月: 2024年3月

2024年3月15日-1 花粉情報

佐橋 紀男先生から関東地方の花粉情報をいただきました。スギ花粉は、データのある地点の全てが3桁の飛散が認められています。千葉県(富里市、旭市、木更津市)、神奈川県(横浜市、厚木市、小田原市)、東京都(品川区、千代田区、八王子市、青梅市)、埼玉県(さいたま市)、栃木県(壬生町)、群馬県(高崎市)以上。ヒノキ花粉は千葉県(富里市、旭市、木更津市)、神奈川県(厚木市、小田原市)、東京都(品川区、八王子市)、埼玉県(さいたま市)において初観測が認められたようです。今後、ピークに向かうと思われます。


2024年3月14日-6 花粉情報

KH3000による自動計測をはじめるため、KH3000を測定箱から出し、空気を吸入するが花粉をカウントしない1台とカウントするが空気の吸入ができない1台を正常に作動している部分を組み合わせて1台にする作業に入りました。点検の結果、2台共にカウントしていないことが判りました。残念ながら今シーズンはKH3000による測定を諦めざるを得ないと思われます。ご協力をいただきました皆様に心から御礼申し上げます。


2024年3月14日-5 花粉情報

本日の予報は、「少や多い(10〜30個未満)」でした。落下法による当地の落下スギ飛花粉数は恐らくこれを超えると思われ、結局、54.6個/cm2(非常に多い)でした。この時期は風が花粉を運びます。雨が続くときは一時的に花粉0個/cm2となりますが、「雨上がりは花粉が多く飛散する」と言われています。今後、晴れて風が強く吹く日は、しばらく極めて多く飛散するとおもわれます。本日は風が弱く、風向きも北から南風に変わりました。飛散花粉も多いレベルでした。日本気象協会の予想と若干の違いがあるのが気になります。また、TVのニュースでは『非常に多い』との報道でした。これらの判定は何を基準に、誰が行なっているのでしょうか?せめて、統一して欲しいものです。今後、飛散のピークに向かうと思われます。

○3月14日(木):東京都千代田区の予報:日本気象協会

日付 14日

(木)

15日

(金)

16日

(土)

17日

(日)

18日

(月)

19日

(日)

20日

(月)

 

予測

やや多い 非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 


2024年3月14日-4 花粉情報

○観測結果(個/cm2/日: 2024年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動 最高気温
3/14 54.6 4.9 1.9 14.8
3月計 1700.7 67.3 17.2 0.0

未明から晴れ、気温は昨日より高く(最高気温は午後13時14.8℃)、風はやや強く(1〜4m/s)、未明は北寄りの風でしたが朝から南風に変わりました。スギ花粉は昨日より少なく(54.6個/cm2)、ヒノキ花粉も4.9個/cm2でした。その他の花粉1.9個/cm2で、オオバヤシャブシ が1.2個/cm2,種別不明の花粉が0.6個/cm2でした。


2024年3月14日-3 花粉情報

今シーズンのスギ花粉総飛散数は、環境省のスギ花芽調査結果から当地(東京)は前年比79%、最近10年の平均比119%と予測され、この予測値から当地の今シーズンの飛散数を算出すると

前年(6635.7個/cm2)比79%=5424個/cm2

10年平均(3566、4個/cm2)比119%=4244.0個/cm2

令和6年春の当地のスギ花粉飛散数予測値は4244.0〜5424.0個/cm2となります

1月1日から昨日(3月13日)までに観測されたスギ花粉飛散数は、2466.6個でした。

昨日までの観測数は2466.6個/cm2ですから、

予測値の41.9〜54.5%飛散した計算になります。

まだ、45.5〜58.1%残っていることになりますので、

まだまだ油断できません。


2024年3月14日-2 花粉情報

兼子 順男先生から10日までの観測データをいただきました。

保谷市東伏見:兼子耳鼻科医院屋上

1 雨晴 36.9 0
2 曇り〜晴 125.6 4.0
3 晴れ 150.5 16.6
4 晴れ 83.0 5
5 曇雨 11.0 0
6 雨曇 96.6 2.6
7 晴れ 22.3 3.3
8 曇雨 30.6 4.3
9 雨曇 582.3 7.3
10 晴れ 98.6 3.6

