月: 2025年1月

2025年01月04日-5 花粉情報

当HPで用いる用語について

初観測日:花粉情報協会の規定によると、「1月1日以降、ダーラム法(又はロータリー法)で計測視野内に1個でも花粉が観測された最初の日です。」と規定されています。

飛散開始日とは、『1㎠メートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した最初の日』と定義されています。

花粉飛散情報で、「多い」「非常に多い」などの情報をTVその他で皆さんは目や耳にしていると思います。これらの意味が具体的にお判りの方はどれほどおられるでしょうか?この基準は、日本アレルギー協会がダーラム法(落下法)によるスギ花粉の測定値とスギ花粉症の方の症状から作成した基準です。

飛散レベル(落下法)について

観測花粉数(個/cm2・日) レベル
10個未満 少ない
10〜30個未満 やや多い
30〜50個未満 多い
50〜100個未満 非常に多い
100個以上 極めて多い

本HPでもスギ花粉の飛散レベルを表現するときはこの基準に従います。今後、基準の見直しが行われます。将来、変わる可能性があります。

当地のスギ花粉飛散状況(飛散開始日、最高飛散日、飛散終了日)

年度 飛散開始日 最高飛散日 飛散終了日 日数
H13(2001) 2月20日 2月21日 4月25日 65
H14(2002) 2月7日 2月7日 4月12日 65
H15(2003) 2月12日 2月13日 5月 1日 79
H16(2004) 2月20日 2月26日 4月19日 60
H17(2005) 2月22日 2月23日 5月 5日 73
H18(2006) 2月13日 2月15日 4月26日 73
H19(2007) 2月6日 2月13日 4月15日 69
H20(2008) 2月20日 2月23日 4月22日 63
H21(2009) 2月6日 2月12日 4月27日 81
H22(2010) 2月9日 2月21日 4月16日 67
H23(2011) 2月22日 2月25日 5月 4日 72
H24(2012) 2月26日 3月4日 4月25日 60
H25(2013) 2月14日 2月22日 4月13日 59
H26(2014) 2月3日 3月4日 4月24日 81
H27(2015) 2月11日 2月23日 4月20日 69
H28(2016) 2月14日 2月21日 4月17日 64
H29(2017) 2月16日 2月17日 4月26日 70
H30(2018) 2月10日 2月24日 4月26日 70
H31(2019) 2月12日 2月20日 5月5日 83
R2(2020) 2月5日 2月13日 4月6日 62
R3(2021) 2月11日 2月14日 4月15日 64
R4(2022) 2月26日 2月27日 4月24日 58
R5(2023) 2月12日 2月18日 4月24日 72
R6(2024) 2月13日 2月15 日 4月23日 70

飛散開始日は全て2月中、飛散終了は大半が4月中、飛散期は最大83日(2019年)、最小58日(2022年)、平均68.4日で、飛散期間は2ケ月強です。


2025年01月04日-4 花粉情報

スギ花粉飛散開始日(積算400到達日)の予測

元旦からの一日の最高気温を積算した積算値で、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。当地では、平均440〜480位が飛散開始の目安です。飛散開始日の予測は、あくまで予測ですから、予測日に必ず飛散開始となるわけではありません。あくまで目安です。従いまして、初期療法は、予測される飛散開始日の3〜7日前に開始すれば、患者様が苦しむことなく実施できます。また、飛散開始日から全ての患者様を苦しめるほどの花粉が飛散することは、必ずしも多くはありません。つまり、飛散開始したら、しばらく様子を見てから投薬しても間に合わないことはありません。

日付 1日の最高気温 最高気温の積算値
1月1日 12.2 12.2
2日 13.9 26.1
3日 7.6 33.7

今年は3日までの積算値は33.7℃でした。昨年(32.7℃)より、1.0℃高く推移しています。


2025年01月04日-3 花粉情報

今年の東京の飛散開始は日本気象協会の予想(2023年12月7日発表)では、2月中旬です。当地の過去の飛散開始日は、表の通りです。

スギ花粉飛散開始日(積算400到達日)

