月別: 2024年7月

2024年07月03日-6 花粉情報

7月、日々の天気(気象庁:東京)

月日 降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
1日 12.5 26.3 0.1 雨一時曇り〜雨
2日 0.0 27.3 2.2  

  6月24〜30日は、日照時間は19.5時間と短く、大雨が1日降り、毎日のように小雨が短時間でしたが降り続き、日差しのある時は、反対に夏の天気で、気温が高い日が続きました。そのため、結果として落下花粉の種類が大きく変わったと思われます。今後は、夏の花粉が主に観測されると思われます。7月1〜2日は、これまでと変わらず雨が降り一時曇り空が続きました。このような天気では、落下花粉は少ない傾向があります。


2024年07月03日-5 花粉情報

梅雨前後、秋雨前後は、室内塵アレルギー(ダニ、真菌)の季節で、この時期に症状が悪化する患者様が少なくないと思います。7月は花粉シーズンが終わり、室内塵(ダニ、真菌など)アレルギーの季節となります。主にダニが抗原の第一候補です。ダニは、地球上に30〜50万種いると言われ、中には人の親指ほどもある大きなダニもいますが、大半が目に見えないほど小さく、繁殖力が強く、特に温暖で多湿な人間の住む環境は、ダニにとって快適と言われています。室内にいる代表的なダニは、チリダニ(体長:0.2〜0.4mm)、コナダニ(0.3〜0.5mm)、ツメダニ(7〜8mm)ですが、チリダニ、コナダニが鼻アレルギーの主な原因と言われています。ダニはつがいがいれば、2週間ほどで20〜30個の卵を産みます。これらは、2週間ほどで成長してそれぞれが産卵します。つまり、非常に早い速度で繁殖します。

ダニは、日本の環境ですと、どんな家にも生息して、1年を通じて環境中に存在すると言われています。とはいえ、ダニが繁殖する最適温湿度は、24〜26℃、65〜75%ですから、この条件に合わない季節には、減少します。ダニを抗原とするアレルギーの方は、通年性に症状が見られる可能性があります。とはいえ、アレルギー性鼻炎の方の多くは、室内塵つまりダニの排泄物、抜け毛、フケなどが主な原因です。そのため、梅雨の前後と秋雨の前後に悪化するという季節変動が認められます。もし、年間を通じて強く、かつ季節変動変がなく症状が認められたら鼻過敏症あるいは慢性鼻炎などを鑑別する必要があります(若干、症状は異なります)。


2024年07月03日-4 花粉情報

7月3日(水):平成6年の梅雨から夏の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブナ科 カバノキ科 ニレ科 マツ型 その他 総計
6/1〜2 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 4.9 6.6
6/3〜6/9 0.3 0.3 0.9 2.8 0.3 0.0 7.1 5.5 16.6
6/10〜6/16 0.0 0.3 0.3 0.6 0.0 0.3 0.9 5.6 8.0
6/17〜6/23 0.0 0.0 0.9 1.2 0.3 0.0 2.5 8.6 13.3
6/24〜6/30 0.6 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 10.5 11.7
7/1〜7/7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/8〜7/14 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/10〜7/16 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/15〜7/21 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/22〜7/28 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/29〜7/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合計 1.2 0.6 2.1 5.2 0.6 0.3 12.0 35.1 56.7

7月になりましたが、梅雨は未だあけておりません。変わりやすい天気が続いています。本格的な夏になるまでは、カビ(真菌類)や室内塵(ダニなど)のアレルギーの起こりやすい天気が続きます。イネ科花粉をはじめとする花粉の飛散も少なくなり、花粉症は一時お休みです。落下法による観察は6月から1週間毎に行っていますので、今後も当地の観測結果は適宜報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にてご確認下さい。また、室内塵(ダニ、真菌など)アレルギーのシーズン、つまり梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。


2024年07月03日-3 花粉情報

令和6年6月に観測された花粉数(個)

種別 花期 計測数
3〜 10~ 17〜 24~ 1〜2
スギ 2〜4月 1     2 1 4
ヒノキ科 ヒノキ 3〜4月 1 1       2
ビャクシン属(ハイネズ) 4〜5月            
カバノキ科 (ハンノキ属)ハンノキ

