月: 2024年7月

2024年07月28日-3 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (27日までの日照時間は87.8時間でした。)

昨年の27日までの日照時間の総計は118.8時間でした.。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を比較しますと、昨年より今年の方が、短く推移しています。このまま、日照時間が短いと、「来春は今春より、スギ花粉は少ないと見なされます。」 過去10年の平均値は、日照時間7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年07月28日-2 花粉情報

7月、日々の天気(気象庁:東京)

 

 

降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
20日 45.0 30.7 10.2 晴れ〜曇り〜大雨
21日 20.0 29.1 11.0 晴れ一時曇り
22日 9.5 30.5 10.4 晴れ一時曇り、雷
23日 29.5 13.0 晴れ一時曇り
24日 0.0 30.1 8.5 曇り時々晴れ
25日 0.5 30.2 7.1 晴れ薄曇り一時雨
26日 0.0 30.1 6.9 曇り一時雨
27日 0.5 30.3 7.1 曇り〜晴れ一時雨

2024年07月28日-1 花粉情報

鼠径ヘルニア手術の疼痛から解放され、お陰様で元気になりました。今後は元気に情報をお伝えいたします。7月も終わりを迎え、花粉の飛散は、ほとんど認められなくなりました。このまま週1回の観測を続けます。


2024年07月27日-4 花粉情報

ペットを飼いたいと思っている人は、病院での検査に加えて、実際に動物とふれあうという「お試し期間」を設けるとよいと思います。たとえば猫カフェや、ご友人などのお宅で実際にふれあってみて問題ないかを試すのもよいと思います。ひとつお伝えしたいのは、昔は大丈夫だった人が何年か後にペットアレルギーになるということもあります。そのメカニズムはケースバイケースで断定はできませんが、「実家で猫を飼っていて問題なかった方が、親元を離れて一人暮らしをして、しばらくして帰省したら猫と接してアレルギーが出た」というような例もあります。

全く症状が出なくなるということはないかもしれないんですけど、徐々に症状が穏やかになっていくことはあります。例えば、猫を飼い始めてすぐはひどかったんだけども、だんだんに慣れてきて症状が出にくくなることはあって、そういう状態を「脱感作」と呼びます。一方で、ペットを飼い始めたときは平気だった人が、あとでアレルギーになるということもあります。

完治させるような特効薬などはないんですけれども、基本的には対症療法が中心となります。くしゃみやかゆみには「抗ヒスタミン薬」、ぜんそくのような症状には「気管支拡張薬」の吸入をしたりとかですね、症状を和らげるのが一般的です。それぞれの症状に対して保険適用のある薬が通常処方されます。

症状が出てから薬を飲むのではなく、あらかじめそういうことが分かっている場合には、そういうお宅を訪ねる場合などに予防的に事前に薬を飲んでおくとよいかもしれません。たとえば、祖父母の家がペットを飼っていて、そこにペットアレルギーのある孫が遊びに行くときどうしたらいいかという相談などを私も外来で受けていて、事前にそういう薬を処方して飲んでいただいていることが多いです。

あとは、室内のアレルゲンの量を減らすっていうことが大切だと思うんですけれど。念入りな掃除、あるいは空気清浄器などもよいと思いますし、布製のアレルゲンが付着しやすいカーテンとか、あるいは布製品によるソファなども、できたらツルツルの合成皮革とか革製にするとよいと思いますし、じゅうたんなどもやはりフケが残ったりしますので敷かないほうがよくて、フローリングとかそういうのがオススメかなと思います。

あとは、ペットと触れ合ったら、服を着替えることなども非常に効果的だと思います。ペット自体も、犬なんかは可能であればシャンプーを比較的まめにするとよいかもしれません。ただ、猫などはシャンプーっていうのがなかなか、繰り返しするとストレスになってしまうので、ぬれたタオルで体を拭くとかブラッシングするとかですね、そういう対策でアレルゲンをできるだけ減らしていくようなことがよいと思います。

