東京都内の花粉情報

2024年08月21日-1 花粉情報

台風7号も中心は、関東から南海上に大きく外れて、東京への上陸はありませんでした。 これで、東京への台風の中心が上陸したのは、1951年以来、なかったことになります。お盆休みも終わり、道路の混雑が昨日から再び戻りました。


2024年08月20日-5 花粉情報

夏は花粉症の皆さんの症状がほとんどない季節です。私共はその理由を夏の天気が原因と思っていました。しかし、飛散する花粉が大変少ないことが、過去3年夏にも花粉の観測を続けたことで判明しました。

観測総数(個/cm2/週:2020〜2024年)

時期 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜 8/9〜 8/16〜 8/23〜
観測数 2020 0.9 1.5 2.1 2.4 0.6 3.1 1.5
2021 2.1 4.9 4.3 0.9 0.6 1.2 2.8
2022 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.8 1.2
  2023 5.2 0.9 1.5 0.6 1.5 18 1.2
  2024 4.0 1.2 2.8 3.4 3.1 0.3  

 

ブタクサ、カナムグラ、ヨモギは9月にならないと飛散が開始しないようです。夏は虫媒花が多く、虫媒花は花粉を小さくかつ大量に産生する必要がないようです。夏に症状が悪化する方は、花粉以外の原因、例えばクーラーの影響や動物、食べ物などに注意を払う必要がありそうです。しかし、8月も半ばを過ぎますと、天気の変化が大きく、夏の影響が出て体力的にきつくなります。また、8月下旬には秋の花粉の飛散が始まり、秋の花粉症シーズンが到来しますので、鼻アレルギー症状が悪化する方は、室内塵、カビ他に、花粉に対する注意も払って欲しいと思います。


2024年08月20日-4 花粉情報

佐橋 紀男先生から、「日照時間が昨年や過去10年平均より少ないことから来春の予測は少ないとのことですが、注目したいです。これから雄花のチェックを開始して、昨年と着花状況を比較したいと思います。とのお返事をいただきました。また、富里の昨日までのデータをいただきました。まだブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。

当地でも現在、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。昨年は、いずれも9月で、ブタクサは9/11〜17の週、カナムグラは9/4〜10の週、ヨモギは9/18〜24の週でした。


2024年08月20日-3 花粉情報

7/16から8/15間の気温は、高温であるほど、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数が多くなると言われています。 そこで、前年夏の気温と翌年春のスギ、ヒノキ花粉の観測数について検討してみました。

前年(7月後半および8月前半)の気温と翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数

スギ ヒノキ 7月下旬 8月上旬 合計
H16 385.3 76.0 461.3 18.7 61.4 80.1
H21 5000.0 785.0 5785.0 29.1 28.0 57.1
H22 1489.5 68.2 1557.7 26.9 27.0 53.9
H23 9625.1 1925.5 11550.6 29.4 29.1 58.5
H24 1971.0 156.6 2127.6 26.2 28.8 55.0
H25 6405.7 1256.1 7661.8 28.4 27.4 55.8
H26 1299.2 693.6 1993.4 26.4 29.6 56.0
H27 2694,1 244.0 2938.1 27.8 28.9 56.9
H28 3517.1 668.7 4184.6 28.7 29.2 57.8
H29 2273.5 299.9 2570.7 25.2 27.8 53.0
H30 4162.0 3895.4 8057.4 28.9 27.4 56.3
H31 4867.8 1331.6 6199.4 28.9 28.4 57.3
R2 2466.7 374.2 2841.6 25.2 29.7 54.9
R3 3913.2 654.1 4567.3 24.1 28.9 53.0
R4 3838.8 1333.2 5172.0 27.8 27.1 54.9
R5 6636.5 1227.0 7863.5 28.2 28.5 56.7
R6  5272.0  1028.2  6300.2 27.9 29.1 57.0
R7  ?  ? 29.5 29.8 59.3

