東京都内の花粉情報

2024年10月15日-6 花粉情報

初期療法において行わなければならない事項は13日に提示しました。項目順に、具体策をご説明しています。

飛散予測

ご存知のように、日本では毎年のように春になるとスギ、ヒノキ花粉症で多くの人が悩まされます。スギ(ヒノキ科スギ属)は北海道の南部以南の日本全土に分布しています。世界的には日本と中国に分布しています。ヒノキ(ヒノキ科ヒノキ属)  は日本では福島以南九州に分布し、世界的には日本と台湾にしか生息していません。日本におけるスギ、ヒノキの飛散予測は日本でしか入手できません。予測は前年夏の気象、11月のスギ花粉飛散数、元旦からの毎日の最高気温の積算値、花芽の目視調査などの結果を基に飛散開始日や飛散数を予測します。飛散予測の結果は日本花粉学会、日本気象協会、環境庁を始め関係省庁、東京都を始めとする地方自治体、研究機関、製薬会社などから発信されています。アドレスは当HPの「リンク」をご覧ください。ちなみに来春の日本気象協会の予測から換算した当地の予測値は

品川の2025年のスギ+ヒノキ花粉の飛散予測値は5359個となっています。

昨年の85%、10年平均の106%に相当します。 平年並みと言うことになります。

シーズン飛散量、例年とは過去10年(2015~2024年)の平均

 


2024年10月15日-5 花粉情報

秋の花粉は、カナムグラを除いて、1.0個/cm2以下になり、早くも終わりそうです。これからは、室内塵(ダニ)アレルギーの季節です。衣替え、大掃除の際には、室内塵を吸い込まない様に注意してください。

令和2年から観測数が1.0個/cm2以下になった時期を比較しますと以下の様になり、令和4年の終息が特に早いのが目立ちます。(表は全て10月)

年 イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ
令和2年 4〜10 24〜 4〜10 18〜24
令和3年 ― ― ― ―
令和4年 10〜16 3〜9 3〜9 3〜9
令和5年 23〜29 30〜 23〜29 16〜22
令和6年        

2024年10月15日-4 花粉情報

9月3日から5日の3日間は日差しも短く(16.1時間)、気温が低く(平均25.7℃)、比較的過ごしやすい日々でした。6日以後、晴れて再び暑くなり、平均気温は28.0℃を超え、最高気温は33℃を超える暑さが続きました。9月としては、記録的高温で、9月18日は歴史上最も遅い夏日でした。

 

月

 

気温(2023年) 気温(2024年)
平均 平均
日平均 日最高 日最低 日平均 日最高 日最低
6 23.2 27.6 19.6 23.1 27.7 19.3
7 28.7 33.9 24.7 28.7 33.5 25.0
8 29.2 34.3 26.1 29.0 33.6 25.7
9 26.7 31.2 23.6 26.6 30.9 23.5
10 18.9 23.7 14.7      

また、今年の9月は「観測史上最も暑い9月」だったようです(TVのニュース)。しかし、東京は「6〜9月で比較すると昨年の方が暑く、花粉の成長は昨年の方が良かったのではないか」とも考えられます。また、この夏の気象条件が来春のスギ、ヒノキ花粉の飛散量に、どのような影響があるのか、未経験の暑さで、定かではありません。

  2022年 2023年 2024年
月 日照時間 全天日射量 日照時間 全天日射量 日照時間 全天日射量
6 167.6 17.4 137.5 16.3 158.1 17.4
7 176.4 17.3 250.4 21.6 199.6 18.5
8 150.4 15.4 222.3 19.0 198.8 17.4
9 143.7 13.9 143.7 13.9 160.8 13.9

日照時間、日射量は上の表のとおりです。今後の花芽調査の結果が待たれますし、ご注目下さい。


2024年10月15日-3 花粉情報

天候が昨年までと大きく変化しています。

  気温
日 天気 平均 最高 最低
1 曇り〜雨〜晴れ 23.3 26.6 20.1
2 曇り〜晴れ一時雨 26.5 31.9 22.0
3 曇り時々雨 23.1 25.4 21.6
4 曇り一時雨 25.9 30.4 22.3
5 雨一時曇り 21.3 24.5 18.9
6 曇り一時雨〜晴 21.3 22.9 19.1
7 晴れ〜曇り一時雨 25.0 29.9 20.7
8 雨 18.8 25.3 15.1
9 雨一時曇り〜晴れ 16.0 17.7 14.9
10 曇り〜晴れ 17.8 22.1 15.2
11 曇り〜晴れ 19.0 24.3 14.3
12 晴れ 20.6 25.8 16.4
13 晴れ 20.9 26.6 16.9
14 晴れ時々曇り 20.8 26.4 16.8

