日: 2024年11月22日

2024年11月22日-6 花粉情報

当地の過去の観測数は以下の通りです。

杉・桧花粉数 スギ ヒノキ
H2(1990) 2318.8 180.2
H3 2587.1 1082.9
H4 730.9 72.1
H5 2413 711
H6 232.5 41.5
H7(1995)) 6289.5 1163.8
H8 950.5 81.9
H9 1585.7 361.3
H10 1355.5 166.2
H11 531 49.5
H12(2000) 4434.9 911.6
H13 4298.1 578.6
H14 5194.2 450.7
H15 3641.4 323.5
H16 385.3 76
H17(2005) 10985.5 2970.5
H18 1007.3 125.4
H19 1577.9 196.3
H20 3095 505
H21 5000 785
H22(2010) 1489.5 68.2
H23 9625.1 1925.5
H24 1971 156.6
H25 6405.7 1256.1
H26 1299.2 693.6
H27(2015) 2694.1 244
H28 3517.1 668.7
H29 2273.5 299.9
H30 4162 3895.4
H31 4867.8 1331.6
R2(2020) 2466.7 374.9
R3 3913.2 654.1
R4 3838.8 1333.2
R5 6635.7 1227
R6(2024) 5272 1028.2

 


2024年11月22日-5 花粉情報

11月にスギ花粉が最初に観測された日

年度 11月最初の観測日(日) 翌年のスギ飛散数(個/cm2)
令和6年 3 5359.0?
令和5年 7 4867.8
令和4年 4 2466.7
令和3年 4 3913.2
令和2年 4 3838.8
令和1年 4 6635.7
平成30年 7 5272.0

2024年11月22日-4 花粉情報

:観測結果(個/cm2/日:2024年)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
11/01 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
02 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
03 0.3 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0
04 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
05 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
06 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
07 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
08 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.6
09 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.9
10 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.9
11 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
12 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
13 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 1.9
14 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.2
15 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
16 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
17 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
18 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 6.5
19 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.1
20 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
21 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
22 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

昨年の22日の測定結果、1日晴れでしたが、「本日は水曜日、道路はやや混雑しましたが、プレパラートはきれいでした。本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2の結果で、その他の花粉は0.0個/cm2でした。」と、花粉は観測されませんでした。

本日は未明から晴れて、1日良く晴れました。風速はよわく(1〜2m/s)、午前中は北寄りの風が吹き続きましたが午後は南風となり気温が上がり、気温も最高17〜18℃を記録しました。花粉は観測されませんでした。


2024年11月22日-3 花粉情報

スギ花粉観測値(11月)

    令和6年 令和5年 令和4年 令和3年 令和2年
 

11月

上旬 0.9 0.3 0.9 1.5 1.8
中旬 2.1 1.2 2.7 2.1 0.6
下旬   7.0 0.9 3.4 0.6

2024年11月22日-2 花粉情報

11月から連日観測しましたのは、平成30年からでした。11月の飛散数と翌シーズンの飛散数の結果は、表の通りです。

  11月の観測数

スギ      ヒノキ     その他

翌年のスギ飛散数

(1〜4月の総計)

平成30年 9.6 0.0 23.1 4867.8
令和 元年 5.8 0.0 22.1 2466.7
令和 2年 3.0 0.0 26.9 3913.2
令和 3年 7.0 0.0 19.5 3838.8
令和4年 4.5 0.0 40.6 6635.7
令和5年 8.5 0.0 24.9 5272.0
令和6年       5359.0?

その他の花粉については、識別可能な花粉について、順次ご報告いたします。

25年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測セミナー(9月19日 : NPO花粉情報協会)

このセミナーにおいて、村山 貢司気象予報士は、品川の予測として、「スギ+ヒノキ花粉の予測値は5359個としました。昨年の85%、10年平均の106%に相当します。」と予測しました。


2024年11月22日-1 花粉情報

アレルギーを起こすダニとは?

ダニは、その仲間が地球上に3万種を超える数が生息しています。その中で、日本の家屋に生息するのは、多くとも数百種のようです。アレルギーの原因となるのは、主にチリダニで、チリダニには、ヤケヒョウヒダニDermatophagoidespteronisinusとコナヒョウヒダニDermatophagoidesfarinaeの2種があります。ヒョウヒダニとは皮膚、特に角皮落屑物(フケ、アカ)を食べるダニという意味です。角皮は最も硬いケラチンという蛋白質からなりますが、ヒョウヒダニは強力な蛋白質分解酵素をもっているのです。両種の形態や食性は類似していますが、生態学的特徴には大きな相違がみられるそうです。

チリダニ類は体表面から水分を吸収放散しているます。湿度が低いと水分の吸収よりも放散が高まり、体重が減少すし(臨界平衡湿度)、臨界平衡湿度、増殖開始時の湿度、優占している家庭の湿度、個体数ピーク時の湿度、発育好適湿度などを比較すると、コナヒョウヒダニはヤケヒョウヒダニよりも約10%低いそうです。
このような湿度要求性の相違により、コナヒョウヒダニは乾燥した地方で、ヤケヒョウヒダニは湿潤な地方で優占していると言われています。