日照時間ほど相関があると感じられませんが、気温が高いほど翌年の花粉数が多い傾向は認められます。


2024年08月20日-2 花粉情報

ギ花粉の飛散量に影響する因子には

1.前年夏の気象条件の影響

①気温(7月下旬〜8月上旬:特に7月)が高温

②日射量が大きい

③日照時間が長い

①②③の条件が揃うと、飛散量が大きい

2.前年の飛散量の影響(樹勢)

3.当該年の1〜2月の降雪量の影響

4.伐採と植林(無花粉あるいは少花粉スギ)

5.樹齢と衰退度

6.その他(都市気候、圏央道、高層ビル群)

などがあり、今後、上記の検討を加味して、来春まで検討を重ねます。検討結果は逐次ご報告いたします。

日射量は、地域によって観測データが調べられませんでした。さらに検索してみます。

飛散量の大小は、前年の飛散量が反映します。大量の花粉を賛成、放出(樹勢)すると翌年は樹勢が弱くなる傾向があるようです。天候と樹勢は翌年の飛散量に大きく影響するようです。


2024年08月20日-1 花粉情報

台風7号も中心は、関東から南海上に大きく外れて、東京への上陸はありませんでした。 気象庁の調査結果によりますと、東京への台風中心の上陸は1951年以来、なかったことになります。お盆休みも終わり、道路の混雑がら再び戻りました。暑さに負けず、交通安全に気をつけて下さい。


2024年08月19日-5 花粉情報

夏は花粉症の皆さんの症状がほとんどない季節です。私共はその理由を夏の天気が原因と思っていました。しかし、飛散する花粉が大変少ないことが、過去3年夏にも花粉の観測を続けたことで判明しました。また、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギは9月にならないと飛散が開始しないようです。夏は虫媒花が多く、虫媒花は花粉を小さくかつ大量に産生する必要がないようです。夏に症状が悪化する方は、花粉以外の原因、例えばクーラーの影響や動物、食べ物などに注意を払う必要がありそうです。しかし、8月も半ばを過ぎますと、天気の変化が大きく、夏の影響が出て体力的にきつくなります。また、8月下旬には秋の花粉の飛散が始まり、秋の花粉症シーズンが到来しますので、鼻アレルギー症状が悪化する方は、室内塵、カビ他に、花粉に対する注意も払って欲しいと思います。


2024年08月19日-4 花粉情報

佐橋 紀男先生から、「日照時間が昨年や過去10年平均より少ないことから来春の予測は少ないとのことですが、注目したいです。これから雄花のチェックを開始して、昨年と着花状況を比較したいと思います。とのお返事をいただきました。また、富里の昨日までのデータをいただきました。まだブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。

当地でも現在、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。昨年は、いずれも9月で、ブタクサは9/11〜17の週、カナムグラは9/4〜10の週、ヨモギは9/18〜24の週でした。


2024年08月19日-3 花粉情報

7/16から8/15間の気温は、高温であるほど、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数が多くなると言われています。 そこで、前年夏の気温と翌年春のスギ、ヒノキ花粉の観測数について検討してみました。

前年(7月後半および8月前半)の気温と翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数

スギ ヒノキ 7月下旬 8月上旬 合計
H16 385.3 76.0 461.3 18.7 61.4 80.1
H21 5000.0 785.0 5785.0 29.1 28.0 57.1
H22 1489.5 68.2 1557.7 26.9 27.0 53.9
H23 9625.1 1925.5 11550.6 29.4 29.1 58.5
H24 1971.0 156.6 2127.6 26.2 28.8 55.0
H25 6405.7 1256.1 7661.8 28.4 27.4 55.8
H26 1299.2 693.6 1993.4 26.4 29.6 56.0
H27 2694,1 244.0 2938.1 27.8 28.9 56.9
H28 3517.1 668.7 4184.6 28.7 29.2 57.8
H29 2273.5 299.9 2570.7 25.2 27.8 53.0
H30 4162.0 3895.4 8057.4 28.9 27.4 56.3
H31 4867.8 1331.6 6199.4 28.9 28.4 57.3
R2 2466.7 374.2 2841.6 25.2 29.7 54.9
R3 3913.2 654.1 4567.3 24.1 28.9 53.0
R4 3838.8 1333.2 5172.0 27.8 27.1 54.9
R5 6636.5 1227.0 7863.5 28.2 28.5 56.7
R6  5272.0  1028.2  6300.2 27.9 29.1 57.0
R7  ?  ? 29.5 29.8 59.3