スギ花粉の2〜3月の総計は3500個/cm2を超えています。ヒノキ花の飛散が開始(3月2日)したようです。


2024年3月14日-1 花粉情報

佐橋 紀男先生から関東地方の花粉情報をいただきました。スギ花粉は、データのある地点の全てが3桁の飛散が認められています。千葉県(富里市、旭市、木更津市)、神奈川県(横浜市、厚木市、小田原市)、東京都(品川区、千代田区、八王子市、青梅市)、埼玉県(さいたま市)、栃木県(壬生町)、群馬県(高崎市)以上。ヒノキ花粉は千葉県(富里市、旭市、木更津市)、神奈川県(厚木市、小田原市)、東京都(品川区、八王子市)、埼玉県(さいたま市)において初観測が認められたようです。今後、ピークに向かうと思われます。


2024年3月13日-6 花粉情報

KH3000による自動計測が始まりました。 昨日、KH3000を測定箱から出し、空気を吸入するが花粉をカウントしない1台とカウントするが空気の吸入ができない1台を正常に作動している部分を組み合わせて1台にする作業に入りました。点検の結果、2台共にカウントしていないことが判りました。残念ながら今シーズンはKH3000による測定を諦めざるを得ないと思われます。ご協力をいただきました皆様に心から御礼申し上げます。


2024年3月13日-5 花粉情報

本日の予報は、「少ない(10個未満)」でした。落下法による当地の落下スギ飛花粉数は438.6個/cm2(極めて多い)でした。この時期は風が花粉を運びます。雨が続くときは一時的に花粉0個/cm2となりますが、「雨上がりは花粉が多く飛散する」と言われています。今後、晴れて風が強く吹く日は、しばらく極めて多く飛散するとおもわれます。本日は風が弱く、飛散花粉も多いレベルでした。日本気象協会の予想と少しづつ違いがあるのが気になります。また、TVのニュースでは『非常に多い』との報道でした。これらの判定は何を基準に、誰が行なっているのでしょうか?せめて、統一して欲しいものです。

○3月13日(水):東京都千代田区の予報:日本気象協会

日付 13日

(水)

14日

(木)

15日

(金)

16日

(土)

17日

(日)

18日

(月)

19日

(日)

 

予測

少ない 非常に多い 非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 


2024年3月13日-4 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2024年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動 最高気温
3/13 438.6 14.2 0.6 13.0
3月計 1646.1 62.4 15.3 0.0  

未明から曇り、その後小雨、朝から晴れ、気温は昨日より高く(最高気温は午後14時13.0℃)、風はやや強く(3〜6m/s)、北寄りの風になりました。スギ花粉は昨日よりはるかに多く(438.6個/cm2)、ヒノキ花粉も14.2個/cm2でした。その他の花粉0.6個/cm2で種別不明の花粉でした。


2024年3月13日-3 花粉情報

今シーズンのスギ花粉総飛散数は、環境省のスギ花芽調査結果から当地(東京)は前年比79%、最近10年の平均比119%と予測され、この予測値から当地の今シーズンの飛散数を算出すると

前年(6635.7個/cm2)比79%=5424個/cm2

10年平均(3566、4個/cm2)比119%=4244.0個/cm2

令和6年春の当地のスギ花粉飛散数予測値は4244.0〜5424.0個/cm2となります

1月1日から昨日(3月12日)までに観測されたスギ花粉飛散数は、2028.0個でした。

昨日までの観測数は2028.0個/cm2ですから、

予測値の37.4〜47.8%飛散した計算になります。

まだ、52.2〜62.6%残っていることになりますので、

まだまだ油断できません。


2024年3月13日-2 花粉情報

兼子 順男先生から10日までの観測データをいただきました。

保谷市東伏見:兼子耳鼻科医院屋上

1 雨晴 36.9 0
2 曇り〜晴 125.6 4.0
3 晴れ 150.5 16.6
4 晴れ 83.0 5
5 曇雨 11.0 0
6 雨曇 96.6 2.6
7 晴れ 22.3 3.3
8 曇雨 30.6 4.3
9 雨曇 582.3 7.3
10 晴れ 98.6 3.6

