日: 2022年11月1日

2022年11月1日-4 花粉情報

未明まで晴れていましたが明け方から曇りとなり、日中は曇りが続きました。気温は思いの外下がらず、明け方は13.0135℃昼前から夕方には17.0℃になりました。午後は小雨が降り続きました。


2022年11月1日-3 花粉情報

本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2でした。本日から一日単位の観測なので、プレパラートの汚れがほとんどなく、観測が容易でした。

○観測結果(個/cm2/日:2020年)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
11/01 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3

観測された花粉は、その他の花粉0.3個/cm2のみでした。


2022年11月1日-2 花粉情報

11月から連日観測しましたのは、平成30年からでした。11月の飛散数と翌シーズンの飛散数の結果は、表の通りです。

  スギ ヒノキ その他 翌年のスギ飛散数
平成30年 9.6 0.0 23.1 4867.8
令和 元年 5.8 0.0 22.1 2466.7
令和 2年 3.0 0.0 26.9 3913.2
令和 3年 7.0 0.0 19.5 3838.8,

令和元年の2〜4月のスギ花粉飛散数は、4867.8個/cm2、令和2年は2466.7個/cm2、令和3年3913.2個/cm2、令和4年3838.8個/cm2でした。翌年春の飛散量と関わりがあるようにも、ないようにも見えます。今後、データを積み重ねたいと思います。


2022年11月1日-1 花粉情報

波乱万丈の一年、新型コロナとの戦いは3年目に入ります。問題はまだ解決していません。しかし、スギ、ヒノキ花粉も否応なしに飛散します。備えは固めなければなりません。そこで、今年も11月から花粉観測を連日行うことにいたしました。

・飛散レベル(落下法)について

花粉飛散情報で、「多い」「非常に多い」などの情報をTVその他で皆さんは目や耳にしていると思います。これらの意味が具体的にお判りの方はどれほどおられるでしょうか?この基準は、日本アレルギー協会がダーラム法(落下法)によるスギ花粉の測定値とスギ花粉症の方の症状から作成した基準です。

観測花粉数(個/cm2・日) レベル
10個未満 少ない
10〜30個未満 やや多い
30〜50個未満 多い
50〜100個未満 非常に多い
100個以上 極めて多い

本HPでもスギ花粉の飛散レベルを表現するときはこの基準に従います。


2022年10月31日-2 花粉情報

昨日に続いて未明から晴れて、未明から明け方は北風が吹き、12.0℃とやや寒いくらいでしたが、日中は気温が上昇しました(午後1時:19.5)が、湿度が低く(午後13時:46%)なりました。明日も乾燥に注意が必要のようで


2022年10月31日-1 花粉情報

本日の観測数は以下の通りです。

  観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
2022 8/1〜10/30 3.0 0.0 12.1 28.4 6.1 9.1 72.6
2022 10/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
2022 8/1〜10/31 3.0 0.0 12.1 28.4 6.1 9.1 72.6

本日、観測された花粉は0.0個/cm2でした。

○観測結果(個/cm2/シーズン:2020〜2022年)

  観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
2020 8/2〜10/31 2.7 0.0 8.9 31.0 7.8 5.5 72.5
2021 8/2〜10/31 4.5 0.0 9.1 44.7 3.3 17.8 60.3
2022 8/1〜10/31 3.0 0.0 12.1 28.4 6.1 9.1 72.6

夏から秋の飛散花粉もかなり飛散数が少なくなりました。過去2年とほぼ同じ傾向が認められました。11月のスギ花粉の飛散数の大小と翌年春の飛散数に相関が認められるとの指摘がありますので、 11月からはスギ花粉の飛散に注目して、観測並びにご報告したいと思います。