2024年07月21日-1 花粉情報
私の入院中に、スギ花粉症の発見者である斎藤 洋三先生がご逝去されました。斎藤先生は、関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会の生みの親であり、長年にわたり、私共を導いて下さいました。ご遺族様、関係者の皆様に、心からお悔やみ申し上げます。
私の入院中に、スギ花粉症の発見者である斎藤 洋三先生がご逝去されました。斎藤先生は、関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会の生みの親であり、長年にわたり、私共を導いて下さいました。ご遺族様、関係者の皆様に、心からお悔やみ申し上げます。
12月の観測花粉数と翌年のスギ花粉総飛散数
年 度 | ス ギ | ヒ ノ キ | 翌年のスギ花粉数 |
2012年 | 2.4 | 0.0 | 6407.3 |
2013年 | 1.5 | 0.0 | 1993.4 |
2014年 | 3 | 0.0 | 2938.1 |
2015年 | 2.4 | 0.0 | 4184.6 |
2016年 | 1.5 | 0.0 | 2570.7 |
2017年 | 5.7 | 0.0 | 4162 |
2018年 | 6.9 | 0.0 | 4867.8 |
2019年 | 3.0 | 0.0 | 2466.7 |
2020年 | 5.8 | 0.0 | 3913.2 |
2021年 | 4.2 | 0.0 | 3838.8 |
2022年 | 1.8 | 0.0 | 6635.7 |
2023年 | 9.5 | 0.0 | 6300.2 |
翌年の花粉数は、1/1〜4/30の観測値です。このデータを見る限り明らかな相関はないように思われます。
7/16から8/15間の日照時間は、翌年のスギ、ヒノキ花粉数位よく比例すると言われています。 そこで、本年も積算値を当HPで、公開いたします。
昨年の7月後半は猛暑で始まりました。今年も本日は猛暑でした。16日から気象庁過去の気象データから東京都東京の日照時間の観測値を抜粋して、日々加算した数値を本HPで報告致します。
(19日までの日照時間は15.6時間でした。)
過去10年の平均値は、日照時間7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。
7月、日々の天気(気象庁:東京)
月日 | 降雨量(mm) | 平均気温 | 日照時間 | 天気概況 |
9日 | 0.0 | 30.1 | 6.4 | 曇りー晴れ時毒雨 |
10日 | 0.0 | 29.5 | 4.3 | 曇り一時雨 |
11日 | 0.5 | 27.8 | 0.0 | 曇り時々雨 |
12日 | 13.5 | 24.4 | 0.0 | 雨のち曇り |
13日 | 0.0 | 26.2 | 7.0 | 曇り一時雨 |
14日 | 12.5 | 25.4 | 0.4 | 曇り時々雨 |
15日 | 0.5 | 24.6 | 0.4 | 曇り一時雨 |
16日 | 11.5 | 23.9 | 0.1 | 雨時々曇り |
17日 | 1.0 | 25.8 | 2.9 | 曇り |
18日 | 0.0 | 28.4 | 7.4 | 曇り〜晴れ |
19日 | ― | 30. | 5.2 | 曇り〜晴れ |
一時的ですが、連日、雨が続きました。関東甲信は7月17日ごろ、平年より1日早く、昨年より4日早く梅雨明けを迎えました(気象庁速報)。
当HPをご利用の皆様へお詫び
7月11日(金)から本HPは更新されませんでした。誠に申し訳ありませんでした。12日から一昨日(18日)まで、東京共済病院外科に入院しておりました。病名は両側鼠径ヘルニアでした。以前から悩んでおりましたが、今回は、ヘルニアが自分自身では、戻らず、疼痛も強かった為、12日午後救急車で東京共済病院外科を受診、そのまま緊急入院いたしました。翌13日午後手術を受け、経過順調につき、昨日無事退院いたしました。昨日、午後から診療を再開いたしました。まだ、痛みがあり、鎮痛剤を服用しながらの診療でした。
通院中の皆様には、心からお詫び申し上げます。従業員、家族には、感謝しかありません。
12月の観測花粉数と翌年のスギ花粉総飛散数
年 度 | ス ギ | ヒ ノ キ | 翌年のスギ花粉数 |
2012年 | 2.4 | 0.0 | 6407.3 |
2013年 | 1.5 | 0.0 | 1993.4 |
2014年 | 3 | 0.0 | 2938.1 |
