月別: 2020年5月

2020年5月2日 花粉情報

昨年のヒノキ花粉の飛散終了は5月25日でした。これは1988年からの当地のヒノキ花粉観測史上もっとも遅い記録でした。

本日も晴れて昨日以上に気温が上がり、各地で今年一番の気温を記録したようです。当地でも26℃まで上昇したようです。多くの花粉が観測されましたが、
スギ花粉は0.0個/cm2、ヒノキ花粉も0.0個/cm2でした。カバノキ科花粉は0.0個/cm2、マツ6.8個/cm2、イネ科0.3個/cm2、コナラ属0.6個/cm2でした。大半が不明のその他の花粉で45.7個/cm2でした。

花粉自動計測器(KH-3000):測定値4.3個/m3/時でした。


2020年5月1日 花粉情報

スギ花粉は0.0個/cm2でしたがヒノキ花粉は1.5個/cm2観測されました。カバノキ科花粉は0.0個/cm2、マツ4.0個/cm2、イネ科0.0個/cm2、コナラ属0.6個/cm2でした。

本日は晴れ、やや強い南寄りの風が吹き、気温が急上昇しました。
昨日は晴れ(日照時間11.7時間)、大変暖かく暑いくらい(平均18.0℃、最高23.9℃)でしたが、風があり爽やかな1日でした(湿度66%、最小湿度45%)。飛散花粉はほとんどその他の花粉でした。

スギ、ヒノキ花粉の飛散もほぼ収束して、スギ・ヒノキ花粉症の皆様はほっとしていられると思います。しかし、アレルギーの心配が無くなったわけではありません。
それは、例年花粉のシーズンが終わりしばらく軽快していた方が、5月の連休後に再び症状の悪化が見られる方が少なくないからです。花粉症の患者様の多くは、スギ・ヒノキの花粉症以外にも複数の花粉が原因であるからという理由になります。
また、ハウスダスト(室内塵:ダニ、カビ、動物の抜け毛・フケその他)に対してもアレルギーを起こす方が少なくなく、花粉との区別をしなくてはなりません。

そこで、当院では当地の飛散花粉の観測をもうしばらく継続したいと思います。また、適宜、アレルギーに関する情報を発信したいと思います。

花粉自動計測器(KH-3000):測定値3.8個/m3/時