2022年11月10日-3 花粉情報
晴れて夜間は北風が吹き、気温は低く(午前5時:11.5℃)、乾燥がすすみました。日中は気温が上がり、午後2時には21.5℃を記録しました。昼過ぎに一時曇りましたが直ぐによく晴れて、その後は曇ることもなく、暖かな日中でした。
晴れて夜間は北風が吹き、気温は低く(午前5時:11.5℃)、乾燥がすすみました。日中は気温が上がり、午後2時には21.5℃を記録しました。昼過ぎに一時曇りましたが直ぐによく晴れて、その後は曇ることもなく、暖かな日中でした。
プレパラートは本日も昨日同様汚れがなく、本日はヒマラヤスギ(マツ科ヒマラヤスギ属)も0.9個/cm2でした。昨年のヒマラヤスギの初観測は11月3日でしたが今年はやや遅れて8日が初観測でした。
本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉14.5個/cm2でした。
○観測結果(個/cm2/日:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/10 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 13.0 | 0.0 | 0.0 | 1.2 |
11月計 | 0.9 | 0.0 | 0.3 | 13.3 | 0.0 | 0.0 | 3.9 |
その他の花粉の多く(13.0個/cm2)はキク科のセイダカアワダチソウでした。
11月に入って晴れが続いています。そのため大気の乾燥が進んでもいます。渇きは、粘膜、皮膚にダメージを与え、様々な障害の原因になります。粘膜に障害が生じるとアレルギーの原因である抗原が粘膜内に侵入しやすくなり、結果症状の悪化がもたらされます。幸い、冬は大気中の原因が少なく、スギ花粉症のように大発生はしませんが、冬の粘膜のダメージを春に残すと花粉症の発症、悪化につながります。今冬はぜひ、乾燥対策をしてください。
未明から晴れて北風が吹き、気温は低く(午前6時:12.0℃)、乾燥しました。日中は気温が上がり、午後2時には18.5℃を記録しました。1日よく晴れて、曇ることもありませんでしたが、気温はやや低い一日でした。
プレパラートは本日も昨日同様汚れがなく、本日はヒマラヤスギ(マツ科ヒマラヤスギ属)も0.0個/cm2でした。昨年のヒマラヤスギの初観測は11月3日でしたが今年はやや遅れて昨日初観測でした。
本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2でした。
○観測結果(個/cm2/日:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/09 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 |
11月計 | 0.9 | 0.0 | 0.3 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 2.7 |
今年は落下花粉が少なく、ヒマラヤスギも昨年より5日遅れて観測されました。理由はまだ判明しませんが、近隣でビル工事が行われており、高層ビルなので、風の吹く方向が昨年と異なるのかもしれません。今後、検討したいと思います。
2022年10月06日に日本気象協会は2023年春の花粉飛散予測(第1報)を発表しました。
九州から東北で前シーズンより多く、特に四国・近畿・関東甲信で非常に多い見込み
九州から中国では例年並み、近畿から東北にかけて例年より多い予想
特に東京都は例年比150%以上、前シーズン比200%以上と予想しています。千代田区の花粉飛散量(スギ+ヒノキ)を1万弱と予想しています。これらの予測から当地の予測値を求めますと8千から1万個/cm2(今シーズンの2〜2.5倍)と推測されます。近年では、超大量飛散です。今後、修正される可能性もありますが、花粉症の皆様は対策を早めに専門医と相談されることをお勧めします。
未明から晴れて北風が吹き、気温は低く(午前6時:12.0℃)、乾燥しました。日中は気温が上がり、午後2時には21.5℃を記録しました。
プレパラートは本日も昨日同様汚れがなく、その他の花粉としてヒマラヤスギ(マツ科ヒマラヤスギ属)が0.9個/cm2観測されました。昨年のヒマラヤスギの初観測は11月3日でしたが今年はやや遅れて本日初観測でした。
本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.9個/cm2でした。
○観測結果(個/cm2/日:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/08 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.9 |
11月計 | 0.9 | 0.0 | 0.3 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 2.4 |
今年は落下花粉が少なく、ヒマラヤスギも昨年より5日遅れて観測されました。理由はまだ判明しませんが、近隣でビル工事が行われており、高層ビルなので、風の吹く方向が昨年と異なるのかもしれません。今後、検討したいと思います。
本日も、昨日に続いて良く晴れました。気温もやや高く、明け方から昼に向けて大気の乾燥が進みました。乾燥が進むと鼻粘膜の機能は低下します。乾ききらないように気をつけましょう。
未明から晴れたものの北風が吹き、気温は低く(午前6〜7時:11.0℃)、日中も気温はさほど上がらず、強く乾燥したため、体感的にはやや寒く、気温は午後2時の18.0℃が最高でした。