2015年 | 2.4 | 0.0 | 4184.6 |
2016年 | 1.5 | 0.0 | 2570.7 |
2017年 | 5.7 | 0.0 | 4162 |
2018年 | 6.9 | 0.0 | 4867.8 |
2019年 | 3.0 | 0.0 | 2466.7 |
2020年 | 5.8 | 0.0 | 3913.2 |
2021年 | 4.2 | 0.0 | 3838.8 |
2022年 | 1.8 | 0.0 | 6635.7 |
2023年 | 9.5 | 0.0 | 6300.2 |
翌年の花粉数は、1/1〜4/30の観測値です。12月の観測花粉数と翌年のスギ花粉総飛散数です。特に相関は認めれないようです。翌年の花粉数は、1/1〜4/30の観測値です。
昨年のスギ雄花花芽調査の結果
昨年11月から12月にかけて、スギ雄花花芽調査を実施した結果、今年度のスギ雄花の着花量は、地域により大きなばらつきはありますが、全国的な傾向としては、過去10年平均値と比べると、同程度か、やや少なくなっています。
また、前年同時期と比較しても、一部を除いて、多くの都府県で少なくなっています。今シーズンは過去10年平均値との比較で150%以上となったのは、岩手県、愛知県、島根県の3県であり、50%以下になったのは山形県、茨城県、徳島県、高知県の4県でした。
東京は前年比79%、平均比119%との結果でした。これを当地の飛散数から算出すると
前年(6635.7個/cm2)比79%=5424個/cm
平均(10年平均:3566.4個/cm2)比119%=4244.0個/cm2となり
4244.0〜5424.0個/cm2が予測値となります。
昨年の11〜12月に出された予測を検証しますと、今シーズンは、1/1〜4/30の飛散数は、スギ5272.0個/cm2,
ヒノキ1028.2個/cm2、計6300.2個/cm2でした。予測よりやや多く飛散したようです。
日照時間の積算値
昨年の7月後半は猛暑で始まりました。今年も本日は猛暑でした。本日から気象庁過去の気象データから東京都東京の日照時間の観測値を抜粋して、日々加算した数値を本HPで報告致します。7月半ばから8月半ばまでの日照時間の積算値と翌年のスギ、ヒノキ花粉の飛散数は、比例すると言われています。そこで、今シーズンも当PHでご報告いたします。
(16日までの日照時間は0.1時間でした。)
(17日での日照時間は3.0時間でした。)
(18日での日照時間は10.4時間でした。)
過去10年の平均値は、日照時間7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。私は、昨年12月9日(金)に
令和5年春のスギ、ヒノキ花粉飛散数を「品川では、スギ+ヒノキは前年比から最大10344個/cm2/シーズン、例年比から6930〜9240個/cm2/シーズン」と予測いたしました。実際の測定値はスギ+ヒノキは7863.5個/cm2,)、スギ花粉6637個/cm2、ヒノキ1227.0個/cm2でしたので、予測は的中したと考えます。
7月、日々の天気(気象庁:東京)
月日 | 降雨量(mm) | 平均気温 | 日照時間 | 天気概況 |
9日 | 0.0 | 30.1 | 6.4 | 曇りー晴れ時毒雨 |
10日 | 0.0 | 29.5 | 4.3 | 曇り一時雨 |
11日 | 0.5 | 27.8 | 0.0 | 曇り時々雨 |
12日 | 13.5 | 24.4 | 0.0 | 雨のち曇り |
13日 | 0.0 | 26.2 | 7.0 | 曇り一時雨 |
14日 | 12.5 | 25.4 | 0.4 | 曇り時々雨 |
15日 | 0.5 | 24.6 | 0.4 | 曇り一時雨 |
16日 | 11.5 | 23.9 | 0.1 | 雨時々曇り |
17日 | 1.0 | 25.8 | 2.9 | 曇り |
18日 | 0.0 | 28.4 | 7.4 | 曇り〜晴れ |
平成6年の梅雨から夏の飛散花粉
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブナ科 | カバノキ科 | ニレ科 | マツ型 | その他 | 総計 |
6/1〜2 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 1.5 | 4.9 | 6.6 |
6/3〜6/9 | 0.3 | 0.3 | 0.9 | 2.8 | 0.3 | 0.0 | 7.1 | 5.5 | 16.6 |
