東京都内の花粉情報

2023年10月13日-2 花粉情報

これまで、私共が推奨する初期療法がどのような経緯で、「包括的かつ計画的治療」として確立されたか」を説明しました。今週は、具体的な方策についてご説明いたします。

体調の維持と鼻の粘膜の保護が重要で、基本です。対策を実行に移す時期は、花粉飛散予測を参考に実践すると的確に実行できます。

1.花粉症および花粉飛散予測などの情報収集。

2.花粉症の正確な診断(原因抗原と重複抗原の確定)。

3.花粉症治療の障害となる合併症の治療。

4.正しい生活リズム。

5.冬の乾燥した冷気からの鼻粘膜の保護。

加湿を目的としたマスクの使用(感染防止とは目的が異なります)。寝室に水を置く、洗濯物を干す。

6.感染症(上気道炎、インフルエンザ等)の予防と治療。

7.飛散期対策の準備。

8. 適切な時期に予防的効果が期待できる薬剤を選択、投与。


2023年10月13日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥は乾燥単独でも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。


2023年10月12日-2 花粉情報

花粉観測は、観測を開始した昭和59年(1984)以来、今年で40年目になりますが、一昨年から年間を通じて観測を試み、昨年から年間を通じて速報を提供しています。昨年まで開設以来6525100件を超えるアクセスをいただきました。今年は、本日までに105100件いただいています。皆様のお役に立つと考えられる限り、観測を続けたいと思います。今後とも、ご活用下さいます様、よろしくお願い申し上げます。

今年は例年になく異常な気候が続いています。スギ花粉の生育にも少なからず影響して、飛散予測が極めて難しいと考えられます。それだけに速報が重要となると思われますので、ご注視下さい


2023年10月12日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥は乾燥単独でも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。


2023年10月11日-2 花粉情報

本年9月28日に日本気象協会は2024年春の花粉飛散予測を発表しました。全国的には、「今夏の猛暑は影響し例年(過去10年の平均)、比は1.2〜2.3倍に 前シーズンよりは減少傾向」としています。東京は例年比110〜150%、前シーズン比80%で、昨年よりやや少ないと予想されています。

今シーズン当地では、1/1から4/30までに、スギ花粉6636.5個/cm2、ヒノキ花粉1227.0個/cm2観測され、合計は7863.5個/cm2でした。つまり、2024年春は6290個/cm2前後の飛散があると推測しています。また、例年(最近10年の平均3566個/cm2)比では、4280〜8200個/cm2と予測されます。


2023年10月11日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥は乾燥単独でも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。


2023年10月10日-2 花粉情報

佐橋 紀男先生から以下のデータをいただきました。

3週分のデータです。参考になれば幸いです。

イネ科   ブタクサ属  ヨモギ属  カナムグラ

9/18-9/24   17.9                  2.1                 1.9                10.9

9/25-10/1         6.3                 0.6                 3.3                 11.4

10/2-10/8         8.0                 0.3                 1.4                 13.3

以上は千葉県習志野市のデータです。

スギ花粉が9/23,  9/25,  9/29,  10/4   に1個以下ですが、観測しています。今後増加する予想です.

 


2023年10月10日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。


2023年10月9日-3 花粉情報

昨年の今日、当HPでは、「当院の自動計測器KH3000は本日、今シーズンの最後の仕事を終え、来シーズンに備えるために、ドック(株式会社 大和製作所:〒238―0013 横須賀市平成町2―1:046-821-1545)に入りしました。今シーズンは大変良く働いてくれました。スギ、ヒノキのシーズン以外はノイズを拾うことも、汚染物質による誤作動も極めて少なく、以前と比較しますと、スギ、ヒノキ花粉の観測精度が非常に良くなったと感じています。来シーズンまでには、分析データを報告したいと思います。来春は、今シーズン以上の花粉が飛散すると予想されますので、さらに頑張ってくれると思います。KH3000による計測は、本年12月1日から再開する予定です。」とご報告いたしました。ところがその後、株式会社 大和製作所が倒産してしまい、メンテナンスのため預けておいた自動計測器KH3000が返還されませんでした。そこで、中古品を入手しましたが、来春までにメンテナンスを行わなければなりません。しかし、メンテナンスができる技術者がおらず、困っています。旧株式会社 大和製作所の方で、メンテナンスができる方がおられましたら、ご連絡を頂けますと大変有難く存じます。吉報をお待ちしています。

