日: 2024年3月2日

2024年3月02日-6 花粉情報

KH3000による自動計測が始まりました。昨日、KH3000を測定箱から出し、空気を吸入するが花粉をカウントしない1台とカウントするが空気の吸入ができない1台を正常に作動している部分を組み合わせて1台にする作業に入りました。点検の結果、2台共にカウントしていないことが判りました。残念ながら今シーズンはKH3000による測定を諦めざるを得ないと思われます。ご協力をいただきました皆様に心から御礼申し上げます。


2024年3月02日-5 花粉情報

本日の予報は、「やや多い(10〜個未満)」でした。落下法による当地の落下スギ飛花粉数は243.5個/cm2(極めて多い)でした。この時期は風が花粉を運びます。週末の飛散から本日の多くの飛散は予測可能なはずです。日本気象協会の当地の予測は、やや過少評価しているようです。

○3月1日(金):東京都千代田区の予報:日本気象協会

日付 2日

(土)

3日

(日)

4日

(月)

5日

(火)

6日

(水)

7日

(木)

8日

(金)

 

予測

 

やや多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 

多い

 

多い

 

 

非常に多い

 

 

非常に多い

 


2024年3月02日-4 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2024年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動 最高気温
3/2 243.5 3.1 0.6 9.0
3月計 373.1 5.9 1.5 0.0  

本日、未明には雨、朝から晴れ、気温は昨日よりも低く最高気温は午後1時:9.0℃)、風はやや強く(3〜5m/s)、北寄りの風でした。そのため、スギ花粉243.5個/cm2、ヒノキ花粉3.1個/cm2、その他の花粉0.6個/cm2観測されました。その他の花粉は不明0.6個/cm2でした。私の経験では、当地で多くの落下花粉が観測されるには、スギ林の気温が高い(最高気温15℃、または平均気温10℃以上)ことと都心まで花粉を運ぶ風が必要です。一方、10mmを超える雨が降るか、小雨でも数時間以上続くと落下花粉0.0個/cm2となる可能性が大です。


2024年3月02日-3 花粉情報

兼子 順男先生から29日までの観測データをいただきました。

保谷市東伏見:兼子耳鼻科屋上

20 晴雨 230.3 0
21 0 0
22 0.3 0
23 33 0
24 124.6 0
25 64 0
26 1317.6 0
27 238.7 0
28 曇り〜雨 131.6 0
29 曇り 29.3 0

2024年3月02日-2 花粉情報

東京都保険医療局の東京都花粉情報によりますと、青梅、多摩、立川で9日にスギ花粉が飛散開始となりました。八王子市、町田、府中、小平が13日に飛散開始となり、これで都下全域が飛散開始となりました。都心でも、1314日にほぼ全域飛散開始となりました。都心は26日以後について発表はまだありません。都内は、測定地点の全地点で100/cm2以上を記録しています。ご注意下さい。


2024年3月02日-1 花粉情報

3月前半(1〜15日)のスギ花粉飛散状況

年度 総飛散数 3月前半

(3/1〜3/15)

比率=3月前半/総飛散数
平成21年 5000.5 1704.0 34.1
平成22年 1491.3 1107.7 74.3
平成23年 9625.2 4022.3 41.8
平成24年 1971.2 1106.6 56.1
平成25年 6407.3 5472.0 85.5
平成26年 1299.8 469.0 36.1
平成27年 2694.1 1520.4 56.4
平成28年 3479.1 1988.0 57.1
平成29年 2273.5 908.8 40.0
平成30年 4162.0 3161.6 76.0
平成31年 4867.8 2540.6 52.2
令和2年 2466.7 897.4 36.6
令和3年 3913.2 1751.4 44.8
令和4年 3838.8 1863.9 47.9
令和5年 6636.5 4860.2 73.2

全調査日数:120日(うるう年:121日)

3月前半は調査全期間の12.5%

飛散総数の34〜85%がこの2週間に飛散します。


2024年3月01日-7 花粉情報

KH3000による自動計測が始まりました。 昨日、KH3000を測定箱から出し、空気を吸入するが花粉をカウントしない1台とカウントするが空気の吸入ができない1台を正常に作動している部分を組み合わせて1台にする作業に入りました。点検の結果、2台共にカウントしていないことが判りました。残念ながら今シーズンはKH3000による測定を諦めざるを得ないと思われます。ご協力をいただきました皆様に心から御礼申し上げます。

 


2024年3月01日-6 花粉情報

本日の予報は、「やや多い(10〜30個未満)」でした。落下法による当地の落下スギ飛花粉数は129.6個/cm2(極めて多い)でした。この時期は風が花粉を運びます。週末の飛散から本日の多くの飛散は予測可能なはずです。日本気象協会の当地の予測は、中々的中しません。

東京都千代田区の予報:日本気象協会

日付 1日

(金)

2日

(土)

3日

(日)

4日

(月)

5日

(火)

6日

(水)

7日

(木)

 

予測

 

やや多い

 

 

非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 

多い

 

多い

 

 

非常に多い

 


2024年3月01日-5 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2024年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動 最高気温
3/1 129.6 2.8 0.9 15.5
3月計 129.6 2.8 0.0 0.0  

本日、未明には雨、朝は曇り空、昼前から晴れ、気温は昨日よりも高く(最高気温は午後1時と13時:15.5℃)、風はやや強く(3〜5m/s)、北寄りの風でした。そのため、スギ花粉129.6個/cm2、ヒノキ花粉2.8個/cm2、その他の花粉0.9個/cm2観測されました。その他の花粉は不明0.9個/cm2でした。私の経験では、当地で多くの落下花粉が観測されるには、スギ林の気温が高い(最高気温15℃、または平均気温10℃以上)ことと都心まで花粉を運ぶ風が必要です。一方、10mmを超える雨が降るか、小雨でも数時間以上続くと落下花粉0.0個/cm2となる可能性が大です。