30日は晴れ、日照時間は9.0時間、平均気温は16.5℃と次第に気温が低下しています。
本日は久しぶりの朝から晴れた天気でした。黄砂の飛来が予想されていましたが、プレパラートは綺麗で黄砂をうかがわせるような汚れはありませんでした。

この4日間は、スギ花粉0個/cm2/4日、ヒノキ花粉は0個/cm2/4日、マツ花粉も0個/cm2/4日、イネ科0個/cm2/4日、ブタクサ属0個/cm2/4日、ヨモギ属0個/cm2/4日、カナムグラも0個/cm2/4日、これら以外のその他の花粉が0.9個/cm2/4日でした。

今年の夏から秋にも粉観測を実施しましたが、当地の秋は飛散花粉が少ないことが判明しました。例えば、ブタクサ花粉は8月26日から10月27日まで観測されましたが、総花粉数は23.6個/cm2だけでした。飛散期をスギと同じ基準で判断すると9月9日から9月29日となりますが、もし毎日観測したとすると飛散期なしレベルの飛散量であった可能性があります。ですので、都心では秋になると原因抗原がブタクサ花粉とは言い切れず、抗原の同定には慎重に判断しなければならないと考えられます。