東京都内の花粉情報

2025年05月20日(火)-8 花粉情報

令和7年5月の当地の気象データ(気象庁過去の気象データ検索より)

日付 天気 雨量 平均

気温

最高

気温

日照

時間

風向
5月1日 晴〜曇〜雨 18.2 23.8 10.7 南南東
2日 曇〜雨 50.5 16.2 18.7 0.0 北西〜南
3日 18.2 24.6 12.2 北西〜北
4日 晴〜曇 0.0 18.5 25.9 8.1 東北東〜東
5日 17.7 23.9 9.9 南南東
6日 雨〜曇 24.5 14.8 18.1 0.0 南〜南南東
7日 曇〜晴一時雨〜曇 3.5 17.9 23.0 9.9 北西
8日 曇〜晴 18.0 22.7 11.1 南南東〜南東
9日 曇〜雨 3.0 18.1 23.2 1.1
10日 雨〜曇 14.0 18.8 21.9 0.2 南南西〜南南東
11日 雨〜曇〜晴 1.0 20.5 26.7 7.9 南南東〜北西
12日 雨〜曇 6.5 16.8 20.3 0.0 北北東〜南西
13日 曇〜晴 19.8 25.6 11.2 南南東〜南
14日 晴〜曇〜晴 20.6 26.3 8.6 南南東〜南東
15日 晴〜曇 21.1 26.8 8.1 南〜南南東
16日 晴〜曇 0.0 21.4 25.4 3.1 南〜南南東
17日 雨〜曇 28.0 21.3 24.1 0.0 南南東
18日 24.2 27.1 2.1 南南西
19日 曇一時小雨 0.0 19.2 22.8 0.0 東北東
20日 曇〜晴          

19日は、ほぼ1日曇りが続きましたが、東北東の風が2〜3m/s で吹きました。この風は山からの風ですので、花粉が運ばれてくる可能性があり、、昨日は総計17.6個/cm2,18日の3倍でした。。

 


2025年05月20日(火)-7 花粉情報

梅雨から夏の落下花粉総数(第3週:5月12〜18日) 測定地:品川区西五反田

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 令和7年
5月2週 291.4 224.6 201.2 148.7 179.3 222.1
3週 92.5 50.6 118.6 189.3 95.3 87.3
4週 152.7 180.2 132.5 126.4 113.0  
6月1週 74.0 46.2 65.7 51.2 29.7  
2週 57.1 39.2 11.1 18.5 16.6  
3週 16.6 9.2 13.0 0.3 8.0  
4週 3.7 9.3 9.3 8.5 13.3  
5週 5.3 1.5 12.7 8.6 11.7  
7月1週 2.8 3.7 5.2 5.2 5.8  
2週 0.9 2.1 0.9 1.9 4.0  
3週 0.9 4.9 1.5 4.3 1.2  
4週 1.5 4.3 0.6 0.9 2.8  
5週 1.5 0.9 1.5 2.1 3.4  

毎年、5月は様々な花粉が観測されます。花粉は風が運んできますが、5月の風は、南寄りの風の日が多く、南風は当地では、海からの風ですので、落下花粉の観測数は、少ないことになります。6月になりますと、当地の落下花粉数はさらに減少傾向が認められ、毎年6月3週頃から落下花粉数は大幅に減少します。

 


2025年05月20日(火)-6 花粉情報

過去3年間の5月の観測結果(測定地:品川区西五反田)

  令和6年5月 令和5年5月 令和4年5月
スギ 1.5 1.5 2.4
ヒノキ 6.4 7.2 1.2
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバオオバヤシャ)                2.4 64.6 12.6
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ他) 188.4 191.3 228.8
イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ) 10.3 38.4 23.8
マツ型(アカマツ、クロマツ、トウヒ、ヒマラヤスギ) 142.5 269.0 224.8
ニレ科(ケヤキ) 7.7 0.0 53.0
イチョウ科(イチョウ) 0.0 22.5 5.4
クルミ科(テウチグルミ、オニグルミ) 0.0 0.0 0.6
バラ科(ソメイヨシノ) 0.0 3.7 19.4
マメ科(ギンヨウアカシア) 0.0 0.0 0.0
マンサク科(マンサク) 44.3 0.0 0.6
エゴノキ科(エゴノキ) 5.4 0.0 0.0
ミズキ科(ミズキ) 25.0
その他 145.9 238.4 142.0
570.0 836.6 714.6

5月の花粉の観測数です。マツ科、ブナ科の花粉が多く観測されました。両者とも、花粉症の原因になり得るとの報告があります。

 


2025年05月20日(火)-5 花粉情報

なぜ、抗原(アレルギーの原因となる物質:タンパク質)を探り、「見つけ出さなければならないか」というと、アレルギー性鼻炎でも花粉症でも、アレルギー性疾患は、原因物質(抗原)を用いて、免疫力をつける(減感作)以外に、アレルギーから逃れる方法がないからです。つまり、原因抗原を見つけ出し、この抗原を用いて免疫力を高め、発症を防ぎ、かつ症状を軽減します。傷が治るように、治る訳では、ありませんが、減感作によつて免疫力が備わると、少々の抗原(原因)を吸入しても、症状がなくなるか、少ない薬で症状を抑えることができます。薬で治ることが無くとも、諦めることなく主治医と良くご相談の上、これらの病気に立ち向かって下さい。


2025年05月20日(火)-4 花粉情報

ハウスダスト(室内塵)の影響:ハウスダストはアレルギー性疾患、電気製品の故障、電気プラグ接続部からの火災(トラッキング火災)などの原因となります。

ハウスダストはアレルギー性疾患を引き起こす抗原(アレルゲン)として知られており、その多くは動物性の物質(ダニなど)ですか、植物性の物質(花粉症の原因となる花粉など)やプラスチック製品から削り取られた微量な物質(またそれらに付着した化学物質)もアレルギー性疾患の原因になっていると指摘されてもいます。通年性のアレルギー性鼻炎気管支喘息アトピー性皮膚炎などのアレルゲンとして主なものです。

ハウスダストのアレルギー検査

上記のようにハウスダストは複数のアレルゲンが混合したものです。そのため、その検査に陽性だった場合、さらにいくつかのアレルゲンによる検査をし、ハウスダストのうちの何にアレルギー反応を起こすのかを特定し、セルフケアとしてその抗原に対処することが望まれます。

しかし、実際のアレルギー検査の際には複数のアレルゲンを同時に検査することが多いため、その際にハウスダストとダニの項目が同時に陽性になっていれば、それはほぼダニに対するアレルギーがあると考えてよいのですが、ハウスダストに反応するがダニには反応しない場合、このようなケースは、決して多くないのですが、さらに詳細なアレルゲン検索を行う必要が生じます。。

なお、アレルギー検査の項目として示されるものにハウスダスト1とハウスダスト2などのように数字がふられている場合がありますが、これはアレルゲン抽出物の製造元の違いによるもので、含まれるアレルゲンの種類と量がやや異なります。


2025年05月20日(火)-3 花粉情報

ダニのはんしょくについて

メスは毎日数個の卵を産み、卵から成虫になるまで3週間かかります。寿命はおよそ100日。温度25~28度、60~70%前後の高湿度の条件でよく繁殖します。温度20度以下、湿度50%以下では著しく発育が制限され、季節変化としては寒冷期には少なく、温度と湿度の高い季節に増加します。たとえば東京においては4月から増加しはじめ、7~9月にピークを示すという調査結果があります。

アレルギー患者宅における調査では、「居間よりは寝室に多く、敷布団より毛布に多い傾向があった。一方、布団よりもソファーやじゅうたんに多いという調査報告もあり、これらは各家庭での条件が異なるためと考えられています。

これらに対処するためには、粉塵を巻き上げないような方法での掃除が推奨されます。根本的には、じゅうたんなどの奥深くに潜むダニを掃除機をゆっくりかけて吸い出し、かつダニの食物となるものを減らし、温度と湿度に気をつけ、その後拭き掃除をすることです。一般的な方法での布団の天日干しなどは、その温度上昇によってもダニを殺すことはほとんどできませんが、乾燥は発育などを阻害する効果があります。つまり、ダニが成長、増殖してから駆除することは、大変難しく、発育する前に、ダニの栄養源である動物のフケや花粉、カビなどの胞子菌糸、細菌、植物の繊維などを排除しておくことが肝要と思います。これを行うのは、今(5月中)です。