連絡先はTEL03-3491-2822(月〜金曜日、午後2時〜7時)です。


2023年10月9日-2 花粉情報

某薬剤の臨床試験に際して、大きな疑問が生じました。その疑問とは、この薬を開発した某国製薬会社の説明文には、全てに「本剤は予防的効果が望める」と記載されていました。しかし、日本はおろか諸外国の論文を調べてもアレルギーにこの薬を予防的に予め投与して効果を確認したと記載された論文は発見できませんでした。疑問を残したまま10年が経ち、その後同じような効果を謳う薬剤が次々に開発されました。そこで、どうしても予防的効果を臨床的に確かめたくなり、有症期が明確でしかも増加が著しいスギ花粉症を対象疾患として試験を試みれば、効果を確認できるであろうと考えました。効果を的確に確認するには花粉の飛散状況を定量的に明らかにする必要がありますので、昭和59年(1984)から飛散花粉(主にスギ花粉)の観測を初め、その翌年から作用機序の異なる3剤の臨床試験に着手しました。すなわち、DSCG点鼻薬(耳鼻展望30、補21987)、ヒスタゴロビン(耳鼻展望29、補61986)、ヒスタグロビンネビュライザー(耳鼻展望29、補61986)、ケトチフェン(耳鼻展望30、補21987)でした。それぞれ効果を確認できました。さらに塩酸エピナスチン(耳鼻展望3861995)においても同様の効果を認めました。これらが、初期療法を考える契機となり、第6回日本鼻科学会ランチョンセミナー(1997)において「スギ花粉症の初期療法―計画立案から実践まで」を発表する機会を得て、今日実践している初期療法が完成しました。


2023年10月9日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。


2023年10月8日-8 花粉情報

飛散総数(cm2/週)

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年
8月1週 1.5 0.9 1.5 2.1
    2 0.3 0.6 1.8 0.8
    3 2.8 1.2 1.8 0.6
    4 0.9 2.8 1.2 0.0
9月1週 0.9 11.7 2.1 0.9
    2 3.1 19.1 14.5 2.8
    3 6.5 26.1 21.6 2.8
    4 17.6 27.1 21.0 23.7
10月1週 20.4 19.4 40.1 17.3
    2 11.7 18.7 9.0 17.6
    3 3.4 3.4 6.8  
    4 2.2 5.4 4.3  
    5 1.2 3.0 6.2  
合計 72.5 139.7 132.1  

週毎の飛散総数はここ2年と比較するとやや遅い傾向が認められました。当地では、秋の花粉飛散は10月の第3週には減少します。この傾向は過去3年と変わりませんが、相対的に飛散数あすくなく、また春と比較すると大変少数です。

 


2023年10月8日-6 花粉情報

○10月8日(日):観測数

種別 観測期間
10/2〜10/8 昨年(10/3〜10/9)
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.0 0.0
イネ科(カモガヤ他) 0.3 1.2
ブタクサ属 1.9 0.3
ヨモギ属 2.5 0.0
カナムグラ 0.6 0.0
マツ 0.0 0.0
その他 12.3 7.4
合計 17.6 9.0

10月第2週まで飛散開始は遅かったものの、終了の傾向は今年も変わらないようです。


2023年10月8日-7 花粉情報

観測数

種別 観測期間
10/2〜10/8 昨年(10/3〜10/9)
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.0 0.0
イネ科(カモガヤ他) 0.3 1.2
ブタクサ属 1.9 0.3
ヨモギ属 2.5 0.0
カナムグラ 0.6 0.0
マツ 0.0 0.0
その他 12.3 7.4
合計 17.6 9.0

10月第2週まで飛散開始は遅かったものの、終了の傾向は今年も変わらないようです。


2023年10月8日-5 花粉情報

昨年の今日、当HPでは、「当院の自動計測器KH3000は本日、今シーズンの最後の仕事を終え、来シーズンに備えるために、ドック(株式会社 大和製作所:〒238―0013 横須賀市平成町2―1:046-821-1545)に入りしました。今シーズンは大変良く働いてくれました。スギ、ヒノキのシーズン以外はノイズを拾うことも、汚染物質による誤作動も極めて少なく、以前と比較しますと、スギ、ヒノキ花粉の観測精度が非常に良くなったと感じています。来シーズンまでには、分析データを報告したいと思います。来春は、今シーズン以上の花粉が飛散すると予想されますので、さらに頑張ってくれると思います。KH3000による計測は、本年12月1日から再開する予定です。」とご報告いたしました。ところがその後、株式会社 大和製作所が倒産してしまい、メンテナンスに出した自動計測器KH3000が返還されませんでした。そこで、中古品を入手しましたが、来春までにメンテナンスを行わなければなりません。しかし、メンテナンスができる技術者がおらず、困っています。旧株式会社 大和製作所の方で、メンテナンスができる方がおられましたら、ご連絡を頂けますと大変有難く存じます。吉報をお待ちしています。

