日: 2023年7月31日

2023年7月31日-3 花粉情報

本日は花粉は観測されませんでした。したがって今年の5月1日から7月31日までに観測された総飛散花粉数は、下表の総計に示した通りです。

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブナ科 カバノキ科 ニレ科 マツ型 その他 総計
7/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
総計 2.7 8.1 44.7 211.1 67.7 20.1 281.5 172.1 839.2

 

昨年と比較しますとニレ科を除いて今年はイネ科、ブナ科、カバノキ科、マツ型、皆より多く観測されました。

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブナ科 カバノキ科 ニレ科 マツ型 その他 総計
R4(5/9〜7/31) 2.7 1.5 28.6 147.6 9.0 30.1 225.8 122.4 567.7
R5(5/1〜7/31) 2.7 8.1 44.7 211.1 67.7 20.1 281.5 172.1 839.2

 


2023年7月31日-2 花粉情報

7月後半から8月前半の総日照時間と翌年のスギ花粉飛散数は相関があると言われています。昨年の7月後半は猛暑で始まりました。今年も記録的猛暑が続いています。そこで、16日から気象庁過去の気象データから東京都東京の日照時間の観測値を抜粋して、日々加算した数値を本HPで報告致しています。

(30日は13.1時間でしたので、30日までの日照時間の総計は157.6時間でした。)

昨年の7月16日から30日までの日照時間の総計は103.6時間でした。これでも長い方ですが、今年は30日まで日照期間が昨年の1.5倍長い結果でした。今年は日照時間がながく、かつ記録的猛暑が続いています。来年のスギ花粉飛散数にどのように影響するか、興味深いところです。

今月16日から30日までの日照時間の総計が157.6時間となりました。平成10年以後では、平成22年の136.2時間を抜いて、昨日最長となりました。本日はさらに記録がのびています。ちなみに平成23年春にはスギ花粉9625.1個/cm2が観測されました。過去の記録を、振り返りますと、これは平成17年の10985.5個/cm2に次いで多くの観測数でした。


2023年7月31日-1 花粉情報

7月も本日で終わりです。「夏は落下花粉数が少ない」と予測して、落下法による観察は1週間毎に行い、観測結果は週1回報告いたしました。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にて報告されていますので、ご確認下さい。また、6月以後秋までは室内塵アレルギーのシーズンです。梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となります。今後、秋に向けてますます注意が必要です。