月別: 2019年11月

2019年11月30日 花粉情報

昨日はやっと晴れました。しかし、気温は低く(平均5.2℃、最高9.7℃)、急激に乾燥(平均56%、最小36%)しました。
本日も良く晴れて、冷たい風が吹きました。冬本番の感じでした。

スギ、ヒノキ花粉は0.0個/cm2、その他の花粉は1.2個/cm2観測されました。ヒマラヤスギ0.6個/cm2、不明0.6個/cm2(内0.3個/cm2は破裂した花粉)でした。

11月の合計は、スギ花粉5.8個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉22.1個/cm2でした。その他の花粉の内半数はヒマラヤスギでした。昨年の11月と比較しますと、スギは昨年9.6個/cm2でしたので、今シーズンはその60%でした。その他の花粉は23.1個に対して22.1個でしたのでほぼ同じでした。


2019年11月29日 花粉情報

昨日も雨のち曇り、日照時間は0時間でした。昨日までの1週間の日照時間は僅か3.8時間でした。
本日は朝から日差しがありましたが、気温は極端に低く大変寒い朝でした。その後も気温が上がらないままに晴れが続きました。

スギ、ヒノキ花粉は0.0個/cm2と観測されず、その他の花粉が0.6個/cm2(ヒマラヤスギが0.6個/cm2)観測されました。他に花粉らしき粒子が0.3個/cm2見られました。

ヒマラヤスギ花粉

花粉らしき粒子

プレパラートは汚れが目立ちました


2019年11月28日 花粉情報

昨日は大変寒く曇り一時雨の天気で、日照時間は前日に続いて0時間でした。
本日も雨で午後まで続き、その後に雨は上がりましたが夜に向けて急激に気温は下がりました。

花粉は昨日と同じく、スギ、ヒノキは0個/cm2でしたが、その他の花粉は0.3個/cm2(種類は不明)観測されました。


2019年11月27日 花粉情報

昨日は大変寒く曇り時々雨の天気で、日照時間は再び0時間でした。
本日は深夜から曇りが続き一時雨が降るも日中はほぼ曇りが続き、気温は下がったままで寒い1日でした。

花粉はスギ、ヒノキは0個/cm2でしたが、その他の花粉は0.3個/cm2(種類は不明)観測されました。


2019年11月26日 花粉情報

昨日は4日振りに日差しが3.8時間ありました。最高気温も21.9℃あり暖かな1日でした。
本日は一転深夜から雨が降り、寒くなりました。午後には雨は上がりましたが、日差しはほとんどなく寒い1日でした。

花粉は本日、観測されませんでした。ここ1週間は寒暖の差が激しく、鼻づまり、嗄声、咳、咽喉頭違和感などを訴える方が多く、小児にも目立っています。


2019年11月25日 花粉情報

昨日まで3日連続の日照時間0時間でした。昨日の天気は「雨〜曇り」で気温は上がり、比較的温かな1日でした。
本日は午前中は曇り、一時雨が降るもその後も曇りでした。

スギ、ヒノキ花粉は観測されず、その他の花粉も0.3個/cm2(ヒマラヤスギがo.3個/cm2)でした。アレルギー症状を訴える患者さんもほとんどいませんでした。


2019年11月24日 花粉情報

昨日は一日雨、平均湿度100%、最小湿度98%を記録、平均湿度100%は比較的珍しい記録(今年は6月1回、7月4回のみ)でした。
本日、夜間は雨、その後は曇り空が続き、ほんの一時晴れ間が見られました。気温は昨日よりも高く寒さは解消しました。

花粉は本日も0.0個/cm2、本日で4日連続0.0個が続いています。プレパラートに汚れは少なく、綺麗ですが、円型(球型)の異物が数個認められました。

円型の物体


2019年11月23日 花粉情報

昨日は一日雨が降り続き、11月最も寒い一日’平均8.1℃、最高10.8℃)でした。
本日も雨が降り続き、丸二日続いています。この時期としては珍しいのではないでしょうか?