2025年05月20日(火)-2 花粉情報

ハウスダストとしてのダ二

臨床の場でハウスダストアレルギーというと、すなわちダニアレルギーを指していることが多く、ハウスダストアレルギーの抗原は、ダニであることがほとんどです。そのため、ハウスダストアレルギー=ダニアレルギーと解釈されることも少なくありません。抗原となるダニは、チリダニが主です。

チリダニの仲間は140種類におよびます。アレルゲンとして重要なのはコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニ、シワダニなどで、特に前2者が多く、これらのダニは宿主に寄生せず、動物のフケや花粉、カビなどの胞子菌糸、細菌、植物の繊維などを栄養源としています。世界中に広く分布していて、「ダニのいない家はない」と言われています。

大きさは0.1~0.2ミリで、糞の粒は10~40マイクロメートル。これらおよびその破片などが空中に飛散し、吸入されるなどしてアレルギー症状の原因となります。吸入防止には、マスクがしばしば推奨されますが、ハウスダストは、花粉と比較して驚くほど微小です。そこで、濡らしたガーゼを一枚加えると、効率良くハウスダストを防止できます。


2025年05月20日(火)-1 花粉情報

5月も残すところ10日余りとなりました。日々気温が上昇して、昨夜は20℃を超える気温でした。本日、日中は、なんと30℃を超える高温でした。これからの季節は、当地に飛来する花粉は、減少します。一方、室内塵中のダニは、増殖する季節になります。

室内塵(ハウスダスト)の説明をしておかなければならない時期になりました。。

ハウスダストとは室内の埃のことで、ヒトの皮屑(フケ)、花粉、土、スス、灰、繊維、植物片などの混合物です。室内環境でのハウスダストの摂取量等の影響を調査する場合には、比較的大きい、毛髪、小石、木片、紙くずなどの夾雑物を除いたものをハウスダストと呼んでいます。ハウスダストは粒子状物質と繊維状物質に分けられますが、粒径ごとの濃度分布は生活習慣や住環境の違い(土足かどうかや家屋の気密性など)にもよるといわれています


2025年05月19日(月)-9 花粉情報

令和07年05月19日(月):観測花粉(〜19日)

花期

(月)

〜18 19
ヒノキ科 スギ属(スギ)

ヒノキ属(ヒノキ)

ハイネズ(ビャクシン属)

2〜4 0.3

0.9

0.3

 

0.3

0.3

1.2

0.3

3〜4
4〜5
カバノキ科 ハンノキ属(ハンノキ)

カバノキ属(シラカンバ)

ハンノキ属(オオバヤシャ)

ハンノキ属(ミヤマハンノキ)

クマシデ属(イヌシデ)

アカシデ(クマシデ属)

ツノハシバミ(ハシバミ属)

11〜4

4〜5

3〜4

5〜7

4〜5

4〜5

3〜4

2.4

3.6

0.9

0.3

1.8

 

1.2

  2.4

3.6

0.9

0.3

1.8

 

1.2

ブナ科

 

 

 

 

 

 

コナラ属(コナラ)

コナラ属(クヌギ)

クリ属(クリ)

ブナ属(ブナ)

ブナ属(イヌブナ)

コナラ属(シラカシ)

コナラ属(アラカシ)

ミズナラ(コナラ属)

スダジイ(シィ属)

4〜5

4〜5

6

4〜5

4〜5

4〜5

4〜5

5〜6

5〜6

16.6

0.3

30.1

22.0

4.0

15.4

0.6

7.3

1.5

0.6

 

1.2

0.6

 

0.6

 

0.6

 

17.2

0.3

31.3

22.6

4.0

16.0

0.6

7.9

1.5

イネ科 イネ属(イネ)

カモガヤ属(カモガヤ)

スズメノテッポウ属(スズメノテッポウ)

チガヤ属(チガヤ)

4〜6

4〜9

3〜5

5〜6

0.6

2.4

3.6

2.4

 

0.3

0.3

0.3

0.6

2.7

3.9

2.7

マツ科 全種

マツ属(アカマツ)

マツ属(クロマツ)

モミ属(トドマツ)

トウヒ属(トウヒ)

ツガ属(ツガ)

ツガ属(コメツガ)

カラマツ属(カラマツ)

マツ属(チョウセンゴヨウ)

ヒマラヤスギ属(ヒマラヤスギ)

 

4〜5

4〜5

5〜6

6

2

5〜6

5

5〜6

11

55.5 9.0 64.5
シソ科 ウツボグサ属(ウツボグサ) 6〜8   0.6 0.6
オドリコソウ属(ホトケノザ) 3〜6 4.3   4.3
オドリコソウ属(ヒメオドリコソウ) 3〜5 0.6   0.6
タツナミソウ属(タツナミソウ) 5〜6 0.6   0.6
ツツジ科 ツツジ属(ツツジ) 4〜6      
ツツジ属(サツキ) 5〜7      
ヒユ科 アカザ属(アカザ) 9      
アカザ属(シロザ) 9      
ヒユ属(ホソアオゲイトウ) 7〜10 0.3   0.3
キク科 ヨモギ属(オトコヨモギ) 8〜11      
オナモミ属(オナモミ) 8〜10      
バラ科 サクラ属(フジザクラ) 3〜5      
サクラ属(ソメイヨシノ) 3〜5      
タデ科 ソバカヅラ属(イタドリ) 7〜10 0.6   0.6
ミチヤナギ属(ミチヤナギ) 5〜10 8.8   8.8
ニレ科 ケヤキ属(ケヤキ) 4〜5 3.0   3.0
ケヤキ属(ハリケヤキ) 4〜5 5.5   5.5
クルミ科 クルミ属(テウチクルミ) 4〜5      
サワグルミ属(サワグルミ) 5      
ムクロジ科 カエデ属(チドリノキ) 4〜5 0.9 0.9 1.8
トチノキ属(トチノキ) 5〜6 0.3   0.3
ヤナギ科 ヤナギ属(オノエヤナギ) 3〜4 8.3   8.3
ヤマナラシ属(ドロノキ) 4〜6 1.5   1.5
イチイ科 イチイ属(キャラボク) 3〜4      
イチイ属(イチイ) 3〜4 0.6   0.6
カヤツリグサ科 スゲ属(スゲ) 4〜5 0.3   0.3
スゲ属(ヒメカンスゲ) 4〜5 0.3   0.3
ミズキ科 ミズキ属(ミズキ) 5〜6 1.8 0.3 2.1
ミズキ属(ヤマボウシ) 5〜7 2.1   2.1
ムラサキ科 ワスレナソウ属(スズカケノキ) 3〜5      
ワスレナソウ属(ワスレナソウ) 3〜5      
バラ科 カナメモチ属(カナメモチ) 5〜6 0.3   0.3
シモツゲ属(シモツケ) 5〜8 6.8   6.8
マンサク科マンサク属(マンサク) 2〜3 14.0   14.0
ヤマモモ科ヤマモモ属(ヤマモモ) 3〜4 3.3   3.3
エゴノキ科(エゴノキ) 5~6 8.1   8.1
クワ科クワ属(ヤマグワ) 4〜5 5.2   5.2
アオイ科シナノキ属(シナノキ) 6〜7 1.8   1.8
ガマ科ガマ属(ガマ) 6~8      
モクセイ科トネリコ属(アオダモ) 4〜5      
フサザクラ科フサザクラ属(フサザクラ) 3〜4      
ミソハギ科サルスベリ属(サルスベリ) 6〜9 0.9   0.9
カツラ科カツラ属(カツラ) 3〜4 4.8   4.8
オオバコ科オオバコ属(ヘラオオバコ) 4〜9      
ツバキ科ツバキ属(ヤブツバキ) 2〜4      
マオウ科マオウ属(マオウ) 4〜5   0.3 0.3
キンポウゲ科センニンソウ属(ハンショウヅル) 5〜6 7.3 0.3 7.6
モッコウ科ヒサカキ属(ヒサカキ) 3〜4 12.0   12.0
クスノキ科落葉広葉樹(シロモジ) 3〜4 0.3   0.3
マキ科ナギ属(ナギ) 3〜6 0.6   0.6
モチノキ科モチノキ属(モチノキ) 4 0.3   0.3
トウダイグサ科トウダイグサ属(トウダイグサ) 4〜6 1.9   1.9
アカネ科ヤエムグラ属(ヤエムグラ) 4〜8 4.9   4.9
モクレン科モクレン属(シデコブシ) 3〜4 2.4   2.4
ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク) 4〜8 2.4   2.4
コウヤマキ科コウヤマキ属(コウヤマキ) 3〜4 0.3   0.3
アオキ科アオキ属(アオキ) 3〜5 3.4   3.4
クロウメモドキ科ナツメ属(ナツメ) 6      
アサ科エノキ属(エノキ) 4〜5 0.6 0.3 0.9
ムラサキ科ワスレナソウ属(スズカケノキ) 3〜5 1.2 0.3 1.5
オオバコ科オオバコ属(オオバコ) 4〜9 1.2   1.2
ツバキ科ツバキ属(ヤブツバキ) 2〜4 1.5   1.5
アケビ科アケビ属(ミツバアケビ) 4〜5 0.9   0.9
マメ科シゥアジクソウ属(シロツメクサ) 春〜夏 1.5   1.5
マメ科ネムノキ亜科(アカシア) 3〜5      
ウコギ科タラノキ属(メダラ) 7〜8 0.3   0.3
モクレン科モクレン属(コブシ) 3〜4 0.9   0.9
イチョウ科(イチョウ 4~5 0.3   0.3
ヒガンバナ科スイセン属(スイセン) 12〜5   0.3 0.3
         