日照時間ほど相関があると感じられませんが、気温が高いほど翌年の花粉数が多い傾向は認められます。


2024年08月19日-2 花粉情報

ギ花粉の飛散量に影響する因子には

1.前年夏の気象条件の影響

気温(7月下旬〜8月上旬:特に7月)が高温

日射量が大きい

日照時間が長い

①②③の条件が揃うと、飛散量が大きい

2.前年の飛散量の影響(樹勢)

3.当該年の1〜2月の降雪量の影響

4.伐採と植林(無花粉あるいは少花粉スギ)

5.樹齢と衰退度

6.その他(都市気候、圏央道、高層ビル群)

などがあり、今後、上記の検討を加味して、来春まで検討を重ねます。検討結果は逐次ご報告いたします


2024年08月19日-1 花粉情報

台風7号も中心は、関東から南海上に大きく外れて、東京への上陸はありませんでした。 これで、東京への台風中心の上陸は1951年以来、なかったことになります。お盆休みも終わり、道路の混雑が明日から再び戻ります。


2024年08月18日-7 花粉情報

夏から秋の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ ヨモギ カナムグラ マツ その他 総計
7/29〜8/4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.4 3.4
8/5〜8/11 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 2.5 3.1
8/12〜8/18 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.3
8/19〜8/25 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
8/26〜9/1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/2〜9/8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/9〜9/15 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/16〜9/22 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/23〜9/29 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/30〜10/6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/7〜10/13 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/14〜10/20 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/21〜10/27 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/28〜10/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合 計 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 6.2 6.8

遠藤耳鼻咽喉科アレルギークリニック

 


2024年08月18日-6 花粉情報

今週の観測値:

種別 観測期間
8/12〜8/18 昨年8/14〜8/20
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.0 0.0
イネ科(カモガヤ、イネ他) 0.0 0.0
ブタクサ属 0.0 0.0
ヨモギ属 0.0 0.0
カナムグラ 0.0 0.0
マツ型 0.0 0.0
その他 0.3 0.6
合計 0.3 0.6

昨年は8月14日から8月20日までの1週間は、その他(不明)0.6個/cm2観測されただけでしたが、今年はさらに少なく、0.3個/cm2でした。


2024年08月18日-5 花粉情報

ギ花粉の飛散量に影響する因子には

1.前年夏の気象条件の影響

①気温(7月下旬〜8月上旬:特に7月)が高温

②日射量が大きい

③日照時間が長い

①②③の条件が揃うと、飛散量が大きい

2.前年の飛散量の影響(樹勢)

3.当該年の1〜2月の降雪量の影響

4.伐採と植林(無花粉あるいは少花粉スギ)

5.樹齢と衰退度

6.その他(都市気候、圏央道、高層ビル群)

などがあり、今後、上記の検討を加味して、来春まで検討を重ねます。検討結果は逐次ご報告いたします。


2024年08月18日-4 花粉情報

佐橋 紀男先生から、「日照時間が昨年や過去10年平均より少ないことから来春の予測は少ないとのことですが、注目したいです。これから雄花のチェックを開始して、昨年と着花状況を比較したいと思います。とのお返事をいただきました。また、富里の昨日までのデータをいただきました。まだブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。

当地でも現在、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。昨年は、いずれも9月で、ブタクサは9/11〜17の週、カナムグラは9/4〜10の週、ヨモギは9/18〜24の週でした。


2024年08月18日-3 花粉情報

観測総数(個/cm2/週:2020〜2024年)