本日も、花粉は観測されませんでした。


2019年11月22日 花粉情報

昨日は晴れましたが、気温、湿度共に低くなりました。
本日は朝から雨が降り、強くはないものの1日降り続き、久しぶりのまとまった雨となりました。

花粉は観測されず、プレパラートの汚れは少なくワセリンの剥がれた部分もありませんでした。


2019年11月21日 花粉情報

昨日は晴れのち曇りでしたが、気温が低く(平均12℃、最高15.9℃)、乾燥した一日(平均40%、最小32%)でした。
本日も朝から晴れて風も弱く穏やかな一日でした。プレパラートの汚れも少なく、昨日とは一転して花粉は観測されませんでした。


2019年11月20日 花粉情報

昨日は、「雨〜曇り〜晴れ」と天気の変化が激しい一日でした。
本日、引き続き晴れていますが、強い風が吹き、気温が急激に下がっています。その後ははっきりしない曇り空が続きました。

スギ、ヒノキ花粉は観測されず、その他の花粉が3.1個/cm2(不明0.6個/cm2、ヒマラヤスギ2.5個/cm2)観測されました。

この時期は雨が降らないと乾燥による影響が懸念されます。咽頭の痛みなどの症状が出現する方も少なくなりませんので、乾燥対策をおすすめします。


2019年11月19日 花粉情報

昨日は未明に小雨が降ったようですが日中はほぼ晴れて気温も上がり、深夜まで雨は降りませんでした。
本日は日付が変わる頃に一時雨が降り、朝には上がり午前中は重い曇り空が続きましたが午後は晴れてきました。

花粉はスギ、ヒノキは観測されず、その他の花粉はトウヒと思われる花粉が0.9個/cm2でした。

花粉について識者の方からアドバイスをいただきました。トウヒとヒマラヤスギは、マツの仲間で形態から識別するのは難しいのですが、花粉飛散時期から現在飛散しているのはヒマラヤスギであるとご指摘いただきました。
お詫びして訂正させていただきます。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると
ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉、学名:Cedrus deodara)は、マツ科ヒマラヤスギ属の常緑針葉樹。ヒマラヤ山脈 西部の標高1500 mから3200 mの地域が原産地である。秋に花粉を放出する。
とあります。


2019年11月18日 花粉情報

昨日も快晴、暖かでしたが乾燥が進みました。乾いた日が続きましたので、鼻炎、咽喉頭炎、インフルエンザなどに注意が必要です。
本日も夜間に一時雨が降ったようですが、日中は再び快晴になり、この晴れ間は夜まで続きました。

花粉は、スギ花粉が0.9個/cm2、ヒノキ花粉は0.0個/cm2、その他の花粉は1.8個/cm2観測されました。スギは今回もひと塊りでゴミにまみれていました。その他の花粉は、不明0.9個/cm2、トウヒヒマラヤスギ0.9個/cm2でした。いずれも発症に至る数ではないと考えます。

一塊に集まったスギ花粉

トウヒヒマラヤスギ花粉

不明の花粉


2019年11月17日 花粉情報

晴れが続きました。昨日の最小湿度は今月2番目に低く(29%)、日照時間が2番目に長い(9.3時間)一日でした。本日も寒暖差はありましたが、快晴が続いており最小湿度30%と乾燥していました。明日は天候が荒れる予報のようです。

乾燥した日が3日続いた頃からか、本日は花粉が飛散しました。汚染物質にまみれたスギ花粉が0.3個/cm2、及びその他の花粉が3.7個/cm2(全てがトウヒヒマラヤスギ:マツ科花粉)でした。

汚染物質にまみれたスギ花粉

ヒマラヤスギトウヒ:マツ属の花粉


2019年11月16日 花粉情報

昨日は晴れでしたが、夕方から冷えて平均気温は今月最低でした。
本日も晴れで、快晴が続いており、大気の乾燥が進行しています。寒暖差の大きな一日となり、インフルエンザの流行が心配されます。