その他   44.6 0.3 44.9
348.7 17.3 366.0

(スギ花粉調査表と総計が異なるのは、その他の花粉は別に観察しているためです。また、表が稀に修正されます。気をつけて下さい。)

 

 


2025年05月19日(月)-8 花粉情報

令和7年5月19日(月):本日の測定結果

観測日

 

 

 

 

 

 

5/1 0.0 0.0 0.6 1.8 0.3 1.2 0.0 0.6 0.9 0.9 0.0 4.8 11.1
2 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 0.3 0.3 0.3 0.0 0.3 0.0 0.3 2.4
3 0.0 0.0 0.0 5.2 0.0 2.8 0.0 3.1 0.9 0.0 0.6 9.3 27.8
4 0.0 0.6 1.2 17.0 0.3 4.9 0.0 0.6 2.8 1.5 0.0 13.9 43.1
5 0.0 0.0 1.5 16.3 1.5 2.2 0.0 1.9 0.0 3.4 0.0 15.2 42.0
6 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 3.4 0.3 0.0 0.3 0.0 0.0 1.9 7.1
7 0.0 0.0 2.1 3.9 0.0 2.8 0.0 1.9 0.0 4.0 0.0 14.7 20.1
8 0.0 0.0 1.8 2.4 1.2 4.3 0.3 3.7 0.0 4.3 0.0 11.9 29.9
9 0.0 0.0 0.6 7.7 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 1.2 0.0 1.5 14.2
10 0.0 0.0 0.6 3.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 2.5 7.4
11 0.0 0.3 0.6 16.4 1.5 6.2 4.3 0.0 0.0 2.2 0.0 31.2 58.3
12 0.0 0.0 0.0 2.8 0.0 2.2 0.3 0.0 0.3 0.0 0.6 3.3 10.8
13 0.3 0.0 0.0 2.5 0.3 0.9 0.3 0.0 0.0 0.0 0.3 3.1 7.4
14 0.0 0.0 0.0 7.1 1.5 8.3 1.5 0.0 0.0 0.0 0.6 6.2 26.5
15 0.0 0.0 0.3 1.5 0.3 0.6 0.3 0.0 0.0 0.6 0.0 0.9 7.4
16 0.0 0.0 0.6 4.3 0.6 13.9 0.9 0.0 0.3 0.0 0.3 1.2 25.9
17 0.0 0.0 0.0 0.9 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.3 3.1
18 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 1.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 3.8 6.2
19 0.0 0.3 0.0 3.7 0.9 9.0 0.0 0.0 0.6 0.0 0.3 2.8 17.6
0.3 1.2 9.9 100.9 8.7 64.8 8.5 12.1 6.1 19.3 3.0 128.8

 

368.3

19日のその他は、チドリノキ0.9個/cm2、ハンショウヅル0.3個/cm2、マオウ0.3個/cm2、エノキ0.3個/cm2、スズカケノキ0.3個/cm2、スイセン0.3個/cm2、不明0.3個/cm2でした。


2025年05月19日(月)-7 花粉情報

令和7年5月の当地の気象データ(気象庁過去の気象データ検索より)

日付 天気 雨量 平均

気温

最高

気温

日照

時間

風向
5月1日 晴〜曇〜雨 18.2 23.8 10.7 南南東
2日 曇〜雨 50.5 16.2 18.7 0.0 北西〜南
3日 18.2 24.6 12.2 北西〜北
4日 晴〜曇 0.0 18.5 25.9 8.1 東北東〜東
5日 17.7 23.9 9.9 南南東
6日 雨〜曇 24.5 14.8 18.1 0.0 南〜南南東
7日 曇〜晴一時雨〜曇 3.5 17.9 23.0 9.9 北西
8日 曇〜晴 18.0 22.7 11.1 南南東〜南東
9日 曇〜雨 3.0 18.1 23.2 1.1
10日 雨〜曇 14.0 18.8 21.9 0.2 南南西〜南南東
11日 雨〜曇〜晴 1.0 20.5 26.7 7.9 南南東〜北西
12日 雨〜曇 6.5 16.8 20.3 0.0 北北東〜南西
13日 曇〜晴 19.8 25.6 11.2 南南東〜南
14日 晴〜曇〜晴 20.6 26.3 8.6 南南東〜南東
15日 晴〜曇 21.1 26.8 8.1 南〜南南東
16日 晴〜曇 0.0 21.4 25.4 3.1 南〜南南東
17日 雨〜曇 28.0 21.3 24.1 0.0 南南東
18日 24.2 27.1 2.1 南南西
19日 曇一時小雨          

2025年05月19日(月)-6 花粉情報

梅雨から夏の落下花粉総数(第3週:5月12〜18日) 測定地:品川区西五反田

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 令和7年
5月2週 291.4 224.6 201.2 148.7 179.3 222.1
3週 92.5 50.6 118.6 189.3 95.3 87.3
4週 152.7 180.2 132.5 126.4 113.0  
6月1週 74.0 46.2 65.7 51.2 29.7  
2週 57.1 39.2 11.1 18.5 16.6  
3週 16.6 9.2 13.0 0.3 8.0  
4週 3.7 9.3 9.3 8.5 13.3  
5週 5.3 1.5 12.7 8.6 11.7  
7月1週 2.8 3.7 5.2 5.2 5.8  
2週 0.9 2.1 0.9 1.9 4.0  
3週 0.9 4.9 1.5 4.3 1.2  
4週 1.5 4.3 0.6 0.9 2.8  
5週 1.5 0.9 1.5 2.1 3.4  

毎年、5月は様々な花粉が観測されます。花粉は風が運んできますが、5月の風は、南寄りの風の日が多く、南風は当地では、海からの風ですので、落下花粉の観測数は、少ないことになります。6月になりますと、当地の落下花粉数はさらに減少傾向が認められ、毎年6月3週頃から落下花粉数は大幅に減少します。


2025年05月19日(月)-5 花粉情報

さて、花粉は、今後どうなるでしょうか?

過去3年間の5月の観測結果(測定地:品川区西五反田)

  令和6年5月 令和5年5月 令和4年5月
スギ 1.5 1.5 2.4
ヒノキ 6.4 7.2 1.2
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバオオバヤシャ)                2.4 64.6 12.6
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ他) 188.4 191.3 228.8
イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ) 10.3 38.4 23.8
マツ型(アカマツ、クロマツ、トウヒ、ヒマラヤスギ) 142.5 269.0 224.8
ニレ科(ケヤキ) 7.7 0.0 53.0
イチョウ科(イチョウ) 0.0 22.5 5.4
クルミ科(テウチグルミ、オニグルミ) 0.0 0.0 0.6
バラ科(ソメイヨシノ) 0.0 3.7 19.4
マメ科(ギンヨウアカシア) 0.0 0.0 0.0
マンサク科(マンサク) 44.3 0.0 0.6
エゴノキ科(エゴノキ) 5.4 0.0 0.0
ミズキ科(ミズキ) 25.0
その他 145.9 238.4 142.0
570.0 836.6 714.6

