日: 2024年6月17日

2024年06月17日-7 花粉情報

測定結果(6/3〜9)

 

 

 

 

 

 

6/3〜9 0.3 0.3 0.3 2.8 0.9 7.1 0.0 5.5 0.0 0.0 0.0 5.5 16.6
10〜16 0.0 0.3 0.0 0.6 0.3 0.9 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 5.6 8.0
6月計 0.6 0.6 0.3 3.4 1.2 9.5 0.3 5.5 0.0 0.0 0.0 16.0 23.2

2024年06月17日-6 花粉情報

梅雨から夏の落下花粉総数

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
5月2週 291.4 224.6 201.2 148.7 179.3
3週 92.5 50.6 118.6 189.3 95.3
4週 152.7 180.2 132.5 126.4 113.0
6月1週 74.0 46.2 65.7 51.2 29.7
2週 57.1 39.2 11.1 18.5 16.6
3週 16.6 9.2 13.0 0.3 8.0
4週 3.7 9.3 9.3 8.5  
7月1週 5.3 1.5 12.7 8.6  
2週 2.8 3.7 5.2 5.2  
3週 0.9 2.1 0.9 1.9  
4週 0.9 4.9 1.5 4.3  
5週 1.5   0.6 0.9  

毎年、6月になりますと減少傾向に、3週頃から落下花粉数は大幅に減少します。昨年の6月5日から11日の1週間はイネ科、ブナ科、ニレ科、マツ型の花粉が計18.5個/cm2観測されました。第3週は、6月7日に梅雨入りしたことも影響して、僅か0.3個/cm2しか観測されませんでした。


2024年06月17日-5 花粉情報

平成6年の梅雨から夏の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブナ科 カバノキ科 ニレ科 マツ型 その他 総計
6/1〜2 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 4.9 6.6
6/3〜6/9 0.3 0.3 0.9 2.8 0.3 0.0 7.1 5.5 16.6
6/10〜6/16 0.0 0.3 0.3 0.6 0.0 0.3 0.9 5.6 8.0
6/17〜6/23 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
6/24〜6/30 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/1〜7/7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/8〜7/14 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/10〜7/16 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/15〜7/21 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/22〜7/28 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/29〜7/4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合計 0.6 0.6 1.2 3.4 0.3 0.3 9.5 16.0 31.2

6月は、少数ですが、主にイネ科、ブナ科が飛散します。花粉は春ほど飛散しません。そこで、週1回日曜日に観測して結果をお届けします。

6月1日:松はクロマツ0.3個/cm2、トウヒ0.6個/cm2、その他はシソ科ウツボグサが0.3個/cm2、カツラ科カツラが0.3個/cm2、マキ科ナギが2.5個/cm2、バラ科シモツケが0.6個/cm2、識別不能0.6個/cm2でした。

6月2日:スギ0.3個/cm2、トウヒ0.3個/cm2、チョウセンゴヨウ0.3個/cm2、ナギ0.3個/cm2、識別不能0.3個/cm2

でした。

6月3〜9日:スギ、ヒノキがそれぞれ0.3個/cm2その他の花粉が5.5個/cm2でしたが、その他には、イチョウ0.3個/cm2、エゴノキ0.6個/cm2、ヤマグア0.6個/cm2、ヤエムグラ0.6個/cm2、ナギ0.3個/cm2を含み、識別不能は3.1個/cm2でした。

3〜9日1週間の降水量は71.5mm、日照時間は43.0時間でした。

6月10〜16日:ヒノキ0.3個/cm2、スズメノテッポウ0.3個/cm2、イヌブナ0.6個/cm2、ヤマグア0.3個/cm2、シナノキ0.3個/cm2 、キャラボク0.6個/cm2、カツラ0.3個/cm2、ナギ0.6個/cm2、ドロノキ0.3個/cm2、ミチヤナギ0.3個/cm2、エノキ0.9個/cm2でした。飛散花粉が徐々に変わっているようです。識別不能は1.1個/cm2でした。

10〜16日1週間の降水量は23.0mm、日照時間は52.8時間でした。


2024年06月17日-4 花粉情報

6月、日々の天気(気象庁:東京)

月日 降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
10日 17.0 20.7 0.7 曇り〜雨〜晴れ
11日 24.0 12.8 晴れ時々薄曇り
12日 0.0 24.6 10.4 曇り〜晴れ〜曇り
13日 22.6 1.6 曇り一時晴れ
14日 25.9 12.5 晴れ
15日 0.5 24.8 8.0 曇り時々雨
16日 5.5 23.7 6.8  

2024年06月17日-3 花粉情報

ダニアレルギー対策において最の重要なことは、「室内のダニを如何に減らすか」です。つまり、ダニアレルギーは、ダニが存在しなければ、発症することもありません。ダニの発育に最適な温室度は、気温25〜28℃、湿度60〜80%です。つまり、好発期は梅雨の前後と秋雨の時期です。人や動物が落とすフケやアカ,食べ物のかす,カビ等をエとしています。 他のダニの体液やネズミの血を吸うものもいます。産卵場所は家屋内のダニは暗いところを好みます。 畳,じゅうたん,寝具,衣類,ぬいぐるみなどに潜って産卵します。したがって、産卵場所や餌を与えないためには、梅雨入り前に大掃除や衣替えを済ませておくことが極めて重要です。今年は、梅雨入りが遅れて今だに梅雨入りしていませんが、本来ならば、ゴールデンウィークに大掃除や衣替えを済ませておくと良いと思われます。


2024年06月17日-2 花粉情報

ダニは世界中のいたるところに生息し、30〜50万種いると考えられています。これらの中には、人の親指ほどもある大きなダニもいますが、ほとんどは肉眼では見えない程小さく、環境に適応する力が非常に高く、特に人間の住む環境は、ダニにとっても快適です。気温25〜28℃、湿度60〜80%が最適。ダニアレルギーの代表的な原因(アレルゲン)はヤケヒョウダニやコナヒョウダニで、これらの死骸、糞、フケに晒されることによって感作、発症にいたります。しかし、ダニにさらされた全ての人にアレルギーが生じるわけではありません。遺伝的にアレルギーを起こしやすい素因(体質)を持つ人に発症リスクが高いと言えます。つまり、花粉症の治療上、最も大切なことは何かと言うと、正確な診断です。間違った診断では、いかなる治療も効果が得られる可能性はありません。


2024年06月17日-1 花粉情報

アレルギーの代表的な原因としてダニが注目される要因として、繁殖力の大きさが挙げられます。ダニの寿命は2〜3ヶ月です。しかし、ダニは生涯に50〜100個の卵を産みます。これらの卵は1ヶ月ほどで成虫になります。つまり、次々に繁殖しますので、つがいのダニは条件が良いと2ヶ月で3000匹にもなります。しかも、人の目に止まらない場所に生息します。つまり、発育する前に、排除しておくことが、大事です。今年は記録的に梅雨入りが遅くなっています(今週末?)。今なら、まだ間に合います。衣替え、大掃除を実施して下さい。