H23(2011) 2月22日(2月12日)
H24(2012) 2月26日(2月17日)
H25(2013) 2月14日(2月9日)
H26(2014) 2月3日(2月7日)
H27(2015) 2月11日(2月10日)
H28(2016) 2月14日(2月8日)
H29(2017) 2月16日(2月6日)
H30(2018) 2月10日(2月12日)
H31(2019) 2月12日(2月7日)
R2(2020) 2月5日(2月5日)
R3(2021) 2月11日(2月6日)
R4(2022) 2月26日(2月12日)
R5(2023) 2月12日(2月8日)
R6(2024) 2月12日(2月3日)

積算温度とは、元旦からの一日の最高気温を積算した積算値のことで、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440〜480℃位が開始の目安です。


2025年01月04日-2 花粉情報

初観測日

年 度 初観測日 年 度 初観測日
2023年 1月06日 2013年 1月02日
2022年 1月01日 2012年 1月02日
2021年 1月02日 2011年 1月02日
2020年 1月18日 2010年 1月03日
2019年 1月05日 2009年 1月21日
2018年 1月02日 2008年 1月11日
2017年 1月03日 2007年 1月10日
2016年 1月19日 2006年 1月22日
2015年 1月11日 2005年 1月03日
2014年 1月26日 2004年 1月04日

2022年には、スギ花粉が元旦早々に初観測日となりました。花粉観測を元旦から毎日測定するようにしたのは2004年からです。上表に示しましたように、2日が初観測の年は5年ありましたが、元旦がスギ花粉の初観測日となるのは、2004年以来2022年がはじめてです。3日が初観測日となったのは3年(2005,2010,2017)ありました。


2025年01月04日-1 花粉情報

本日は夜間曇りでしたが日中は快晴でした。

このHPは、1997年2月1日に『慈恵医大耳鼻科花粉症のページ(PH担当:故今井 透先生、花粉観測担当:遠藤 朝彦)』として、開設され、2014年1月7日までに561万件のアクセスがありました。その後、遠藤、今井両医師が慈恵医大を定年退職したため、HPを「東京都の耳鼻科医による花粉症のページ」と改称(HP担当:永倉仁史先生、花粉観測担当:遠藤 朝彦)として継続、2017年12月1日から当院の「花粉症のページ」として継続(HP担当:遠藤 朝彦、花粉観測担当:遠藤 朝彦)と受け継がれています。当HPは昨年末までで、41年になります。今年は42シーズン目となります。ご担当の皆様、今後とも、よろしくお願い申し上げます。

開設から2024年末までのアクエス数は、以下の通りです。また、昨日(3日)のアクセス数は、272件でした。

2024年 109200(2024年末まで:計886562件)

2023年 123200

2022年 105100

2021年 127000

2020年 137400

2019年 141000

2018年 143200

2017年   462


2025年01月03日-9 花粉情報

当院HPは、過去毎年1月1日からスギ花粉飛散終了まで毎日、当初は郵便で、PC導入後は連日発信、更新して参りました。今日まで41シーズンのデータをお送りいたしました。現在は、一年を通じて発信しております。しかし、私も今年で78歳になり、体力的に厳しくなってまいりましたので、今シーズンから1月は週1回、2月1日から飛散終了まではスギ、ヒノキ花粉飛散情報として毎日、以後は週1回花粉情報として、観測結果をお届けいたします。どうかご了承下さい。


2025年01月03日-8 花粉情報

佐橋 紀男先生から昨年12月の富里のデータをいただきました。

2024年             ダーラム型(3.24cm2→1cm2)
12 スギ ヒノキ イネ型 ブタクサ ヨモギ カナムグラ その他
1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
2 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
3 1.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
6 5.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
8 0.8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
11 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
12 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
13 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
14 0.9 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0
15 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
16 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
17 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
18 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0
19 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
20 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
21 10.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
22 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
23 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
24 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
25 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
26 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
27 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
28 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
29 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
30 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
31 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合計 21.3 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0 0.6