6/10〜6/16 | 0.0 | 0.3 | 0.3 | 0.6 | 0.0 | 0.3 | 0.9 | 5.6 | 8.0 |
6/17〜6/23 | 0.0 | 0.0 | 0.9 | 1.2 | 0.3 | 0.0 | 2.5 | 8.6 | 13.3 |
6/24〜6/30 | 0.6 | 0.0 | 0.0 | 0.6 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 10.5 | 11.7 |
7/1〜7/7 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 1.5 | 4.0 | 5.8 |
7/8〜7/14 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.9 | 2.8 | 4.0 |
7/10〜7/16 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
7/15〜7/21 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
7/22〜7/28 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
7/29〜7/31 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
合計 | 1.2 | 0.9 | 2.4 | 5.2 | 0.6 | 0.3 | 14.4 | 39.1 | 59.5 |
先週1週間の測定値です。
平成6年の梅雨から夏の飛散花粉
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブナ科 | カバノキ科 | ニレ科 | マツ型 | その他 | 総計 |
6/1〜2 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 1.5 | 4.9 | 6.6 |
6/3〜6/9 | 0.3 | 0.3 | 0.9 | 2.8 | 0.3 | 0.0 | 7.1 | 5.5 | 16.6 |
6/10〜6/16 | 0.0 | 0.3 | 0.3 | 0.6 | 0.0 | 0.3 | 0.9 | 5.6 | 8.0 |
6/17〜6/23 | 0.0 | 0.0 | 0.9 | 1.2 | 0.3 | 0.0 | 2.5 | 8.6 | 13.3 |
6/24〜6/30 | 0.6 | 0.0 | 0.0 | 0.6 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 10.5 | 11.7 |
7/1〜7/7 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 1.5 | 4.0 | 5.8 |
7/8〜7/14 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.9 | 2.5 | 3.7 |
7/15〜7/21 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
7/22〜7/28 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
7/29〜7/31 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
合計 | 1.2 | 0.9 | 2.4 | 5.2 | 0.6 | 0.3 | 14.4 | 39.1 | 59.5 |
当HPをご利用の皆様へお詫び
7月11日(金)から本HPは更新されませんでした。誠に申し訳ありません。12日から昨日(18日)まで、東京共済病院外科に入院しておりました。病名は両側鼠径ヘルニアでした。以前から悩んでおりましたが、今回は、ヘルニアが自分自身では、戻らず、疼痛も強かった為、12日午後救急車で東京共済病院外科に緊急入院いたしました。13日午後手術を受け、18日無事退院いたしました。本日、午後から診療を再開する予定です。ご心配、ご迷惑をおかけいたしました方々には、深くお詫び申し上げます。
本日から再開いたします。