「9月は観測史上最も暑い9月」だったようです(TVニュース)。10月2日は9月22日以来の30.0℃超えでした。本日は急激に気温が下がり、11月中旬の気温とのことでした(TVニュース)。8日は、平均気温が、20.0℃以下でした。これは、6月4日以来の20.0℃以下の日でした。9日はさらに寒く、最高気温が17.7℃で20℃以下でした.20℃以下は、5月9日(18.9℃)以来です。


2024年10月15日-2 花粉情報

当HPは、2017年12月1日に開設しました。それ以来、昨日まで874415件のアクセスをいただきました。花粉観測は、観測を開始した昭和59年(1984)以来、今年で41年目になりますが、令和2年から年間を通じて観測を試み、一昨年から年間を通じて速報を提供しています。観測を続けていますと、毎回新たな情報に回り会えます。順次、ご報告申し上げておりますが、お役に立っていますでしょうか?皆様のお役に立つと考えられる限り、観測を続けたいと思っております。今後とも、ご活用下さいます様、よろしくお願い申し上げます。

今年は例年になく異常な気候が続いています。スギ花粉の生育にも少なからず影響して、飛散予測が極めて難しいと考えられます。それだけに速報が重要となると思われますので、ご注視下さい。


2024年10月15日-1 花粉情報

昨年の10月11日(水)に、当HPで、以下のご報告をいたしました。

「日本気象協会は9月28日に、2024年春の花粉飛散予測を発表しました。全国的には、「今夏の猛暑は影響し例年(過去10年の平均)、比は1.2〜2.3倍に 前シーズンよりは減少傾向」としています。東京は例年比110〜150%、前シーズン比80%で、昨年よりやや少ないと予想されています」。

「昨シーズン当地では、1/1から4/30までに、スギ花粉6636.5個/cm2、ヒノキ花粉1227.0個/cm2観測され、合計は7863.5個/cm2でした。つまり、2024年春は6290個/cm2前後の飛散があると推測しています。また、例年(3566個/cm2)比では、4280〜8200個/cm2と予測されます。」と、当地の私の予測を発表しました。」

今年の実測値は、「スギ花粉5272.0個/cm2、ヒノキ花粉1028.2個/cm2、合計6300.2個/cm2desita.」予測は6290個/cm2前後でしたので、適中したと言えます。最近は、かなり的確な予測が可能となっています。今後の報告にご注目下さい。


2024年10月14日-6 花粉情報

初期療法において行わなければならない事項は13日に提示しました。本日から項目順に、具体策をご説明したいと思います。

花粉症とは

花粉が原因(抗原)で起こるアレルギーを花粉症と総称します。原因となる花粉は、季節、国、地域によって異なります。症状は鼻、咽喉(のど)、目、皮膚に出ます。時に喘息症状を引き起こします。これらの症状は原因となる花粉の飛散期に一致して発症します。花粉が空中に飛散して、その花粉が気道に吸入されて起こりますので、原因となるのは大半が風媒花の花粉ですが、虫媒花でも発症したり、職業性に起こることもあります。花粉症の症状の強弱は人の体質(遺伝)、過敏性、病状と花粉の飛散量(吸入量)に左右されます。つまり、原因となる花粉が「いつ、どこで、どのくらい飛散するか?」及び患者の皆さんの「体調といつ、どこで、何をしていたか」は治療上極めて重要です。人体に吸入された花粉の数が発症および重症度に関わります。本HPは花粉の情報を、花粉症やアレルギー性鼻炎でお困りの皆様にいち早くお届けするのを目的としています。

 

 

 

 