○11月7日(月):プレパラートは本日も昨日同様汚れがなく、昨年はその他の花粉としてマツ型花粉が観測されましたが、今年はこのマツ型花粉も観測されません。
本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。
○観測結果(個/cm2/日:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/07 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
11月計 | 0.9 | 0.0 | 0.3 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 1.5 |
今年は落下花粉が少なく、ヒマラヤスギも観測されていません。理由はまだ判明しませんが、近隣でビル工事が行われており、高層ビルなので、風の吹く方向が昨年と異なるのかもしれません。今後、検討したいと思います。
11月はその他の花粉が僅かに観測されますが、例年落下花粉の少ない時期です。今年は6日まで,スギ花粉、ブタクサ花粉を含めても、わずかに計2.7個/cm2のみでした。したがって、この季節に当地に居住する人が発症した場合、室内塵アレルギーまたは乾燥冷気による過敏症状のチェックは欠かせません。
未明から晴れたものの北風が吹き、気温は低く(午前6〜7時:11.0℃)、日中も気温はさほど上がらず、強く乾燥したため、体感的にはやや寒く、気温は午後2時の18.0℃が最高でした。
プレパラートは本日も昨日同様汚れがなく、昨年はその他の花粉としてマツ型花粉が観測されました。今年はこの、マツ型花粉も観測されません。佐橋 紀男先生に一昨年いただいたアドバイスによりますとこの時期には、マツ科ヒマラヤスギ属のヒマラヤスギが飛散するそうです。トウヒとよく似ていますが、トウヒはマツ科トウヒ属、雌雄同株で6月頃に開花するそうです。昨年、ヒマラヤスギ花粉症と思われる患者様を拝察することはありませんでしたが、ヒマラヤスギは当地で11/3から11/25の間に、14.2個/cm2観測されました。
本日の測定結果、スギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2でした。
○観測結果(個/cm2/日:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/06 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 |
11月計 | 0.9 | 0.0 | 0.3 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 1.2 |
今年は落下花粉が少なく、ヒマラヤスギも観測されていません。理由はまだ判明しませんが、近隣でビル工事が行われており、高層ビルなので、風の吹く方向が昨年と異なるのかもしれません。今後、検討したいと思います。
昨年の11月上旬は比較的その他の花粉が観測されました(5日まで6.8個/cm2)。今年は5日までわずかに1.2個/cm2で、昨年の1/5しか観測されません。今後、どうなるか気になる所です。
未明から晴れたり、曇ったりの天気が続きましたが。気温はやや低く(午前6時:13.0℃)、日中も晴れたものの、気温はさほど上がりませんでした(午後1時:16.5℃)。その後も晴れから夕方には曇り、夜になって再び晴れました。
プレパラートの汚れもなく、花粉はスギ花粉が0.0個/cm2、ヒノキ花粉も0.0個/cm2、ブタクサ花粉も0.0個/cm2でした。今年は2日連続のスギ花粉観測はありませんでした。
○観測結果(個/cm2/日:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/05 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
11月計 | 0.6 | 0.0 | 0.3 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.9 |
昨日は11月に入ってはじめてスギ花粉が観測されました。11月にスギ花粉が最初に観測された日が11月4日であったのは、これで4年続けてということになりました。昨年は11月5日にも観測され、2日続きました。
昨日に続いて未明から晴れが続きましたが、気温はやや低く(午前5〜6時:13.0℃)、日中も晴れたものの、気温はさほど上がりませんでした(午後1時:20.5℃)。夕方からは予報通り曇り、夜には小雨でした。
プレパラートの汚れもなく、花粉はスギ花粉が0.6個/cm2、ブタクサ花粉が0.3個/cm2観測されました。ことしも11月最初にスギ花粉が観測されたのは、本日(4日)でした。10月最初の観測日が4日なのは、これで4年続けてということになりました。
○観測結果(個/cm2/日:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/04 | 0.6 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
11月計 | 0.6 | 0.0 | 0.3 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.9 |
過去3年、11月にスギ花粉が最初に観測されたのは4日で同じ日でした(偶然と思われますが)。本日も朝からよく晴れていますので、スギ花粉が観測されるかも知れません。