5月の花粉の観測数です。マツ科、ブナ科の花粉が多く観測されました。両者とも、花粉症の原因になり得るとの報告があります。


2025年05月19日(月)-4 花粉情報

ハウスダスト(室内塵)の影響:ハウスダストはアレルギー性疾患、電気製品の故障、電気プラグ接続部からの火災(トラッキング火災)などの原因となります。

ハウスダストはアレルギー性疾患を引き起こす抗原(アレルゲン)として知られており、その多くは動物性の物質(ダニなど)ですか、植物性の物質(花粉症の原因となる花粉など)やプラスチック製品から削り取られた微量な物質(またそれらに付着した化学物質)もアレルギー性疾患の原因になっていると指摘されてもいます。通年性のアレルギー性鼻炎気管支喘息アトピー性皮膚炎などのアレルゲンとして主なものです。

ハウスダストのアレルギー検査

上記のようにハウスダストは複数のアレルゲンが混合したものです。そのため、その検査に陽性だった場合、さらにいくつかのアレルゲンによる検査をし、ハウスダストのうちの何にアレルギー反応を起こすのかを特定し、セルフケアとしてその抗原に対処することが望まれます。

しかし、実際のアレルギー検査の際には複数のアレルゲンを同時に検査することが多いため、その際にハウスダストとダニの項目が同時に陽性になっていれば、それはほぼダニに対するアレルギーがあると考えてよいのですが、ハウスダストに反応するがダニには反応しない場合、このようなケースは、決して多くないのですが、さらに詳細なアレルゲン検索を行う必要が生じます。。

なお、アレルギー検査の項目として示されるものにハウスダスト1とハウスダスト2などのように数字がふられている場合がありますが、これはアレルゲン抽出物の製造元の違いによるもので、含まれるアレルゲンの種類と量がやや異なります。


2025年05月19日(月)-3 花粉情報

ダニのはんしょくについて

メスは毎日数個の卵を産み、卵から成虫になるまで3週間かかります。寿命はおよそ100日。温度25~28度、60~70%前後の高湿度の条件でよく繁殖します。温度20度以下、湿度50%以下では著しく発育が制限され、季節変化としては寒冷期には少なく、温度と湿度の高い季節に増加します。たとえば東京においては4月から増加しはじめ、7~9月にピークを示すという調査結果があります。

アレルギー患者宅における調査では、「居間よりは寝室に多く、敷布団より毛布に多い傾向があった。一方、布団よりもソファーやじゅうたんに多いという調査報告もあり、これらは各家庭での条件が異なるためと考えられています。

これらに対処するためには、粉塵を巻き上げないような方法での掃除が推奨されます。根本的には、じゅうたんなどの奥深くに潜むダニを掃除機をゆっくりかけて吸い出し、かつダニの食物となるものを減らし、温度と湿度に気をつけることです。一般的な方法での布団の天日干しなどは、その温度上昇によってもダニを殺すことはほとんどできませんが、乾燥は発育などを阻害する効果があります。つまり、ダニが成長、増殖してから駆除することは、大変難しく、発育する前に、ダニの栄養源である動物のフケや花粉、カビなどの胞子菌糸、細菌、植物の繊維などを排除しておくことが肝要と思います。これを行うのは、今(5月中)です。


2025年05月19日(月)-2 花粉情報

ハウスダストとしてのダ二

臨床の場でハウスダストアレルギーというと、すなわちダニアレルギーを指していることが多く、ハウスダストアレルギーの抗原は、ダニであることがほとんどです。そのため、ハウスダストアレルギー=ダニアレルギーと解釈されることも少なくありません。抗原となるダニは、チリダニが主です。

チリダニの仲間は140種類におよびます。アレルゲンとして重要なのはコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニ、シワダニなどで、特に前2者が多く、これらのダニは宿主に寄生せず、動物のフケや花粉、カビなどの胞子菌糸、細菌、植物の繊維などを栄養源としています。世界中に広く分布していて、「ダニのいない家はない」と言われています。

大きさは0.1~0.2ミリで、糞の粒は10~40マイクロメートル。これらおよびその破片などが空中に飛散し、吸入されるなどしてアレルギー症状の原因となります。


2025年05月19日(月)-1 花粉情報

5月も残すところ10日余りとなりました。日々気温が上昇して、昨夜は20℃を超える気温でした。これからの季節は、当地に飛来する花粉は、減少します。一方、室内塵中のダニは、増殖する季節になります。

室内塵(ハウスダスト)の説明をしておかなければならない時期になりました。。

ハウスダストとは室内の埃のことで、ヒトの皮屑(フケ)、花粉、土、スス、灰、繊維、植物片などの混合物です。室内環境でのハウスダストの摂取量等の影響を調査する場合には、比較的大きい、毛髪、小石、木片、紙くずなどの夾雑物を除いたものをハウスダストと呼んでいます。ハウスダストは粒子状物質と繊維状物質に分けられますが、粒径ごとの濃度分布は生活習慣や住環境の違い(土足かどうかや家屋の気密性など)にもよるといわれています


2025年05月18日(日)-8 花粉情報

令和07年05月18日(日):観測花粉(〜18日)

花期

(月)

〜17 18
ヒノキ科 スギ属(スギ)

ヒノキ属(ヒノキ)

ハイネズ(ビャクシン属)

2〜4 0.3

0.9

0.3

0.3

0.9

0.3

3〜4
4〜5
カバノキ科 ハンノキ属(ハンノキ)

カバノキ属(シラカンバ)

ハンノキ属(オオバヤシャ)

ハンノキ属(ミヤマハンノキ)

クマシデ属(イヌシデ)

アカシデ(クマシデ属)

ツノハシバミ(ハシバミ属)

11〜4

4〜5

3〜4

5〜7

4〜5

4〜5

3〜4

2.4

3.6

0.9

0.3

1.8

 

1.2

2.4

3.6

0.9

0.3

1.8

 

1.2

ブナ科

 

 

 

 

 

 

コナラ属(コナラ)

コナラ属(クヌギ)

クリ属(クリ)

ブナ属(ブナ)

ブナ属(イヌブナ)

コナラ属(シラカシ)

コナラ属(アラカシ)

ミズナラ(コナラ属)

スダジイ(シィ属)

4〜5

4〜5

6

4〜5

4〜5

4〜5

4〜5

5〜6

5〜6

16.0

0.3

30.1

22.0

4.0

15.1

0.6

7.3

1.5

0.6

 

 

 

 

0.3

 

 

 

16.6

0.3

30.1

22.0

4.0

15.4

0.6

7.3

1.5

イネ科 イネ属(イネ)

カモガヤ属(カモガヤ)

スズメノテッポウ属(スズメノテッポウ)

チガヤ属(チガヤ)

4〜6

4〜9

3〜5

5〜6

0.6

2.4

3.6

2.4

 

 

 

0.6

2.4

3.6

2.4

マツ科 全種

マツ属(アカマツ)

マツ属(クロマツ)

モミ属(トドマツ)

トウヒ属(トウヒ)

ツガ属(ツガ)

ツガ属(コメツガ)

カラマツ属(カラマツ)

マツ属(チョウセンゴヨウ)

ヒマラヤスギ属(ヒマラヤスギ)

 