(カバノキ属)シラカンバ

(ハンノキ属)オオバヤシャ

(ハンノキ属)ミヤマハンノキ

(クマシデ属)イヌシデ

(クマシデ属)アカシデ

11〜4月

4〜5月

3〜4月

5〜7月

4〜5月

4〜5月

 

 

 

 

 

1

   

 

 

 

 

1

     

 

 

 

 

2

ブナ科

 

 

 

 

 

 

(コナラ属)コナラ

(コナラ属)クヌギ

(クリ属)クリ

(ブナ属)ブナ

(ブナ属)イヌブナ

(コナラ属)シラカシ

(コナラ属)アラカシ

(コナラ属)ミズナラ

4〜5月

4〜5月

6月

4〜5月

4〜5月

4〜5月

4〜5月

5〜6月

 

 

 

 

 

 

 

9

 

 

 

 

2

 

 

1

 

1

1

1

 

 

 

 

 

 

 

2

   

 

1

 

3

1

1

11

イネ科 (チジミザサ属)イネ

(ハルガヤ属)カモガヤ

(ガマ属)ガマ・ヒメガマ

(チガヤ属)チガヤ

4〜6月

4〜9月

6〜8月

5〜6月

 

1

 

2

 

 

 

1

1

1

    1

2

 

3

マツ科 (マツ属)アカマツ

(マツ属)クロマツ

(モミ属)トドマツ

(トウヒ属)トウヒ

(ツガ属)ツガ

(ツガ属)コメツガ

(カラマツ属)カラマツ

(マツ属)チョウセンゴヨウ

(ヒマラヤスギ属)ヒマラヤスギ

4〜5月

4〜5月

5〜6月

6月

2月

5〜6月

5月頃

5〜6月

11月

8

5

6

2

 

1

 

1

 

2

1

 

2

3

2

 

 

1

   

 

3

 

 

1

 

1

8

9

9

4

 

2

1

2

クルミ科(クルミ科) 5〜6月            
ヤマモモ科(ヤマモモ) 3〜4月            
ニレ科(ケヤキ・ハリケヤキ 4〜5月   1       1
イチョウ科(イチョウ 4~5月 1         1
マンサク科マンサク属(マンサク) 2〜3月            
ムクロジ科カエデ属(チドリノキ) 4〜5月     1 1   2
カヤツリグサ科(スゲ・ヒメカンスゲ) 4〜5月     1     2
マメ科ネムノキ亜科(アカシア) 3〜5月            
ヤナギ科ヤナギ属(オノエヤナギ) 3〜4月            
バラ科(ソメイヨシノ 3〜4月            
バラ科シモツケ属(シモツケ) 5〜8月     3     3
シソ科(ウツボグサ) 6〜8月         2 2
シソ科オドリコソウ属(ホトケノザ) 3〜6月            
シソ科オドリコソウ属(ヒメオドリコソウ) 3〜5月         1 1
シソ科タツナミソウ属(タツナミソウ) 5〜6月            
エゴノキ科(エゴノキ) 5~6月 2   2     4
クワ科クワ属(ヤマグワ) 4〜5月   1       1
ミズキ科ミズキ属(ミズキ) 5〜6月 2         2
アオイ科シナノキ属(シナノキ) 6〜7月   1   2   3
ツツジ科ツツジ属(ツツジ) 4〜6月            
ツツジ科ツツジ属(サツキ) 5〜7月            
ヒユ科アカザ属(アカザ、シロザ) 9月            
ヒユ科ヒユ属(ホソアオゲイトウ) 7〜10月            
ガマ科ガマ属(ガマ) 6~8月            
モクセイ科トネリコ属(アオダモ) 4〜5月       2   2
フサザクラ科フサザクラ属(フサザクラ) 3〜4月            
ミソハギ科サルスベリ属(サルスベリ) 6〜9月     1     1
イチイ科イチイ属(キャラボク) 3〜4月   2       2
コウヤマキ科コウヤマキ属(コウヤマキ) 3〜4月            
カツラ科カツラ属(カツラ) 3〜4月   1       1
タデ科ソバカヅラ属(イタドリ) 7〜10月            
クルミ科クルミ属(テウチクルミ) 4〜5月            
クルミ科クルミ属(オニグルミ) 5〜6月            
オオバコ科オオバコ属(ヘラオオバコ) 4〜9月     2 3   5
ツバキ科ツバキ属(ヤブツバキ) 2〜4月            
マオウ科マオウ属(マオウ) 4〜5月            
キク科オナモミ属(オナモミ) 8〜10月       1   1
カツラ科カツラ属(カツラ) 3〜5月     1     1
モッコウ科ヒサカキ属(ヒサカキ) 3〜4月            
アカネ科越年草(ヤエムグラ) 4〜6月 2         2
クスノキ科クロモジ属(シロモジ)            
マキ科ナギ属(ナギ) 3〜6月 1 2 1     4
タデ科1年草(ミチヤナギ) 5〜10月       5   5
クルミ科サワグルミ属(サワグルミ) 5月            
キク科ヨモギ属(オトコヨモギ) 8〜11月     2 1   3
モチノキ科モチノキ属(モチノキ) 4月            
ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク) 春〜夏            
トウダイグサ科トウダイグサ属(トウダイグサ) 4〜6月     1     1
モクセイ科トネリコ属(アオダモ) 4〜5月            
アカネ科ヤエムグラ属(ヤエムグラ) 4〜8月            
モクレン科モクレン属(シデコブシ) 3〜4月            
ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク) 4〜8月       1   1
バラ科サクラ属(フジザクラ) 3〜5月     1     1
ナギ(マキ科ナギ属) 3〜6月            
ムクロジ科(トチノキ属) 5〜6月            
ヤナギ科ヤマナラシ属(ドロノキ) 4〜6月   1       1
スイカズラ科タニウツギ属(タツウツギ) 5〜7月            
タデ科タデ属(ミゾソバ) 7〜10月            
キク科ヨモギ属(ヨモギ) 8〜10月            
キク科イズハハコ属(ヒメムカシヨモギ) 6〜8月         2 2
ウコギ科タラノキ属(メダラ) 8〜9月     1     1
ウコギ科タラノキ属(タラノキ) 8〜9月         2 2
アサ科エノキ属(エノキ) 4〜5月         3 3
モチノキ科モチノキ属(モチノキ) 4月            
その他   18 18 18 28 13  
  54 26 43 38 23  

