるのみで、その周囲には同じサイズの粒子(砂塵)が観測されました。そのため、待機中の浮遊粒子を自動計測器が主に測定されたものと考えられます。

本日、NHKの取材を受けました。大変良く勉強されていて、真面目に花粉症に取り組まれていると感じました。

 

その他の花粉と、その周囲に付着した同型程度の浮遊粒子

症状の出ない程度の極僅かな花粉飛散のみであるが、本日の強い風の影響からか多く自動観測された測定値(大気中の同サイズの浮遊粒子を測定していると考えられる)


2018年1月8日 花粉情報

本日も晴れましたが、朝は気温が下がり非常に寒く乾燥しています。嗄声、咳、咽喉頭痛など乾燥が原因と考えられる方が多数来院されました。
花粉は本日も観測されませんでした。

1月1日から7日までの各日の最高気温の積算値は73.4でした。当地のスギ花粉飛散開始日までの各日の最高気温の積算値は例年おおよそ440℃です。
昨年は
飛散開始日2月10日で最高気温の積算値375.8℃でしたので、例外的に低い積算値の温度での飛散開始でした。

今年再設置された花粉自動計測器 KH-3000は一時記録が途切れることもありましたが、順調に作動しています。元旦は交通量が非常に少なく測定値が8.2/m3/時でしたが(花粉は飛散はなく、空中浮遊物質を計測しているものとかんがえられます。)、交通量が戻った本日は28.4/m3/時でした。データを積み重ねて補正ができると良いと思われました。


2019年1月7日 花粉情報

昨日に続き体調をくずし、本日は臨時休診とさせていただきました。
来院予定だった患者様には大変申しわけありませんでした。

 

晴れが続いていて、乾燥した日々が続いています。本日は、その他の花粉0.9個/cm2観測されました。
1月5日にスギ花粉が観測されましたが、初観測は症状が出るという意味ではありません。顕微鏡像で確認されたということです。また、スギ花粉の飛散開始日(アレルギー関連情報 クリックして参照)は定義により定められています。

この時期は、症状が見られたら急性鼻炎、乾燥性、上気道炎やインフルエンザなどを疑う必要があります。


2019年1月6日 花粉情報

体調をくずし、本日は観測のみになりました。

その他の花粉0.3個/cm2観測されました。


2019年1月5日 花粉情報

晴れて気温も上がり、スギ花粉0.3個/cm2観測されました。

本日が、今年度のスギ花粉の初観測日となりました。

測定年別のスギ花粉の初観測日


2019年1月4日 花粉情報

冬晴れが続いています。仕事始めの方も多く交通量が多くなったようで、プレパラートには汚れが目立ちました。

本日は、花粉は観測されませんでした。


2019年1月3日 花粉情報

正月快晴が続きました。深夜から午前中は自動計測の測定値が安定して少数でしたが午後には帰省ラッシュとともに次第に多くなりました。午後7時ラッシュが一段落すると急に測定値が減少しました。自動計測値は山手通りの交通量に比例した動きに見えました。
時間あたりの平均値が大晦日から3日間一桁でしたが、本日は、13.2/m3/時でした(スギ花粉ではなく、浮遊粒子を計測しているものと考えられます)。

プレパラートも大晦日、元旦に比べて汚れが目立ちました。花粉はその他の花粉と思われる花粉が0.3個/cm2観測されました。初観測とはなりませんでした

比較的きれいなプレパラート

スギ花粉


2019年1月2日 花粉情報

本日も快晴が続いています。午前中の交通量は変わらず少なかったのですが、風がやや強く吹いていました午後は、風は緩みましたが帰省ラッシュが始まりだしたようで、交通量がやや多くなりました。

プレパラート昨日同様に汚れはなく、自動計測は7.4/m3/で、昨日とほとんど変わりませんでした。少々の交通量の変化ならば、影響は少ないようです。花粉はプレーパラートには見られず、本日もスギ花粉の初観測はありませんでした。


2019年1月1日 花粉情報

明けましておめでとうございます。年が明けますとスギ花粉シーズンは直ぐそこです。心構えと準備を十分したつもりでも毎年スギ花粉飛散開始前は大変慌ただしい日々を過ごします。皆様におかれましても同様と存じます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

本日はスギ花粉の観測はありませんでした。例年のスギ花粉の初観測日および1月のスギ花粉飛散数と、その年の花粉飛散総数にはやや相関がみられますが12月ほど明確ではありません。

測定年別のスギ花粉の初観測日

測定年別の1月の花粉飛散数とシーズン総飛散数

2019年の元旦は、快晴で迎えました。自動計測の結果は、昨日は7.5個/m3/時でしたが、本日は8.2個/m3/時でした。交通量は本日の方が多い感じでした。KH3000のデータは一定サイズの浮遊粒子は正確に測定しているようです。

KH-3000による自動計測データ