日: 2023年7月23日

2023年7月23日-5 花粉情報

観測花粉数(個/cm2/週)

時期 6月1週 2週 3週 4週 7月1週 2週 3週 4週

‘20 79.8 58.6 16.9 3.7 5.3 3.1 0.9 1.5
‘21 46.2 39.2 9.2 9.2 1.5 3.7 2.1 4.9
‘22 65.7 11.1 13.0 10.2 12.7 5.2 0.9 1.5
‘23 51.2 18.5 0.3 8.6 8.6 5.2 1.9 4.3

‘毎年、7月になると総観測花粉数は一桁まで少なくなりました。今年も同じ傾向が認められました。今週のその他の花粉の大半(3.4個/cm2)は、エゴノキと思われる花粉でした。

エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属):落葉広葉樹で花期は5〜6月、庭木などとして栽培されることがる。近隣にある可能性が高いと思われます。ウィキぺディアに花粉症の記載はない。

ケヤキ(ニレ科ケヤキ属):庭木、街路樹、公園等に見る。風媒花で花期は4〜5月。1979年、清水 章治が花粉アレルギー(石崎 逹編:171〜174)に報告。


2023年7月23日-4 花粉情報

7月17日から7月23日の観測値です。

  7/17〜7/23 昨年7/18〜7/24
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.3 0.0
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバオオバヤシャ) 0.0 0.0
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ他) 0.0 0.0
イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ) 0.0 0.0
マツ型(アカマツ、クロマツ、トウヒ、ヒマラヤスギ) 0.0 0.3
ニレ科(ケヤキ) 3.1 0.0
イチョウ科(イチョウ) 0.0  
クルミ科(テウチグルミ、オニグルミ) 0.0  
バラ科(ソメイヨシノ) 0.0  
マメ科(ギンヨウアカシア) 0.0  
カヤツリグサ科(スゲ) 0.0  
エゴノキ科(エゴノキ) 0.3  
その他 0.6 1.2
4.3 1.5

総観測花粉数が6月以後徐々に減少する傾向は毎年変わりません。


2023年7月23日-3 花粉情報

真夏の気候となって花粉の飛散はオフシーズンとなりました。そこで、暫く花粉症以外の鼻の病気に触れていきたいと思います。

鼻腔の外壁には鼻甲介と呼ばれる襞があり、これらは嗅覚や呼吸の効率の向上に役立つと考えられています。しかし、嗅部附近の気道(上鼻道)は大変狭く、わずかな形態異常や粘膜の腫れ(肥厚)でも、空気の通りが悪くなり、匂いがしなくなることがあります。原因としては鼻炎、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、鼻腔形態異常などが原因となる主な病気です。また、外傷、腫瘍、脳血管障害などによって脳や神経が障害された場合にも匂いがしなくなることがあります。


2023年7月23日-2 花粉情報

7月後半から8月前半の総日照時間と翌年のスギ花粉飛散数は相関があると言われています。昨年の7月後半は猛暑で始まりました。今年も本日は猛暑でした。16日から気象庁過去の気象データから東京都東京の日照時間の観測値を抜粋して、日々加算した数値を本HPで報告致します。

(22日は5.8時間でしたので、22日までの日照時間の総計は55.9時間でした。)

昨年の7月16日から22日までの日照時間の総計は27.6時間)でしたので、今年は昨年の2.0倍も日照時間がながいことになります。


2023年7月23日-1 花粉情報

7月夏本番の季節になりました。夏は落下花粉数が少ないので、落下法による観察は1週間毎に行い、当地の観測結果は適宜報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にてご確認下さい。また、6月以後秋までは室内塵アレルギーのシーズンです。梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。


2023年7月19日-2 花粉情報

7月後半から8月前半の総日照時間と翌年のスギ花粉飛散数は相関があると言われています。昨年の7月後半は猛暑で始まりました。今年も本日は猛暑でした。16日から気象庁過去の気象データから東京都東京の日照時間の観測値を抜粋して、日々加算した数値を本HPで報告致します。

(18日は11.2時間でしたので、18日までの日照時間の総計は36.4時間でした。)

昨年の716日から18日までの日照時間の総計は12.8時間)でしたので、今年は昨年の2.8倍も日照時間がながいことになります。昨年の7月16日から18日


2023年7月19日-1 花粉情報

19日の記述が抜けていました。

7月夏本番の季節になりました。夏は落下花粉数が少ないので、落下法による観察は1週間毎に行い、当地の観測結果は適宜報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にてご確認下さい。また、6月以後秋までは室内塵アレルギーのシーズンです。梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。