2024年10月14日-5 花粉情報

秋の花粉は、カナムグラを除いて、1.0個/cm2以下になり、早くも終わりそうです。これからは、室内塵(ダニ)アレルギーの季節です。衣替え、大掃除の際には、室内塵を吸い込まない様に注意してください。

令和2年から観測数が1.0個/cm2以下になった時期を比較しますと以下の様になり、令和4年の終息が特に早いのが目立ちます。(表は全て10月)

年 イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ
令和2年 4〜10 24〜 4〜10 18〜24
令和3年 ― ― ― ―
令和4年 10〜16 3〜9 3〜9 3〜9
令和5年 23〜29 30〜 23〜29 16〜22
令和6年        

2024年10月14日-4 花粉情報

9月3日から5日の3日間は日差しも短く(16.1時間)、気温が低く(平均25.7℃)、比較的過ごしやすい日々でした。6日以後、晴れて再び暑くなり、平均気温は28.0℃を超え、最高気温は33℃を超える暑さが続きました。9月としては、記録的高温で、9月18日は歴史上最も遅い夏日でした。

 

月

 

気温(2023年) 気温(2024年)
平均 平均
日平均 日最高 日最低 日平均 日最高 日最低
6 23.2 27.6 19.6 23.1 27.7 19.3
7 28.7 33.9 24.7 28.7 33.5 25.0
8 29.2 34.3 26.1 29.0 33.6 25.7
9 26.7 31.2 23.6 26.6 30.9 23.5
10 18.9 23.7 14.7      

また、今年の9月は「観測史上最も暑い9月」だったようです(TVのニュース)。しかし、東京は

「6〜9月で比較すると昨年の方が暑く、花粉の成長は昨年の方が良かったのではないか」とも考えられます。また、この夏の気象条件が来春のスギ、ヒノキ花粉の飛散量に、どのような影響があるのか、未経験の暑さで、定かではありません。

  2022年 2023年 2024年
月 日照時間 全天日射量 日照時間 全天日射量 日照時間 全天日射量
6 167.6 17.4 137.5 16.3 158.1 17.4
7 176.4 17.3 250.4 21.6 199.6 18.5
8 150.4 15.4 222.3 19.0 198.8 17.4
9 143.7 13.9 143.7 13.9 160.8 13.9

日照時間、日射量は上の表のとおりです。今後の花芽調査の結果が待たれますし、ご注目下さい。


2024年10月14日-3 花粉情報

天候が昨年までと大きく変化しています。

  気温
日 天気 平均 最高 最低
1 曇り〜雨〜晴れ 23.3 26.6 20.1
2 曇り〜晴れ一時雨 26.5 31.9 22.0
3 曇り時々雨 23.1 25.4 21.6
4 曇り一時雨 25.9 30.4 22.3
5 雨一時曇り 21.3 24.5 18.9
6 曇り一時雨〜晴 21.3 22.9 19.1
7 晴れ〜曇り一時雨 25.0 29.9 20.7
8 雨 18.8 25.3 15.1
9 雨一時曇り〜晴れ 16.0 17.7 14.9
10 曇り〜晴れ 17.8 22.1 15.2
11 曇り〜晴れ 19.0 24.3 14.3
12 晴れ 20.6 25.8 16.4
13 晴れ 20.9 26.6 16.9

「9月は観測史上最も暑い9月」だったようです(TVニュース)。10月2日は9月22日以来の30.0℃超えでした。本日は急激に気温が下がり、11月中旬の気温とのことでした(TVニュース)。8日は、平均気温が、20.0℃以下でした。これは、6月4日以来の20.0℃以下の日でした。9日はさらに寒く、最高気温が17.7℃で20℃以下でした.20℃以下は、5月9日(18.9℃)以来です。


2024年10月14日-2 花粉情報

当HPは、2017年12月1日に開設しました。それ以来本日まで874415件のアクセスをいただきました。花粉観測は、観測を開始した昭和59年(1984)以来、今年で41年目になりますが、令和2年から年間を通じて観測を試み、一昨年から年間を通じて速報を提供しています。観測を続けていますと、毎回新たな情報に回り会えます。順次、ご報告申し上げておりますが、お役に立っていますでしょうか?皆様のお役に立つと考えられる限り、観測を続けたいと思っております。今後とも、ご活用下さいます様、よろしくお願い申し上げます。今年は例年になく異常な気候が続いています。スギ花粉の生育にも少なからず影響して、飛散予測が極めて難しいと考えられます。それだけに速報が重要となると思われますので、ご注視下さい。