(海老沢 元宏 国立病院機構 相模原病院臨床研究センター長 日本アレルギー学会理事長:NHKジャーナルより)

 

 

 

 

 


2024年07月27日-3 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。 そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (25日までの日照時間は80.7時間でした。)

昨年の26日までの日照時間の総計は107.8時間でした.。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を比較しますと、昨年より今年の方が、短く推移しています。このまま、日照時間が短いと、来春は今年より、スギ花粉は少ないと見なされます。過去10年の平均値は、日照時間7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年07月27日-2 花粉情報

7月、日々の天気(気象庁:東京)

 

 

降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
20日 45.0 30.7 10.2 晴れ〜曇り〜大雨
21日 20.0 29.1 11.0 晴れ一時曇り
22日 9.5 30.5 10.4 晴れ一時曇り、雷
23日 29.5 13.0 晴れ一時曇り
24日 0.0 30.1 8.5 曇り時々晴れ
25日 0.5 30.2 7.1 晴れ薄曇り一時雨
26日 0.0 30.1 6.9 曇り一時雨

2024年07月27日-1 花粉情報

当HPをご利用の皆様へお詫び

7月12日(金)から18日まで本HPは更新されませんでした。誠に申し訳ありません。12日から18日まで、東京共済病院外科に入院しておりました。病名は両側鼠径ヘルニアでした。以前から悩んでおりましたが、今回は、ヘルニアが自分自身では、元に戻らず、疼痛も強かった為、12日午後救急車で東京共済病院外科に緊急入院いたしました。13日午後手術を受け、18日無事退院いたしました。診療は19日午後から再開しておりますが、まだ鎮痛剤のお世話になっています。ご心配、ご迷惑をお掛けいたしました。


2024年07月26日-4 花粉情報

アレルギーを起こすハウスダストの抗原性物質は、ダニ、カビの他に、動物の抜け毛、フケ、唾液、糞尿などがあります。中でも、「犬アレルギーと猫アレルギーは圧倒的に猫アレルギーが多い」そうです!

この理由は飼育頭数の差だけではないようです。猫の毛は犬と比べて非常に細く、少しの風で舞い上がる性質があるため、衣服に非常に付着しやすいらしいです。そのため、来客が猫の毛を衣服にくっつけて家の中に持ち込むことがあり、猫を飼っていない多くの家から猫アレルゲンが検出されるのだそうです

犬猫両方のアレルギーをもつ人もいます。 犬と猫の分泌する物質は違うため、この2つのアレルギーはまったくの別物なのです。 犬アレルギーは、唾液や皮脂・フケに、猫アレルギーは、唾液や皮脂・肛門からの分泌物にアレルゲンが存在しています。

ペットアレルギーは、クリニックや病院で検査すれば分かります。検査には2通りあって、どちらも保険適用になっています。
通常、一般的なのは血液検査で、アレルギーの元となる物質「アレルゲン」に反応として出る「IgE抗体」という物質が我々の身体の中にあるんですけれど、血液を少量採取して調べます。たとえば、猫、犬、鳥などのアレルギーや食物アレルギーなどについても同時に検査できて、費用は1項目あたり1,500円程度です。
少量の血液を採取するだけなので体への負担が少ないのがメリットですが、結果が出るまでに1日から2日かかり、費用が比較的高いのがデメリットかもしれません。

もうひとつは、アレルゲン物質を少量だけ皮膚の上に置いて血が出ない程度の傷をつけて様子を見る検査です。
比較的安価で、結果が15分程度で出るというメリットがある一方で、テスト結果に影響する可能性がある投薬治療を中断する必要があることや、陽性に反応が出た場合には皮膚がかゆくなるなどのデメリットもあります。それから、テスト用のアレルゲン物質の種類が犬猫などのフケなどに限定されているため、自分が検査したいアレルゲンが病院にない可能性もあるので、事前に確認していただくとよいと思います。