これらの結果をみても、当地の都市環境を見ますと、飛来する花粉は少ないように思われますが、上表にしましますように、多種多様な落下花粉が観測されます。とはいえ、個々には非常に少数で、スギ、ヒノキのように、重い花粉症になるとは、考えにくく、実際4月後半からは強い症状を訴えられた患者様は、ほとんどおられませんでした。


2024年07月03日-2 花粉情報

6月の測定結果

 

 

 

 

 

 

6/1〜2 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 4.0 7.1
3〜9 0.3 0.3 0.3 2.8 0.9 7.1 0.0 5.5 0.0 0.0 0.0 5.5 16.6
10〜16 0.0 0.3 0.0 0.6 0.3 0.9 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 5.6 8.0
17〜23 0.0 0.0 0.3 1.2 0.9 2.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 8.6 13.3
24〜30 0.6 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 10.5 11.7
6月計 1.2 0.6 0.6 5.2 2.1 12.0 0.3 5.5 0.3 0.0 0.0 35.1 56.7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の6月は、ブナ科、マツ、エゴノキ科の花粉が多く飛散しました。しかし、いずれも少数でしたので、強い症状を訴えた患者様は極少数でした。土地では、今年6月は、48属の花粉が観測されました。当地は、思いの外多種多様な花粉が飛来することが、ここ3年の観測で判りました。


2024年07月03日-1 花粉情報

鼻アレルギー診療ガイドラインによると木本の花粉と草木の花粉の評価基準には違いがあり、木本の花粉の場合は、非常に多い(100.1〜個/cm2/日)、多い(50.1〜個/cm2/日)、やや多い(5.1〜50.0個/cm2/日)、少ない(0.1〜5.0個/cm2/日)ですが、草木の花粉では、多い(5.1〜個/cm2/日)、やや多い(1.1〜5.0個/cm2/日)、少ない(0.05〜1.0個/cm2/日)となっています。花粉発生源の発生数、発生源の高さ、発生後の飛散距離などが異なります。また、飛散数と吸入される数は、患者様の行動によっても異なりますのでこの飛散数と花粉症の方の症状の強さが一致するかというとそうでもありません。また、当地では検証していません。そこで、この情報は、吸入防止対策を実践する時の目安と考えていただくと良いと思いますが、草本花粉の観測値が公開された例は、ほとんどありません。

