日: 2024年3月13日

2024年3月13日-6 花粉情報

KH3000による自動計測が始まりました。 昨日、KH3000を測定箱から出し、空気を吸入するが花粉をカウントしない1台とカウントするが空気の吸入ができない1台を正常に作動している部分を組み合わせて1台にする作業に入りました。点検の結果、2台共にカウントしていないことが判りました。残念ながら今シーズンはKH3000による測定を諦めざるを得ないと思われます。ご協力をいただきました皆様に心から御礼申し上げます。


2024年3月13日-5 花粉情報

本日の予報は、「少ない(10個未満)」でした。落下法による当地の落下スギ飛花粉数は438.6個/cm2(極めて多い)でした。この時期は風が花粉を運びます。雨が続くときは一時的に花粉0個/cm2となりますが、「雨上がりは花粉が多く飛散する」と言われています。今後、晴れて風が強く吹く日は、しばらく極めて多く飛散するとおもわれます。本日は風が弱く、飛散花粉も多いレベルでした。日本気象協会の予想と少しづつ違いがあるのが気になります。また、TVのニュースでは『非常に多い』との報道でした。これらの判定は何を基準に、誰が行なっているのでしょうか?せめて、統一して欲しいものです。

○3月13日(水):東京都千代田区の予報:日本気象協会

日付 13日

(水)

14日

(木)

15日

(金)

16日

(土)

17日

(日)

18日

(月)

19日

(日)

 

予測

少ない 非常に多い 非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 


2024年3月13日-4 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2024年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動 最高気温
3/13 438.6 14.2 0.6 13.0
3月計 1646.1 62.4 15.3 0.0  

未明から曇り、その後小雨、朝から晴れ、気温は昨日より高く(最高気温は午後14時13.0℃)、風はやや強く(3〜6m/s)、北寄りの風になりました。スギ花粉は昨日よりはるかに多く(438.6個/cm2)、ヒノキ花粉も14.2個/cm2でした。その他の花粉0.6個/cm2で種別不明の花粉でした。


2024年3月13日-3 花粉情報

今シーズンのスギ花粉総飛散数は、環境省のスギ花芽調査結果から当地(東京)は前年比79%、最近10年の平均比119%と予測され、この予測値から当地の今シーズンの飛散数を算出すると

前年(6635.7個/cm2)比79%=5424個/cm2

10年平均(3566、4個/cm2)比119%=4244.0個/cm2

令和6年春の当地のスギ花粉飛散数予測値は4244.0〜5424.0個/cm2となります

1月1日から昨日(3月12日)までに観測されたスギ花粉飛散数は、2028.0個でした。

昨日までの観測数は2028.0個/cm2ですから、

予測値の37.4〜47.8%飛散した計算になります。

まだ、52.2〜62.6%残っていることになりますので、

まだまだ油断できません。


2024年3月13日-2 花粉情報

兼子 順男先生から10日までの観測データをいただきました。

保谷市東伏見:兼子耳鼻科医院屋上

1 雨晴 36.9 0
2 曇り〜晴 125.6 4.0
3 晴れ 150.5 16.6
4 晴れ 83.0 5
5 曇雨 11.0 0
6 雨曇 96.6 2.6
7 晴れ 22.3 3.3
8 曇雨 30.6 4.3
9 雨曇 582.3 7.3
10 晴れ 98.6 3.6

スギ花粉の2〜3月の総計は3500個/cm2を超えています。ヒノキ花の飛散が開始(3月2日)したようです。


2024年3月13日-1 花粉情報

佐橋 紀男先生から関東地方の花粉情報をいただきました。スギ花粉は、データのある地点の全てが3桁の飛散(極めて多い)が認められています。千葉県(富里市、旭市、木更津市)、神奈川県(横浜市、厚木市、小田原市)、東京都(品川区、千代田区、八王子市、青梅市)、埼玉県(さいたま市)、栃木県(壬生町)、群馬県(高崎市)以上。ヒノキ花粉は千葉県(富里市、旭市、木更津市)、神奈川県(厚木市、小田原市)、東京都(品川区、八王子市)、埼玉県(さいたま市)において初観測が認められたようです。