時期 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜 8/9〜 8/16〜 8/23〜
観測数 2020 0.9 1.5 2.1 2.4 0.6 3.1 1.5
2021 2.1 4.9 4.3 0.9 0.6 1.2 2.8
2022 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.8 1.2
2023 5.2 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.2
2024 4.0 1.2 2.8 3.4 3.1 0.3

この時期のアレルギー症状は花粉もさることながら、乾燥、寒暖差などの刺激や室内塵のアレルギーに注意する必要があります。この時期に症状が悪化する方は、気候変動やクーラーの影響あるいは動物、食べ物などにも注意を払う必要があります。また、そろそろ室内塵アレルギー(とりわけダニアレルギー)の季節です。ご注意下さい。


2024年08月18日-2 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。

前年(7月後半および8月前半)の日照時間と翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数

スギ ヒノキ 7月下旬 8月上旬 合計
H16 385.3 76.0 461.3 18.7 61.4 80.1
H17 10985.5 2970.5 13956.0 105.3 105.4 210.7
H18 1007.3 125.4 1132.7 73.2 83.0 156.2
H19 1577.9 196.3 1774.2 29.6 89.4 119.0
H20 3095.0 505.0 3600.5 58.8 145.4 204.2
H21 5000.0 785.0 5785.0 91.0 86.9 177.9
H22 1489.5 68.2 1557.7 58.0 43.5 101.5
H23 9625.1 1925.5 11550.6 136.2 87.2 223.4
H24 1971.0 156.6 2127.6 64.6 97.6 162.2
H25 6405.7 1256.1 7661.8 107.4 87.2 194.5
H26 1299.2 693.6 1993.4 65.1 105.4 170.5
H27 2694,1 244.0 2938.1 110.7 109.8 220.5
H28 3517.1 668.7 4184.6 110.4 107.3 217.7
H29 2273.5 299.9 2570.7 64.3 86.7 151.0
H30 4162.0 3895.4 8057.4 64.0 32.6 96.6
H31 4867.8 1331.6 6199.4 122.8 99.0 221.8
R2 2466.7 374.2 2841.6 75.5 129.1 204.6
R3 3913.2 654.1 4567.3 23.0 127.6 150.6
R4 3838.8 1333.2 5172.0 123.7 84.5 208.2
R5 6636.5 1227.0 7863.5 113.1 93.3 206.4
R6  5272.0  1028.2  6300.2 168.2 107.9 276.1
R7  ?  ?   118.6 113.9 232.5

 

そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (7月31日までの日照時間の積算値は、118.6時間でした。)

 (8月1日から15日までの日照時間の積算値は113.9時間でした。7月16日からの積算値は232.5時間でした。)

昨年の815日の日照時間は5.1時間でした。7月16日から8月15までの日照時間の加算値は276.1時間でした。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を昨年と比較しますと、昨年より今年の方が、43.6時間短く推移しています。この結果ですと、「スギ花粉は、来春は今春より少ないと見なすことになります。」とはいえ、過去30年または最近10年平均を大きく上回っていますので、平年より少なくなることはないと考えられます。

日照時間の過去10年の平均値は、7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年は、過去10年平均よりは長く、昨年よりも短く推移しています。ちなみに、今年春のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年08月18日-1 花粉情報

台風7号も中心は、関東から南海上に大きく外れて、東京への上陸はありませんでした。 これで、東京への台風中心の上陸は1951年以来、なかったことになります。お盆休みも終わり、道路の混雑が明日から再び戻ります。


2024年08月17日-6 花粉情報

夏は花粉症の皆さんの症状がほとんどない季節です。私共はその理由を夏の天気が原因と思っていました。しかし、飛散する花粉が大変少ないことが、過去3年夏にも花粉の観測を続けたことで判明しました。また、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギは9月にならないと飛散が開始しないようです。夏は虫媒花が多く、虫媒花は花粉を小さくかつ大量に産生する必要がないようです。夏に症状が悪化する方は、花粉以外の原因、例えばクーラーの影響や動物、食べ物などに注意を払う必要がありそうです。しかし、8月も半ばを過ぎますと、天気の変化が大きく、夏の影響が出て体力的にきつくなります。また、8月下旬には秋の花粉の飛散が始まり、秋の花粉症シーズンが到来しますので、鼻アレルギー症状が悪化する方は、室内塵、カビ他に、花粉に対する注意も払って欲しいと思います。