日猛暑が続いています。今後は、室内塵アレルギーの季節です。室内塵でアレルギーの原因となるものは、主にダニ(虫体、糞など)、カビ(特に真菌など)、昆虫、ペット(抜け毛、フケなど)。空気中に浮遊しているこれらを繰り返し吸入し続けることで、アレルギー状態になります。中でもダニは繁殖力が強く、全ての家庭に存在すると考えられます。ダニは、地球上に30〜50万種いると言われ、中には人の親指ほどもある大きなダニもいますが、大半が目に見えないほど小さく、繁殖力が強く、特に温暖で多湿な人間の住む環境は、ダニにとって快適と言われています。室内にいる代表的なダニは、チリダニ(体長:0.2〜0.4mm)、コナダニ(0.3〜0.5mm)、ツメダニ(7〜8mm)ですが、チリダニ、コナダニが鼻アレルギーの主な原因と言われています。ダニはつがいがいれば、2週間ほどで20〜30個の卵を産みます。これらは、2週間ほどで成長してそれぞれが産卵します。つまり、非常に早い速度で繁殖します。
ダニは、日本の環境ですと、どんな家にも生息して、1年を通じて環境中に存在すると言われています。とはいえ、ダニが繁殖する最適温湿度は、24〜26℃、65〜75%ですから、この条件に合わない季節には、減少します。ダニを抗原とするアレルギーの方は、通年性に症状が見られる可能性があります。とはいえ、アレルギー性鼻炎の方の多くは、室内塵つまりダニの排泄物、抜け毛、フケなどが主な原因です。そのため、梅雨の前後と秋雨の前後に悪化するという季節変動が認められます。もし、年間を通じて強く、かつ季節変動変がなく症状が認められたら鼻過敏症あるいは慢性鼻炎などを鑑別する必要があります(若干、症状は異なります)。
7月、日々の天気(気象庁:東京)
月日 | 降雨量(mm) | 平均気温 | 日照時間 | 天気概況 |
1日 | 12.5 | 26.3 | 0.1 | 雨一時曇り〜雨 |
2日 | 0.0 | 27.3 | 2.2 | 曇り一時雨 |
3日 | 0.0 | 27.7 | 7.2 | 曇り時々晴れのち曇り |
4日 | ― | 29.3 | 9.1 | 晴れ一時曇り |
5日 | ― | 30.2 | 13.2 | 晴れ一時曇り |
6日 | 36.0 | 28.1 | 7.5 | 曇り〜大雨〜曇り時々晴れ |
7日 | ― | 28.9 | 9.9 | 曇り〜晴れ |
8日 | ― | 30.9 | 11.3 | 晴れ時々薄曇り |
9日 | 0.0 | 30.1 | 6.4 | 曇りー晴れ時毒雨 |
10日 | 0.0 | 29.5 | 4.3 | 曇り一時雨 |
8日は、一時曇りましたが、ほぼ晴れ、気温が上昇しました。今年最高の30.9℃を記録しました。熱中症の方が多数出たようですが、今後もご注意ください。
夏に注目すべき点があります。 すなわち、
梅雨から夏になると、鼻の調子がよくなることを経験した方が少なくないと思います。実はこれは鼻内の湿度が関わります。少し古くなりますが、このことを実験的に確かめた研究があります(鼻閉と鼻腔内湿度に関する 実験的研究 ―乾燥空気負荷による鼻腔抵抗の変化を中心に― :山口 猛:耳鼻咽喉科展望38: 1;21〜34,1995 )。この研究では
「鼻閉及び鼻閉感の原因を追求する目的で、諸条件の許に乾燥空気を鼻腔内に与えることにより、鼻腔内湿度変化に伴う鼻腔抵抗値の変化から双方の関与を検索し、また,高齢者における鼻腔機能を青壮年者と比較検討し、加えて高齢者における鼻閉感と鼻腔内乾燥との関連をも併せて検討した。」とあり、以下の結果を得ています。
(1)青壮年群における鼻内の乾燥化は、鼻腔内湿度の低下・鼻腔抵抗値の増大・粘液繊毛機能の低下を惹起し、自覚的には鼻閉感を生じさせる。その原因と推察できるものとして、粘膜表面の摩擦抵抗の増大あるいは乱流の発生を推定した。
(2)高齢者においては、青壮年群と比較し、鼻腔内湿度の低下・鼻腔抵抗値の減少が確認された。また鼻腔内湿度が増加すると抵抗値が減少することを認め、同時に鼻閉感といった症状の改善が認められた。
(3)高齢者における加湿後の鼻腔抵抗値の減少の要因として、粘膜表面の摩擦抵抗の減少および乱流発生の抑制などが推察された。
(4)鼻腔形態不良を伴わない高齢者の鼻、鼻閉感の治療にあたっては、鼻粘膜の乾燥を是正することが有用と認められた。
風媒花の主なものを挙げますと、以下のょうになります。
裸子植物門
・球果植物門―ソテツ類
イチョウ類―イチョウ目:イチョウ
グネツム類
マツ類―マツ目
アカマツ、クロマツ
ヒノキ類―ヒノキ目
ナンヨウスギモク、ネズ、コウヤマキ
被子植物門
・真正双子葉類