2025年01月03日-7 花粉情報

一昨日佐橋 紀男先生(花粉情報協会:理事・事務局長)から「神栄の自動花粉捕集器を当院に設置(1月中)して下さる」とのお知らせをいただきました。当院には令和4年まで自動花粉捕集器(KH3000)が設置されていました。ところが、令和4年後半に製造元が倒産してしまい、メンテナンスができず、以後計測不可になってしまいました。今回、佐橋 紀男先生のご好意により、復活できそうです。佐橋 紀男先生および花粉情報協会の皆様には、心から感謝いたします。自動計測器は1月中に設置予定との連絡をいただきました。


2025年01月03日-6 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
1/3 0.0 0.0 0.0 ――
1月計 0.0 0.0 0.3 ――

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。

2004年以来、1月3日までにスギ花粉が初観測されたのは、9回あります。今年3日にはスギ花粉は観測されませんでした。過去に1月3日が初観測であったのは、3回(2005、2010、2017年)でした。ちなみに昨年の初観測は、1月6日でした。


2025年01月03日-5 花粉情報

当HPで用いる用語について

初観測日:花粉情報協会の規定によると、「1月1日以降、ダーラム法(又はロータリー法)で計測視野内に1個でも花粉が観測された最初の日です。」と規定されています。

飛散開始日とは、『1㎠メートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した最初の日』と定義されています。

花粉飛散情報で、「多い」「非常に多い」などの情報をTVその他で皆さんは目や耳にしていると思います。これらの意味が具体的にお判りの方はどれほどおられるでしょうか?この基準は、日本アレルギー協会がダーラム法(落下法)によるスギ花粉の測定値とスギ花粉症の方の症状から作成した基準です。

飛散レベル(落下法)について

観測花粉数(個/cm2・日) レベル
10個未満 少ない
10〜30個未満 やや多い
30〜50個未満 多い
50〜100個未満 非常に多い
100個以上 極めて多い

本HPでもスギ花粉の飛散レベルを表現するときはこの基準に従います。今後、基準の見直しが行われます。将来、変わる可能性があります。

当地のスギ花粉飛散状況(飛散開始日、最高飛散日、飛散終了日)

年度 飛散開始日 最高飛散日 飛散終了日 日数
H13(2001) 2月20日 2月21日 4月25日 65
H14(2002) 2月7日 2月7日 4月12日 65
H15(2003) 2月12日 2月13日 5月 1日 79
H16(2004) 2月20日 2月26日 4月19日 60
H17(2005) 2月22日 2月23日 5月 5日 73
H18(2006) 2月13日 2月15日 4月26日 73
H19(2007) 2月6日 2月13日 4月15日 69
H20(2008) 2月20日 2月23日 4月22日 63
H21(2009) 2月6日 2月12日 4月27日 81
H22(2010) 2月9日 2月21日 4月16日 67
H23(2011) 2月22日 2月25日 5月 4日 72
H24(2012) 2月26日 3月4日 4月25日 60
H25(2013) 2月14日 2月22日 4月13日 59
H26(2014) 2月3日 3月4日 4月24日 81
H27(2015) 2月11日 2月23日 4月20日 69
H28(2016) 2月14日 2月21日 4月17日 64
H29(2017) 2月16日 2月17日 4月26日 70
H30(2018) 2月10日 2月24日 4月26日 70
H31(2019) 2月12日 2月20日 5月5日 83
R2(2020) 2月5日 2月13日 4月6日 62
R3(2021) 2月11日 2月14日 4月15日 64
R4(2022) 2月26日 2月27日 4月24日 58
R5(2023) 2月12日 2月18日 4月24日 72
R6(2024) 2月13日 2月15 日 4月23日 70