4〜5

4〜5

5〜6

6

2

5〜6

5

5〜6

11

54.3 1.2 55.5
シソ科 ウツボグサ属(ウツボグサ) 6〜8
オドリコソウ属(ホトケノザ) 3〜6 4.3 4.3
オドリコソウ属(ヒメオドリコソウ) 3〜5 0.6 0.6
タツナミソウ属(タツナミソウ) 5〜6 0.6 0.6
ツツジ科 ツツジ属(ツツジ) 4〜6
ツツジ属(サツキ) 5〜7
ヒユ科 アカザ属(アカザ) 9
アカザ属(シロザ) 9
ヒユ属(ホソアオゲイトウ) 7〜10 0.3 0.3
キク科 ヨモギ属(オトコヨモギ) 8〜11
オナモミ属(オナモミ) 8〜10
バラ科 サクラ属(フジザクラ) 3〜5
サクラ属(ソメイヨシノ) 3〜5
タデ科 ソバカヅラ属(イタドリ) 7〜10 0.6 0.6
ミチヤナギ属(ミチヤナギ) 5〜10 8.8 8.8
ニレ科 ケヤキ属(ケヤキ) 4〜5 3.0 3.0
ケヤキ属(ハリケヤキ) 4〜5 5.5 5.5
クルミ科 クルミ属(テウチクルミ) 4〜5
サワグルミ属(サワグルミ) 5
ムクロジ科 カエデ属(チドリノキ) 4〜5 0.9 0.9
トチノキ属(トチノキ) 5〜6 0.3 0.3
ヤナギ科 ヤナギ属(オノエヤナギ) 3〜4 8.3 8.3
ヤマナラシ属(ドロノキ) 4〜6 1.5 1.5
イチイ科 イチイ属(キャラボク) 3〜4
イチイ属(イチイ) 3〜4 0.6 0.6
カヤツリグサ科 スゲ属(スゲ) 4〜5 0.3 0.3
スゲ属(ヒメカンスゲ) 4〜5 0.3 0.3
ミズキ科 ミズキ属(ミズキ) 5〜6 1.5 0.3 1.8
ミズキ属(ヤマボウシ) 5〜7 2.1 2.1
ムラサキ科 ワスレナソウ属(スズカケノキ) 3〜5
ワスレナソウ属(ワスレナソウ) 3〜5
イチョウ科(イチョウ 4~5 0.3 0.3
マンサク科マンサク属(マンサク) 2〜3 14.0 14.0
マメ科ネムノキ亜科(アカシア) 3〜5
ヤマモモ科ヤマモモ属(ヤマモモ) 3〜4 3.3 3.3
エゴノキ科(エゴノキ) 5~6 8.1 8.1
クワ科クワ属(ヤマグワ) 4〜5 5.2 5.2
アオイ科シナノキ属(シナノキ) 6〜7 1.8 1.8
ガマ科ガマ属(ガマ) 6~8
モクセイ科トネリコ属(アイダモ) 4〜5
フサザクラ科フサザクラ属(フサザクラ) 3〜4
ミソハギ科サルスベリ属(サルスベリ) 6〜9 0.9 0.9
カツラ科カツラ属(カツラ) 3〜4 4.8 4.8
オオバコ科オオバコ属(ヘラオオバコ) 4〜9
ツバキ科ツバキ属(ヤブツバキ) 2〜4
マオウ科マオウ属(マオウ) 4〜5
キンポウゲ科センニンソウ属(ハンショウヅル) 5〜6 6.7 0.6 7.3
モッコウ科ヒサカキ属(ヒサカキ) 3〜4 12.0 12.0
クスノキ科落葉広葉樹(シロモジ) 3〜4 0.3 0.3
マキ科ナギ属(ナギ) 3〜6 0.6 0.6
モチノキ科モチノキ属(モチノキ) 4 0.3 0.3
トウダイグサ科トウダイグサ属(トウダイグサ) 4〜6 1.9 1.9
モクセイ科トネリコ属(アオダモ) 4〜5
アカネ科ヤエムグラ属(ヤエムグラ) 4〜8 4.9 4.9
モクレン科モクレン属(シデコブシ) 3〜4 2.1 0.3 2.4
ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク) 4〜8 2.4 2.4
コウヤマキ科コウヤマキ属(コウヤマキ) 3〜4 0.3 0.3
アオキ科アオキ属(アオキ) 3〜5 3.4 3.4
バラ科シモツゲ属(シモツケ) 5〜8 6.8 6.8
クロウメモドキ科ナツメ属(ナツメ) 6
アサ科エノキ属(エノキ) 4〜5 0.6 0.6
ムラサキ科ワスレナソウ属(スズカケノキ) 3〜5 0.6 0.6 1.2
オオバコ科オオバコ属(オオバコ) 4〜9 1.2 1.2
ツバキ科ツバキ属(ヤブツバキ) 2〜4 1.2 0.3 1.5
アケビ科アケビ属(ミツバアケビ) 4〜5 0.9 0.9
マメ科シゥアジクソウ属(シロツメクサ) 春〜夏 1.2 0.3 1.5
バラ科(カナメモチ) 5〜6 0.3 0.3
ウコギ科タラノキ属(メダラ) 7〜8 0.3 0.3
モクレン科モクレン属(コブシ) 3〜4 0.9 0.9
その他 44.0 0.6 44.6
344.5 6.2 348.7

(スギ花粉調査表と総計が異なるのは、その他の花粉は別に観察しているためです。また、表が稀に修正されます。気をつけて下さい。)

 

 


2025年05月18日(日)-7 花粉情報

令和7年5月18日(日):本日の測定結果

観測日

 

 

 

 

 

 

5/1 0.0 0.0 0.6 1.8 0.3 1.2 0.0 0.6 0.9 0.9 0.0 4.8 11.1
2 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 0.3 0.3 0.3 0.0 0.3 0.0 0.3 2.4
3 0.0 0.0 0.0 5.2 0.0 2.8 0.0 3.1 0.9 0.0 0.6 9.3 27.8
4 0.0 0.6 1.2 17.0 0.3 4.9 0.0 0.6 2.8 1.5 0.0 13.9 43.1
5 0.0 0.0 1.5 16.3 1.5 2.2 0.0 1.9 0.0 3.4 0.0 15.2 42.0
6 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 3.4 0.3 0.0 0.3 0.0 0.0 1.9 7.1
7 0.0 0.0 2.1 3.9 0.0 2.8 0.0 1.9 0.0 4.0 0.0 14.7 20.1
8 0.0 0.0 1.8 2.4 1.2 4.3 0.3 3.7 0.0 4.3 0.0 11.9 29.9
9 0.0 0.0 0.6 7.7 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 1.2 0.0 1.5 14.2
10 0.0 0.0 0.6 3.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 2.5 7.4
11 0.0 0.3 0.6 16.4 1.5 6.2 4.3 0.0 0.0 2.2 0.0 31.2 58.3
12 0.0 0.0 0.0 2.8 0.0 2.2 0.3 0.0 0.3 0.0 0.6 3.3 10.8
13 0.3 0.0 0.0 2.5 0.3 0.9 0.3 0.0 0.0 0.0 0.3 3.1 7.4
14 0.0 0.0 0.0 7.1 1.5 8.3 1.5 0.0 0.0 0.0 0.6 6.2 26.5
15 0.0 0.0 0.3 1.5 0.3 0.6 0.3 0.0 0.0 0.6 0.0 0.9 7.4
16 0.0 0.0 0.6 4.3 0.6 13.9 0.9 0.0 0.3 0.0 0.3 1.2 25.9
17 0.0 0.0 0.0 0.9 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.3 3.1
18 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 1.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 3.8 6.2
0.3 0.9 9.9 97.2 7.8 55.8 8.5 12.1 5.5 19.3 2.7 126.0 350.7

16日のその他は、ハンショウヅル0.6個/cm2、シデコブシ0.3個/cm2、スズカケノキ0.6個/cm2、ヤブツバキ0.3個/cm2、シロツメクサ0.3個/cm2、コブシ0.9個/cm2、不明0.6個/cm2でした。


2025年05月18日(日)-6 花粉情報

令和7年5月の当地の天気

日付 天気 雨量 平均

気温

最高

気温

日照

時間

風向
5月1日 晴〜曇〜雨 18.2 23.8 10.7 南南東
2日 曇〜雨 50.5 16.2 18.7 0.0 北西〜南
3日 18.2 24.6 12.2 北西〜北
4日 晴〜曇 0.0 18.5 25.9 8.1 東北東〜東
5日 17.7 23.9 9.9 南南東
6日 雨〜曇 24.5 14.8 18.1 0.0 南〜南南東
7日 曇〜晴一時雨〜曇 3.5 17.9 23.0 9.9 北西
8日 曇〜晴 18.0 22.7 11.1 南南東〜南東
9日 曇〜雨 3.0 18.1 23.2 1.1
10日 雨〜曇 14.0 18.8 21.9 0.2 南南西〜南南東
11日 雨〜曇〜晴 1.0 20.5 26.7 7.9 南南東〜北西
12日 雨〜曇 6.5 16.8 20.3 0.0 北北東〜南西
13日 曇〜晴 19.8 25.6 11.2 南南東〜南
14日 晴〜曇〜晴 20.6 26.3 8.6 南南東〜南東
15日 晴〜曇 21.1 26.8 8.1 南〜南南東
16日 晴〜曇 0.0 21.4 25.4 3.1 南〜南南東
17日 雨〜曇 28.0 21.3 24.1 0.0 南南東
18日 曇り

本日(18日)は、ほぼ1日曇りが続きましたが、南南西から南風が2〜4m/s で吹きました。この風は海(東京湾、太平洋岸)からの風ですので、花粉が運ばれてくることはなく、総計でも、6.2個/cm2しか落下花粉は観測されませんでした。


2025年05月18日(日)-5 花粉情報

梅雨から夏の落下花粉総数(第2週:5月5〜11日)