・コア真正双子葉類―ムクロジ目ーミカン科:ミカン
―ナデシコ目―ナデシコ科:ナデシコ
―マメ目―マメ科―アカシア
―ヒユ科:テンサイ
―タデ科:ヒメスイバ、ギシギシ
・バラ類―アブラナ目―アブラナ科:アブラナ、イエローサルタン
バラ目―バラ科:ナシ、ウメ、イチゴ、バラ
サクラ属:サクランボ
ブドウ目―ブドウ科:ブドウ
・マメ群
・キントラノオ目
・ヤナギ科:ヤナギ、ドロノキ、ポプラ
・バラ目
・イラクサ科:イラクサ、カナムグラ、カラムシ
・ニレ科:ケヤキ
・バラ科:モモ、バラ、ブドウ
・サクラ亜科:サクラ、リンゴ
・ブナ目
・ブナ科:ブナ、カシ、ナラ、クヌギ、クリ
・ヤマモモ科:ヤマモモ、ヤチヤナギ
・クルミ科:オニグルミ、サワグルミ
・カバノキ科:シラカンバ、ヤシャブシ、オオバヤシャブシ 、ハンノキ、ミズメ、イヌシデ、アカシデ、ハシバミ
・ナス目―ナス科:ピーマン
キク類
・asteridⅠ
・リンドウ目―キョウチクトウ科:キョウチクトウ
・アカネ科
・asteridⅡ
・キク目
・キク科:ヨモギ、ブタクサ、キク、ハルジオン、除虫菊、タンポポ、セイタカアキノキリンソウ
アフリカキンセンカ、オナモミ
・ツバキ目―ツバキ科:ツバキ
単子葉植物
・ユリ目―イヌサフラン科:グロリオサ
・タコノキ目―タコノキ科
・ツユクサ類―ヤシ目―ヤシ科
・イネ目
・ガマ科
・イグサ科
・カヤツリグサ科
・イネ科:カモガヤ、イネ、ヒメガマ、イタリアンライグラス、スズメノカタビラ、ケンタッキー31フェスク、スズメノテッポウ
(フリー百科事典「ウィキぺディア」より:太字は報告があるもの)
当地では、これら風媒花花粉の大半をこれまで観測しています
連日猛暑が続いています。今後は、室内塵アレルギーの季節です。室内塵でアレルギーの原因となるものは、主にダニ(虫体、糞など)、カビ(特に真菌など)、昆虫、ペット(抜け毛、フケなど)。空気中に浮遊しているこれらを繰り返し吸入し続けることで、アレルギー状態になります。中でもダニは繁殖力が強く、全ての家庭に存在すると考えられます。ダニは、地球上に30〜50万種いると言われ、中には人の親指ほどもある大きなダニもいますが、大半が目に見えないほど小さく、繁殖力が強く、特に温暖で多湿な人間の住む環境は、ダニにとって快適と言われています。室内にいる代表的なダニは、チリダニ(体長:0.2〜0.4mm)、コナダニ(0.3〜0.5mm)、ツメダニ(7〜8mm)ですが、チリダニ、コナダニが鼻アレルギーの主な原因と言われています。ダニはつがいがいれば、2週間ほどで20〜30個の卵を産みます。これらは、2週間ほどで成長してそれぞれが産卵します。つまり、非常に早い速度で繁殖します。
ダニは、日本の環境ですと、どんな家にも生息して、1年を通じて環境中に存在すると言われています。とはいえ、ダニが繁殖する最適温湿度は、24〜26℃、65〜75%ですから、この条件に合わない季節には、減少します。ダニを抗原とするアレルギーの方は、通年性に症状が見られる可能性があります。とはいえ、アレルギー性鼻炎の方の多くは、室内塵つまりダニの排泄物、抜け毛、フケなどが主な原因です。そのため、梅雨の前後と秋雨の前後に悪化するという季節変動が認められます。もし、年間を通じて強く、かつ季節変動変がなく症状が認められたら鼻過敏症あるいは慢性鼻炎などを鑑別する必要があります(若干、症状は異なります)。
7月、日々の天気(気象庁:東京)
月日 | 降雨量(mm) | 平均気温 | 日照時間 | 天気概況 |
1日 | 12.5 | 26.3 | 0.1 | 雨一時曇り〜雨 |
2日 | 0.0 | 27.3 | 2.2 | 曇り一時雨 |
3日 | 0.0 | 27.7 | 7.2 | 曇り時々晴れのち曇り |
4日 | ― | 29.3 | 9.1 | 晴れ一時曇り |
5日 | ― | 30.2 | 13.2 | 晴れ一時曇り |
6日 | 36.0 | 28.1 | 7.5 | 曇り〜大雨〜曇り時々晴れ |
7日 | ― | 28.9 | 9.9 | 曇り〜晴れ |
8日 | ― | 30.9 | 11.3 | 晴れ時々薄曇り |
9日 | 0.0 | 30.1 | 6.4 |
一昨日は、一時曇りましたが、ほぼ晴れ、気温が上昇しました。今年最高の30.9℃を記録しました。熱中症の方が多数でたようです。
夏に注目すべき点があります。 すなわち、