スギ花粉の2〜3月の総計は3500個/cm2を超えています。ヒノキ花の飛散が開始(3月2日)したようです。


2024年3月13日-1 花粉情報

佐橋 紀男先生から関東地方の花粉情報をいただきました。スギ花粉は、データのある地点の全てが3桁の飛散(極めて多い)が認められています。千葉県(富里市、旭市、木更津市)、神奈川県(横浜市、厚木市、小田原市)、東京都(品川区、千代田区、八王子市、青梅市)、埼玉県(さいたま市)、栃木県(壬生町)、群馬県(高崎市)以上。ヒノキ花粉は千葉県(富里市、旭市、木更津市)、神奈川県(厚木市、小田原市)、東京都(品川区、八王子市)、埼玉県(さいたま市)において初観測が認められたようです。


2024年3月12日-6 花粉情報

KH3000による自動計測以下の理由で今シーズンは計測を断念しました。時間単位の飛散状況は患者の皆様に生活指導を行う上で、極めて重要です。大変、残念に思います。

、KH3000を測定箱から出し、空気を吸入するが花粉をカウントしない1台とカウントするが空気の吸入ができない1台を正常に作動している部分を組み合わせて1台にする作業に入りました。点検の結果、2台共にカウントしていないことが判りました。残念ながら今シーズンはKH3000による測定を諦めざるを得ないと思われます。ご協力をいただきました皆様に心から御礼申し上げます。


2024年3月12日-5 花粉情報

本日の予報は、「やや多い(10〜30個未満)」でした。落下法による当地の落下スギ飛花粉数は52.5個/cm2(非常に多い)でした。この時期は風が花粉を運びます。雨が続くときは一時的に花粉0個/cm2となりますが、「雨上がりは花粉が多く飛散する」と言われています。今後、晴れて風が強く吹く日は、しばらく極めて多く飛散するとおもわれます。本日は風が弱く、飛散花粉も多いレベルでした。日本気象協会の予想と少しづつ違いがあるのが気になります。

○3月10日(日):東京都千代田区の予報:日本気象協会

日付 12日

(火)

13日

(水)

14日

(木)

15日

(金)

16日

(土)

17日

(日)

118日

(月)

 

予測

やや多い 非常に多い 非常に多い 非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 


2024年3月12日-4 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2024年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動 最高気温
3/12 52.5 3.4 3.1 9.0
3月計 1207.5 48.2 14.7 0.0  

未明から曇り、昼以後小雨〜雨、夕方から再び曇り、気温は昨日より低く(最高気温は午後12〜14時9.0℃)、風は弱く1〜5m/s)午前は南寄り、夕方から北寄りの風になりました。スギ花粉は昨日より多く(52.5個/cm2)、ヒノキ花粉も3.4個/cm2でした。その他の花粉3.1個/cm2で、トウヒ0.3個/cm2、ヒメカンスゲ0.9個/cm2.、種別不明の花粉が1.3個/cm2でした。


2024年3月12日-3 花粉情報

今シーズンのスギ花粉総飛散数は、環境省のスギ花芽調査結果から当地(東京)は前年比79%、最近10年の平均比119%と予測され、この予測値から当地の今シーズンの飛散数を算出すると