○落下法(ダーラム法)による測定値の基準(鼻アレルギー診療ガイドライン2016)

ランク 木本 草木
少ない 0.1〜5.0個/cm2/日 0.05〜1.0個/cm2/日
やや多い 5.1〜50.0個/cm2/日 1.1〜5.0個/cm2/日
多い 50.1〜個/cm2/日 5.1〜個/cm2/日
非常に多い 100.1〜個/cm2/日  

木本は植物そのものに高さがあり、風に乗るとかなり遠くまで飛散します。例えば、当地に飛来するスギ、ヒノキ花粉は丹沢、高尾などの山間部から飛来すると考えられていました。その後、日本気象協会の故鈴木 基雄気象予報士が人工衛星を用いて調査した結果では、赤城山周辺のスギ林から発生した花粉が、都下を横断して、多摩川に沿って飛来することを突き止めました。数キロ〜数10キロ飛散すると考える必要がありそうです。これに対して、草木は飛散しても数キロのようです。そのため、花粉症対策上、上記のような判定基準になるようです。


2024年07月02日-7 花粉情報

梅雨から夏の落下花粉総数

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
5月2週 291.4 224.6 201.2 148.7 179.3
3週 92.5 50.6 118.6 189.3 95.3
4週 152.7 180.2 132.5 126.4 113.0
6月1週 74.0 46.2 65.7 51.2 29.7
2週 57.1 39.2 11.1 18.5 16.6
3週 16.6 9.2 13.0 0.3 8.0
4週 3.7 9.3 9.3 8.5 13.3
5週 5.3 1.5 12.7 8.6 11.7
7月1週 2.8 3.7 5.2 5.2  
2週 0.9 2.1 0.9 1.9  
3週 0.9 4.9 1.5 4.3  
4週 1.5 4.3 0.6 0.9  
5週   1.5 0.9 1.5      2.1  

毎年、風媒花植物より虫媒花植物が多くなるためか、7月になりますと落下花粉は大きく減少する傾向にあります。


2024年07月02日-6 花粉情報

7月、日々の天気(気象庁:東京)

月日 降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
1日 12.5 26.3 0.1 雨一時曇り〜雨

  24〜30日は、日照時間は19.5時間と短く、大雨が1日降り、毎日のように小雨が短時間でしたが降り続き、日差しのある時は、反対に夏の天気で、気温が高い日が続きました。そのため、結果として落下花粉の種類が大きく変わったと思われます。今後は、夏の花粉が主に観測されると思われます。7月初日は、これまでと変わらず雨が降り一時曇り空が続きました。7月は、例年落下花粉は少なくなります。


2024年07月02日-5 花粉情報

梅雨前後、秋雨前後は、室内塵アレルギー(ダニ、真菌)の季節で、この時期に症状が悪化する患者様が少なくないと思います。7月は花粉シーズンが終わり、室内塵(ダニ、真菌など)アレルギーの季節となります。主にダニが抗原の第一候補です。ダニは、地球上に30〜50万種いると言われ、中には人の親指ほどもある大きなダニもいますが、大半が目に見えないほど小さく、繁殖力が強く、特に温暖で多湿な人間の住む環境は、ダニにとって快適と言われています。室内にいる代表的なダニは、チリダニ(体長:0.2〜0.4mm)、コナダニ(0.3〜0.5mm)、ツメダニ(7〜8mm)ですが、チリダニ、コナダニが鼻アレルギーの主な原因と言われています。ダニはつがいがいれば、2週間ほどで20〜30個の卵を産みます。これらは、2週間ほどで成長してそれぞれが産卵します。つまり、非常に早い速度で繁殖します。

ダニは、日本の環境ですと、どんな家にも生息して、1年を通じて環境中に存在すると言われています。とはいえ、ダニが繁殖する最適温湿度は、24〜26℃、65〜75%ですから、この条件に合わない季節には、減少します。ダニを抗原とするアレルギーの方は、通年性に症状が見られる可能性があります。とはいえ、アレルギー性鼻炎の方の多くは、室内塵つまりダニの排泄物、抜け毛、フケなどが主な原因です。そのため、梅雨の前後と秋雨の前後に悪化するという季節変動が認められます。もし、年間を通じて強く、かつ季節変動変がなく症状が認められたら鼻過敏症あるいは慢性鼻炎などを鑑別する必要があります(若干、症状は異なります)。