梅雨から夏になると、鼻の調子がよくなることを経験した方が少なくないと思います。実はこれは鼻内の湿度が関わります。少し古くなりますが、このことを実験的に確かめた研究があります(鼻閉と鼻腔内湿度に関する 実験的研究 ―乾燥空気負荷による鼻腔抵抗の変化を中心に― :山口 猛:耳鼻咽喉科展望38: 1;21〜34,1995 )。この研究では
「鼻閉及び鼻閉感の原因を追求する目的で、諸条件の許に乾燥空気を鼻腔内に与えることにより、鼻腔内湿度変化に伴う鼻腔抵抗値の変化から双方の関与を検索し、また,高齢者における鼻腔機能を青壮年者と比較検討し、加えて高齢者における鼻閉感と鼻腔内乾燥との関連をも併せて検討した。」とあり、以下の結果を得ています。
(1)青壮年群における鼻内の乾燥化は、鼻腔内湿度の低下・鼻腔抵抗値の増大・粘液繊毛機能の低下を惹起し、自覚的には鼻閉感を生じさせる。その原因と推察できるものとして、粘膜表面の摩擦抵抗の増大あるいは乱流の発生を推定した。
(2)高齢者においては、青壮年群と比較し、鼻腔内湿度の低下・鼻腔抵抗値の減少が確認された。また鼻腔内湿度が増加すると抵抗値が減少することを認め、同時に鼻閉感といった症状の改善が認められた。
(3)高齢者における加湿後の鼻腔抵抗値の減少の要因として、粘膜表面の摩擦抵抗の減少および乱流発生の抑制などが推察された。
(4)鼻腔形態不良を伴わない高齢者の鼻、鼻閉感の治療にあたっては、鼻粘膜の乾燥を是正することが有用と認められた。
風媒花の主なものを挙げますと、以下のょうになります。
裸子植物門
・球果植物門―ソテツ類
イチョウ類
グネツム類
マツ類
ヒノキ類―ヒノキ目
ナンヨウスギ目
被子植物門
・真正双子葉類
・コア真正双子葉類
・バラ類
・マメ群
・キントラノオ目
・ヤナギ科:ヤナギ、ドロノ、ポプラ
・バラ目
・イラクサ科:イラクサ、カナムグラ、カラムシ
・ブナ目
・ブナ科:ブナ、カシ、ナラ、クヌギ
・ヤマモモ科:ヤマモモ、ヤチヤナギ
・クルミ科:オニグルミ、サワグルミ
・カバノキ科:シラカンバ、ヤシャブシ、ハンノキ、ミズメ、イヌシデ、アカシデ、ハシバミ
キク類
・asteridⅠ
・リンドウ目
・アカネ科
・asteridⅡ
・キク目
・キク科:ヨモギ、ブタクサ、オナモミ
単子葉植物
・タコノキ目―タコノキ科
・ツユクサ類―ヤシ目―ヤシ科
・イネ目
・ガマ科
・イグサ科
・カヤツリグサ科
・イネ科
(フリー百科事典「ウィキぺディア」より)
当地では、これら風媒花花粉の大半をこれまで観測しています。予想外に多種多様です。砂漠とかコンクリートジャングルという呼称はふさわしくないようです。
連日猛暑が続いています。今後は、室内塵アレルギーの季節です。室内塵でアレルギーの原因となるものは、主にダニ(虫体、糞など)、カビ(特に真菌など)、昆虫、ペット(抜け毛、フケなど)。空気中に浮遊しているこれらを繰り返し吸入し続けることで、アレルギー状態になります。ここ数日、猛暑続きですが、高温ではダニは繁殖しにくく、また、気温が高いと鼻の機能は低下せず、猛暑の間は、それほど強い症状にならないと思われます。
7月、日々の天気(気象庁:東京)
月日 | 降雨量(mm) | 平均気温 | 日照時間 | 天気概況 |
1日 | 12.5 | 26.3 | 0.1 | 雨一時曇り〜雨 |
2日 | 0.0 | 27.3 | 2.2 | 曇り一時雨 |
3日 | 0.0 | 27.7 | 7.2 | 曇り時々晴れのち曇り |
4日 | ― | 29.3 | 9.1 | 晴れ一時曇り |
5日 | ― | 30.2 | 13.2 | 晴れ一時曇り |
6日 | 36.0 | 28.1 | 7.5 | 曇り〜大雨〜曇り時々晴れ |
7日 | ― | 28.9 | 9.9 | 曇り〜晴れ |
8日 | ― | 30.9 | 11.3 | 晴れ時々薄曇り |
昨日は、一時曇りましたが、ほぼ晴れ、気温が上昇しました。今年最高の30.9℃を記録しました。熱中症の方が多数でて、救急搬送されたようです。
夏に注目すべき点があります。 すなわち、
梅雨から夏になると、鼻の調子がよくなることを経験した方が少なくないと思います。実はこれは鼻内の湿度が関わります。少し古くなりますが、このことを実験的に確かめた研究があります(鼻閉と鼻腔内湿度に関する 実験的研究 ―乾燥空気負荷による鼻腔抵抗の変化を中心に― :山口 猛:耳鼻咽喉科展望38: 1;21〜34,1995 )。この研究では
「鼻閉及び鼻閉感の原因を追求する目的で、諸条件の許に乾燥空気を鼻腔内に与えることにより、鼻腔内湿度変化に伴う鼻腔抵抗値の変化から双方の関与を検索し、また,高齢者における鼻腔機能を青壮年者と比較検討し、加えて高齢者における鼻閉感と鼻腔内乾燥との関連をも併せて検討した。」とあり、以下の結果を得ています。
