日: 2023年9月1日

2023年9月1日-3 花粉情報

昨年9月の当地の観測花粉数は以下の通りです。

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他 総計
8/29〜9/4 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.6 0.9 2.1
9/5〜9/11 0.0 0.0 0.0 10.8 0.0 0.6 3.1 14.5
9/12〜9/18 0.0 0.0 1.5 10.2 2.5 1.2 6.2 21.6
9/19〜9/25 0.0 0.0 2.1 2.5 1.7 0.6 13.8 20.7
9/26〜10/2 0.0 0.0 4.6 2.2 1.9 4.9 26.5 40.1
0.0 0.0 8.5 26.0 6.1 8.9 50.5 99.0

前半はブタクサ属(キク科)、後半はイネ科が目立ちましたが、少数であることは明らかでした。

 


2023年9月1日-2 花粉情報

今年の7〜8月は大変暑く、日照時間も過去最長でした。

年月 平均気温・日照時間
7月気温 8月気温 7+8月

日照時間

2023 28.7 29.2 472.7
2022 27.4 27.5 326.8
2021 25.9 27.4 335.8
2020 24.3 29.1 302.4
2019 24.1 28.4 268.9
2018 28.3 28.1 444.6
2017 27.3 26.4 272.8
2016 25.4 27.1 300.2
2015 26.2 26.7 319.1
2014 26.8 27.7 356.5
2013 27.3 29.2 374.0

この暑さ、日照時間の長さが来春のスギ花粉飛散数にどのように影響するか、注意深く観察したいと思います。


2023年9月1日-1 花粉情報

9月です。9月には当地では、イネ科(イネ、ハルガヤ、オオアワガエリなど)、キク科(ブタクサ、オオブタクサ、ヨモギ、ニガヨモギ、ブタクサモドキ、フランスギク、タンポポ、アキノキリンソウ、オナモミなど)、アサ科(カナムグラ)などの花粉が飛散しますが、どれも背が低い草花で、花粉の飛散距離が短く、狭い範囲しか飛散しないため、飛散花粉数も少ないので、多くの場合近燐のみで発症します。9月に症状が最も強い方は、念頭に入れておく必要があります。