 


2024年08月17日-5 花粉情報

佐橋 紀男先生から、「日照時間が昨年や過去10年平均より少ないことから来春の予測は少ないとのことですが、注目したいです。これから雄花のチェックを開始して、昨年と着花状況を比較したいと思います。とのお返事をいただきました。また、富里の昨日までのデータをいただきました。まだブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。

当地でも現在、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。昨年は、いずれも9月で、ブタクサは9/11〜17の週、カナムグラは9/4〜10の週、ヨモギは9/18〜24の週でした。


2024年08月17日-4 花粉情報

観測総数(個/cm2/週:2020〜2024年)

時期 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜 8/9〜 8/16〜 8/23〜
観測数 2020 0.9 1.5 2.1 2.4 0.6 3.1 1.5
2021 2.1 4.9 4.3 0.9 0.6 1.2 2.8
2022 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.8 1.2
  2023 5.2 0.9 1.5 0.6 1.5 18 1.2
  2024 4.0 1.2 2.8 3.4 3.1    

この時期のアレルギー症状は花粉もさることながら、乾燥、寒暖差などの刺激や室内塵のアレルギーに注意する必要があります。この時期に症状が悪化する方は、気候変動やクーラーの影響あるいは動物、食べ物などにも注意を払う必要があります。また、そろそろ室内塵アレルギー(とりわけダニアレルギー)の季節です。ご注意下さい。


2024年08月17日-3 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。

前年(7月後半および8月前半)の日照時間と翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数

スギ ヒノキ 7月下旬 8月上旬 合計
H16 385.3 76.0 461.3 18.7 61.4 80.1
H17 10985.5 2970.5 13956.0 105.3 105.4 210.7
H18 1007.3 125.4 1132.7 73.2 83.0 156.2
H19 1577.9 196.3 1774.2 29.6 89.4 119.0
H20 3095.0 505.0 3600.5 58.8 145.4 204.2
H21 5000.0 785.0 5785.0 91.0 86.9 177.9
H22 1489.5 68.2 1557.7 58.0 43.5 101.5
H23 9625.1 1925.5 11550.6 136.2 87.2 223.4
H24 1971.0 156.6 2127.6 64.6 97.6 162.2
H25 6405.7 1256.1 7661.8 107.4 87.2 194.5
H26 1299.2 693.6 1993.4 65.1 105.4 170.5
H27 2694,1 244.0 2938.1 110.7 109.8 220.5
H28 3517.1 668.7 4184.6 110.4 107.3 217.7
H29 2273.5 299.9 2570.7 64.3 86.7 151.0
H30 4162.0 3895.4 8057.4 64.0 32.6 96.6
H31 4867.8 1331.6 6199.4 122.8 99.0 221.8
R2 2466.7 374.2 2841.6 75.5 129.1 204.6
R3 3913.2 654.1 4567.3 23.0 127.6 150.6
R4 3838.8 1333.2 5172.0 123.7 84.5 208.2
R5 6636.5 1227.0 7863.5 113.1 93.3 206.4
R6  5272.0  1028.2  6300.2 168.2 107.9 276.1
R7  ?  ?   118.6 113.9 232.5

 

そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (7月31日までの日照時間の積算値は、118.6時間でした。)

 (8月1日から15日までの日照時間の積算値は113.9時間でした。7月16日からの積算値は232.5時間でした。)

昨年の815日の日照時間は5.1時間でした。7月16日から8月15までの日照時間の加算値は276.1時間でした。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を昨年と比較しますと、昨年より今年の方が、43.6時間短く推移しています。この結果ですと、「スギ花粉は、来春は今春より少ないと見なすことになります。」とはいえ、過去30年または最近10年平均を大きく上回っていますので、平年より少なくなることはないと考えられます。

