2018年8月2日 花粉情報

このところ連日「異常気象」という言葉がニュースを飾っています。30年に1度の稀な気候を異常気象と言うそうです。

当地でのスギ・ヒノキ花粉の観測は来シーズンで36年目となります。その中でも、この夏の気候は飛び抜けて異常です。過去のデータ(7月半ばから8月半ばまで)を分析すると例外はあるものの、この間の日照時間の総計が200時間を越えると翌年のスギ花粉の飛散が非常に多くなる傾向があります。
昭和60年からの日照時間で検討しますと、200時間以上の年(12年)と200時間以下の年(21年)では200時間以下の年が多く認められました。201時間以上の場合、翌年のスギ花粉の飛散数は200時間以下の2.14倍でした。

今後も猛暑が続くと200時間を大幅に超えると考えられます。