日: 2024年7月28日

2024年07月28日-7 花粉情報

平成6年の梅雨から夏の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブナ科 カバノキ科 ニレ科 マツ型 その他 総計
6/1〜2 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 4.9 6.6
6/3〜6/9 0.3 0.3 0.9 2.8 0.3 0.0 7.1 5.5 16.6
6/10〜6/16 0.0 0.3 0.3 0.6 0.0 0.3 0.9 5.6 8.0
6/17〜6/23 0.0 0.0 0.9 1.2 0.3 0.0 2.5 8.6 13.3
6/24〜6/30 0.6 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 10.5 11.7
7/1〜7/7 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 4.0 5.8
7/8〜7/14 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.9 2.8 4.0
7/15〜7/21 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.6 1.2
7/22〜7/28 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.3 2.2 2.8
7/29〜7/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合計 1.2 0.9 2.7 5.2 0.6 0.3 15.3 44.7 63.4

2024年07月28日-6 花粉情報

梅雨から夏の落下花粉総数

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
5月2週 291.4 224.6 201.2 148.7 179.3
3週 92.5 50.6 118.6 189.3 95.3
4週 152.7 180.2 132.5 126.4 113.0
6月1週 74.0 46.2 65.7 51.2 29.7
2週 57.1 39.2 11.1 18.5 16.6
3週 16.6 9.2 13.0 0.3 8.0
4週 3.7 9.3 9.3 8.5 13.3
5週 5.3 1.5 12.7 8.6 11.7
7月1週 2.8 3.7 5.2 5.2 6.2
2週 0.9 2.1 0.9 1.9 4.0
3週 0.9 4.9 1.5 4.3 1.2
4週 1.5 4.3 0.6 0.9 2.8
5週   1.5 0.9 1.5      2.1  

毎年、風媒花植物より虫媒花植物が多くなるためか、7月になりますと落下花粉は大きく減少する傾向にあります。先週は、それにも増して飛散数は少なく僅か1.2個/cm2でした。降雨量が70.0mmと多かったためと思われます。今週(21〜27日)の雨量は30.5mmでしたので、観測花粉数は2.8個/cm2と先週の2.3倍でした。


2024年07月28日-5 花粉情報

7月22日から7月28日の観測値です。

  7/22〜7/28 昨年7/24〜7/30
スギ 0.0 0.3
ヒノキ 0.0 0.0
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバオオバヤシャ) 0.0 0.0
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ他) 0.0 0.3
イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ) 0.3 0.3
マツ型(アカマツ、クロマツ、トウヒ、ヒマラヤスギ) 0.3 0.0
ニレ科(ケヤキ) 0.0 0.0
イチョウ科(イチョウ) 0.0 0.0
クルミ科(テウチグルミ、オニグルミ) 0.0 0.0
バラ科(ソメイヨシノ) 0.0 0.0
マメ科(ギンヨウアカシア) 0.0 0.0
カヤツリグサ科(スゲ) 0.0 0.0
エゴノキ科(エゴノキ) 0.0 0.0
その他 2.2 0.0
2.8 0.9

昨年の同期には、週の観測総数0.9個/cm2で、内訳はスギ、ブナ科、イネ科の花粉が各0.3個/cm2でした。さらに一昨年観測されたのはケヤキとエゴノキのみでした。今年は、イネ科、マツ型が各0.3個/cm2とその他はオオバコ科0.6個、キンポウゲ科、クルミ科が各0.3個/cm2、不明0.9個/cm2でした。


2024年07月28日-4 花粉情報

真夏の気候となって花粉の飛散はオフシーズンとなりました。そこで、暫く花粉症以外の鼻の病気に触れていきたいと思います。

鼻は鼻腔と副鼻腔から成り立ちます。鼻腔は左右2対、副鼻腔は左右4対あります。鼻腔と副鼻腔は、自然孔と呼ばれる導管でつながっています。鼻副鼻腔は表面を粘膜で被われ、粘膜の表面には、繊毛が生えており、この繊毛の表面は粘液(鼻汁)で覆われています。繊毛は一定のリズム、スピードで、一定の方向に運動して、粘液を流しています(繊毛粘液輸送機能)。鼻外から吸入された異物は、この輸送機能によって、鼻外に排出する役割を負っています。

鼻腔の外壁には鼻甲介と呼ばれる襞があり、表面積を大幅に増やして機能を高めています。これらは嗅覚や呼吸の効率の向上に役立つと考えられています。しかし、嗅部附近の気道(上鼻道)は大変狭く、わずかな形態異常や粘膜の腫れ(肥厚)でも、空気の通りが悪くなり、匂いがしなくなることがあります。原因としては鼻炎、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、鼻腔形態異常などが原因となる主な病気です。また、外傷、腫瘍、脳血管障害などによって脳や神経が障害された場合にも匂いがしなくなることがあります。この所、流行していますコロナウィルス感染症でも、嗅覚の低下、脱出を訴える方が少なくありません。


2024年07月28日-3 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (27日までの日照時間は87.8時間でした。)

昨年の27日までの日照時間の総計は118.8時間でした.。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を比較しますと、昨年より今年の方が、短く推移しています。このまま、日照時間が短いと、「来春は今春より、スギ花粉は少ないと見なされます。」 過去10年の平均値は、日照時間7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年07月28日-2 花粉情報

7月、日々の天気(気象庁:東京)

 

 

降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
20日 45.0 30.7 10.2 晴れ〜曇り〜大雨
21日 20.0 29.1 11.0 晴れ一時曇り
22日 9.5 30.5 10.4 晴れ一時曇り、雷
23日 29.5 13.0 晴れ一時曇り
24日 0.0 30.1 8.5 曇り時々晴れ
25日 0.5 30.2 7.1 晴れ薄曇り一時雨
26日 0.0 30.1 6.9 曇り一時雨
27日 0.5 30.3 7.1 曇り〜晴れ一時雨

2024年07月28日-1 花粉情報

鼠径ヘルニア手術の疼痛から解放され、お陰様で元気になりました。今後は元気に情報をお伝えいたします。7月も終わりを迎え、花粉の飛散は、ほとんど認められなくなりました。このまま週1回の観測を続けます。