2021年3月30日 花粉情報

明け方まで晴れ、風は弱く(北:1〜2m/s)、暖か(午前5時:15.0℃)でした。KH-3000の記録は夜間も続き、日中風が強くなるとやや多くなり、コンスタントにカウントが続きましたので、非常に多くなると思われした。KH3000の記録にあったように「極めて多い」花粉が観測されました。しかし、本日来院された患者の皆さんは比較的軽症の方が多数でした。本日、悪化した方が明日来院されるのでしょうか。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
3/30 36.4 76.5 108.6 31.8

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉36.4個/cm2(多い)、ヒノキ花粉76.5個/cm2(非常に多い)でした。両者を合わせると112.9個/cm2(極めて多い)となります。その他の花粉は108.6個/cm2でした。本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりも多く観測され、内訳はシラカンバ25.9個/cm2、ハンノキ24.1個/cm2、オオバヤシャブシ0.6個/cm2、コナラ属13.3個/cm2、マツ3.4個/cm2、イネ科0.9個/cm2、ソメイヨシノ0.6個/cm2、不明39.8個/cm2でした。
当院のKH-3000の測定値は31.8個/m3/時(非常に多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、若干その他の花粉または浮遊粒子をカウントしているようです。しかし、黄砂には反応しなかったようです。

花粉自動計測器(KH-3000)

1視野に様々な花粉