飛散開始日は全て2月中、飛散終了は大半が4月中、飛散期は最大83日(2019年)、最小58日(2022年)、平均68.4日で、飛散期間は2ケ月強です。


2025年01月03日-4 花粉情報

スギ花粉飛散開始日(積算400到達日)の予測

元旦からの一日の最高気温を積算した積算値で、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440〜480位が開始の目安です。飛散開始日の予測は、あくまで予測ですから、予測日に必ず飛散開始となるわけではありません。従いまして、初期療法は、予測される飛散開始日の3〜7日前に開始すれば、患者様が苦しむことなく実施できます。また、飛散開始日から全ての患者様を苦しめるほどの花粉が飛散することは、必ずしも多くはありません。つまり、飛散開始したら、しばらく様子を見てから投薬しても間に合わないことはありません。

日付 1日の最高気温 この日までの積算値
1月1日 12.2 12.2
1月2日 13.9 26.1

昨年は、1日は12.5℃、2日は9.2℃で計21.7℃でした。既に今年の方が4.4℃高く推移しています。


2025年01月03日-3 花粉情報

今年の東京の飛散開始は日本気象協会の予想(2023年12月7日発表)では、2月中旬です。当地の過去の飛散開始日は、表の通りです。

スギ花粉飛散開始日(積算400到達日)

H23(2011) 2月22日(2月12日)
H24(2012) 2月26日(2月17日)
H25(2013) 2月14日(2月9日)
H26(2014) 2月3日(2月7日)
H27(2015) 2月11日(2月10日)
H28(2016) 2月14日(2月8日)
H29(2017) 2月16日(2月6日)
H30(2018) 2月10日(2月12日)
H31(2019) 2月12日(2月7日)
R2(2020) 2月5日(2月5日)
R3(2021) 2月11日(2月6日)
R4(2022) 2月26日(2月12日)
R5(2023) 2月12日(2月8日)
R6(2024) 2月12日(2月3日)

積算温度とは、元旦からの一日の最高気温を積算した積算値のことで、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440〜480℃位が開始の目安です。


2025年01月03日-2 花粉情報

初観測日

年 度 初観測日 年 度 初観測日
2023年 1月06日 2013年 1月02日
2022年 1月01日 2012年 1月02日
2021年 1月02日 2011年 1月02日
2020年 1月18日 2010年 1月03日
2019年 1月05日 2009年 1月21日
2018年 1月02日 2008年 1月11日
2017年 1月03日 2007年 1月10日
2016年 1月19日 2006年 1月22日
2015年 1月11日 2005年 1月03日
2014年 1月26日 2004年 1月04日

2022年には、スギ花粉が元旦早々に初観測日となりました。花粉観測を元旦から毎日測定するようにしたのは2004年からです。上表に示しましたように、2日が初観測の年は5年ありましたが、元旦がスギ花粉の初観測日となるのは、2004年以来2022年がはじめてです。3日が初観測日となったのは3年(2005、2010、2017)ありました。


2025年01月03日-1 花粉情報

明けましておめでとうございます。本日は、晴れ一時小雨のち曇り、久しぶりに変化の激しい天気でした。

このHPは、1997年2月1日に『慈恵医大耳鼻科花粉症のページ(PH担当:故今井 透先生、花粉観測担当:遠藤 朝彦)』として、開設され、2014年1月7日までに561万件のアクセスがありました。その後、遠藤、今井両医師が慈恵医大を定年退職したため、HPを「東京都の耳鼻科医による花粉症のページ」と改称(HP担当:永倉仁史先生、花粉観測担当:遠藤 朝彦)として継続、2017年12月1日から当院の「花粉症のページ」として継続(HP担当:遠藤 朝彦、花粉観測担当:遠藤 朝彦)と受け継がれています。当HPは昨年末までで、41年になります。今年は42シーズン目となります。ご担当の皆様、よろしくお願い申し上げます。

解説から2024年末までのアクエス数は、以下の通りです。また、昨日(2日)のアクセス数は、236件でした。

2024年 109200(2024年末まで:計886562件)