日照時間の過去10年の平均値は、7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年は、過去10年平均よりは長く、昨年よりも短く推移しています。ちなみに、今年春のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年08月17日-2 花粉情報

8月、日々の天気(気象庁:東京)

  降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
7日 76.5 28.9 4.6 曇り一時晴れのち大雨
8日 0.0 28.1 4.0 晴れ時々曇り
9日 30.0 8.6 晴れ一時曇り
10日 30.0 8.6 晴れ時々曇り
11日 31.5 10.7 晴れ一時薄曇り
12日 31.2 11.6 晴れ
13日 30.8 10.4 晴れ一時曇り
14日 0.0 30.4 4.9 晴れ時々曇り
15日 0.0 30.3 6.7 晴れ時々曇りのち雨
16日 90.0 26.7 0.0 雷を伴う大雨後曇り

2024年08月17日-1 花粉情報

台風7号も中心は、関東から南海上に大きく外れて、東京への上陸はありませんでした。 これで、東京への台風中心の上陸はこれまで、なかったことになります。


2024年08月16日-1 花粉情報

昨日、スギ、ヒノキ花粉の飛散の多寡と台風の関係を調べて (都道府県データランキングより)報告いたしました。気象庁は台風の上陸、再上陸の定義を、「台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した場合を日本に上陸、再上陸した台風」としています。東京周辺で上陸数(1951〜2022年8月)が多いのは、静岡県22、千葉県9、神奈川県5でした。思いの外少なく、茨城県、埼玉県、東京都は0件でした。

台風は1年間に平均25〜26個発生し、11〜12個が日本に接近(300km以内)、3個くらいが日本に上陸しています。(影響の有無ではなく、台風の中心が海岸線に達した場合です。)海岸線がない県はこの数字が出ることはありません。

 

1 鹿児島県 43
2 高知県 26
3 和歌山県 24
4 静岡県 22
5 長崎県 18
6 宮崎県 14
7 愛知県 12
8 千葉県 9
9 熊本県 8
10 徳島県 7
11 北海道 6
12 神奈川県 5
13 三重県 4
14 広島県 3
大分県 3
16 青森県 2
山口県 2
愛媛県 2
19 岩手県 1
宮城県 1
秋田県 1
福井県 1
兵庫県 1
福岡県 1
25 山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
東京都
新潟県
富山県
石川県
山梨県
長野県
岐阜県
滋賀県
京都府
大阪府
奈良県
鳥取県
島根県
岡山県
香川県
佐賀県
沖縄県
合計 212

出典:気象庁 過去の台風資料 − 1951年(昭和26年)以降の台風経路図および台風位置表(2001年以降のみ)
参考:デジタル台風:台風上陸・通過データベース(完全版) 北本 朝展@国立情報学研究所(NII)

1991年以後の上陸数とその当該年の当地の平均飛散数を比較すると、1991年以来の平均は、3635個/cm2でしたが、神奈川県は上陸2件観測数の平均は3966個/cm2、千葉県上陸6件、平均は4527個/cm2、静岡県12件、平均は4042個/cm2でした。東京都、埼玉県、茨城県は直撃はなかったようです。

つまり、台風はスギ花粉の飛散数を減少させるような影響を及ぼしていないと思われます。

(都道府県データランキングより)

「台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した場合を「日本に上陸した台風」としています。ただし、小さい島や半島を横切って短時間で再び海に出る場合は「通過」としています。※したがって、沖縄県への上陸は定義上あり得ないことになるようです。

 


2024年08月16日-6 花粉情報

夏は花粉症の皆さんの症状がほとんどない季節です。私共はその理由を夏の天気が原因と思っていました。しかし、飛散する花粉が大変少ないことが、過去3年夏にも花粉の観測を続けたことで判明しました。また、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギは9月にならないと飛散が開始しないようです。夏は虫媒花が多く、虫媒花は花粉を小さくかつ大量に産生する必要がないようです。夏に症状が悪化する方は、花粉以外の原因、例えばクーラーの影響や動物、食べ物などに注意を払う必要がありそうです。しかし、8月も半ばを過ぎますと、天気の変化が大きく、夏の影響が出て体力的にきつくなります。また、8月下旬には秋の花粉の飛散が始まり、秋の花粉症シーズンが到来しますので、鼻アレルギー症状が悪化する方は、室内塵、カビ他に、花粉に対する注意も払って欲しいと思います。