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 令和7年
5月2週 291.4 224.6 201.2 148.7 179.3 222.1
3週 92.5 50.6 118.6 189.3 95.3 81.1(17日まで)
4週 152.7 180.2 132.5 126.4 113.0  
6月1週 74.0 46.2 65.7 51.2 29.7  
2週 57.1 39.2 11.1 18.5 16.6  
3週 16.6 9.2 13.0 0.3 8.0  
4週 3.7 9.3 9.3 8.5 13.3  
5週 5.3 1.5 12.7 8.6 11.7  
7月1週 2.8 3.7 5.2 5.2 5.8  
2週 0.9 2.1 0.9 1.9 4.0  
3週 0.9 4.9 1.5 4.3 1.2  
4週 1.5 4.3 0.6 0.9 2.8  
5週 1.5 0.9 1.5 2.1 3.4  

毎年、5月は様々な花粉が観測されます。昨日は雨上がりでしたので、大変多くの花粉が観測されました。雨上がりに多くの花粉が飛散する傾向は、スギ、ヒノキだけでは無いようです。本日は、さらに多くなる可能性があります。6月になりますと、当地の落下花粉数は減少傾向が認められ、毎年6月3週頃から落下花粉数は大幅に減少します。


2025年05月18日(日)-4 花粉情報

過去3年間の5月の観測結果

  令和6年5月 令和5年5月 令和4年5月
スギ 1.5 1.5 2.4
ヒノキ 6.4 7.2 1.2
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバオオバヤシャ)                2.4 64.6 12.6
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ他) 188.4 191.3 228.8
イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ) 10.3 38.4 23.8
マツ型(アカマツ、クロマツ、トウヒ、ヒマラヤスギ) 142.5 269.0 224.8
ニレ科(ケヤキ) 7.7 0.0 53.0
イチョウ科(イチョウ) 0.0 22.5 5.4
クルミ科(テウチグルミ、オニグルミ) 0.0 0.0 0.6
バラ科(ソメイヨシノ) 0.0 3.7 19.4
マメ科(ギンヨウアカシア) 0.0 0.0 0.0
マンサク科(マンサク) 44.3 0.0 0.6
エゴノキ科(エゴノキ) 5.4 0.0 0.0
ミズキ科(ミズキ) 25.0
その他 145.9 238.4 142.0
570.0 836.6 714.6

5月の花粉の観測数です。マツ科、ブナ科の花粉が多く観測されました。両者とも、花粉症の原因になり得るとの報告があります。


2025年05月18日(日)-3 花粉情報

花粉の観測は、私が行い、当HPは、「慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ」として、1997年2月1日に故今井 透先生が立ち上げ、2014年1月7日までの17年間に558万件のアクセスがありました。このHPについて今井先生はASAHIパソコン2001.4.1におけるインタビューにおいて、以下のように答えています。

今井先生の回答から
「1.品川の飛散データは、毎晩午前零時(現在は午後10時)に、24時間分の花粉量を測定して朝ファクスで結果を   送ってくれる奇特な耳鼻科医の方(小生のことです)が品川におられるとのこと
2.花粉症の患者様が20歳から40歳代と比較的若いことがインターネット利用につながっている
3.ホームページは大学の公式ページではあるが、実質は今井先生1人でやっている。したがって何かの都合で今井先生ができなくなったら、誰も引き継いでくれないと思う—と述べていますが。

「いえいえ立派に今でも引き継がれています。このHPは、「東京都内の花粉症のページ」として永倉耳鼻咽喉科アレルギークリニックのHPに、以後当院のHPへと引き継がれています。当院のHPは東京都と地域を限定していますが、今日まで950387件のアクセスがあり、先生の「誰も引き継いではくれない」というご心配はありません。安心してお休み下さい。花粉観測は、私が1984年から41年、現在も続けています。しかも、現在は春だけでなく、年間を通じて無休で観測しています。

4.耳鼻科医にとって一番忙しい季節ではありますが、今シーズンは100万ヒットを突破しそうな勢いなのでこれも励みになっている」と語っております。


2025年05月18日(日)-2 花粉情報

昨年もご紹介いたしましたが、「何故、都心の当地でこれ程多くの様々な花粉が観測されるのか?」についてご紹介したいと思います。

周囲をビルに囲まれた当地では、「飛散花粉の種類は限られ、飛散花粉は少なく、限られた花粉しか観測されない」と予想していましたが、いざ当地において、年間を通じて花粉を観測いたしますと、驚くほど多種多様な花粉が観測されることが判明しました。当地1ヶ所だけで57科86属の花粉が観測されました。この多様さは想像を超えていましたので、少し周辺地域を調査してみました。たとえば、近隣の3公園、林試の森公園(東京都公園協会管理)にはクス、アカガシ、ケヤキ、プラタナス、ラクウショウ、アベマキ、ホウチャクソウ、カントウタンポポなどがあり、自然植物園(国立科学博物館付属)には、主にシイ松、コナラ、落葉樹などですが、同園の武蔵野植物園にはジロボウ、エンゴサク、アマナ、カタクリ、シュンラン、ヤマユリ、ツリガネニンジンヌスビトハギ、シラヤマギク、タイアザミなど野草類が見られ、水生植物園にはハンノキ、ノハナショウブ、ショウブ、ノカンゾウ、コハギボウシミソハギ、ツリフネソウ、ヒメガマ・ヨシなどの植物が、路傍植物園にはフクジュソウ・ ニリンソウ・イチリンソウ・タチツボスミレ・ヤ マブキソウ・イカリソウ・エビネ・フタリシズ カ・マンリョウ・ウバユリ・キチジョウソウ・ ヤブレガサ・イヌショウマなど多くの植物が見られます。 東京都庭園美術館にはシイノキ、ネズミモチ、モミジ、ミツバツツジ、サクラ、イマヌキ、キンモクセイ、モッコク、ヒラヤマシーダー、ヒサカキ、リュウノヒゲ、サザンカ、ビワ、ツバキ、アジサイ、イチョウ、コブシ、ケヤキ、アヤメ、シラカシ、イイギリ、カキ、ボタン、モチノキ、アカマツサツキ、ウメ、クマササ、サルスベリ、シャクヤク、スイセン、ヤナギ、ヤマモモなどがみられます。これらの植物が常に花粉を放出する訳ではなく、主に4〜5月に花粉を飛散し、花粉症の原因となるのは、太字の植物ということになります。さて、当地周辺の公園がどのくらい有るかと言うと、以下の通りです。

当地周辺(品川区、世田谷区、目黒区、大田区、港区だけ)には、1676もの公園があり、その面積は913809145m2になります。当地の周辺において多種多様な花粉が観測されても、何ら不思議ではないようです。例えば港区の公園数は18位ですが、面積は11位です。公園数は、23区中2位世田谷区、3位大田区、10位品川区、17位目黒区、18位港区です。面積は4位大田区、5位世田谷区、11位港区、12位品川区、21位目黒区でした。面積では、目黒区以外は、区部の上位にランクされます(令和4年4月1日東京都公園調書より)。

これまで長期にわたり、スギ、ヒノキのみを追いかけてきました、そして、スギ、ヒノキ以外の花粉は、「その他の花粉」として報告していました。ところが、調べていくと、私が鏡検で種別を明確にできない花粉が極めて多いことが判明し、実測値と患者様の症状が一致しない方が、出てくることが不思議ではなくなりました。診療所に来院する全ての患者様に均等にあるいは公平で漏れのない対応ができるようにするためには、スギ、ヒノキ以外の花粉のデータが是非とも必要であると痛感いたしました。

これまで長期にスギ、ヒノキのみを追いかけてきましたが、ここ7年は年間を通じた観測を実践しています。しかしながら、前文でも述べましたように、コンクリートジャングルと呼ばれる都心でも、観測される花粉は無数に近く、今後経験を重ねなければ正しく種を判別でき、実際に近い計測とならないと考えて日々努力を重ねています。


2025年05月18日(日)-1 花粉情報

5月2日兼子 順男先生から、「4月で計測を終了しましたので、今年最後の花粉情報を送ります。これまでの計測データのまとめも添付しました。兼子順男」とのメールをいただきました。

 

4月合計   46.6 153.1
3月合計   4774.6 752.0
2月合計   330.7 0
2・3・4月合計   5151.9 905.1

 

