2023年4月9日-3 花粉情報
本日は、5日振りに1日晴天が続きました。未明から朝の気温はやや低く(7.0〜8.0℃)北寄りの風が吹き、日中も午後2時の16.0℃が最高でした。一方、日中大気の乾燥が進み、午後2時には26%をきろくしました。






本日は、5日振りに1日晴天が続きました。未明から朝の気温はやや低く(7.0〜8.0℃)北寄りの風が吹き、日中も午後2時の16.0℃が最高でした。一方、日中大気の乾燥が進み、午後2時には26%をきろくしました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
| 観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
| 4/09 | 11.1 | 27.2 | 69.1 | ―― |
| 4月計 | 78.1 | 331.9 | 817.4 | ―― |
| 1〜4月計 | 6614.4 | 1103.7 | 1981.8 |
8日の測定結果、スギ花粉11.1個/cm2、ヒノキ花粉27.2個/cm2、その他の花粉69.1個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようでしたが、8日はに二桁でした。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが17.0個/cm2、ハンノキが1.2個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は18.2個/cm2となり、ヒノキ花粉に近い飛散数を記録しています。コナラが4.9個/cm2、クヌギが6.8個/cm2、クリが1.2個/cm2、ブナ目は計12.9個/cm2、イチョウは4.0個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は6.5個/cm2、ソメイヨシノは0.9個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが1.5個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが1.2個/cm2、エゴノキが6.5個/cm2でした。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。
気温の上昇と共に、様々な花粉が飛散しています。当地は都心で周辺に見られる植物は、決して多くありません。ところが想像以上に多彩な花粉が飛来します。ヒノキ科(スギ、ヒノキ)、カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャブシ)、ブナ目(ブナ、コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ、クルミ、ヤマモモ)、マツ科(クロマツ、アカマツ、ツガ)、イチョウ科(イチョウ)、バラ科(ソメイヨシノ)、エゴノキ科(エゴノキ)、カヤツリグサ科(ヒメカンスゲ)などが、観測されます。
昨夜の雨は本日未明には止み、未明から昼前まで晴れたり曇ったりの天気がつづきました。気温は15.0℃以上あって、思い曇り空があるかとおもえば、時折晴れ間が見えるという変わり易い天気が続きました。昼過ぎには気温が20.0℃に達しましたが、夕方から夜にかけて急激に気温が下がり、午後は肌寒い1日でした。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
| 観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
| 4/08 | 16.0 | 44.8 | 108.3 | ―― |
| 4月計 | 67.0 | 304.7 | 748.3 | ―― |
| 1〜4月計 | 6603.3 | 1076.0 | 1912.7 |
7日の測定結果、スギ花粉16.0個/cm2、ヒノキ花粉44.8個/cm2、その他の花粉108.3個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようでしたが、7日は6日振りに二桁でした。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、カバノキ科のシラカンバが29.0個/cm2、ハンノキが7.1個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は39.2個/cm2となり、ヒノキ花粉に近い飛散数をきろくしています。ブナ科のコナラが7.1個/cm2、クヌギが5.2個/cm2、クリが3.7個/cm2、計16.0個/cm2、イチョウ科イチョウが4.0個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ、ツガ)が14.5個/cm2、バラ科サクラ属のソメイヨシノは5.6個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが3.1個/cm2、アカザが0.6個/cm2観測されました。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。
昨年4月と比較すると今年の4月は明らかに気温が高く、飛来する花粉の種類、飛散数が大きく異なります。4月に突然発症した患者さんはその抗原がスギ、ヒノキ以外の花粉の可能性がありそうです。担当医、患者の皆さん是非ご注意ください。
未明から昼前まで曇り、明け方に一時小雨が降ったようです。南寄りの風が吹き、気温が昨日にも増して、終日高く(17.5〜20.0℃)、夕方から雨が降り続き、かつ夜になっても南風が吹き、18.0℃以上ありました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
| 観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
| 4/07 | 0.0 | 2.5 | 11.7 | ―― |
| 4月計 | 51.0 | 259.9 | 640.0 | ―― |
| 1〜4月計 | 6587.3 | 1031.2 | 1804.4 |