いずれにしても、検査はアレルギー専門医のいるクリニックや病院で受けるのが望ましいと思います。近所にアレルギー専門医がいなければ、症状に応じて内科、小児科、耳鼻咽喉科、皮膚科などのクリニックでも検査を受けられますが、基本的には血液検査になることが多いと思います。

(海老沢 元宏 国立病院機構 相模原病院臨床研究センター長 日本アレルギー学会理事長:NHKジャーナルより)


2024年07月26日-3 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (25日までの日照時間は73.8時間でした。)

      昨年の25日までの日照時間の総計は94.8時間でした

連日、猛暑のニュースが流されていますが、日照時間は過去10年の平均よりはながいようですが、昨年より今年の方が短いようです。

過去10年の平均値は、日照時間7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年07月26日-2 花粉情報

7月、日々の天気(気象庁:東京)

月日 降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
20日 45.0 30.7 10.2 晴れ〜曇り〜大雨
21日 20.0 29.1 11.0 晴れ一時曇り
22日 9.5 30.5 10.4 晴れ一時曇り、雷
23日 29.5 13.0 晴れ一時曇り
24日 0.0 30.1 8.5 曇り時々晴れ
25日 0.5 30.2 7.1  

2024年07月26日-1 花粉情報

当HPをご利用の皆様へお詫び

7月12日(金)から18日まで本HPは更新されませんでした。誠に申し訳ありません。12日から18日まで、東京共済病院外科に入院しておりました。病名は両側鼠径ヘルニアでした。以前から悩んでおりましたが、今回は、ヘルニアが自分自身では、元に戻らず、疼痛も強かった為、12日午後救急車で東京共済病院外科に緊急入院いたしました。13日午後手術を受け、18日無事退院いたしました。診療は19日午後から再開しておりますが、まだ鎮痛剤のお世話になっています。ご心配、ご迷をお掛けいたしました。


斎藤 洋三先生の訃報について、

令和6年7月13日に91歳でご逝去されたそうです。お通夜は18日、告別式は19日に家族葬で行われたようです。斎藤 洋三先生のご冥福を祈念するとともに、ご遺族様に心からお悔やみ申し上げます。


2024年07月25日-4 花粉情報

日本は高温多湿な温帯気候のため、一年中カビが繁殖します。特に梅雨期から夏にかけては多く繁殖し、6月の梅雨時期から9月くらいまで、カビアレルギーを起こしやすくなります。
アレルギー症状の原因となるカビは、屋内外の環境中にみられる空中真菌と人に寄生しているヒト寄生菌に大別されます。カビの胞子が空中に浮遊するため、それを吸い込むことによって体内に侵入し、気管支喘息やアレルギー性鼻炎などの気道アレルギーの原因となります。また、ヒト寄生菌は主にアトピー性皮膚炎の増悪因子になることが報告されています。 空中真菌の中で最も多いのがクラドスポリウム(クロカビ)で、あらゆる場所に発生します。アルテルナリア(ススカビ)は湿気の多い浴室や台所、結露した壁などに発生し、ペニシリウム(アオカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)は比較的乾燥に強く、食品や室内塵などでも検出されます。
室内のカビが増えることにより、アレルギー体質の人は皮膚に感染しなくても付着するだけでアトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎を起こしやすく、また、カンジダやピティロスポリウム、トリコフィトンなどのヒト寄生菌は、成人のアトピー性皮膚炎を重症化するといわれます。 カビアレルギーの検査では、それぞれの特異IgE抗体を調べます。空中真菌では特に真菌の種類を特定する必要がないことから、主な6種類の真菌を同時に検査するカビマルチで抗体の有無を調べます。