2024年10月14日-1 花粉情報

昨年の10月11日(水)に、当HPで、以下のご報告をいたしました。

「日本気象協会は9月28日に、2024年春の花粉飛散予測を発表しました。全国的には、「今夏の猛暑は影響し例年(過去10年の平均)、比は1.2〜2.3倍に 前シーズンよりは減少傾向」としています。東京は例年比110〜150%、前シーズン比80%で、昨年よりやや少ないと予想されています」。

「昨シーズン当地では、1/1から4/30までに、スギ花粉6636.5個/cm2、ヒノキ花粉1227.0個/cm2観測され、合計は7863.5個/cm2でした。つまり、2024年春は6290個/cm2前後の飛散があると推測しています。また、例年(3566個/cm2)比では、4280〜8200個/cm2と予測されます。」と、当地の私の予測を発表しました。」

今年の実測値は、「スギ花粉5272.0個/cm2、ヒノキ花粉1028.2個/cm2、合計6300.2個/cm2desita.」予測は6290個/cm2前後でしたので、適中したと言えます。最近は、かなり的確な予測が可能となっています。今後の報告にご注目下さい。


2024年10月13日-13 花粉情報

夏から秋の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ ヨモギ カナムグラ マツ その他 総計
7/29〜8/4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.4 3.4
8/5〜8/11 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 2.5 3.1
8/12〜8/18 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.3
8/19〜8/25 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0 0.0 1.9 2.5
8/26〜9/1 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.9 1.2
9/2〜9/8 0.0 0.0 0.0 1.2 0.9 0.6 0.0 4.2 7.1
9/9〜9/15 0.0 0.0 0.3 1.2 0.6 0.6 0.0 7.7 10.4
9/16〜9/22 0.0 0.3 2.2 8.6 1.2 1.2 0.0 9.6 23.1
9/23〜9/29 0.0 0.0 1.5 3.1 2.8 2.2 0.0 12.3 21.9
9/30〜10/6 0.0 0.0 0.9 0.0 0.6 3.4 0.0 13.9 18.8
10/7〜10/13 0.0 0.0 0.3 0.6 0.6 5.2 0.0 6.8 15.1
10/14〜10/20 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/21〜10/27 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/28〜10/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合 計 0.0 0.3 6.1 15.5 6.7 13.2 0.0 64.5 107.8

遠藤耳鼻咽喉科アレルギークリニック

昨年と気候が大きく異なるためか、花粉の飛散期が若干と違うようです。

その他には、ハンノキ、ヘラオオバコ、マツバギク、イタドリ、チドリノキ、オナモミ、、シモツケ、オミナエシが含まれていると考えられます。

 


2024年10月13日-11 花粉情報

夏から秋の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ ヨモギ カナムグラ マツ その他 総計
7/29〜8/4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.4 3.4
8/5〜8/11 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 2.5 3.1
8/12〜8/18 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.3
8/19〜8/25 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0 0.0 1.9 2.5
8/26〜9/1 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.9 1.2
9/2〜9/8 0.0 0.0 0.0 1.2 0.9 0.6 0.0 4.2 7.1
9/9〜9/15 0.0 0.0 0.3 1.2 0.6 0.6 0.0 7.7 10.4
9/16〜9/22 0.0 0.3 2.2 8.6 1.2 1.2 0.0 9.6 23.1
9/23〜9/29 0.0 0.0 1.5 3.1 2.8 2.2 0.0 12.3 21.9
9/30〜10/6 0.0 0.0 0.9 0.0 0.6 3.4 0.0 13.9 18.8
10/7〜10/13 0.0 0.0 0.3 0.6 0.6 5.2 0.0 6.8 15.1
10/14〜10/20 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/21〜10/27 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/28〜10/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合 計 0.0 0.3 6.1 15.5 6.7 13.2 0.0 64.5 107.8

遠藤耳鼻咽喉科アレルギークリニック

昨年と気候が大きく異なるためか、花粉の飛散期が若干と違うようです。その他には、ハンノ

 


2024年10月13日-10 花粉情報

今週の観測値:

