2023年11月4日-2 花粉情報
本日も朝から晴れて(4日連続)。さらに気温が上がり午前5時に15.0℃、12時には24.7℃を超えました。 昼過ぎも晴れて気温は午後1時に26.2℃まで上がり、日中晴れが続きました。本日も風は穏やかで、1日中1〜3m/sでした。
本日も朝から晴れて(4日連続)。さらに気温が上がり午前5時に15.0℃、12時には24.7℃を超えました。 昼過ぎも晴れて気温は午後1時に26.2℃まで上がり、日中晴れが続きました。本日も風は穏やかで、1日中1〜3m/sでした。
新型コロナとの戦いはまだ続いていて、解決していません。一昨日も1件(家族3名)、陽性者が来院しました。来春は、スギ、ヒノキ花粉が否応なしに飛散します。備えは固めなければなりません。そこで、コロナ、インフルエンザを警戒しながら、今年も11月から花粉観測を連日行うことにいたしました。
本日は休日、昨日以上にプレパラートの汚れはなく、観測は容易でした。花粉はその他の花粉が0.3個/cm2観測されました。
本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2でした。
○観測結果(個/cm2/日:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/03 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 |
昨年も11月3日までに観測された花粉は、その他の花粉が0.9個/cm2のみでした。本日観測されたその他の花粉は
チドリノキ、またはマンサクなどの花粉に類似しています。(守田 益宗著:花粉識別ガイドブックより)。
本日も朝から晴れて。さらに気温が上がり午前5時に14.9℃、12時には22.5℃を超えました。 昼過ぎも晴れて気温は午後1時に23.6℃まで上がり、日中晴れが続きました。本日も風は穏やかで、1日中1〜2m/sでした。
新型コロナとの戦いはまだ続いていて、解決していません。昨日も1件(家族3名)、陽性者が来院しました。来春は、スギ、ヒノキ花粉が否応なしに飛散します。備えは固めなければなりません。そこで、コロナ、インフルエンザを警戒しながら、今年も11月から花粉観測を連日行うことにいたしました。
昨日同様にプレパラートの汚れはほとんどなく、観測は容易でしたが、花粉は観測されませんでした。
本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。
○観測結果(個/cm2/日:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/02 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
朝から晴れて。思いの外気温が上がり午前5時に13.6℃、12時には22.8℃を超えました。 昼過ぎも晴れて気温は午後1時に24.2℃まで上がり、日中晴れが続きました。風は穏やかで、1日中1〜2m/sでした。
新型コロナとの戦いはまだ続いていて、解決していません。しかも、スギ、ヒノキ花粉も否応なしに飛散します。備えは固めなければなりません。そこで、今年も11月から花粉観測を連日行うことにいたしました。
本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。本日から一日単位の観測なので、プレパラートの汚れがほとんどなく、観測が容易でした。
○観測結果(個/cm2/日:2023年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/01 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
観測花粉は、0.0個/cm2でした。昨年もその他の花粉が0.3個/cm2のみでした。
観測結果(個/cm2/シーズン)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
7/31〜10/29 | 0.9 | 0.6 | 8.0 | 10.7 | 12.0 | 8.8 | 53.9 |
10/30〜31 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 1.2 |
7/31〜10/31 | 0.9 | 0.6 | 8.0 | 11.0 | 12.0 | 8.8 | 55.1 |
本日(10月31日)は、午前中晴れていましたが、午後は曇り空がつづきました。昨日、掲載漏れがありました。
昨日、佐橋 紀男先生から千葉県富里の花粉観測結果をいただきました。今夏の気温が高く、来春のスギ花粉にどのように影響するか興味深いところです。
観測結果(個/cm2/日:2023年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | キク科 |
10/9〜10/15 | 0.3 | 0.0 | 4.4 | 0.0 | 0.3 | 3.6 | 0.0 |
10/16〜10/22 | 0.9 | 0.0 | 3.5 | 0.0 | 2.2 | 3.5 | 13.9 |
10/23〜10/29 | 0.0 | 0.0 | 1.1 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 4.0 |
合計 | 1.2 | 0.0 | 9.0 | 0.0 | 2.5 | 7.4 | 17.9 |
富里では、品川ではほとんど観測されないイネ科、カナムグラおよびキク科(主にセイタカアワダチソウ)が目立ちます。花粉症の発症率や重症度には、花粉の飛散状況に応じた地域差があります。これらの測定値は予防の役立ちますので、参考にして下さい。