表.住環境における主なカビと発生しやすい場所
  浴室、台所、壁
洗面所、トイレ
居間、和室
靴箱、押入れ
室内空中 畳、木材、 衣類
カーペット、 絨毯
エアコン ハウスダスト
クラドスポリウム  
アルテルナリア      
ペニシリウム  
アスペルギルス  
                                     ○著しく多い  △多い

 

 

 

 

 


2024年07月25日-3 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間は、翌年のスギ、ヒノキ花粉数位よく比例すると言われています。

そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (24日までの日照時間は68.7時間でした。)

過去10年の平均値は、日照時間7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年07月25日-2 花粉情報

7月、日々の天気(気象庁:東京)

月日 降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
20日 45.0 30.7 10.2 晴れ〜曇り〜大雨
21日 20.0 29.1 11.0 晴れ一時曇り
22日 9.5 30.5 10.4 晴れ一時曇り、雷
23日 29.5 13.0 晴れ一時曇り
24日 0.0 30.1 8.5 曇り時々晴れ

 

 

 

 

 

 


2024年07月25日-1 花粉情報

当HPをご利用の皆様へお詫び

7月12日(金)から18日まで本HPは更新されませんでした。誠に申し訳ありません。12日から18日まで、東京共済病院外科に入院しておりました。病名は両側鼠径ヘルニアでした。以前から悩んでおりましたが、今回は、ヘルニアが自分自身では、戻らず、疼痛も強かった為、12日午後救急車で東京共済病院外科に緊急入院いたしました。13日午後手術を受け、18日無事退院いたしました。診療は昨日午後から再開しておりますが、まだ鎮痛剤のお世話になっています。ご心配、ご迷惑をお掛けいたしました。


2024年07月24日-4 花粉情報

連日猛暑が続いています。今後(2〜3週後)は、室内塵アレルギーの季節です。室内塵でアレルギーの原因となるものは、主にダニ(虫体、糞など)、菌類(特に真菌など)、昆虫、ペット(抜け毛、フケなど)。

菌類(きんるい)とは、広義には細菌類卵菌類変形菌類及び真菌類を指し、狭義には真菌類を指す。本稿では主に狭義の菌類(真菌類)について扱う。真菌類は、キノコカビ単細胞性酵母鞭毛を持った遊走子などの多様な形態を示す真核生物であり、菌界学名Regnum Fungi)に分類される生物群である。大部分の菌類は、外部に分解酵素を分泌して有機物消化し、細胞表面から摂取する従属栄養生物である[2][3]。菌類に属する生物の分類は後述するように、現在も活発に議論され、未だ定まった分類がない状態が続いており、教科書ではかつての古典的分類を用いて説明されている。真菌は酵母、糸状菌(いわゆるカビ)、キノコを含む生物群です。 動物の次に進化した、実は高等な生物です。 真菌は酵母、糸状菌(いわゆるカビ)、キノコを含む生物群です。 細菌やウイルスなどと一緒に「微生物」とくくられることが多い真菌ですが、実は細菌やウイルスよりもずっと私たちに近い生物です。


2024年07月24日-3 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間は、翌年のスギ、ヒノキ花粉数位よく比例すると言われています。 そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (23日までの日照時間は60.2時間でした。)

過去10年の平均値は、日照時間7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年07月24日-2 花粉情報

7月、日々の天気(気象庁:東京)

月日 降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
20日 45.0 30.7 10.2 晴れ〜曇り〜大雨
21日 20.0 29.1 11.0 晴れ一時曇り
22日 9.5 30.5 10.4 晴れ一時曇り、雷
23日 29.5 13.0  

2024年07月24日-1 花粉情報

当HPをご利用の皆様へお詫び

7月11日(金)から本HPは更新されませんでした。誠に申し訳ありません。12日から昨日(18日)まで、東京共済病院外科に入院しておりました。病名は両側鼠径ヘルニアでした。以前から悩んでおりましたが、今回は、ヘルニアが自分自身では、戻らず、疼痛も強かった為、12日午後救急車で東京共済病院外科に緊急入院いたしました。13日午後手術を受け、18日無事退院いたしました。診療は19日午後から再開しております。ご心配、ご迷をお掛けいたしました。