種別 観測期間
10/7〜10/13 昨年10/9〜10/15
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.0 0.0
イネ科(カモガヤ、イネ他) 0.3 0.0
ブタクサ属 0.6 0.0
ヨモギ属 0.6 0.0
カナムグラ 5.2 1.2
マツ型 0.0 0.0
その他 6.8 7.4
合計 15.1 8.6

昨年、当地では10月9日から10月15日までの1週間は、イネ科が0.0個/cm2・週、ブタクサが0.0個/cm2・週、ヨモギ花粉が0.0個/cm2・週、カナムグラ1.2個/cm2・週、その他(種別不明)の花粉が7.4個/cm2・週の花粉が観測されました。「10月の半ばとなりました。例年ですと、秋の花粉飛散が徐々に減少する時期となりますが、今年も例年通り減少しました。」と解説があり、その他の内訳は記載がありませんでした。

今年はイネ科0.3個/cm2、ブタクサ花粉0.6個/cm2、ヨモギ花粉0.6個/cm2、カナムグラ5.2個/cm2、その他が6.8個/cm2と秋めいてきた為か、多くの花粉がそれも一斉に観測されました。東京都アレルギー情報でも、カナムグラ花粉の飛散が目立ちます。その他には、ヒメスイバ0.0個/cm2、ハンノキは0.3個/cm2、ヘラオオバコが1.5個/cm2、マツバギクが0.3個/cm2、イタドリが0.6個/cm2、オナモミが0.9個/cm2、シモツケ、オミナエシ各0.3個/cm2、種別不明が6.8個/cm2でした。


2024年10月13日-9 花粉情報

飛散総数(cm2/週)

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
8月1週 1.5 0.9 1.5 2.1 3.4
    2 0.3 0.6 1.8 0.8 3.1
    3 2.8 1.2 1.8 0.6 0.3
    4 0.9 2.8 1.2 0.0 2.5
9月1週 0.9 11.7 2.1 0.9 1.2
    2 3.1 19.1 14.5 2.8 7.1
    3 6.5 26.1 21.6 2.8 10.4
    4 17.6 27.1 21.0 23.7 23.1
10月1週 20.4 19.4 40.1 17.3 21.9
    2 11.7 18.7 9.0 17.6 18.8
    3 3.4 3.4 6.8 8.6 15.1
    4 2.2 5.4 4.3 13.3  
    5 1.2 3.0 6.2 4.9  
合計 72.5 139.7 132.1 95.4  

令和6年の観測数は、比較上ややずれています。


2024年10月13日-8 花粉情報

これまで、私共が推奨する初期療法がどのような経緯で、「包括的かつ計画的治療」として確立されたか」を説明しました。今週は、具体的な方策についてご説明いたします。

体調の維持と鼻の粘膜の保護が重要で、基本です。対策を実行に移す時期は、花粉飛散予測を参考に実践すると的確に実行できます。

1.花粉症および花粉飛散予測などの情報収集。

2.花粉症の正確な診断(原因抗原と重複抗原の確定)。

3.花粉症治療の障害となる合併症の治療。

4.正しい生活リズム。

5.冬の乾燥した冷気からの鼻粘膜の保護。

加湿を目的としたマスクの使用(感染防止とは目的が異なります)。寝室に水を置く、洗濯物を干す。

6.感染症(上気道炎、インフルエンザ等)の予防と治療。

7.飛散期対策の準備。

8. 適切な時期に予防的効果が期待できる薬剤を選択、投与。

  1.   基礎となる免疫療法(皮下減感作、舌下減感作)を基本として実施する。

2024年10月13日-7 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。


2024年10月13日-6 花粉情報

秋の花粉は、カナムグラを除いて、1.0個/cm2以下になり、早くも終わりそうです。これからは、室内塵(ダニ)アレルギーの季節です。衣替え、大掃除の際には、室内塵を吸い込まない様に注意してください。

令和2年から観測数が1.0個/cm2以下になった時期を比較しますと以下の様になり、令和4年の終息が特に早いのが目立ちます。(表は全て10月)

年 イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ
令和2年 4〜10 24〜 4〜10 18〜24
令和3年 ― ― ― ―
令和4年 10〜16 3〜9 3〜9 3〜9
令和5年 23〜29 30〜 23〜29 16〜22
令和6年        