2024年07月02日-4 花粉情報

7月になりました。梅雨があけて、本格的な夏になるまでは、カビ(真菌類)や室内塵(ダニなど)のアレルギーの起こりやすい季節です。イネ科花粉をはじめとする花粉の飛散も少なくなり、花粉症は一時お休みです。落下法による観察は6月から1週間毎に行っていますので、今後も当地の観測結果は適宜報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にてご確認下さい。また、室内塵(ダニ、真菌など)アレルギーのシーズン、つまり梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。


2024年07月02日-3 花粉情報

平成6年の梅雨から夏の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブナ科 カバノキ科 ニレ科 マツ型 その他 総計
6/1〜2 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 4.9 6.6
6/3〜6/9 0.3 0.3 0.9 2.8 0.3 0.0 7.1 5.5 16.6
6/10〜6/16 0.0 0.3 0.3 0.6 0.0 0.3 0.9 5.6 8.0
6/17〜6/23 0.0 0.0 0.9 1.2 0.3 0.0 2.5 8.6 13.3
6/24〜6/30 0.6 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 10.5 11.7
7/1〜7/7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/8〜7/14 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/10〜7/16 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/15〜7/21 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/22〜7/28 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/29〜7/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合計 1.2 0.6 2.1 5.2 0.6 0.3 12.0 35.1 56.7

2024年07月02日-2 花粉情報

令和6年6月に観測された花粉数(個)

種別 花期 計測数
3〜 10~ 17〜 24~ 1〜2
スギ 2〜4月 1     2 1 4
ヒノキ科 ヒノキ 3〜4月 1 1       2
ビャクシン属(ハイネズ) 4〜5月            
カバノキ科 (ハンノキ属)ハンノキ

(カバノキ属)シラカンバ

(ハンノキ属)オオバヤシャ

(ハンノキ属)ミヤマハンノキ

(クマシデ属)イヌシデ

(クマシデ属)アカシデ

11〜4月

4〜5月

3〜4月

5〜7月

4〜5月

4〜5月

 

 

 

 

 

1

   

 

 

 

 

1

     

 

 

 

 

2

ブナ科

 

 

 

 

 

 

(コナラ属)コナラ

(コナラ属)クヌギ

(クリ属)クリ

(ブナ属)ブナ

(ブナ属)イヌブナ

(コナラ属)シラカシ

(コナラ属)アラカシ

(コナラ属)ミズナラ

4〜5月

4〜5月

6月

4〜5月

4〜5月

4〜5月

4〜5月

5〜6月

 

 

 

 

 

 

 

9

 

 

 

 

2

 

 

1

 

1

1

1

 

 

 

 

 

 

 

2

   

 

1

 

3

1

1

11

イネ科 (チジミザサ属)イネ

(ハルガヤ属)カモガヤ

(ガマ属)ガマ・ヒメガマ

(チガヤ属)チガヤ

4〜6月

4〜9月

6〜8月

5〜6月

 

1

 

2

 

 

 

1

1

1

    1

2

 

3

マツ科 (マツ属)アカマツ

(マツ属)クロマツ

(モミ属)トドマツ

(トウヒ属)トウヒ

(ツガ属)ツガ

(ツガ属)コメツガ

(カラマツ属)カラマツ

(マツ属)チョウセンゴヨウ

(ヒマラヤスギ属)ヒマラヤスギ

4〜5月

4〜5月

5〜6月

6月

2月

5〜6月

5月頃

5〜6月

11月

8

5

6

2

 

1

 

1

 

2

1

 

2

3

2

 

 

1

   

 

3

 

 

1

 

1

8

9

9

4

 