 


2024年07月23日-4 花粉情報

連日猛暑が続いています。今後(2〜3週後)は、室内塵アレルギーの季節です。室内塵でアレルギーの原因となるものは、主にダニ(虫体、糞など)、カビ(特に真菌など)、昆虫、ペット(抜け毛、フケなど)。空気中に浮遊しているこれらを繰り返し吸入し続けることで、アレルギー状態になります。中でもダニは繁殖力が強く、全ての家庭に存在すると考えられます。ダニは、地球上に30〜50万種いると言われ、中には人の親指ほどもある大きなダニもいますが、大半が目に見えないほど小さく、繁殖力が強く、特に温暖で多湿な人間の住む環境は、ダニにとって快適と言われています。室内にいる代表的なダニは、チリダニ(体長:0.2〜0.4mm)、コナダニ(0.3〜0.5mm)、ツメダニ(7〜8mm)ですが、チリダニ、コナダニが鼻アレルギーの主な原因と言われています。ダニはつがいがいれば、2週間ほどで20〜30個の卵を産みます。これらは、2週間ほどで成長してそれぞれが産卵します。つまり、非常に早い速度で繁殖します。

ダニは、日本の環境ですと、どんな家にも生息して、1年を通じて環境中に存在すると言われています。とはいえ、ダニが繁殖する最適温湿度は、24〜26℃、65〜75%ですから、この条件に合わない季節には、減少します。ダニを抗原とするアレルギーの方は、通年性に症状が見られる可能性があります。とはいえ、アレルギー性鼻炎の方の多くは、室内塵つまりダニの排泄物、抜け毛、フケなどが主な原因です。そのため、梅雨の前後と秋雨の前後に悪化するという季節変動が認められます。もし、年間を通じて強く、かつ季節変動変がなく症状が認められたら鼻過敏症あるいは慢性鼻炎などを鑑別する必要があります(若干、症状は異なります)。

 


2024年07月23日-3 花粉情報

7月、日々の天気(気象庁:東京)

月日 降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
20日 45.0 30.7 10.2 晴れ〜曇り〜大雨
21日 20.0 29.1 11.0 晴れ一時曇り
22日 9.5 30.5 10.4 晴れ一時曇り、雷

7/16から8/15間の日照時間は、翌年のスギ、ヒノキ花粉数位よく比例すると言われています。そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (21日までの日照時間は47.2時間でした。)

過去10年の平均値は、日照時間7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年07月23日-2 花粉情報

当HPをご利用の皆様へお詫び

7月11日(金)から本HPは更新されませんでした。誠に申し訳ありません。12日から昨日(18日)まで、東京共済病院外科に入院しておりました。病名は両側鼠径ヘルニアでした。以前から悩んでおりましたが、今回は、ヘルニアが自分自身では、戻らず、疼痛も強かった為、12日午後救急車で東京共済病院外科に緊急入院いたしました。13日午後手術を受け、一昨日無事退院いたしました。診療は昨日午後から再開しております。ご心配、ご迷をお掛けいたしました。当地と比較しますと、明らかにイネ科花粉が多く飛散しているようです。


2024年07月23日-1 花粉情報

私の入院中に、スギ花粉症の発見者である斎藤 洋三先生がご逝去されました。斎藤先生は、関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会の生みの親であり、長年にわたり、私共を導いて下さいました。ご遺族様、関係者の皆様に、心からお悔やみ申し上げます。