前年(7月後半および8月前半)の日照時間と翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数
年 | スギ+ヒノキ | 7月下旬 | 8月上旬 | 前年:合計 |
H1 | 169 | 22.4 | 87.5 | 109.9 |
H2 | 2499 | 53.8 | 48.9 | 102.7 |
H3 | 3670 | 115.6 | 100.5 | 216.1 |
H4 | 803 | 91.1 | 51.8 | 142.9 |
H5 | 3124 | 103.1 | 62.7 | 165.8 |
H6 | 274 | 37.8 | 36.6 | 74.4 |
H7 | 7453.3 | 111.8 | 131 | 242.8 |
H8 | 1032.4 | 100.6 | 121.8 | 222.4 |
H9 | 1947 | 109.6 | 91.7 | 201.3 |
H10 | 1521.7 | 88.2 | 85.6 | 173.8 |
H11 | 580.5 | 55.3 | 39.9 | 95.2 |
H12 | 5346.5 | 117.7 | 100.1 | 217.8 |
H13 | 4876.7 | 113.3 | 101 | 214.3 |
H14 | 5644.9 | 102.3 | 33.9 | 136.2 |
H15 | 3964.9 | 107.2 | 140.4 | 247.6 |
H16 | 461.3 | 18.7 | 61.4 | 80.1 |
H17 | 13956 | 105.3 | 105.4 | 210.7 |
H18 | 1132.7 | 73.2 | 83 | 156.2 |
H19 | 1774.2 | 29.6 | 89.4 | 119 |
H20 | 3600 | 58.8 | 145.4 | 204.2 |
H21 | 5785 | 91 | 86.9 | 177.9 |
H22 | 1557.7 | 58 | 43.5 | 101.5 |
H23 | 11550.6 | 136.2 | 87.2 | 223.4 |
H24 | 2127.6 | 64.6 | 97.6 | 162.2 |
H25 | 7661.8 | 107.4 | 87.2 | 194.6 |
H26 | 1993.4 | 65.1 | 105.4 | 170.5 |
H27 | 2938.1 | 110.7 | 109.8 | 220.1 |
H28 | 4184.6 | 110.4 | 107.3 | 217.7 |
H29 | 2570.7 | 64.3 | 86.7 | 151 |
H30 | 8057.4 | 64 | 32.6 | 96.6 |
H31 | 6199.4 | 122.8 | 99 | 221.8 |
R2 | 2841.6 | 75.5 | 129.1 | 204.6 |
R3 | 4567.3 | 23 | 127.6 | 150.6 |
R4 | 5172 | 123.7 | 84.5 | 208.2 |
R5 | 7862.7 | 113.1 | 93.3 | 206.2 |
R6 | ? | 168.2 | 107.9 | 276.1 |
花粉数は当院での測定値、前年の日照時間は気象庁過去の気象データから東京都東京の観測値を抜粋。
「前年(7月後半および8月前半)の日照時間と翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数」には相関があり、日照時間が長いほど、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数が多くなると考えられています。
11月から連日観測しましたのは、平成30年からでした。11月の飛散数と翌シーズンのスギ、ヒノキ花粉飛散数の結果は、表の通りです。
スギ | ヒノキ | その他 | 翌年のスギ飛散数 | |
平成30年 | 9.6 | 0.0 | 23.1 | 4867.8 |
令和 元年 | 5.8 | 0.0 | 22.1 | 2466.7 |
令和 2年 | 3.0 | 0.0 | 26.9 | 3913.2 |
令和 3年 | 7.0 | 0.0 | 19.5 | 3838.8 |
令和4年 | 4.5 | 0.0 | 40.6 | 6635.7 |
花粉飛散情報で、「多い」「非常に多い」などの情報をTVその他で皆さんは目や耳にしていると思います。これらの意味が具体的にお判りの方はどれほどおられるでしょうか?この基準は、日本アレルギー協会がダーラム法(落下法)によるスギ花粉の測定値とスギ花粉症の方の症状から作成した基準です。
飛散レベル(落下法)について
観測花粉数(個/cm2・日) | レベル |
10個未満 | 少ない |
10〜30個未満 | やや多い |
30〜50個未満 | 多い |
50〜100個未満 | 非常に多い |
100個以上 | 極めて多い |
本HPでもスギ花粉の飛散レベルを表現するときはこの基準に従います。今後、基準の見直しが行われます。将来、変わる可能性があります。
新型コロナとの戦いはまだ続いていて、解決していません。しかも、スギ、ヒノキ花粉も否応なしに飛散します。備えは固めなければなりません。そこで、今年も11月から花粉観測を連日行うことにいたしました。
観測結果(個/cm2/シーズン:2020〜2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 | |