2023年 123200

2022年 105100

2021年 127000

2020年 137400

2019年 141000

2018年 143200

2017年   462


2025年01月02日-8 花粉情報

当院HPは、過去毎年11日からスギ花粉飛散終了まで毎日、当初は郵便で、PC導入後は連日発信、更新して参りました。今日まで41シーズンのデータをお送りいたしました。現在は、一年を通じて発信しております。しかし、私も今年で78歳になり、体力的に厳しくなってまいりましたので、今シーズンから1月は週1回、21日から飛散終了まではスギ、ヒノキ花粉飛散情報として毎日、スギ花粉飛散終了以後は週1回花粉情報として、観測結果をお届けいたします。どうかご了承下さい。


2025年01月02日-7 花粉情報

一昨日佐橋 紀男先生(花粉情報協会:理事・事務局長)から「神栄の自動花粉捕集器を当院に設置(1月中)して下さる」とのお知らせをいただきました。当院には令和4年まで自動花粉捕集器(KH3000)が設置されていました。ところが、令和4年後半に製造元が倒産してしまい、メンテナンスができず、八方手を尽くしましたが入手できず、以後計測不能になってしまいました。今回、佐橋 紀男先生のご好意により、復活できそうです。佐橋 紀男先生および花粉情報協会の皆様には、心から感謝いたします。


2025年01月02日-6 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
1/2 0.0 0.0 0.0 ――
1月計 0.0 0.0 0.3 ――

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。

2004年以来、1月2日までにスギ花粉が初観測されたのは、6回ありますが、今年は本日スギ花粉は観測されませんでした。


2025年01月02日-5 花粉情報

当HPで用いる用語について

初観測日:花粉情報協会の規定によると、「1月1日以降、ダーラム法(又はロータリー法)で計測視野内に1個でも花粉が観測された最初の日です。」と規定されています。

飛散開始日とは、『1㎠メートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した最初の日』と定義されています。

花粉飛散情報で、「多い」「非常に多い」などの情報をTVその他で皆さんは目や耳にしていると思います。これらの意味が具体的にお判りの方はどれほどおられるでしょうか?この基準は、日本アレルギー協会がダーラム法(落下法)によるスギ花粉の測定値とスギ花粉症の方の症状から作成した基準です。

飛散レベル(落下法)について

観測花粉数(個/cm2・日) レベル
10個未満 少ない
10〜30個未満 やや多い
30〜50個未満 多い
50〜100個未満 非常に多い
100個以上 極めて多い

本HPでもスギ花粉の飛散レベルを表現するときはこの基準に従います。今後、基準の見直しが行われます。将来、変わる可能性があります。

当地のスギ花粉飛散状況(飛散終了日)

年度 飛散開始日 最高飛散日 飛散終了日 日数
H13(2001) 2月20日 2月21日 4月25日 65
H14(2002) 2月7日 2月7日 4月12日 65
H15(2003) 2月12日 2月13日 5月 1日 79
H16(2004) 2月20日 2月26日 4月19日 60
H17(2005) 2月22日 2月23日 5月 5日 73
H18(2006) 2月13日 2月15日 4月26日 73
H19(2007) 2月6日 2月13日 4月15日 69
H20(2008) 2月20日 2月23日 4月22日 63
H21(2009) 2月6日 2月12日 4月27日 81
H22(2010) 2月9日 2月21日 4月16日 67
H23(2011) 2月22日 2月25日 5月 4日 72
H24(2012) 2月26日 3月4日 4月25日 60
H25(2013) 2月14日 2月22日 4月13日 59
H26(2014) 2月3日 3月4日 4月24日 81
H27(2015) 2月11日 2月23日 4月20日 69
H28(2016) 2月14日 2月21日 4月17日 64
H29(2017) 2月16日 2月17日 4月26日 70
H30(2018) 2月10日 2月24日 4月26日 70
H31(2019) 2月12日 2月20日 5月5日 83
R2(2020) 2月5日 2月13日 4月6日 62
R3(2021) 2月11日 2月14日 4月15日 64
R4(2022) 2月26日 2月27日 4月24日 58
R5(2023) 2月12日 2月18日 4月24日 72
R6(2024) 2月13日 2月15 日 4月23日 70