兼子順男先生

勤務医(慈恵医大第病院)時代からのご指導に感謝いたしますと共に、先生の地域(保谷市東伏見)のスギ、ヒノキ花粉の観測データをご提供くださり、誠にありがとうございます。数少ない貴重なデータであることに間違いありません。当地の観測数と合わせることにより、新たに多くのことが判明しました。例えば、保谷市は当地へのスギ花粉の飛散流路となっているため、2月〜3月の観測数が保谷市と当地(品川区)で、極めて近似した飛散パターンを示します(数は保谷市が多い)。4月は風向が変わり(北風から南風)、両地の飛散パターンが大きく変わります。つまり、当地に飛来する花粉の発生源が変わったと考えられます。これらは、今後に花粉症対策上、大変貴重なデータとなると確信しております。心から感謝申し上げるとともに、先生の長年に渡る御努力に最大限の敬意を評します。

遠藤 朝彦

連休中は、当HPのアクセス数が大幅に減少します。そのため御礼を遅くしました。当地(品川区)の飛散終了は、スギ花粉が4月27日、ヒノキ花粉が4月29日とスギとヒノキの終了日の差がわずか2日でした。当地での観測は、昭和59年から行っておりますが、スギとヒノキの終了日がこれほど近かったのは始めてです。


2025年05月17日(土)-8 花粉情報

令和07年05月17日(土):観測花粉(〜17日)

花期

(月)

〜16 17
ヒノキ科 スギ属(スギ)

ヒノキ属(ヒノキ)

ハイネズ(ビャクシン属)

2〜4 0.3

0.9

0.3

0.3

0.9

0.3

3〜4
4〜5
カバノキ科 ハンノキ属(ハンノキ)

カバノキ属(シラカンバ)

ハンノキ属(オオバヤシャ)

ハンノキ属(ミヤマハンノキ)

クマシデ属(イヌシデ)

アカシデ(クマシデ属)

ツノハシバミ(ハシバミ属)

11〜4

4〜5

3〜4

5〜7

4〜5

4〜5

3〜4

2.4

3.6

0.9

0.3

1.8

 

1.2

2.4

3.6

0.9

0.3

1.8

 

1.2

ブナ科

 

 

 

 

 

 

コナラ属(コナラ)

コナラ属(クヌギ)

クリ属(クリ)

ブナ属(ブナ)

ブナ属(イヌブナ)

コナラ属(シラカシ)

コナラ属(アラカシ)

ミズナラ(コナラ属)

スダジイ(シィ属)

4〜5

4〜5

6

4〜5

4〜5

4〜5

4〜5

5〜6

5〜6

16.0

0.3

29.8

22.0

3.7

15.1

0.3

7.3

1.5

 

 

0.3

 

0.3

 

0.3

16.0

0.3

30.1

22.0

4.0

15.1

0.6

7.3

1.5

イネ科 イネ属(イネ)

カモガヤ属(カモガヤ)

スズメノテッポウ属(スズメノテッポウ)

チガヤ属(チガヤ)

4〜6

4〜9

3〜5

5〜6

0.6

2.4

3.6

2.1

 

 

 

0.3

0.6

2.4

3.6

2.4

マツ科 全種

マツ属(アカマツ)

マツ属(クロマツ)

モミ属(トドマツ)

トウヒ属(トウヒ)

ツガ属(ツガ)

ツガ属(コメツガ)

カラマツ属(カラマツ)

マツ属(チョウセンゴヨウ)

ヒマラヤスギ属(ヒマラヤスギ)

 

4〜5

4〜5

5〜6

6

2

5〜6

5

5〜6

11

54.3
シソ科 ウツボグサ属(ウツボグサ) 6〜8
オドリコソウ属(ホトケノザ) 3〜6 4.3 4.3
オドリコソウ属(ヒメオドリコソウ) 3〜5 0.6 0.6
タツナミソウ属(タツナミソウ) 5〜6 0.6 0.6
ツツジ科 ツツジ属(ツツジ) 4〜6
ツツジ属(サツキ) 5〜7
ヒユ科 アカザ属(アカザ) 9
アカザ属(シロザ) 9
ヒユ属(ホソアオゲイトウ) 7〜10 0.3 0.3
キク科 ヨモギ属(オトコヨモギ) 8〜11
オナモミ属(オナモミ) 8〜10
バラ科 サクラ属(フジザクラ) 3〜5
サクラ属(ソメイヨシノ) 3〜5
タデ科 ソバカヅラ属(イタドリ) 7〜10 0.6 0.6
ミチヤナギ属(ミチヤナギ) 5〜10 8.5 0.3 8.8
ニレ科 ケヤキ属(ケヤキ) 4〜5 3.0 3.0
ケヤキ属(ハリケヤキ) 4〜5 5.5 5.5
クルミ科 クルミ属(テウチクルミ) 4〜5
サワグルミ属(サワグルミ) 5
ムクロジ科 カエデ属(チドリノキ) 4〜5 0.9 0.9
トチノキ属(トチノキ) 5〜6 0.3 0.3
ヤナギ科 ヤナギ属(オノエヤナギ) 3〜4 8.3 8.3
ヤマナラシ属(ドロノキ) 4〜6 1.5 1.5
イチイ科 イチイ属(キャラボク) 3〜4
イチイ属(イチイ) 3〜4 0.6 0.6
カヤツリグサ科 スゲ属(スゲ) 4〜5 0.3 0.3
スゲ属(ヒメカンスゲ) 4〜5 0.3 0.3
ミズキ科 ミズキ属(ミズキ) 5〜6 1.5 1.5
ミズキ属(ヤマボウシ) 5〜7 2.1 2.1
ムラサキ科 ワスレナソウ属(スズカケノキ) 3〜5
ワスレナソウ属(ワスレナソウ) 3〜5
イチョウ科(イチョウ 4~5 0.3 0.3
マンサク科マンサク属(マンサク) 2〜3 13.7 0.3 14.0
マメ科ネムノキ亜科(アカシア) 3〜5
ヤマモモ科ヤマモモ属(ヤマモモ) 3〜4 3.3 3.3
エゴノキ科(エゴノキ) 5~6 8.1 8.1
クワ科クワ属(ヤマグワ) 4〜5 5.2 5.2
アオイ科シナノキ属(シナノキ) 6〜7 1.8 1.8
ガマ科ガマ属(ガマ) 6~8
モクセイ科トネリコ属(アイダモ) 4〜5
フサザクラ科フサザクラ属(フサザクラ) 3〜4
ミソハギ科サルスベリ属(サルスベリ) 6〜9 0.9 0.9
カツラ科カツラ属(カツラ) 3〜4 4.8 4.8
オオバコ科オオバコ属(ヘラオオバコ) 4〜9
ツバキ科ツバキ属(ヤブツバキ) 2〜4
マオウ科マオウ属(マオウ) 4〜5
キンポウゲ科センニンソウ属(ハンショウヅル) 5〜6 6.7 6.7
モッコウ科ヒサカキ属(ヒサカキ) 3〜4 12.0 12.0
クスノキ科落葉広葉樹(シロモジ) 3〜4 0.3 0.3
マキ科ナギ属(ナギ) 3〜6 0.6 0.6
モチノキ科モチノキ属(モチノキ) 4 0.3 0.3
トウダイグサ科トウダイグサ属(トウダイグサ) 4〜6 1.9 1.9
モクセイ科トネリコ属(アオダモ) 4〜5
アカネ科ヤエムグラ属(ヤエムグラ) 4〜8 4.9 4.9
モクレン科モクレン属(シデコブシ) 3〜4 1.8 0.3 2.1
ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク) 4〜8 2.1 0.3 2.4
コウヤマキ科コウヤマキ属(コウヤマキ) 3〜4 0.3 0.3
アオキ科アオキ属(アオキ) 3〜5 3.4 3.4
バラ科シモツゲ属(シモツケ) 5〜8 6.8 6.8
クロウメモドキ科ナツメ属(ナツメ) 6
アサ科エノキ属(エノキ) 4〜5 0.6 0.6
ムラサキ科ワスレナソウ属(スズカケノキ) 3〜5 0.6 0.6
オオバコ科オオバコ属(オオバコ) 4〜9 1.2 1.2
ツバキ科ツバキ属(ヤブツバキ) 2〜4 1.2 1.2
アケビ科アケビ属(ミツバアケビ) 4〜5 0.9 0.9
マメ科シゥアジクソウ属(シロツメクサ) 春〜夏 0.9 0.3 1.2
バラ科(カナメモチ) 5〜6 0.3 0.3
ウコギ科タラノキ属(メダラ) 7〜8 0.3 0.3
その他 43.7 0.3 44.0
341.4 3.1 344.5