2020 | 8/2〜10/31 | 2.7 | 0.0 | 8.9 | 31.0 | 7.8 | 5.5 | 72.5 |
2021 | 8/2〜10/31 | 4.5 | 0.0 | 9.1 | 44.7 | 3.3 | 17.8 | 60.3 |
2022 | 8/1〜10/31 | 3.0 | 0.0 | 12.1 | 28.4 | 6.1 | 9.1 | 72.6 |
2023 | 8/1〜10/31 | 0.9 | 0.6 | 8.0 | 11.0 | 12.0 | 8.8 | 55.1 |
夏から秋の飛散花粉もかなり飛散数が少なくなりました。過去2年とほぼ同じ傾向が認められました。11月のスギ花粉の飛散数の大小と翌年春の飛散数に相関が認められるとの指摘がありますので、 11月からはスギ花粉の飛散に注目して、観測並びにご報告したいと思います。
10月は本日が最終日、秋の花粉シーズンはほぼ終わりました。今年はここまで、新型コロナと異常な気象、さらに今はインフルエンザが流行。これらに翻弄され続けてきました。それでも、スギ、ヒノキ花粉は来春も飛散します。来春、「インフルエンザ、新型コロナ、スギ・ヒノキ花粉症が時期を同じくして発症したら」と考えると、私ども耳鼻科医は恐らく対応に苦慮すると思います。それだけに、インフルエンザと花粉症については、十二分に事前の対策を施しておきたいと考えます。来春のスギ、ヒノキ花粉は、今シーズンの8割、過去10年平均の1.2〜1.5倍:4000〜8000個/cm2)
花粉症の皆様におかれましては、どれだけ対策しても十分ということはありません。可能な限り早めに行動を起こして頂きます様、心からお願い致します
秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。また、冷暖房で室内はさらに乾燥します。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中でも冬に最も乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥は乾燥単独でも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。
10月も残す所2日、秋の花粉シーズンはほぼ終わりました。今年はここまで、新型コロナと異常な気象、さらに今はインフルエンザが流行。これらに翻弄され続けてきました。それでも、スギ、ヒノキ花粉は来春も飛散します。来春、「インフルエンザ、新型コロナ、スギ・ヒノキ花粉症が時期を同じくして発症したら」と考えると、私ども耳鼻科医は恐らく対応に苦慮すると思います。それだけに、インフルエンザと花粉症については、十二分に事前の対策を施しておきたいと考えます。花粉症の皆様におかれましては、どれだけ対策しても十分ということはありません。可能な限り早めに行動を起こして頂きます様、心からお願い致します
秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。また、冷暖房で室内はさらに乾燥します。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中でも冬に最も乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥は乾燥単独でも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。
10月の週当たりの観測花粉の総数は、二桁を記録したのは第2周までで、第3週以後は過去4 年間ほぼ一桁でした。つまり当地の秋の花粉飛散は10 月第2週までと考えられます。今シーズンは夏の暑さが9月後半まで続きましたので、飛散最盛期が遅く、10月第4週まで二桁の花粉が観測されています。
飛散総数(cm2/週)
令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | |
8月1週 | 1.5 | 0.9 | 1.5 | 2.1 |
2 | 0.3 | 0.6 | 1.8 | 0.8 |
3 | 2.8 | 1.2 | 1.8 | 0.6 |
4 | 0.9 | 2.8 | 1.2 | 0.0 |
9月1週 | 0.9 | 11.7 | 2.1 | 0.9 |
2 | 3.1 | 19.1 | 14.5 | 2.8 |
3 | 6.5 | 26.1 | 21.6 | 2.8 |
4 | 17.6 | 27.1 | 21.0 | 23.7 |
10月1週 | 20.4 | 19.4 | 40.1 | 17.3 |
2 | 11.7 | 18.7 | 9.0 | 17.6 |
3 | 3.4 | 3.4 | 6.8 | 8.6 |
4 | 2.2 | 5.4 | 4.3 | 13.3 |
5 | 1.2 | 3.0 | 6.2 | 4.9 |
合計 | 72.5 | 139.7 | 132.1 | 95.4 |
総数は過去2年と比べますと少数でした。
今週の花粉飛散状況は
種別 | 観測期間 | |
10/23〜10/29 | 昨年(10/24〜10/30) | |
スギ | 0.0 | 0.6 |
ヒノキ | 0.0 | 0.0 |
イネ科(カモガヤ他) | 0.3 | 0.9 |
ブタクサ属 | 1.2 | 0.9 |
ヨモギ属 | 0.0 | 0.0 |
カナムグラ | 0.6 | 0.0 |
マツ | 0.0 | 0.0 |
その他 | 2.8 | 3.7 |
合計 | 4.9 | 6.2 |
昨年は、イネ科、ブタクサ属が0.9個/cm2とスギが0.6個/cm2観測されました。今シーズンはイネ科、ブタクサ属、カナムグラが観測されましたが、スギ花粉は観測されませんでした。