前年(6635.7個/cm2)比79%=5424個/cm2

10年平均(3566、4個/cm2)比119%=4244.0個/cm2

令和6年春の当地のスギ花粉飛散数予測値は4244.0〜5424.0個/cm2となります

1月1日から昨日(3月11日)までに観測されたスギ花粉飛散数は、1975.5個でした。

昨日までの観測数は1975.5個/cm2ですから、

予測値の36.4〜46.5%飛散した計算になります。

まだ、53.563.6%残っていることになりますので、

まだまだ油断できません。


2024年3月12日-2 花粉情報

兼子 順男先生から10日までの観測データをいただきました。

保谷市東伏見:兼子耳鼻科医院屋上

1 雨晴 36.9 0
2 曇り〜晴 125.6 4.0
3 晴れ 150.5 16.6
4 晴れ 83.0 5
5 曇雨 11.0 0
6 雨曇 96.6 2.6
7 晴れ 22.3 3.3
8 曇雨 30.6 4.3
9 雨曇 582.3 7.3
10 晴れ 98.6 3.6

スギ花粉の2〜3月の総計は3500個/cm2を超えています。ヒノキ花の飛散が開始(3月2日)したようです。


2024年3月12日-1 花粉情報

ヒノキの飛散状況です。

○ヒノキ花粉飛散状況

年度 飛散開始日 最大飛散日(飛散数) 飛散終了日 ヒノキ比率
H24(2012) 3月27日 4月13日(16.0個/㎠) 5月 6日 7.4
H25(2013) 3月 6日 3月30日(220.7個/㎠) 5月 1日 16.4
H26(2014) 3月16日 3月29日(133.6個/㎠) 5月12日 34.8
H27(2015) 3月 4日 3月31日(28.4個/㎠) 5月 1日 8.3
H28(2016) 3月15日 3月31日(81.2個/㎠) 5月 8日 16.0
H29(2017) 3月16日 4月15日(50.6個/㎠) 5月11日 11.7
H30(2018) 3月 1日 3月30日(814.5個/㎠) 5月 1日 48.3
H31(2019) 3月11日 4月05日(252.5個/㎠) 5月25日 21.5
R2(2020) 3月11日 3月22日(57.4個/cm2) 5月 5日 13.2
R3(2021) 3月10日 3月30日(76.5個/cm2) 5月 5日 14.3
R4(2022) 3月10日 4月07日(124.7個/cm2) 4月30日 25.8
R5(2023) 2月28日 3月17日(100.5個/cm2) 5月12日 15.6
R6(2024) 2月26日

当地では、ヒノキ花粉はスギ花粉に対して、多くとも48.3%、少ないシーズンは7.4%、平均19.4%しか飛散しません。


2024年3月11日-6 花粉情報

KH3000による自動計測が始まりました。

KH3000を測定箱から出し、空気を吸入するが花粉をカウントしない1台とカウントするが空気の吸入ができない1台を正常に作動している部分を組み合わせて1台にする作業に入りました。点検の結果、2台共にカウントしていないことが判りました。残念ながら今シーズンはKH3000による測定を諦めざるを得ないと思われます。ご協力をいただきました皆様に心から御礼申し上げます。


2024年3月11日-5 花粉情報

日の予報は、「やや多い(10〜30個未満)」でした。落下法による当地の落下スギ飛花粉数は22.5個/cm2(やや多い)でした。この時期は風が花粉を運びます。雨が続くときは一時的に花粉0個/cm2となりますが、「雨上がりは花粉が多く飛散する」と言われています。今後、晴れて風が強く吹く日は、しばらく極めて多く飛散するとおもわれます。本日は風が弱く、飛散花粉もやや多いレベルでした。

○3月10日(日):東京都千代田区の予報:日本気象協会

日付 11日

(月)

12日

(火)

13日

(水)

14日

(木)

15日

(金)

16日

(土)

17日

(日)

 

予測

やや多い やや多い 非常に多い 非常に多い 非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 


2024年3月11日-3 花粉情報

今シーズンのスギ花粉総飛散数は、環境省のスギ花芽調査結果から当地(東京)は前年比79%、最近10年の平均比119%と予測され、この予測値から当地の今シーズンの飛散数を算出すると