スギ、ヒノキとも観測されず、その他の花粉が0.6/cm2(トウヒヒマラヤスギ0.3/cm2、不明0.3/cm2)でした。


2019年11月15日 花粉情報

昨日は晴れのち薄曇りでしたが、日中は気温が上がりました。また、次第に乾燥が進んでいると感じる一日でもありました。
本日は晴れ、ほぼ一日晴れが続き、日中は暖かでしたが夕方から急激に冷え込みました。乾燥して寒暖差の大きな一日でした。

花粉はスギ、ヒノキとも観測されず、その他の花粉が0.3個/cm2(不明)のみでした。


2019年11月14日 花粉情報

昨日は一時雨が降りましたがほぼ一日曇りで、湿度は一昨日とほとんど変わりませんでした。寒くなると簡単には乾燥が解消しないためと考えられます。
本日は一転晴れて、ほぼ一日暖かでした。

スギ、ヒノキ花粉は観測されませんでしたが、トウヒマツ科のヒマラヤスギと思われる花粉が5.2個/cm2観測されました。昨年もこの時期にマツと考えられる花粉が4~5個/cm2観測されています。
トウヒとはマツ科トウヒ属の木で本州(関東、中部、紀伊半島)北海道以北(エゾマツ)に分布、材質がヒノキに似ていて代用として使えるため、唐風のヒノキの意で呼ばれているそうです


2019年11月13日 花粉情報

昨日は暖かかったとはいえ、3.7個/cm2のスギ花粉が観測されたことに大変驚きました。今回のように、スギの木に季節外れに花粉が飛ぶようなことは稀な現象と考えられます。昨日の風は北北西の風で平均3.2m/S、最大、最大瞬間風速共に11月最大でした。強い風が吹いたことも一因でしょうか?
本日は朝から曇り空、一転寒くなり、一時雨の後に夜は晴れました。

スギ、ヒノキ花粉は観測されず、その他の花粉(トウヒと思われます)が0.6個/cm2観測されました。


2019年11月12日 花粉情報

昨日は今月2度目のまとまった雨が降り、もっとも寒い一日になりました。乾燥で喉の痛みを訴える患者さんが増える中、恵みの雨であったと思います。
本日は朝から快晴が続き、気温も急上昇しました。日中は暖かなやや強い風が吹きました。春ならばスギ花粉が大飛散する陽気でした。

観測すると、その他の花粉が0.6/cm2観測され、なんとスギ花粉が3.7/cm2観測されました。
これらはスライドグラスに集合して観測されましたので、一ヶ所から同時に飛散してきたものと考えられます。

この時期、大変めずらしい集合して観測されたスギ花粉


2019年11月11日 花粉情報

昨日は快晴で気温が上がる一方風がなく、乾燥しました。
本日は夜間に雨が降りましたが朝には上がり曇り空が続きました。その後晴れて夜には月が綺麗に見えました。

花粉は破裂した花粉が0.3個/cm2観測され、その他の花粉と考えられます。


2019年11月10日 花粉情報

昨日は晴れ間もありましたが、次第に気温が下がり、今月一番寒い一日でした。
花粉の飛散は少なくなりましたが、暖房で室内の乾燥に気をつけなければならない季節になりました。室内の乾燥から鼻を守るには、洗濯物を干す、洗面器などに水をはるなどして下さい。外出時はマスクが効果的です。保湿性の高いものを選んでください。

本日は大変良く晴れ、それも雲ひとつない快晴でした。風もほとんど吹かず、暖かな一日でした。プレパラートは週末でもあり非常に綺麗でしたが、微細な粒子(ごみ)が一面に認められました。花粉は観測されませんでした。

11月1日〜10日に観測された花粉は、スギ花粉0.9個/cm2、その他の花粉2.7個/cm2でした。


2019年11月9日 花粉情報

昨夜は晴れていましたが、本日朝から曇り空でやや寒さを感じました。日中一時晴れたものの、ほぼ曇り空の一日でした。
本日、花粉は観測されませんでした。

寒暖差、乾燥、インフルエンザなどに対する注意が大切な季節となりました。しっかりと対策をして下さい。

花粉観測動画(テスト配信)