10月最後の週末です。冬の乾燥対策はできていますか?11〜12月は花粉の飛散はほとんど見られません。気温、湿度がダニの繁殖に適さず、ダニも繁殖しません。ですが、鼻の病気は少なくありません。多くは低温と乾きが関与しています。例えば、最近3日間の都心の最低気温は11.5℃13.4℃、14.4℃でした。昨年より大幅に暖かいのですが、最小湿度は32、50、55%でした。今後さらに寒くかつ乾燥すると思います。低温や乾燥に強い微生物がいます。気温が下がるとそれだけで空気は乾燥します。乾燥そのものが鼻粘膜には大敵です。
当院は2021年10月29日 に予約制を導入しました。ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、診察順が前後する場合があります。万一長くお待ち頂くようなことがありましたら、ご容赦下さい。
ご予約は、窓口または月〜金曜日の午後2 時から午後7 時に電話03-3491-2822に、お願いします
日々涼しくなり秋が色濃くなりました。秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。また、冷暖房で室内はさらに乾燥します。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中でも冬に最も乾燥が激しい都市です。乾燥は乾燥単独でも粘膜にダメージを与えます。今冬は住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。
10月最後の週末です。冬の乾燥対策はできていますか?11〜12月は花粉の飛散はほとんど見られません。気温、湿度がダニの繁殖に適さず、ダニも繁殖しません。ですが、鼻の病気は少なくありません。多くは低温と乾きが関与しています。例えば、最近3日間の都心の最低気温は11.4℃、11.5℃、13.4℃と昨年よりも暖かく、最小湿度も54、32、50%でした。今後さらに寒くかつ乾燥すると思います。低温や乾燥に強い微生物がいます。気温が下がるとそれだけで空気は乾燥します。乾燥そのものが鼻粘膜には大敵です。 例えば、まず粘膜表層の線毛と呼ばれる異物を排除するのに大切な毛が動かなくなります。さらに乾燥に晒されますと、上皮ごと線毛は剥奪して機能を失います。この障害が進みますと鼻血、鼻水などの苦痛を伴うことになります。早めの対策をお勧めします。
秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。また、冷暖房で室内はさらに乾燥します。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中でも冬に最も乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥は乾燥単独でも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。
次第に気温が下がり、本日のように晴れますと、急に湿度が下がります。昨日は午後1〜2時に38%を記録しました。本日も日中は晴れて気温が上昇して、昨日以上の乾きとおもわれます。鼻の乾きを訴える患者様もちらほら見られます。24時間に鼻腔から分泌される鼻汁の量は約1Lですが、そのうちの700ml が吸気時の加湿に使われています。乾燥対策をして下さい。寒暖差、大気の乾燥は咽喉頭の違和感の原因にもなり、最近多くの患者様が来院します。
秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。また、冷暖房で室内はさらに乾燥します。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中でも冬に最も乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥は乾燥単独でも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。
10月の週当たりの観測花粉の総数は、二桁を記録したのは第2周までで、第3週以後は過去4 年間ほぼ一桁でした。つまり当地の秋の花粉飛散は10 月第2週までと考えられます。第3週以後は今年を除くと花粉はほとんど観測されていません。
飛散総数(cm2/週)
令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | |
8月1週 | 1.5 | 0.9 | 1.5 | 2.1 |
2 | 0.3 | 0.6 | 1.8 | 0.8 |
3 | 2.8 | 1.2 | 1.8 | 0.6 |
4 | 0.9 | 2.8 | 1.2 | 0.0 |
9月1週 | 0.9 | 11.7 | 2.1 | 0.9 |
2 | 3.1 | 19.1 | 14.5 | 2.8 |
3 | 6.5 | 26.1 | 21.6 | 2.8 |
4 | 17.6 | 27.1 | 21.0 | 23.7 |
10月1週 | 20.4 | 19.4 | 40.1 | 17.3 |
2 | 11.7 | 18.7 | 9.0 | 17.6 |
3 | 3.4 | 3.4 | 6.8 | 8.6 |
4 | 2.2 | 5.4 | 4.3 | 13.3 |
5 | 1.2 | 3.0 | 6.2 | |
合計 | 72.5 | 139.7 | 132.1 |
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について