2024年10月13日-5 花粉情報

9月3日から5日の3日間は日差しも短く(16.1時間)、気温が低く(平均25.7℃)、比較的過ごしやすい日々でした。6日以後、晴れて再び暑くなり、平均気温は28.0℃を超え、最高気温は33℃を超える暑さが続きました。9月としては、記録的高温で、9月18日は歴史上最も遅い夏日でした。

 

月

 

気温(2023年) 気温(2024年)
平均 平均
日平均 日最高 日最低 日平均 日最高 日最低
6 23.2 27.6 19.6 23.1 27.7 19.3
7 28.7 33.9 24.7 28.7 33.5 25.0
8 29.2 34.3 26.1 29.0 33.6 25.7
9 26.7 31.2 23.6 26.6 30.9 23.5
10 18.9 23.7 14.7      

また、今年の9月は「観測史上最も暑い9月」だったようです(TVのニュース)。しかし、東京は

「6〜9月で比較すると昨年の方が暑く、花粉の成長は昨年の方が良かったのではないか」とも考えられます。また、この夏の気象条件が来春のスギ、ヒノキ花粉の飛散量に、どのような影響があるのか、未経験の暑さで、定かではありません。

  2022年 2023年 2024年
月 日照時間 全天日射量 日照時間 全天日射量 日照時間 全天日射量
6 167.6 17.4 137.5 16.3 158.1 17.4
7 176.4 17.3 250.4 21.6 199.6 18.5
8 150.4 15.4 222.3 19.0 198.8 17.4
9 143.7 13.9 143.7 13.9 160.8 13.9

日照時間、日射量は上の表のとおりです。今後の花芽調査の結果が待たれますし、ご注目下さい。


2024年10月13日-4 花粉情報

天候が昨年までと大きく変化しています。

  気温
日 天気 平均 最高 最低
1 曇り〜雨〜晴れ 23.3 26.6 20.1
2 曇り〜晴れ一時雨 26.5 31.9 22.0
3 曇り時々雨 23.1 25.4 21.6
4 曇り一時雨 25.9 30.4 22.3
5 雨一時曇り 21.3 24.5 18.9
6 曇り一時雨〜晴 21.3 22.9 19.1
7 晴れ〜曇り一時雨 25.0 29.9 20.7
8 雨 18.8 25.3 15.1
9 雨一時曇り〜晴れ 16.0 17.7 14.9
10 曇り〜晴れ 17.8 22.1 15.2
11 曇り〜晴れ 19.0 24.3 14.3
12 晴れ 20.6 25.8 16.4

「9月は観測史上最も暑い9月」だったようです(TVニュース)。10月2日は9月22日以来の30.0℃超えでした。本日は急激に気温が下がり、11月中旬の気温とのことでした(TVニュース)。昨日は、平均気温が、20.0℃以下でした。これは、6月4日以来の20.0℃以下の日でした。9日はさらに寒く、最高気温が17.7℃で20℃以下でした.20℃以下は、5月9日(18.9℃)以来です。


2024年10月13日-3 花粉情報

佐橋 紀男先生から新たなデータをいただきました。

2024年             ダーラム型(3.24cm2→1cm2):富里市
9月 スギ ヒノキ イネ型 ブタクサ ヨモギ カナムグラ その他
29 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.6 0.0
30 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
10月1 0.0 0.0 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0
2 0.0 0.0 0.5 0.0 0.2 3.1 0.0
3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.1 0.0
4 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 1.2 0.0
5 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.3
6 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0

前回のご報告でデータを船橋市の観測値とお知らせいたしましたが、これらは富里市の観測データでした。私のミスでした。訂正して、お詫び申し上げます。


2024年10月13日-2 花粉情報

当HPは、2017年12月1日に開設しました。それ以来本日まで874415件のアクセスをいただきました。花粉観測は、観測を開始した昭和59年(1984)以来、今年で41年目になりますが、令和2年から年間を通じて観測を試み、一昨年から年間を通じて速報を提供しています。観測を続けていますと、毎回新たな情報に回り会えます。順次、ご報告申し上げておりますが、お役に立っていますでしょうか?皆様のお役に立つと考えられる限り、観測を続けたいと思っております。今後とも、ご活用下さいます様、よろしくお願い申し上げます。