前年(6635.7個/cm2)比79%=5424個/cm2

10年平均(3566、4個/cm2)比119%=4244.0個/cm2

令和6年春の当地のスギ花粉飛散数予測値は4244.0〜5424.0個/cm2となります

1月1日から昨日(3月10日)までに観測されたスギ花粉飛散数は、1953個でした。

昨日までの観測数は1953個/cm2ですから、

予測値の36.0〜46.0%飛散した計算になります。

まだ、36.0〜46.0%残っていることになりますので、

まだまだ油断できません。


2024年3月11日-2 花粉情報

兼子 順男先生から9日までの観測データをいただきました。

保谷市東伏見:兼子耳鼻科医院屋上

1 雨晴 36.9 0
2 曇り〜晴 125.6 4.0
3 晴れ 150.5 16.6
4 晴れ 83.0 5
5 曇雨 11.0 0
6 雨曇 96.6 2.6
7 晴れ 22.3 3.3
8 曇雨 30.6 4.3
9 雨曇 582.3 7.3
10 晴れ    

スギ花粉の総計は2800個/cm2を超えています。ヒノキ花の飛散が開始(3月2日)したようです。


2024年3月11日-1 花粉情報

過去のヒノキの飛散状況です。

○ヒノキ花粉飛散状況

年度 飛散開始日 最大飛散日(飛散数) 飛散終了日
H24(2012) 3月27日 4月13日(16.0個/㎠) 5月 6日
H25(2013) 3月 6日 3月30日(220.7個/㎠) 5月 1日
H26(2014) 3月16日 3月29日(133.6個/㎠) 5月12日
H27(2015) 3月 4日 3月31日(28.4個/㎠) 5月 1日
H28(2016) 3月15日 3月31日(81.2個/㎠) 5月 8日
H29(2017) 3月16日 4月15日(50.6個/㎠) 5月11日
H30(2018) 3月 1日 3月30日(814.5個/㎠) 5月 1日
H31(2019) 3月11日 4月05日(252.5個/㎠) 5月25日
R2(2020) 3月11日 3月22日(57.4個/cm2) 5月 5日
R3(2021) 3月10日 3月30日(76.5個/cm2) 5月 5日
R4(2022) 3月10日 4月07日(124.7個/cm2) 4月30日
R5(2023) 2月28日 3月17日(100.5個/cm2) 5月12日
R6(2024) 2月26日    

2024年3月10日-6 花粉情報

KH3000による自動計測が始まりました。

KH3000を測定箱から出し、空気を吸入するが花粉をカウントしない1台とカウントするが空気の吸入ができない1台を正常に作動している部分を組み合わせて1台にする作業に入りました。点検の結果、2台共にカウントしていないことが判りました。残念ながら今シーズンはKH3000による測定を諦めざるを得ないと思われます。ご協力をいただきました皆様に心から御礼申し上げます。

 


2024年3月10日-5 花粉情報

本日の予報は、「やや多い(10〜30個未満)」でした。落下法による当地の落下スギ飛花粉数は86.1個/cm2(非常に多い)でした。この時期は風が花粉を運びます。雨が続くときは一時的に花粉0個/cm2となりますが、「雨上がりは花粉が多く飛散する」と言われています。今後、晴れて風が強く吹く日は、しばらく極めて多く飛散するとおもわれます。

○3月10日(日):東京都千代田区の予報:日本気象協会

日付 10日

(日)

11日

(月)

12日

(火)

13日

(水)

14日

(木)

15日

(金)

16日

(土)

 

予測

やや多い 非常に多い やや多い 非常に多い 非常に多い 非常に多い

 

非常に多い

 


2024年3月10日-4 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2024年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動 最高気温
3/10 86.1 2.8 0.6 12.6
3月計 1132.5 44.2 10.8 0.0  