未明から晴れが続き、朝に一時曇りましたが、その後は晴れ、気温も上がり(午後2時:24.5℃)、昼前から南寄りの風がやや強く吹き、大変暖かな1日でした。
昨日に続き晴れて、プレパラートは昨日同様に汚れがなく(休日で交通量が少ないため)なりました。本日の測定結果はその他の花粉が0.6個/cm2観測されましたが、スギ花粉、ヒノキ花粉は0.0個/cm2でした。
○観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/03 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.6 |
11月計 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.9 |
昨年11月にスギ花粉が観測されたのは、 4日が最初、続いて5日でした。令和元年、2年も4日でした。本日は昨日に続き晴れて、気温も日中23.0℃まで上昇するとの予報です。今年は本日、飛散するかも知れません。
未明には曇り一時小雨でしたが、明け方には晴れて。思いの外気温が上がり午前5時に13.0℃、12時には20.0℃を超えました。 昼過ぎも晴れて気温は午後2時に21.5℃まで上がり、日中晴れが続きました。
昨日同様にプレパラートの汚れはほとんどなく、観測は容易でしたが、花粉は観測されませんでした。本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。
○観測結果(個/cm2/日:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/02 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
スギ・ヒノキ花粉の計測は、落下法と自動計測(KH3000)で行います。その測定値の評価、表現につきましては下表に従います。自動計測機器(KH3000)は現在株式会社大和製作所においてオーバーホール中です。済み次第当院に設置、測定を開始(12月1日を予定)いたします。
○落下法と自動計測
スギ花粉の計測には、落下法と自動計測があります。
ランク | ダーラム法(個/cm2・日) | 花粉自動測定器(個/m3) |
少ない | 10個未満 | 4個未満 |
やや多い | 10個以上~30個未満 | 4個以上~12個未満 |
多い | 30個以上~50個未満 | 12個以上~20個未満 |
非常に多い | 50個以上~100個未満 | 20個以上~40個未満 |
極めて多い | 100個以上 | 40個以上 |
※この表は飛散花粉数と花粉症の症状を解析して定めた日本アレルギー協会の基準を参考に、東京都が 過去のダーラム法による測定結果と花粉自動測定器の測定結果を解析して、作成しました。(平成19年に導入)
未明まで晴れていましたが明け方から曇りとなり、日中は曇りが続きました。気温は思いの外下がらず、明け方は13.0〜13.5℃昼前から夕方には17.0℃になりました。午後は小雨が降り続きました。
本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2でした。本日から一日単位の観測なので、プレパラートの汚れがほとんどなく、観測が容易でした。
○観測結果(個/cm2/日:2020年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/01 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 |
観測された花粉は、その他の花粉0.3個/cm2のみでした。
11月から連日観測しましたのは、平成30年からでした。11月の飛散数と翌シーズンの飛散数の結果は、表の通りです。
スギ | ヒノキ | その他 | 翌年のスギ飛散数 | |
平成30年 | 9.6 | 0.0 | 23.1 | 4867.8 |
令和 元年 | 5.8 | 0.0 | 22.1 | 2466.7 |
令和 2年 | 3.0 | 0.0 | 26.9 | 3913.2 |
令和 3年 | 7.0 | 0.0 | 19.5 | 3838.8, |
令和元年の2〜4月のスギ花粉飛散数は、4867.8個/cm2、令和2年は2466.7個/cm2、令和3年3913.2個/cm2、令和4年3838.8個/cm2でした。翌年春の飛散量と関わりがあるようにも、ないようにも見えます。今後、データを積み重ねたいと思います。
波乱万丈の一年、新型コロナとの戦いは3年目に入ります。問題はまだ解決していません。しかし、スギ、ヒノキ花粉も否応なしに飛散します。備えは固めなければなりません。そこで、今年も11月から花粉観測を連日行うことにいたしました。
・飛散レベル(落下法)について
花粉飛散情報で、「多い」「非常に多い」などの情報をTVその他で皆さんは目や耳にしていると思います。これらの意味が具体的にお判りの方はどれほどおられるでしょうか?この基準は、日本アレルギー協会がダーラム法(落下法)によるスギ花粉の測定値とスギ花粉症の方の症状から作成した基準です。
観測花粉数(個/cm2・日) | レベル |
10個未満 | 少ない |
10〜30個未満 | やや多い |
30〜50個未満 | 多い |
50〜100個未満 | 非常に多い |
100個以上 | 極めて多い |
本HPでもスギ花粉の飛散レベルを表現するときはこの基準に従います。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について