今年は例年になく異常な気候が続いています。スギ花粉の生育にも少なからず影響して、飛散予測が極めて難しいと考えられます。それだけに速報が重要となると思われますので、ご注視下さい。


2024年10月13日-1 花粉情報

昨年の10月11日(水)に、当HPで、以下のご報告をいたしました。

「日本気象協会は9月28日に、2024年春の花粉飛散予測を発表しました。全国的には、「今夏の猛暑は影響し例年(過去10年の平均)、比は1.2〜2.3倍に 前シーズンよりは減少傾向」としています。東京は例年比110〜150%、前シーズン比80%で、昨年よりやや少ないと予想されています」。

「昨シーズン当地では、1/1から4/30までに、スギ花粉6636.5個/cm2、ヒノキ花粉1227.0個/cm2観測され、合計は7863.5個/cm2でした。つまり、2024年春は6290個/cm2前後の飛散があると推測しています。また、例年(3566個/cm2)比では、4280〜8200個/cm2と予測されます。」と、当地の私の予測を発表しました。」

今年の実測値は、「スギ花粉5272.0個/cm2、ヒノキ花粉1028.2個/cm2、合計6300.2個/cm2desita.」予測は6290個/cm2前後でしたので、適中したと言えます。最近は、かなり的確な予測が可能となっています。今後の報告にご注目下さい。


2024年10月12日-8 花粉情報

40年ほど前ですが、某薬剤の臨床試験を依頼され、治験に際して、大きな疑問が生じました。その疑問とは、この薬を開発した某国製薬会社の説明文の全てに「本剤は予防的効果が望める」と記載されていました。しかし、日本はおろか諸外国の論文を調べてもアレルギーにこの薬を予め投与して効果を確認したと記載された論文は発見できませんでした。疑問を残したまま10年が経ち、その後同じような効果を謳う薬剤が次々に開発されました。そこで、どうしても予防的効果を臨床的に確かめたくなり、有症期が明確でしかも増加が著しいスギ花粉症を対象疾患として試験を試みれば、効果を確認できるであろうと考えました。効果を的確に確認するには花粉の飛散状況を定量的に明らかにする必要がありますので、昭和59年(1984)から飛散花粉(主にスギ花粉)の観測を初め、観測が的確にでき、観測結果に自身が得られた翌年から作用機序の異なる3剤の臨床試験に着手しました。すなわち、DSCG点鼻薬(耳鼻展望30、補2、1987)、ヒスタグロビン(耳鼻展望29、補6:1986)、ヒスタグロビンネビュライザー(耳鼻展望29、補6:1986)、ケトチフェン(耳鼻展望30、補2:1987)でした。それぞれ効果を確認できました。さらに塩酸エピナスチン(耳鼻展望38、6:1995)においても同様の効果を認めました。これらが、初期療法を考える契機となり、第6回日本鼻科学会ランチョンセミナー(1997)において「スギ花粉症の初期療法―計画立案から実践まで」を発表する機会を得て、今日実践している初期療法が完成しました。初期療法は、単なる早期介入とは、全く異なる治療です。

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節であることは、前項で述べました。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。

 

 

 


2024年10月12日-7 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。


2024年10月12日-6 花粉情報

秋の花粉は、カナムグラを除いて、1.0個/cm2以下になり、早くも終わりそうです。これからは、室内塵(ダニ)アレルギーの季節です。衣替え、大掃除の際には、室内塵を吸い込まない様に注意してください。

令和2年から観測数が1.0個/cm2以下になった時期を比較しますと以下の様になり、令和4年の終息が特に早いのが目立ちます。(表は全て10月)

年 イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ
令和2年 4〜10 24〜 4〜10 18〜24
令和3年 ― ― ― ―
令和4年 10〜16 3〜9 3〜9 3〜9
令和5年 23〜29 30〜 23〜29 16〜22
令和6年        

2024年10月12日-5 花粉情報

9月3日から5日の3日間は日差しも短く(16.1時間)、気温が低く(平均25.7℃)、比較的過ごしやすい日々でした。6日以後、晴れて再び暑くなり、平均気温は28.0℃を超え、最高気温は33℃を超える暑さが続きました。9月としては、記録的高温で、9月18日は歴史上最も遅い夏日でしたす。