飛散開始日は全て2月中、飛散終了は大半が4月中、飛散期は最大83日(2019年)、最小58日(2022年)、平均68.4日で、飛散期間は2ケ月強です。


2025年01月02日-4 花粉情報

スギ花粉飛散開始日(積算400到達日)の予測

元旦からの一日の最高気温を積算した積算値で、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440〜480位が開始の目安です。飛散開始日の予測は、あくまで予測ですから、予測日に必ず飛散開始となるわけではありません。あくまで目安です。従いまして、初期療法は、予測される飛散開始日の3〜7日前に開始すれば、患者様が苦しむことなく実施できます。また、飛散開始日から全ての患者様を苦しめるほどの花粉が飛散することは、必ずしも多くはありません。つまり、飛散開始したら、しばらく様子を見てから投薬しても間に合わないことはありません。


2025年01月02日-3 花粉情報

今年の東京の飛散開始は日本気象協会の予想(2023年12月7日発表)では、2月中旬です。当地の過去の飛散開始日は、表の通りです。

スギ花粉飛散開始日(積算400到達日)

H23(2011) 2月22日(2月12日)
H24(2012) 2月26日(2月17日)
H25(2013) 2月14日(2月9日)
H26(2014) 2月3日(2月7日)
H27(2015) 2月11日(2月10日)
H28(2016) 2月14日(2月8日)
H29(2017) 2月16日(2月6日)
H30(2018) 2月10日(2月12日)
H31(2019) 2月12日(2月7日)
R2(2020) 2月5日(2月5日)
R3(2021) 2月11日(2月6日)
R4(2022) 2月26日(2月12日)
R5(2023) 2月12日(2月8日)
R6(2024) 2月12日(2月3日)

積算温度とは、元旦からの一日の最高気温を積算した積算値のことで、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440〜480℃位が開始の目安です。


2025年01月02日-2 花粉情報

初観測日

年 度 初観測日 年 度 初観測日
2023年 1月06日 2013年 1月02日
2022年 1月01日 2012年 1月02日
2021年 1月02日 2011年 1月02日
2020年 1月18日 2010年 1月03日
2019年 1月05日 2009年 1月21日
2018年 1月02日 2008年 1月11日
2017年 1月03日 2007年 1月10日
2016年 1月19日 2006年 1月22日
2015年 1月11日 2005年 1月03日
2014年 1月26日 2004年 1月04日

2022年には、スギ花粉が元旦早々に初観測日となりました。花粉観測を元旦から毎日測定するようにしたのは2004年からです。上表に示しましたように、2日が初観測の年は5年ありましたが、元旦がスギ花粉の初観測日となるのは、2004年以来2022年がはじめてです。


2025年01月02日-1 花粉情報

明けましておめでとうございます。2025年1月2日、当地は快晴です。

このHPは、1997年2月1日に『慈恵医大耳鼻科花粉症のページ(PH担当:故今井 透先生、花粉観測担当:遠藤 朝彦)』として、開設され、2014年1月7日までに561万件のアクセスがありました。その後、遠藤、今井両医師が慈恵医大を定年退職したため、HPを「東京都の耳鼻科医による花粉症のページ」と改称(HP担当:永倉仁史先生、花粉観測担当:遠藤 朝彦)として継続、2017年12月1日から当院の「花粉症のページ」として継続(HP担当:遠藤 朝彦、花粉観測担当:遠藤 朝彦)と受け継がれています。当HPは昨年末までで、41年になります。今年は42シーズン目となります。ご担当の皆様、よろしくお願い申し上げます。

開設から2024年末までのアクエス数は、以下の通りです。また、昨日(元旦)のアクセス数は、268件でした。

2024年 109200(2024年末まで:計886562件)