連絡先はTEL03-3491-2822(月〜金曜日、午後2時〜7時)です。


2023年10月8日-4 花粉情報

初期療法はあるアレルギーのお薬の臨床試験の経験が契機となって発案されました。昭和46年(1971)に日本で初めて抗アレルギー剤と呼ばれる薬剤が発売になりました。もちろん「喘息薬として」、です(当時は「喘息が先、鼻炎はその後」でした)。この薬の鼻炎に対する承認を得るため、卒業したばかりの私の勤める大学耳鼻咽喉科にも臨床試験の依頼が来ました。昭和48年春に、人手の関係でこの試験の担当を私が命ぜられました。現在と異なり、試験方法、計画から分析、評価まで全て自分で行わなければならない時代でした。計画書の作成、臨床試験そして報告書の仕上げまで(耳鼻展望171974)、2年の歳月を費やしました。無事アレルギー性鼻炎、花粉症にもこの薬が使えるようになりました。この薬は現在でも世界中で使われています。この時、一点だけ疑問が残りました。この薬は「予防的効果が期待できる」と謳われていましたが、いくらその根拠となる研究結果や論文を探しても、見つかりませんでした。ならば、自分で試験方法や計画を立てて、試験してみようということになりました。そして、直属の上司に許可を求めたところ、承諾が得られましたので、研究班の仲間と実施。これが、「大成功であった。」というのが真相です。


2023年10月8日-3 花粉情報

東京都福祉保健局の花粉情報:東京アレルギー情報nabの過去の観測データによりますと例年10月の半ばを過ぎますと、都心ではイネ科花粉を除いてほぼ飛散が終了。むしろ、スギ花粉が少数ですが観測されています。冬の気候になると室内塵アレルギーの抗原も減少して、室内塵アレルギーの方の症状も安定します。そこで、この時期からは来春の花粉症対策を行うことが可能です。スギ・ヒノキ花粉が飛散する前に予め行っておく対策を私共は初期療法と呼んでいます。本療法を成功させるには、私共と患者の皆さんが協力して行わなければなりませんので、ぜひ患者の皆さんご協力ください。花粉飛散が始まる前に、正しく診断して、合併症や併発症を治し、十分な免疫力を養って置く事が大事です。。


2023年10月8日-2 花粉情報

昨日の東京の湿度は平均38%、最小27%でした。本日、当地の最小湿度は334%と予想されています。気温も低く18.024.5℃と予測されています。寒暖差、乾燥にご注意下さい。


2023年10月8日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます(最も影響が大きい)。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。


2023年10月7日-4 花粉情報

昨年の今日、当HPでは、「当院の自動計測器KH3000は本日、今シーズンの最後の仕事を終え、来シーズンに備えるために、ドック(株式会社 大和製作所:〒238―0013 横須賀市平成町2―1:046-821-1545)に入りしました。昨シーズンは大変良く働いてくれました。スギ、ヒノキのシーズン以外はノイズを拾うことも、汚染物質による誤作動も極めて少なく、以前と比較しますと、スギ、ヒノキ花粉の観測精度が非常に良くなったと感じています。」とご報告いたしました。しかし、今シーズン(令和5年春)は株式会社 大和製作所が倒産してしまい、観測できませんでした。来春は、今シーズン以上の花粉が飛散すると予想されますので、そこで、中古品を入手しましたが、来春までにメンテナンスを行わなければなりません。しかし、メンテナンスができる技術者がおらず、困っています。旧株式会社 大和製作所の方で、メンテナンスができる方がおられましたら、ご連絡を頂けますと大変有難く存じます。吉報をお待ちしています。