(スギ花粉調査表と総計が異なるのは、その他の花粉は別に観察しているためです。また、表が時々修正されます。気をつけて下さい。

表にあげた植物は、これまでの当地での観測で一度でも観測されたものを一覧表にしています。)

 

 


2025年05月17日(土)-7 花粉情報

令和7年5月17日(土):本日の測定結果

観測日

 

 

 

 

 

 

5/1 0.0 0.0 0.6 1.8 0.3 1.2 0.0 0.6 0.9 0.9 0.0 4.8 11.1
2 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 0.3 0.3 0.3 0.0 0.3 0.0 0.3 2.4
3 0.0 0.0 0.0 5.2 0.0 2.8 0.0 3.1 0.9 0.0 0.6 9.3 27.8
4 0.0 0.6 1.2 17.0 0.3 4.9 0.0 0.6 2.8 1.5 0.0 13.9 43.1
5 0.0 0.0 1.5 16.3 1.5 2.2 0.0 1.9 0.0 3.4 0.0 15.2 42.0
6 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 3.4 0.3 0.0 0.3 0.0 0.0 1.9 7.1
7 0.0 0.0 2.1 3.9 0.0 2.8 0.0 1.9 0.0 4.0 0.0 14.7 20.1
8 0.0 0.0 1.8 2.4 1.2 4.3 0.3 3.7 0.0 4.3 0.0 11.9 29.9
9 0.0 0.0 0.6 7.7 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 1.2 0.0 1.5 14.2
10 0.0 0.0 0.6 3.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 2.5 7.4
11 0.0 0.3 0.6 16.4 1.5 6.2 4.3 0.0 0.0 2.2 0.0 31.2 58.3
12 0.0 0.0 0.0 2.8 0.0 2.2 0.3 0.0 0.3 0.0 0.6 3.3 10.8
13 0.3 0.0 0.0 2.5 0.3 0.9 0.3 0.0 0.0 0.0 0.3 3.1 7.4
14 0.0 0.0 0.0 7.1 1.5 8.3 1.5 0.0 0.0 0.0 0.6 6.2 26.5
15 0.0 0.0 0.3 1.5 0.3 0.6 0.3 0.0 0.0 0.6 0.0 0.9 7.4
16 0.0 0.0 0.6 4.3 0.6 13.9 0.9 0.0 0.3 0.0 0.3 1.2 25.9
17 0.0 0.0 0.0 0.9 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.3 3.1
0.3 0.9 9.9 96.3 7.8 54.6 8.5 12.1 5.5 19.3 2.4 122.2 344.5

17日のその他は、ミチヤナギ0.3個/cm2、シデコブシ0.3個/cm2、マツバギク0.3個/cm2、シロツメクサ0.3個/cm2、不明0.3個/cm2でした。本日は、午前3時から夕方4時まで、雨が降り続き(雨量24mm)、花粉は観測されないとおもいましたが、それでも3.1個/cm2観測されました。

 


2025年05月17日(土)-6 花粉情報

令和7年5月の当地の天気

日付 天気 雨量 平均

気温

最高

気温

日照

時間

風向
5月1日 晴〜曇〜雨 18.2 23.8 10.7 南南東
2日 曇〜雨 50.5 16.2 18.7 0.0 北西〜南
3日 18.2 24.6 12.2 北西〜北
4日 晴〜曇 0.0 18.5 25.9 8.1 東北東〜東
5日 17.7 23.9 9.9 南南東
6日 雨〜曇 24.5 14.8 18.1 0.0 南〜南南東
7日 曇〜晴一時雨〜曇 3.5 17.9 23.0 9.9 北西
8日 曇〜晴 18.0 22.7 11.1 南南東〜南東
9日 曇〜雨 3.0 18.1 23.2 1.1
10日 雨〜曇 14.0 18.8 21.9 0.2 南南西〜南南東
11日 雨〜曇〜晴 1.0 20.5 26.7 7.9 南南東〜北西
12日 雨〜曇 6.5 16.8 20.3 0.0 北北東〜南西
13日 曇〜晴 19.8 25.6 11.2 南南東〜南
14日 晴〜曇〜晴 20.6 26.3 8.6 南南東〜南東
15日 晴〜曇 21.1 26.8 8.1 南〜南南東
16日 晴〜曇 0.0 21.4 25.4 3.1 南〜南南東
17日            

 


2025年05月17日(土)-5 花粉情報

梅雨から夏の落下花粉総数(第2週:5月5〜11日)

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 令和7年
5月2週 291.4 224.6 201.2 148.7 179.3 222.1
3週 92.5 50.6 118.6 189.3 95.3  
4週 152.7 180.2 132.5 126.4 113.0  
6月1週 74.0 46.2 65.7 51.2 29.7  
2週 57.1 39.2 11.1 18.5 16.6  
3週 16.6 9.2 13.0 0.3 8.0  
4週 3.7 9.3 9.3 8.5 13.3  
5週 5.3 1.5 12.7 8.6 11.7  
7月1週 2.8 3.7 5.2 5.2 5.8  
2週 0.9 2.1 0.9 1.9 4.0  
3週 0.9 4.9 1.5 4.3 1.2  
4週 1.5 4.3 0.6 0.9 2.8  
5週 1.5 0.9 1.5 2.1 3.4  

毎年、5月は様々な花粉が観測されます。昨日は雨上がりでしたので、大変多くの花粉が観測されました。雨上がりに多くの花粉が飛散する傾向は、スギ、ヒノキだけでは無いようです。本日は、さらに多くなる可能性があります。6月になりますと、当地の落下花粉数は減少傾向が認められ、毎年6月3週頃から落下花粉数は大幅に減少します。

 


2025年05月17日(土)-4 花粉情報

過去3年間の5月の観測結果

  令和6年5月 令和5年5月 令和4年5月
スギ 1.5 1.5 2.4
ヒノキ 6.4 7.2 1.2
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバオオバヤシャ)                2.4 64.6 12.6
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ他) 188.4 191.3 228.8
イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ) 10.3 38.4 23.8
マツ型(アカマツ、クロマツ、トウヒ、ヒマラヤスギ) 142.5 269.0 224.8
ニレ科(ケヤキ) 7.7 0.0 53.0
イチョウ科(イチョウ) 0.0 22.5 5.4
クルミ科(テウチグルミ、オニグルミ) 0.0 0.0 0.6
バラ科(ソメイヨシノ) 0.0 3.7 19.4
マメ科(ギンヨウアカシア) 0.0 0.0 0.0
マンサク科(マンサク) 44.3 0.0 0.6
エゴノキ科(エゴノキ) 5.4 0.0 0.0
ミズキ科(ミズキ) 25.0
その他 145.9 238.4 142.0
570.0 836.6 714.6

5月の花粉の観測数です。マツ科、ブナ科の花粉が多く観測されました。両者とも、花粉症の原因になり得るとの報告があります。


2025年05月17日(土)-3 花粉情報

花粉の観測は、私が行い、当HPは、「慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ」として、1997年2月1日に故今井 透先生が立ち上げ、2014年1月7日までに558万件のアクセスがありました。このHPについて今井先生はASAHIパソコン2001.4.1におけるインタビューにおいて、以下のように答えています。

今井先生の回答から
1.品川の飛散データは、毎晩午前零時(現在は午後10時)に、24時間分の花粉量を測定して朝ファクスで結果を  送ってくれる奇特な耳鼻科医の方(小生のことです)が品川におられるとのこと
2.花粉症の患者様が20歳から40歳代と比較的若いことがインターネット利用につながっている
3.ホームページは大学の公式ページではあるが、実質は今井先生1人でやっている。したがって何かの都合で今井先生ができなくなったら、誰も引き継いでくれないと思う—と述べていますが、「いえいえ立派に今でも引き継がれます。」
4.耳鼻科医にとって一番忙しい季節ではあるが、今シーズンは100万ヒットを突破しそうな勢いなのでこれも励みになっていると語っております。

このHPは、「東京都内の花粉症のページ」として永倉耳鼻咽喉科アレルギークリニックのHPに、以後当院のHPへと引き継がれています。当院のHPは東京都と地域を限定していますが、今日まで950387件のアクセスがあり、先生の「誰も引き継いではくれない」というご心配はありません。安心してお休み下さい。花粉観測は、私が1984年から41年、現在も続けています。しかも、現在は春だけでなく、年間を通じて無休で観測しています。