2023年 123200

2022年 105100

2021年 127000

2020年 137400

2019年 141000

2018年 143200

2017年   462


2025年01月01日-8 花粉情報

当院HPは、過去毎年11日からスギ花粉飛散終了まで毎日、当初は郵便で、PC導入後は連日発信、更新して参りました。今日まで41シーズンのデータをお送りいたしました。現在は、一年を通じて発信しております。しかし、私も今年で78歳になり、体力的に厳しくなってまいりましたので、今シーズンから1月は週1回、21日から飛散終了までは毎日スギ、ヒノキ花粉飛散情報として毎日、以後は週1回花粉情報として、観測結果をお届けいたします。どうかご了承下さい


2025年01月01日-7 花粉情報

一昨日佐橋 紀男先生(花粉情報協会:理事・事務局長)から「神栄の自動花粉捕集器を当院に設置(1

月中)して下さる」とのお知らせをいただきました。当院には令和4年まで自動花粉捕集器(KH3000)が設置されていました。ところが、令和4年後半に製造元が倒産してしまい、メンテナンスができず、以後計測不可になってしまいました。今回、佐橋 紀男先生のご好意により、復活できそうです。佐橋 紀男先生および花粉情報協会の皆様には、心から感謝いたします。


2025年01月01日-6 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
1/1 0.0 0.0 0.3 ――
1月計 0.0 0.0 0.3 ――

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2でした。

その他の花粉はイタドリ(タデ科ソバカヅラ属)と思われます。自動計測器はまだ設置されていません。


2025年01月01日-5 花粉情報

当HPで用いる用語について

初観測日:花粉情報協会の規定によると、「1月1日以降、ダーラム法(又はロータリー法)で計測視野内に1個でも花粉が観測された最初の日です。」と規定されています。

飛散開始日とは、『1㎠メートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した最初の日』と定義されています。

花粉飛散情報で、「多い」「非常に多い」などの情報をTVその他で皆さんは目や耳にしていると思います。これらの意味が具体的にお判りの方はどれほどおられるでしょうか?この基準は、日本アレルギー協会がダーラム法(落下法)によるスギ花粉の測定値とスギ花粉症の方の症状から作成した基準です。

飛散レベル(落下法)について

観測花粉数(個/cm2・日) レベル
10個未満 少ない
10〜30個未満 やや多い
30〜50個未満 多い
50〜100個未満 非常に多い
100個以上 極めて多い

本HPでもスギ花粉の飛散レベルを表現するときはこの基準に従います。今後もこの基準の見直しは行われますので、将来変わる可能性があります。私の経験では、「極めて多い」レベルになると服薬では、症状が抑えられなくなる可能性が大です。「マスクを2重にする」「外出を避ける」などの対策をお願いします。

当地のスギ花粉飛散状況(飛散開始日、最高飛散日、飛散終了日)

年度 飛散開始日 最高飛散日 飛散終了日 日数
H13(2001) 2月20日 2月21日 4月25日 65
H14(2002) 2月7日 2月7日 4月12日 65
H15(2003) 2月12日 2月13日 5月 1日 79
H16(2004) 2月20日 2月26日 4月19日 60
H17(2005) 2月22日 2月23日 5月 5日 73
H18(2006) 2月13日 2月15日 4月26日 73
H19(2007) 2月6日 2月13日 4月15日 69
H20(2008) 2月20日 2月23日 4月22日 63
H21(2009) 2月6日 2月12日 4月27日 81
H22(2010) 2月9日 2月21日 4月16日 67
H23(2011) 2月22日 2月25日 5月 4日 72
H24(2012) 2月26日 3月4日 4月25日 60
H25(2013) 2月14日 2月22日 4月13日 59
H26(2014) 2月3日 3月4日 4月24日 81
H27(2015) 2月11日 2月23日 4月20日 69
H28(2016) 2月14日 2月21日 4月17日 64
H29(2017) 2月16日 2月17日 4月26日 70
H30(2018) 2月10日 2月24日 4月26日 70
H31(2019) 2月12日 2月20日 5月5日 83
R2(2020) 2月5日 2月13日 4月6日 62
R3(2021) 2月11日 2月14日 4月15日 64
R4(2022) 2月26日 2月27日 4月24日 58
R5(2023) 2月12日 2月18日 4月24日 72
R6(2024) 2月13日 2月15 日