 

月

 

気温(2023年) 気温(2024年)
平均 平均
日平均 日最高 日最低 日平均 日最高 日最低
6 23.2 27.6 19.6 23.1 27.7 19.3
7 28.7 33.9 24.7 28.7 33.5 25.0
8 29.2 34.3 26.1 29.0 33.6 25.7
9 26.7 31.2 23.6 26.6 30.9 23.5
10 18.9 23.7 14.7      

また、今年の9月は「観測史上最も暑い9月」だったようです(TVのニュース)。しかし、東京は

「6〜9月で比較すると昨年の方が暑く、花粉の成長は昨年の方が良かったのではないか」とも考えられます。また、この夏の気象条件が来春のスギ、ヒノキ花粉の飛散量に、どのような影響があるのか、未経験の暑さで、定かではありません。

  2022年 2023年 2024年
月 日照時間 全天日射量 日照時間 全天日射量 日照時間 全天日射量
6 167.6 17.4 137.5 16.3 158.1 17.4
7 176.4 17.3 250.4 21.6 199.6 18.5
8 150.4 15.4 222.3 19.0 198.8 17.4
9 143.7 13.9 143.7 13.9 160.8 13.9

日照時間、日射量は上の表のとおりです。今後の花芽調査の結果が待たれますし、ご注目下さい。


2024年10月12日-4 花粉情報

  気温
日 天気 平均 最高 最低
30 曇り時々雨のち晴 22.7 25.3 20.5
1 曇り〜雨〜晴れ 23.3 26.6 20.1
2 曇り〜晴れ一時雨 26.5 31.9 22.0
3 曇り時々雨 23.1 25.4 21.6
4 曇り一時雨 25.9 30.4 22.3
5 雨一時曇り 21.3 24.5 18.9
6 曇り一時雨〜晴 21.3 22.9 19.1
7 晴れ〜曇り一時雨 25.0 29.9 20.7
8 雨 18.8 25.3 15.1
9 雨一時曇り〜晴れ 16.0 17.7 14.9
10 曇り〜晴れ 17.8 22.1 15.2
11 曇り〜晴れ 19.0 24.3 14.3

「9月は観測史上最も暑い9月」だったようです(TVニュース)。10月2日は9月22日以来の30.0℃超えでした。本日は急激に気温が下がり、11月中旬の気温とのことでした(TVニュース)。昨日は、平均気温が、20.0℃以下でした。これは、6月4日以来の20.0℃以下の日でした。9日はさらに寒く、最高気温が17.7℃で20℃以下でした.20℃以下は、5月9日(18.9℃)以来です。


2024年10月12日-3 花粉情報

佐橋 紀男先生から新たなデータをいただきました。

2024年             ダーラム型(3.24cm2→1cm2):富里市
9月 スギ ヒノキ イネ型 ブタクサ ヨモギ カナムグラ その他
29 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.6 0.0
30 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
10月1 0.0 0.0 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0
2 0.0 0.0 0.5 0.0 0.2 3.1 0.0
3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.1 0.0
4 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 1.2 0.0
5 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.3
6 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0

前回のご報告でデータを船橋市の観測値とお知らせいたしましたが、これらは富里市の観測データでした。私のミスでした。訂正して、お詫び申し上げます。


2024年10月12日-2 花粉情報

当HPは、2017年12月1日に開設しました。それ以来本日まで874415件のアクセスをいただきました。花粉観測は、観測を開始した昭和59年(1984)以来、今年で41年目になりますが、令和2年から年間を通じて観測を試み、一昨年から年間を通じて速報を提供しています。観測を続けていますと、毎回新たな情報に回り会えます。順次、ご報告申し上げておりますが、お役に立っていますでしょうか?皆様のお役に立つと考えられる限り、観測を続けたいと思っております。今後とも、ご活用下さいます様、よろしくお願い申し上げます。

今年は例年になく異常な気候が続いています。スギ花粉の生育にも少なからず影響して、飛散予測が極めて難しいと考えられます。それだけに速報が重要となると思われますので、ご注視下さい。