 

 


2019年11月8日 花粉情報

昨日も晴れ一時薄曇り、比較的暖かでした。
本日はほぼ快晴、花粉はスギ、ヒノキは観測されず、その他の花粉が0.9/cm2観測されました。


2019年11月7日 花粉情報

昨日も快晴で乾燥が進み、昨日の最小湿度は19%と低下しました。
本日も快晴が続いています。乾燥が原因と考えられる咽喉頭症状を訴える方が後を絶ちません。乾燥対策を是非してください。

花粉はスギ花粉が0.6個/cm2、ヒノキ花粉は0.0個/cm2、その他の花粉が種類の異なる花粉が各0.3個/cm2、計0.6個/cm2観測されました。


2019年11月6日 花粉情報

昨日はよく晴れて、乾燥したようです(最小湿度33%)で、本日も一日良く晴れました。来院した患者さんの症状はほとんどの方が無症状で、時々乾燥が原因と考えられる咽喉頭症状を訴える方が見えました。

花粉は本日も観測されませんでした。


2019年11月5日 花粉情報

朝は晴れましたが、やや冷え込み、次第に寒暖差を感じるようになりました。そのまま穏やかに晴れが続き、風も弱くプレパラートは連休中と同じくらい綺麗でした。花粉もスギ、ヒノキ、その他全て観測されませんでした。


2019年11月4日 花粉情報

連休3日目の深夜はしっかり雨が降ったようですが、朝には晴れました。連休は交通量が少なく雨もあったことから、3日目のプレパラートにも関わらず綺麗でした。プレパラートは、綺麗であると観測が容易です。

本日はスギ花粉が0.3個/cm2、ヒノキ花粉とその他の花粉は観測されませんでした。

スギ花粉

汚れの目立たないプレパラート


2019年11月3日 花粉情報

日曜日は当院前の交通量が少なく、いつもプレパラートの汚れが少なく観測が容易です。本日は3日連続の晴れ、これは久しぶりでしたが次第に曇り空となり深夜には小雨となりました。花粉はスギ、ヒノキを含め全く観測されませんでした。

日本気象協会は10月2日に来シーズンの予報(第1報)を発表しました。東京は今シーズンの6割程度の見込みでした。当地では、今シーズン4868個/cm2でしたので、2900〜3000個/cm2と見込まれます。


2019年11月2日 花粉情報

連休初日良く晴れました。プレパラートは昨日以上に汚れが少なく、花粉もその他の花粉が0.3個/cm2観測されただけでした。もちろん、昨日同様にマツ花粉、イネ科、ブタクサ属、ヨモギ属、カナムグラ花粉は観測されませんでした。

本日、花粉観測の第一人者の先生から、
「秋の花粉調査、船橋、富里では10月から開始しましたが、10月は台風や大雨でまともな調査ができませんでした。それでも富里で2日、船橋で1日、0.3個スギ花粉を観測できました。富里の定点スギの雄花はようやく観察ができるほど大きくなってきました。やっと4-5mm ですが、これは過去のデータと比較すると現時点では最小の大きさです。あと1月で2mm成長すればやっと平均的な大きさです。」
と連絡をいただきました。


2019年11月1日 花粉情報

早いもので、今年も11月に入りました。来年の春の花粉シーズンの飛散量は、現時点では例年より少ないと予想されています。

11月からスギ花粉が多く観察される年の翌年は、春にスギ花粉飛散が多いとの指摘があります。昨年11月の花粉飛散数は、スギ花粉9.6個/cm2/月、ヒノキ花粉0.0個/cm2/月、その他の花粉23.1個/cm2/月でした。

昨日来、黄砂の飛来が予報されていましたが、当地でのプレパラートは大変綺麗です。花粉飛散は、その他の花粉が0.9個/cm2のみでした。そのうち1個は、トウヒと思われる花粉で、それ以外の2個は判別できませんでした。

大変きれいなプレパラート

トウヒと思われる飛散花粉