飛散開始日は全て2月中、飛散終了は大半が4月中、最大飛散日は、飛散開始直後が多く、飛散期は最大83日(2019年)、最小58日(2022年)、平均68.4日で、飛散期間は2ケ月強です。


2025年01月01日-4 花粉情報

スギ花粉飛散開始日(積算400到達日)の予測

元旦からの一日の最高気温を積算した積算値で、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440〜480位が開始の目安です。飛散開始日の予測は、あくまで予測ですから、予測日に必ず飛散開始となるわけではありません。あくまで目安です。従いまして、初期療法は、予測される飛散開始日の3〜7日前に開始すれば、患者様が苦しむことなく実施できます。また、飛散開始日から全ての患者様を苦しめるほどの花粉が飛散することは、必ずしも多くはありません。つまり、飛散開始したら、しばらく様子を見てから投薬しても間に合わないことはありません。


2025年01月01日-3 花粉情報

今年の東京の飛散開始は日本気象協会の予想(2023年12月7日発表)では、2月中旬です。当地の過去の飛散開始日は、表の通りです。

スギ花粉飛散開始日(積算400到達日)

H23(2011) 2月22日(2月12日)
H24(2012) 2月26日(2月17日)
H25(2013) 2月14日(2月9日)
H26(2014) 2月3日(2月7日)
H27(2015) 2月11日(2月10日)
H28(2016) 2月14日(2月8日)
H29(2017) 2月16日(2月6日)
H30(2018) 2月10日(2月12日)
H31(2019) 2月12日(2月7日)
R2(2020) 2月5日(2月5日)
R3(2021) 2月11日(2月6日)
R4(2022) 2月26日(2月12日)
R5(2023) 2月12日(2月8日)
R6(2024) 2月12日(2月3日)

積算温度とは、元旦からの一日の最高気温を積算した積算値で、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440〜480℃位が開始の目安です。


2025年01月01日-2 花粉情報

初観測日

表:初観測日

年 度 初観測日 年 度 初観測日
2023年 1月06日 2013年 1月02日
2022年 1月01日 2012年 1月02日
2021年 1月02日 2011年 1月02日
2020年 1月18日 2010年 1月03日
2019年 1月05日 2009年 1月21日
2018年 1月02日 2008年 1月11日
2017年 1月03日 2007年 1月10日
2016年 1月19日 2006年 1月22日
2015年 1月11日 2005年 1月03日
2014年 1月26日 2004年 1月04日

2022年には、スギ花粉が元旦早々に初観測日となりました。花粉観測を元旦から毎日測定するようにしたのは2004年からです。上表にしめしましたように、2日が初観測の年は5年ありましたが、元旦がスギ花粉の初観測日となるのは、2004年以来はじめてです。


2025年01月01日-1 花粉情報

2025年元旦の当地は快晴です。明けましておめでとうございます。

このHPは、1997年2月1日に『慈恵医大耳鼻科花粉症のページ(PH担当:故今井 透先生、花粉観測担当:遠藤 朝彦)』として、開設され、2014年1月7日までに561万件のアクセスがありました。その後、遠藤、今井両医師が慈恵医大を定年退職したため、HPを「東京都の耳鼻科医による花粉症のページ」と改称(HP担当:永倉仁史先生、花粉観測担当:遠藤 朝彦)として継続、2017年12月1日から当院の「花粉症のページ」として継続(HP担当:遠藤 朝彦、花粉観測担当:遠藤 朝彦)と受け継がれています。当HPは昨年末までで、41年になり、本日から42シーズン目となります。ご担当の皆様、よろしくお願い申し上げます。

今日までのアクエス数は、以下の通りです。

2024年 109200(2024年末まで:計886562件)

2023年 123200

2022年 105100

2021年 127000

2020年 137400

2019年 141000

2018年 143200

2017年   462