(1)青壮年群における鼻内の乾燥化は、鼻腔内湿度の低下・鼻腔抵抗値の増大・粘液繊毛機能の低下を惹起し、自覚的には鼻閉感を生じさせる。その原因と推察できるものとして、粘膜表面の摩擦抵抗の増大あるいは乱流の発生を推定した。
(2)高齢者においては、青壮年群と比較し、鼻腔内湿度の低下・鼻腔抵抗値の減少が確認された。また鼻腔内湿度が増加すると抵抗値が減少することを認め、同時に鼻閉感といった症状の改善が認められた。
(3)高齢者における加湿後の鼻腔抵抗値の減少の要因として、粘膜表面の摩擦抵抗の減少および乱流発生の抑制などが推察された。
(4)鼻腔形態不良を伴わない高齢者の鼻、鼻閉感の治療にあたっては、鼻粘膜の乾燥を是正することが有用と認められた。
花粉症の原因となるのは、主に風媒花です。風媒花には、共通する特徴として、以下の点が挙げられます。
・花が地味なことが多い。
・花粉を多く産生する。
・柱頭が長く大きく発達する。
・花粉が空中を飛びやすくなっている。
・雄花と雌花に分かれているものが多い。雄花と雌花が着く位置も異なることが多い。
連日猛暑が続いています。今後は、室内塵アレルギーの季節です。室内塵でアレルギーの原因となるものは、主にダニ(虫体、糞など)、カビ(特に真菌など)、昆虫、ペット(抜け毛、フケなど)。空気中に浮遊しているこれらを繰り返し吸入し続けることで、アレルギー状態になります。
7月、日々の天気(気象庁:東京)
月日 | 降雨量(mm) | 平均気温 | 日照時間 | 天気概況 |
1日 | 12.5 | 26.3 | 0.1 | 雨一時曇り〜雨 |
2日 | 0.0 | 27.3 | 2.2 | 曇り一時雨 |
3日 | 0.0 | 27.7 | 7.2 | 曇り時々晴れのち曇り |
4日 | ― | 29.3 | 9.1 | 晴れ一時曇り |
5日 | ― | 30.2 | 13.2 | 晴れ一時曇り |
6日 | 36.0 | 28.1 | 7.5 | 曇り〜大雨〜曇り時々晴れ |
7日 | ― | 28.9 | 9.9 | 曇り〜晴れ |
6月24〜30日は、日照時間は19.5時間と短く、大雨が1日降り、毎日のように小雨が短時間でしたが降り続き、日差しのある時は、反対に夏の天気で、気温が高い日が続きました。そのため、結果として落下花粉の種類が大きく変わったと思われます。今後は、夏の花粉が主に観測されると思われます。7月、いよいよ夏本番の天気となり、一昨日は今年初めて、1日の平均気温が30.℃を超え、30.2℃を記録しました。
夏に注目すべき点があります。 すなわち、
梅雨から夏になると、鼻の調子がよくなることを経験した方が少なくないと思います。実はこれは鼻内の湿度が関わります。少し古くなりますが、このことを実験的に確かめた研究があります(鼻閉と鼻腔内湿度に関する 実験的研究 ―乾燥空気負荷による鼻腔抵抗の変化を中心に― :山口 猛:耳鼻咽喉科展望38: 1;21〜34,1995 )。この研究では
「鼻閉及び鼻閉感の原因を追求する目的で、諸条件の許に乾燥空気を鼻腔内に与えることにより、鼻腔内湿度変化に伴う鼻腔抵抗値の変化から双方の関与を検索し、また,高齢者における鼻腔機能を青壮年者と比較検討し、加えて高齢者における鼻閉感と鼻腔内乾燥との関連をも併せて検討した。」とあり、以下の結果を得ています。
(1)青壮年群における鼻内の乾燥化は、鼻腔内湿度の低下・鼻腔抵抗値の増大・粘液繊毛機能の低下を惹起し、自覚的には鼻閉感を生じさせる。その原因と推察できるものとして、粘膜表面の摩擦抵抗の増大あるいは乱流の発生を推定した。
(2)高齢者においては、青壮年群と比較し、鼻腔内湿度の低下・鼻腔抵抗値の減少が確認された。また鼻腔内湿度が増加すると抵抗値が減少することを認め、同時に鼻閉感といった症状の改善が認められた。
(3)高齢者における加湿後の鼻腔抵抗値の減少の要因として、粘膜表面の摩擦抵抗の減少および乱流発生の抑制などが推察された。
(4)鼻腔形態不良を伴わない高齢者の鼻、鼻閉感の治療にあたっては、鼻粘膜の乾燥を是正することが有用と認められた。
自然界の植物は、子孫を残すために、花を咲かせ、効率よく受粉できるように、虫、風、鳥などの生物や水などの自然を利用します。これらの受粉形式を、「虫媒花」、「風媒花」、「鳥媒花」、「水媒花」などの名称をつけ、分けています。主なものとして
虫媒花:多くの野菜、一部の樹木
風媒花:多くの樹木、一部の野菜