2

1

2

クルミ科(クルミ科) 5〜6月            
ヤマモモ科(ヤマモモ) 3〜4月            
ニレ科(ケヤキ・ハリケヤキ 4〜5月   1       1
イチョウ科(イチョウ 4~5月 1         1
マンサク科マンサク属(マンサク) 2〜3月            
ムクロジ科カエデ属(チドリノキ) 4〜5月     1 1   2
カヤツリグサ科(スゲ・ヒメカンスゲ) 4〜5月     1     2
マメ科ネムノキ亜科(アカシア) 3〜5月            
ヤナギ科ヤナギ属(オノエヤナギ) 3〜4月            
バラ科(ソメイヨシノ 3〜4月            
バラ科シモツケ属(シモツケ) 5〜8月     3     3
シソ科(ウツボグサ) 6〜8月         2 2
シソ科オドリコソウ属(ホトケノザ) 3〜6月            
シソ科オドリコソウ属(ヒメオドリコソウ) 3〜5月         1 1
シソ科タツナミソウ属(タツナミソウ) 5〜6月            
エゴノキ科(エゴノキ) 5~6月 2   2     4
クワ科クワ属(ヤマグワ) 4〜5月   1       1
ミズキ科ミズキ属(ミズキ) 5〜6月 2         2
アオイ科シナノキ属(シナノキ) 6〜7月   1   2   3
ツツジ科ツツジ属(ツツジ) 4〜6月            
ツツジ科ツツジ属(サツキ) 5〜7月            
ヒユ科アカザ属(アカザ、シロザ) 9月            
ヒユ科ヒユ属(ホソアオゲイトウ) 7〜10月            
ガマ科ガマ属(ガマ) 6~8月            
モクセイ科トネリコ属(アオダモ) 4〜5月       2   2
フサザクラ科フサザクラ属(フサザクラ) 3〜4月            
ミソハギ科サルスベリ属(サルスベリ) 6〜9月     1     1
イチイ科イチイ属(キャラボク) 3〜4月   2       2
コウヤマキ科コウヤマキ属(コウヤマキ) 3〜4月            
カツラ科カツラ属(カツラ) 3〜4月   1       1
タデ科ソバカヅラ属(イタドリ) 7〜10月            
クルミ科クルミ属(テウチクルミ) 4〜5月            
クルミ科クルミ属(オニグルミ) 5〜6月            
オオバコ科オオバコ属(ヘラオオバコ) 4〜9月     2 3   5
ツバキ科ツバキ属(ヤブツバキ) 2〜4月            
マオウ科マオウ属(マオウ) 4〜5月            
キク科オナモミ属(オナモミ) 8〜10月       1   1
カツラ科カツラ属(カツラ) 3〜5月     1     1
モッコウ科ヒサカキ属(ヒサカキ) 3〜4月            
アカネ科越年草(ヤエムグラ) 4〜6月 2         2
クスノキ科クロモジ属(シロモジ)            
マキ科ナギ属(ナギ) 3〜6月 1 2 1     4
タデ科1年草(ミチヤナギ) 5〜10月       5   5
クルミ科サワグルミ属(サワグルミ) 5月            
キク科ヨモギ属(オトコヨモギ) 8〜11月     2 1   3
モチノキ科モチノキ属(モチノキ) 4月            
ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク) 春〜夏            
トウダイグサ科トウダイグサ属(トウダイグサ) 4〜6月     1     1
モクセイ科トネリコ属(アオダモ) 4〜5月            
アカネ科ヤエムグラ属(ヤエムグラ) 4〜8月            
モクレン科モクレン属(シデコブシ) 3〜4月            
ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク) 4〜8月       1   1
バラ科サクラ属(フジザクラ) 3〜5月     1     1
ナギ(マキ科ナギ属) 3〜6月            
ムクロジ科(トチノキ属) 5〜6月            
ヤナギ科ヤマナラシ属(ドロノキ) 4〜6月   1       1
スイカズラ科タニウツギ属(タツウツギ) 5〜7月            
タデ科タデ属(ミゾソバ) 7〜10月            
キク科ヨモギ属(ヨモギ) 8〜10月            
キク科イズハハコ属(ヒメムカシヨモギ) 6〜8月         2 2
ウコギ科タラノキ属(メダラ) 8〜9月     1     1
ウコギ科タラノキ属(タラノキ) 8〜9月         2 2
アサ科エノキ属(エノキ) 4〜5月         3 3
モチノキ科モチノキ属(モチノキ) 4月            
その他   18 18 18 28 13  
  54 26 43 38 23  

2024年07月02日-1 花粉情報

6月の測定結果

 

 

 

 

 

 

6/1〜2 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 4.0 7.1
3〜9 0.3 0.3 0.3 2.8 0.9 7.1 0.0 5.5 0.0 0.0 0.0 5.5 16.6
10〜16 0.0 0.3 0.0 0.6 0.3 0.9 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 5.6 8.0
17〜23 0.0 0.0 0.3 1.2 0.9 2.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 8.6 13.3
24〜30 0.6 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 10.5 11.7
6月計 1.2 0.6 0.6 5.2 2.1 12.0 0.3 5.5 0.3 0.0 0.0 35.1 56.7