未明から晴れ、昼以後も晴れが続きました。気温は昨日より高く(最高気温は午後2時12..6℃)、風はやや強く2〜4m/s)ほぼ北寄りの風でした。そのため、スギ花粉は昨日よりやや少ないものの非常に多く(86.1個/cm2)、ヒノキ花粉は大幅に少なく、2.8個/cm2でした。しかし、その他の花粉は0.6個/cm2で、種別不明の花粉のみでした。


2024年3月10日-3 花粉情報

今シーズンのスギ花粉総飛散数は、環境省のスギ花芽調査結果から当地(東京)は前年比79%、最近10年の平均比119%と予測され、この予測値から当地の今シーズンの飛散数を算出すると

前年(6635.7個/cm2)比79%=5424個/cm2

10年平均(3566、4個/cm2)比119%=4244.0個/cm2

令和6年春の当地のスギ花粉飛散数予測値は4244.0〜5424.0個/cm2となります

昨日は、スギ花粉364個/cm2、ヒノキ花粉21個/cm2と極めて多くの花粉が観測され、1月1日から昨日(3月9日)までに観測されたスギ花粉飛散数は、1952個でした。

昨日までの観測数は1952個/cm2ですから、

予測値の36.0〜46.0%飛散した計算になります。

まだ、54~64.0%残っていることになりますので、油断できません。


2024年3月10日-2 花粉情報

兼子 順男先生から6日までの観測データをいただきました。

保谷市東伏見:兼子耳鼻科医院屋上

27 238.7 0
28 曇り〜雨 131.6 0
29 曇り 29.3 0
1 雨晴 36.9 0
2 曇り〜晴 125.6 4.0
3 晴れ 150.5 16.6
4 晴れ 83.0 5
5 曇雨 11.0 0
6 雨曇 96.5 2.6
7 晴れ    

スギ花粉の総計は2800個/cm2を超えています。ヒノキ花の飛散が開始(3月2日)したようです。


2024年3月10日-1 花粉情報

昨日はスギの最大飛散日が近いと思われます。スギとヒノキの最大飛散日について比較してみました。

○最大飛散日(品川)

年度 スギ最大飛散日 ヒノキ最大飛散日
H16(2004) 2月26日 4月 9日
H17(2005) 3月18日 4月 7日
H18(2006) 2月23日 3月26日
H19(2007) 3月 6日 3月29日
H20(2008) 3月12日 3月29日
H21(2009) 2月16日 4月 8日
H22(2010) 3月11日 4月 7日
H23(2011) 3月16日 4月 7日
H24(2012) 3月 7日 4月13日
H25(2013) 3月10日 3月30日
H26(2014) 3月21日 3月29日
H27(2015) 3月11日 3月31日
H28(2016) 3月 9日 3月31日
H29(2017) 3月 7日 4月15日
H30(2018)  3月 4日 3月30日
H31(2019) 3月22日 4月 5日
R2(2020) 2月23日 3月22日
R3(2021) 2月23日 3月30日
R4(2022) 3月16日 4月 7日
R5(2023) 3月 2日 4月 1日
R6(2024) ? ?

スギの最大飛散日は2月下旬〜3月半ば、主に3月前半、ヒノキは3月下旬〜4月上旬に最大飛散が認められ、スギとヒノキの最大飛散日の間には、3〜4週間の間隔があります。


2024年3月09日-6 花粉情報

KH3000による自動計測が始まりました。現在、KH3000の修理に頑張っています。

空気を吸入するが花粉をカウントしない1台とカウントするが空気の吸入ができない1台を正常に作動している部分を組み合わせて1台にする作業に入りました。点検の結果、2台共にカウントしていないことが判りました。残念ながら今シーズンはKH3000による測定を諦めざるを得ないと思われます。ご協力をいただきました皆様に心から御礼申し上げます。

自動計測が時間単位で出来れば、吸入防止に大変役立ちますので、けんめいに修理を試みましたが、今シーズンはKH3000には期待できないようです。