鳥媒花:赤い花が多いのが特徴で、熱帯性の地域によく見られる。
水媒花:キンギョモ、クロモ、マツモなど
虫媒花の植物には、鳥媒花のものもあります。(アオイ科、バラ科など)
風媒花の中には、虫媒のものがあります(ナス科など)。
野菜類は栄養繁殖するものがあります。ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、ヤマノイモ、ニンニク、ワケギ、、ラッキョウ、イチゴ、ショウガ、ミョウガなどは地下茎や根、葉などによる無精生殖で増えることができます。
(虫媒花・風媒花・鳥媒花・水媒花 それぞれの種類の一例を挙げましたI神田 直也)
7月1日から7月7日の観測値です。
7/1〜7/7 | 昨年7/3〜7/9 | |
スギ | 0.0 | 0.0 |
ヒノキ | 0.3 | 0.3 |
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャ) | 0.0 | 0.0 |
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ他) | 0.0 | 0.6 |
イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ) | 0.0 | 0.6 |
マツ型(アカマツ、クロマツ、トウヒ、ヒマラヤスギ) | 1.5 | 0.9 |
ニレ科(ケヤキ) | 0.0 | 0.6 |
イチョウ科(イチョウ) | 0.0 | 0.0 |
クルミ科(テウチグルミ、オニグルミ) | 0.0 | 0.0 |
バラ科(ソメイヨシノ) | 0.0 | 0.0 |
マメ科(ギンヨウアカシア) | 0.0 | 0.0 |
カヤツリグサ科(スゲ) | 0.0 | 0.0 |
エゴノキ科(エゴノキ) | 0.0 | 0.0 |
その他 | 4.0 | 2.2 |
計 | 5.8 | 5.2 |
飛散数、飛散花粉の内容共に昨年とほぼ同じでした。その他には、オナモミ、火サカキ、タニウツギ、メダラ、ヌルデ各0.3.個/cm2、ヤエムグラ、トチノキ各0.9個/cm2が含まれます。
梅雨から夏の落下花粉総数
令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | 令和6年 | |
5月2週 | 291.4 | 224.6 | 201.2 | 148.7 | 179.3 |
3週 | 92.5 | 50.6 | 118.6 | 189.3 | 95.3 |
4週 | 152.7 | 180.2 | 132.5 | 126.4 | 113.0 |
6月1週 | 74.0 | 46.2 | 65.7 | 51.2 | 29.7 |
2週 | 57.1 | 39.2 | 11.1 | 18.5 | 16.6 |
3週 | 16.6 | 9.2 | 13.0 | 0.3 | 8.0 |
4週 | 3.7 | 9.3 | 9.3 | 8.5 | 13.3 |
5週 | 5.3 | 1.5 | 12.7 | 8.6 | 11.7 |
7月1週 | 2.8 | 3.7 | 5.2 | 5.2 | 5.8 |
2週 | 0.9 | 2.1 | 0.9 | 1.9 | |
3週 | 0.9 | 4.9 | 1.5 | 4.3 | |
4週 | 1.5 | 4.3 | 0.6 | 0.9 | |
5週 | 1.5 | 0.9 | 1.5 | 2.1 |
毎年、風媒花植物より虫媒花植物が多くなるためか、7月になりますと落下花粉は大きく減少する傾向にあります。
こ数年7月上旬の当HPのコメントは、「この週は雨が目立つ一週間でした。マスコミが「令和2年7月豪雨」と称するほど、九州の各地では大きな被害に見舞われました。花粉観測数も前週からさらに少ない1週間でした。患者様の症状も軽い方がほとんどでした。」との内容でした。昨年も当地では「この日を除いて、雨続きでした。九州南部では大雨となりました。中四国、関西でも雨が続いており、明日は関東北部も注意が必要との予報でした。」と報じています。今年、当地は幸い晴れていますが、九州、西日本では変わりやすい天気が続き、線状降水帯が発生して水害の報道が後を絶ちません。いよいよ夏本番です。夏の花粉に対する注意が必要と思われます。当地では、飛散数が数少ないのですが、前掲しましたとおりです。主にイネ科の花粉です。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について