今年の6月は、ブナ科、マツ、エゴノキ科の花粉が多く飛散しました。しかし、いずれも少数でしたので、強い症状を訴えた患者様は極少数でした。今年も6月は、48属の花粉が観測されたように当地は、思いの外多種多様な花粉が飛来することが、ここ3年の観測で判りました。


2024年07月01日-7 花粉情報

7月以後が花期の植物

種別 花期 計測数
           
スギ 2〜4月            
ヒノキ科 ヒノキ 3〜4月            
ビャクシン属(ハイネズ) 4〜5月            
カバノキ科 (ハンノキ属)ハンノキ

(クマシデ属)アカシデ

11〜4月

5〜7月

           
イネ科 (ハルガヤ属)カモガヤ

(ガマ属)ガマ・ヒメガマ

4〜9月

6〜8月

           
マツ科 (ヒマラヤスギ属)ヒマラヤスギ 11月            
バラ科シモツケ属(シモツケ) 5〜8月            
シソ科(ウツボグサ) 6〜8月            
アオイ科シナノキ属(シナノキ) 6〜7月            
ツツジ科ツツジ属(サツキ) 5〜7月            
ヒユ科アカザ属(アカザ、シロザ) 9月            
ヒユ科ヒユ属(ホソアオゲイトウ) 7〜10月            
ガマ科ガマ属(ガマ) 6~8月            
ミソハギ科サルスベリ属(サルスベリ) 6〜9月            
タデ科ソバカヅラ属(イタドリ) 7〜10月            
オオバコ科オオバコ属(ヘラオオバコ) 4〜9月            
タデ科1年草(ミチヤナギ) 5〜10月            
クルミ科サワグルミ属(サワグルミ) 5月            
キク科ヨモギ属(オトコヨモギ) 8〜11月            
ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク) 春から夏            
アカネ科ヤエムグラ属(ヤエムグラ) 4〜8月            
ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク) 4〜8月            
スイカズラ科タニウツギ属(タツウツギ) 5〜7月            
タデ科タデ属(ミゾソバ) 7〜10月            
キク科ヨモギ属(ヨモギ) 8〜10月            
ウコギ科タラノキ属(メダラ) 8〜9月            
その他              
             

7~8月は、これらの花粉が主に観測されると考えられます。


2024年07月01日-6 花粉情報

梅雨から夏の落下花粉総数

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
5月2週 291.4 224.6 201.2 148.7 179.3
3週 92.5 50.6 118.6 189.3 95.3
4週 152.7 180.2 132.5 126.4 113.0
6月1週 74.0 46.2 65.7 51.2 29.7
2週 57.1 39.2 11.1 18.5 16.6
3週 16.6 9.2 13.0 0.3 8.0
4週 3.7 9.3 9.3 8.5 13.3
5週 5.3 1.5 12.7 8.6 11.7
7月1週 2.8 3.7 5.2 5.2  
2週 0.9 2.1 0.9 1.9  
3週 0.9 4.9 1.5 4.3  
4週 1.5   0.6 0.9  
5週          

毎年、風媒花植物より虫媒花植物が多くなるためか、7月になりますと落下花粉は減少する傾向にあります。


2024年07月01日-5 花粉情報

6月、日々の天気(気象庁:東京)

月日 降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
 17日 0.0 26.0 4.6 曇り〜雨
18日 98.0 19.2 0.0 大雨一時曇り時々晴れ
19日 23.5 13.3 晴れ夜時々曇り
20日 24.4 6.2 薄曇り時々晴れ44.0
21日 44.0 20.1 0.0 大雨〜晴れ一時曇り
22日 0.0 23.9 8.5 曇り〜晴れ〜雨
23日 29.5 21.6 0.1 雨〜曇り〜雨
24日 26.7 6.5 晴れ〜曇り〜晴れ
25日 0.0 27.8 1.3 曇り
26日 0.0 6.9 2.4 曇り
 27日 0.0 25.4 5.1 曇り〜一時晴れ時々雨
28日 82.5 22.0 0.0 大雨〜曇り
29日 0.0 23.7 3.8 曇り〜晴れ〜曇り
30日 1.5 25.9 0.4 曇り〜雨〜一時晴れ

