日: 2023年7月2日

2023年7月2日-3 花粉情報

6月26日から7月2日の観測値です。

  6/26〜7/2 昨年6/27〜7/3
スギ 0.3 0.0
ヒノキ 0.0 0.0
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバオオバヤシャ) 0.3 0.0
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ他) 2.5 2.2
イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ) 1.2 1.5
マツ型(アカマツ、クロマツ、トウヒ、ヒマラヤスギ) 0.0 2.5
ニレ科(ケヤキ) 1.5 0.6
イチョウ科(イチョウ) 0.3  
クルミ科(テウチグルミ、オニグルミ) 0.0  
バラ科(ソメイヨシノ) 0.0  
マメ科(ギンヨウアカシア) 0.0  
カヤツリグサ科(スゲ) 0.0  
エゴノキ科(エゴノキ) 0.0  
その他 3.4 5.9
8.6 12.7

例年通り、観測数は減少傾向にあります。


2023年7月2日-2 花粉情報

鼻アレルギー診療ガイドライン2016によると木本の花粉と草木の花粉の評価基準には違いがあり、木本の花粉の場合は、非常に多い(100.1〜個/cm2/日)、多い(50.1〜個/cm2/日)、やや多い(5.1〜50.0個/cm2/日)、少ない(0.1〜5.0個/cm2/日)ですが、草木の花粉では、多い(5.1〜個/cm2/日)、やや多い(1.1〜5.0個/cm2/日)、少ない(0.05〜1.0個/cm2/日)となっています。とはいえ、飛散数と吸入される数は異なりますのでこの飛散数と花粉症の方の症状の強さが一致するかというとそうでもありません。また、当地では検証していません。そこで、この情報は、吸入防止対策を取る時の目安と考えていただくと良いと思います。

○落下法(ダーラム法)による測定値の基準(鼻アレルギー診療ガイドライン2016)

ランク 木本 草木
少ない 0.1〜5.0個/cm2/日 0.05〜1.0個/cm2/日
やや多い 5.1〜50.0個/cm2/日 1.1〜5.0個/cm2/日
多い 50.1〜個/cm2/日 5.1〜個/cm2/日
非常に多い 100.1〜個/cm2/日  

2023年7月2日-1 花粉情報

7月夏本番の季節になりました。夏は落下花粉数が少ないので、落下法による観察は1週間毎に行い、当地の観測結果は適宜報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にてご確認下さい。また、6月以後秋までは室内塵アレルギーのシーズンです。梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。