2024年07月22日-6 花粉情報

7月15日から7月21日の観測値です。

  7/15〜7/21 昨年7/17〜7/23
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.0 0.3
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバオオバヤシャ) 0.0 0.0
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ他) 0.0 0.0
イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ) 0.0 0.0
マツ型(アカマツ、クロマツ、トウヒ、ヒマラヤスギ) 0.6 0.0
ニレ科(ケヤキ) 0.0 3.1
イチョウ科(イチョウ) 0.0 0.0
クルミ科(テウチグルミ、オニグルミ) 0.0 0.0
バラ科(ソメイヨシノ) 0.0 0.0
マメ科(ギンヨウアカシア) 0.0 0.0
カヤツリグサ科(スゲ) 0.0 0.0
エゴノキ科(エゴノキ) 0.0 0.3
その他 0.6 0.6
1.2 4.3

その他は、ネズミモチ0.3.個/cm2、不明0.3個/cm2でした。


2024年07月22日-5 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間は、翌年のスギ、ヒノキ花粉数位よく比例すると言われています。

そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (21日までの日照時間は36.8時間でした。)

過去10年の平均値は、日照時間7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年07月22日-4 花粉情報

日々の天気(気象庁:東京)

月日 降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
20日 45.0 30.7 10.2 晴れ〜曇り〜大雨
21日 20.0 29.1 11.0  

2024年07月22日-3 花粉情報

花粉観測の第一人者、佐橋 紀男先生から千葉県富里の観測データをお送り頂きました。

2024年             ダーラム型(3.24cm2→1cm2)
5 スギ ヒノキ カバノキ科* ブナ科 マツ形 イネ科 その他
  合計 3.8 6.4 2.1   41.0 90.1  

 

           ISロータリー型(1cm2)
スギ ヒノキ カバノキ科* ブナ科 マツ型 イネ科 その他
6.5 7.5 5.0   33.0 161.2  

 

2024年             ダーラム型(3.24cm2→1cm2)
6 スギ ヒノキ カバノキ科* ブナ科 マツ型 イネ科 その他
  合計 1.5 0.9 0.0   19.3 44.8  

 

           ISロータリー型(1cm2)
スギ ヒノキ カバノキ科* ブナ科 マツ型 イネ科 その他
1.5 0.0 0.0   13.0 77.0  

当地と比較しますと、千葉県富里の方が明らかにイネ科花粉が多く飛散しているようです。


2024年07月22日-2 花粉情報

当HPをご利用の皆様へお詫び

7月11日(金)から18日まで本HPは更新されませんでした。誠に申し訳ありません。12日から昨日(18日)まで、東京共済病院外科に入院しておりました。病名は両側鼠径ヘルニアでした。以前から悩んでおりましたが、今回は、ヘルニアが自分自身では、戻らず、疼痛も強かった為、12日午後救急車で東京共済病院外科に緊急入院いたしました。13日午後手術を受け、一昨日無事退院いたしました。診療は昨日午後から再開しております。ご心配、ご迷をお掛けいたしました。


2024年07月22日-1 花粉情報

私の入院中に、スギ花粉症の発見者である斎藤 洋三先生がご逝去されました。斎藤先生は、関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会の生みの親であり、長年にわたり、私共を導いて下さいました。ご遺族様、関係者の皆様に、心からお悔やみ申し上げます。


2024年07月21日-8 花粉情報

平成6年の梅雨から夏の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブナ科 カバノキ科 ニレ科 マツ型 その他 総計
6/1〜2 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 4.9 6.6
6/3〜6/9 0.3 0.3 0.9 2.8 0.3 0.0 7.1 5.5 16.6
6/10〜6/16 0.0 0.3 0.3 0.6 0.0 0.3 0.9 5.6 8.0
6/17〜6/23 0.0 0.0 0.9 1.2 0.3 0.0 2.5 8.6 13.3
6/24〜6/30 0.6 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 10.5 11.7
7/1〜7/7 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 4.0 5.8
7/8〜7/14 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.9 2.8 4.0
7/15〜7/21 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.6 1.2
7/22〜7/28 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/29〜7/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合計 1.2 0.9 2.4 5.2 0.6 0.3 15.0 42.5 60.6