  24〜30日は、日照時間は19.5時間と短く、大雨が1日降り、毎日のように小雨が短時間でしたが降り続き、日差しのある時は、反対に夏の天気で、気温が高い日が続きました。そのため、結果として落下花粉の種類が大きく変わったと思われます。今後は、夏の花粉が主に観測されると思われます。


2024年07月01日-4 花粉情報

梅雨前後、秋雨前後は、室内塵アレルギー(ダニ、真菌)の季節で、この時期に症状が悪化する患者様が少なくないと思います。7月は花粉シーズンが終わり、室内塵(ダニ、真菌など)アレルギーの季節となります。主にダニが抗原の第一候補です。ダニは、地球上に30〜50万種いると言われ、中には人の親指ほどもある大きなダニもいますが、大半が目に見えないほど小さく、繁殖力が強く、特に温暖で多湿な人間の住む環境は、ダニにとって快適と言われています。室内にいる代表的なダニは、チリダニ(体長:0.2〜0.4mm)、コナダニ(0.3〜0.5mm)、ツメダニ(7〜8mm)ですが、チリダニ、コナダニが鼻アレルギーの主な原因と言われています。ダニはつがいがいれば、2週間ほどで20〜30個の卵を産みます。これらは、2週間ほどで成長してそれぞれが産卵します。つまり、非常に早い速度で繁殖します。

ダニは、日本の環境ですと、どんな家にも生息して、1年を通じて環境中に存在すると言われています。とはいえ、ダニが繁殖する最適温湿度は、24〜26℃、65〜75%ですから、この条件に合わない季節には、減少します。ダニを抗原とするアレルギーの方は、通年性に症状が見られる可能性があります。とはいえ、アレルギー性鼻炎の方の多くは、室内塵つまりダニの排泄物、抜け毛、フケなどが主な原因です。そのため、梅雨の前後と秋雨の前後に悪化するという季節変動が認められます。もし、年間を通じて強く、かつ季節変動変がなく症状が認められたら鼻過敏症あるいは慢性鼻炎などを鑑別する必要があります(若干、症状は異なります)。


2024年07月01日-3 花粉情報

7月になりました。梅雨があけて、本格的な夏になるまでは、カビ(真菌類)や室内塵(ダニなど)のアレルギーの起こりやすい季節です。イネ科花粉をはじめとする花粉の飛散も少なくなり、花粉症は一時お休みです。落下法による観察は6月から1週間毎に行っていますので、今後も当地の観測結果は適宜報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にてご確認下さい。また、室内塵(ダニ、真菌など)アレルギーのシーズン、つまり梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。


2024年07月01日-2 花粉情報

平成6年の梅雨から夏の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブナ科 カバノキ科 ニレ科 マツ型 その他 総計
6/1〜2 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 4.9 6.6
6/3〜6/9 0.3 0.3 0.9 2.8 0.3 0.0 7.1 5.5 16.6
6/10〜6/16 0.0 0.3 0.3 0.6 0.0 0.3 0.9 5.6 8.0
6/17〜6/23 0.0 0.0 0.9 1.2 0.3 0.0 2.5 8.6 13.3
6/24〜6/30 0.6 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 10.5 11.7
7/1〜7/7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/8〜7/14 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/10〜7/16 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/15〜7/21 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/22〜7/28 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7/29〜7/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合計 1.2 0.6 2.1 5.2 0.6 0.3 12.0 35.1 56.7

2024年07月01日-1 花粉情報

6月の測定結果

 

 

 

 

 

 

6/1〜2 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 4.0 7.1
3〜9 0.3 0.3 0.3 2.8 0.9 7.1 0.0 5.5 0.0 0.0 0.0 5.5 16.6
10〜16 0.0 0.3 0.0 0.6 0.3 0.9 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 5.6 8.0
17〜23 0.0 0.0 0.3 1.2 0.9 2.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 8.6 13.3
24〜30 0.6 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 10.5 11.7
6月計 1.2 0.6 0.6 5.2 2.1 12.0 0.3 5.5 0.3 0.0 0.0 35.1 56.7

今年の6月は、ブナ科、マツ、エゴノキ科の花粉が多く飛散しました。しかし、いずれも少数でしたので、強い症状を訴えた患者様は極少数でした。