連絡先はTEL03-3491-2822(月〜金曜日、午後2時〜7時)です。


2023年10月7日-3 花粉情報

東京都福祉保健局の花粉情報:東京アレルギー情報nabの過去の観測データによりますと例年10月の半ばを過ぎますと、都心ではイネ科花粉を除いてほぼ飛散が終了。むしろ、スギ花粉が少数ですが観測されています。冬の気候になると室内塵アレルギーの抗原も減少して、室内塵アレルギーの方の症状も安定します。そこで、この時期からは来春の花粉症対策を行うことが可能です。スギ・ヒノキ花粉が飛散する前に予め行っておく対策を私共は初期療法と呼んでいます。本療法を成功させるには、私共と患者の皆さんが協力して行わなければなりませんので、ぜひ患者の皆さんご協力ください。花粉飛散が始まる前に、正しく診断して、合併症や併発症を治し、十分な免疫力を養っておきます。


2023年10月7日-2 花粉情報

昨日の東京の湿度は平均38%、最小27%でした。本日、当地の最小湿度は334%と予想されています。気温も低く18.0〜24.5℃と予測されています。寒暖差、乾燥にご注意下さい。


2023年10月7日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。


2023年10月6日-2 花粉情報

室内塵アレルギーの主な原因は室内塵中のダニです。その大部分がチリダニ(ヤケヒョウダニ、コナヒョウダニ)です。チリダニは気温20〜30℃、湿度60〜80%で繁殖しやすく、温度、湿度、餌、住処が整うと活動が活発になります。温度25℃、湿度65〜75%で活動が最も活発になると言われています。冷暖房を調節するときは、この温湿度にご注意ください。また、室内塵中の抗原(アレルギーの原因物質)はダニだけではありません。塵を捕集した場所(家庭、駅、デパートなど)によって、室内塵がアレルギーを起こす程度(抗原性)に違いがあることは、古くから指摘されています。室内塵にはダニの他にも、抗原となる物質(真菌、ゴキブリ、ペット、食品、花粉など)の存在が指摘されています。

 


2023年10月6日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。本日、当地では最小湿度が33〜34%まで低下しています。


2023年10月5日-2 花粉情報

東京都福祉保健局の花粉情報:東京アレルギー情報nabの過去の観測データによりますと例年10月の半ばを過ぎますと、都心ではイネ科花粉を除いてほぼ飛散が終了。むしろ、スギ花粉が少数ですが観測されています。冬の気候になると室内塵アレルギーの抗原も減少して、室内塵アレルギーの方の症状も安定します。そこで、この時期からは来春の花粉症対策を行うことが可能です。スギ・ヒノキ花粉が飛散する前に予め行っておく対策を私共は初期療法と呼んでいます。この療法を成功させるには、私共と患者の皆さんが協力して行わなければなりませんので、ぜひ患者の皆さんご協力ください。花粉飛散が始まる前に、正しく診断して、合併症や併発症を治し、十分な免疫力を養っておきます。


2023年10月5日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。


2023年10月4日-2 花粉情報

過去の観測データ(東京都福祉保健局の花粉情報:東京アレルギー情報nabi)によると都心の秋の花粉の飛散は10月になると次第に減少するようです。今後は花粉もさることながら室内塵アレルギー(とりわけダニアレルギー)対策を始めるべき時期になりました。室内塵アレルギーは衣替え、転居、大掃除などを契機に悪化します。室内塵アレルギーの主な原因であるダニは、繁殖力が旺盛で数ヶ月で数万から数十万匹に増殖します。抗原となるのは主に糞、抜け毛、フケですが、これらを掃除で完全に排除するのは至難の技です。ダニは畳、絨毯、布団などの内部に生息しますので、これを退治するのも至難の技です。ダニを増やさない方策が必要です。繁殖前に餌を断つことが大事です。早い時期に餌を断つ掃除を心がけて下さい。また、衣替えをする際は吸入防止のためマスクを着用してください。くどいようですが、アレルギーの方には、大切なことです。


2023年10月4日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。


2023年10月3日-2 花粉情報

:秋は乾燥、冷気の他にもう一点、注意することがあります。ダニアレルギーの原因とされるチリダニは、室内温度25℃〜27℃、湿度6080%の環境が最も繁殖しやすいと言われています。家庭のチリダニは夏に増えますが、秋になるとチリダニ自体は減りますが、アレルギーの原因となるアレルゲン量(死骸、フケ、糞など)は秋にピークを迎えます。その後は冬にむかつて減りますが、なくなるわけではありませんので、ご注意ください。


2023年10月3日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。