2024年08月16日-5 花粉情報

佐橋 紀男先生から、「日照時間が昨年や過去10年平均より少ないことから来春の予測は少ないとのことですが、注目したいです。これから雄花のチェックを開始して、昨年と着花状況を比較したいと思います。とのお返事をいただきました。また、富里の昨日までのデータをいただきました。まだブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。

当地でも現在、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。昨年は、いずれも9月で、ブタクサは9/11〜17の週、カナムグラは9/4〜10の週、ヨモギは9/18〜24の週でした。


2024年08月16日-4 花粉情報

観測総数(個/cm2/週:2020〜2024年)

時期 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜 8/9〜 8/16〜 8/23〜
観測数 2020 0.9 1.5 2.1 2.4 0.6 3.1 1.5
2021 2.1 4.9 4.3 0.9 0.6 1.2 2.8
2022 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.8 1.2
  2023 5.2 0.9 1.5 0.6 1.5 18 1.2
  2024 4.0 1.2 2.8 3.4 3.1    

この時期のアレルギー症状は花粉もさることながら、乾燥、寒暖差などの刺激や室内塵のアレルギーに注意する必要があります。この時期に症状が悪化する方は、気候変動やクーラーの影響あるいは動物、食べ物などにも注意を払う必要があります。また、そろそろ室内塵アレルギー(とりわけダニアレルギー)の季節です。ご注意下さい。


2024年08月16日-3 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。 そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (7月31日までの日照時間の積算値は、118.6時間でした。)

 (8月1日から15日までの日照時間の積算値は113.9時間でした。7月16日からの積算値は232.5時間でした。)

昨年の815日の日照時間は5.1時間でした。7月16日から8月15までの日照時間の加算値は276.1時間でした。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を昨年と比較しますと、昨年より今年の方が、43.6時間短く推移しています。この結果ですと、「来春は今春より、スギ花粉は少ないと見なすことになります。」とはいえ、過去30年または最近10年平均を大きく上回っていますので、平年より少なくなることはないと考えられます。

日照時間の過去10年の平均値は、7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年は、過去10年平均よりは長く、昨年よりも短く推移しています。ちなみに、今年春のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年08月16日-2 花粉情報

8月、日々の天気(気象庁:東京)

  降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
6日 29.9 1.8 曇り
7日 76.5 28.9 4.6 曇り一時晴れのち大雨
8日 0.0 28.1 4.0 晴れ時々曇り
9日 30.0 8.6 晴れ一時曇り
10日 30.0 8.6 晴れ時々曇り
11日 31.5 10.7 晴れ一時薄曇り
12日 31.2 11.6 晴れ
13日 30.8 10.4 晴れ一時曇り
14日 0.0 30.4 4.9 晴れ時々曇り
15日 0.0 30.3 6.7  

2024年08月15日-6 花粉情報

夏は花粉症の皆さんの症状がほとんどない季節です。私共はその理由を夏の天気が原因と思っていました。しかし、飛散する花粉が大変少ないことが、過去3年夏にも花粉の観測を続けたことで判明しました。また、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギは9月にならないと飛散が開始しないようです。夏は虫媒花が多く、虫媒花は花粉を小さくかつ大量に産生する必要がないようです。夏に症状が悪化する方は、花粉以外の原因、例えばクーラーの影響や動物、食べ物などに注意を払う必要がありそうです。しかし、8月も半ばを過ぎますと、天気の変化が大きく、夏の影響が出て体力的にきつくなります。また、8月下旬には秋の花粉の飛散が始まり、秋の花粉症シーズンが到来しますので、鼻アレルギー症状が悪化する方は、室内塵、カビ他に、花粉に対する注意も払って欲しいと思います。