月別: 2018年8月

2018年8月31日 花粉情報

8月18日午前9時から8月31日午後2時までの約13日間の観察を行いました。

ほぼ全視野が浮遊物(汚染物質?)のみで、花粉は全視野に2個(カモガヤ?)でした。。今回もブタクサ花粉は観測されませんでした。


2018年8月18日 花粉情報

729日午後9時から818日午前9時までの約20日間の観察を行いました。この間に台風13号が直撃はしませんでしたが通過しました。

これまでと同様に、プレパラートはほぼ全面浮遊物(汚染物質)で被われ、花粉は僅か20.0/cm2でした。1日あたり1/cm2でした。
松花粉が1個を含め数種の花粉が観測され、単独で花粉症の抗原となりと考えられるものはありませんでした。
例年この時期に、観測したことはありませんでしたので、この結果が例年と同様か否かはわかりません。しかし、この時期にアレルギー症状が認められる方の抗原は、ダニ、真菌、動物のふけなどハウスダストであろうと推測されます。まだ、ブタクサ花粉は飛散していないようです。

マツ花粉が僅かですが1個観測されました。


2018年8月16日 花粉情報

716日から815日までの日照時間の合計は、222時間でした。
200時間を大幅に超えました。日照時間の合計だけを根拠に来春のスギ花粉数を予測すると、今シーズンを上回る多くの飛散が見込まれます。


2018年8月6日 花粉情報

716日から昨日までの日照時間の合計は、171時間でした。今後、台風13号が関東に影響しそうですが、815日までに200時間を超えるのは、ほぼ確実と思われます。

本日は午後から雨が予想されていますので、午後1時にプレパラートを交換しました。729日午後9時から本日(86日午後1時までの観察では花粉は6個、1日あたり約0.3/cm2でした。


2018年8月2日 花粉情報

このところ連日「異常気象」という言葉がニュースを飾っています。30年に1度の稀な気候を異常気象と言うそうです。

当地でのスギ・ヒノキ花粉の観測は来シーズンで36年目となります。その中でも、この夏の気候は飛び抜けて異常です。過去のデータ(7月半ばから8月半ばまで)を分析すると例外はあるものの、この間の日照時間の総計が200時間を越えると翌年のスギ花粉の飛散が非常に多くなる傾向があります。
昭和60年からの日照時間で検討しますと、200時間以上の年(12年)と200時間以下の年(21年)では200時間以下の年が多く認められました。201時間以上の場合、翌年のスギ花粉の飛散数は200時間以下の2.14倍でした。

今後も猛暑が続くと200時間を大幅に超えると考えられます。