6日の測定結果、落下法では、2月15日以来のスギ花粉0.0個/cm2でした。ヒノキ花粉2.5個/cm2、その他の花粉11.7個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。22日にスギとヒノキが逆転しました。今後は、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、カバノキ科のシラカンバが1.9個/cm2、ハンノキが0.6個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、ブナ科のコナラが0.6個/cm2、クヌギが1.2個/cm2、クリが0.9個/cm2、イチョウ科イチョウが0.0個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ)が1.5個/cm2、バラ科サクラ属のソメイヨシノは0.6個/cm2でした。稀なところでは、ケヤキ、ヤマモモ、アカザが0.3個/cm2観測されました。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。
昨年の4月7日は、スギ花粉は64.5個/cm2、ヒノキ花粉は124.7個/cm2、その他の花粉は84.9個/cm2観測されました。気温の上昇とともに多種の花粉が観測されていて、種別不明が39.2個/cm2、ハンノキ7.1個/cm2、オオバヤシャブシ1.9個/cm2、シラカンバ8.3個/cm2などカバノキ科花粉がヒノキ、スギに次いで多く飛散しました。カバノキ科花粉がスギ、ヒノキ花粉に次いで多く観測されるのは今年も変わりません。
未明から昼前まで曇り、一時小雨が降ったようですが、当地では降りませんでした。南寄りの風が吹き、気温が終日高く(16.5〜21.4℃)、その後も曇りがつづきました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
| 観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
| 4/06 | 3.1 | 22.8 | 58.3 | ―― |
| 4月計 | 51.0 | 257.4 | 628.3 | ―― |
| 1〜4月計 | 6587.3 | 1028.7 | 1792.7 |
6日の測定結果、落下法ではスギ花粉3.1個/cm2、ヒノキ花粉22.8個/cm2、その他の花粉58.3個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。22日にスギとヒノキが逆転しました。今後は、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科のシラカンバが11.1個/cm2、ハンノキが5.2個/m2、オオバヤシャブシが0.3個/cm2、ブナ科のコナラが1.9個/cm2、クヌギが3.4個/cm2、クリが4.9個/cm2、イチョウ科イチョウが0.6個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ)が7.7個/cm2観測されました。バラ科サクラ属のソメイヨシノは0.6個/cm2でした。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くのその他の花粉が観測されます。
シーズン前、当地のスギ花粉飛散数を6000〜8000個/cm2と予測しました。本日までスギ花粉の総飛散数は6587.3個/cm2ですので、予測の範囲内に到達しています。スギ、ヒノキを合算すると7616個/cm2です。これも、予測の範囲内です。過去の飛散数から今後を推測すると最終的には8000個/cm2前後になると思われます。
未明から昼前まで晴れ、昼過ぎから曇りましたが、南風が吹き、気温が急上昇、午後一時には、20.0℃を記録、暖かな日中でした。朝晩の気温差が大変大きい日が続いていますので、寒暖差の影響を考慮する必要があります。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
| 観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
| 4/05 | 4.3 | 34.9 | 108.3 | ―― |
| 4月計 | 47.9 | 234.6 | 570.0 | ―― |
| 1〜4月計 | 6584.2 | 1005.9 | 1734.4 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉4.3個/cm2、ヒノキ花粉34.9個/cm2、その他の花粉108.3個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、徐々に減少していて、終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこりました。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。また、もうしばらく飛散がつづきそうです。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科のシラカンバが36.7個/cm2、ハンノキが9.0個/m2、オオバヤシャブシが0.3個/cm2、ブナ科のコナラが0.9個/cm2、クヌギが1.9個/cm2、クリが12.7個/cm2、イチョウ科イチョウが4.0個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ)が17.3個/cm2観測されました。ニレ科ケヤキ属のケヤキは1.5個/cm2、メイヨシノは2.2個/cm2でした。本日はカバノキ科のシラカンバがスギ、ヒノキを上回りました。2日前から急に鼻炎症状が悪化したという症例が来院しましたが、カバノキ科の花粉症の可能性を否定できませんので、精査する予定です。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くのその他の花粉が観測されます。
昨年の4月上旬は降雨量が多く、5日まで85mmの降雨量でしたが、今年は昨日まで、0.0mmでした。3月の気象は明らかに差異があり、昨年は降雨量110.5mm、平均気温10.9℃でしたが、今年は降雨量145.0mm、気温12.9℃ですので、平均2℃も気温が高い3月でした。そのため、スギ花粉の飛散開始も昨年が2月26日でしたが、今年は2月12日で、2週間も早く開始しました。
| 年度 | スギ飛散開始日 | 元旦からの1日の最高気温
400℃超の日 |
スギ本格飛散開始日 |
| H22(2010) | 2月09日 | 2月08日 | 2月25日 |
| H23(2011) | 2月22日 | 2月12日 | 3月04日 |
| H24(2012) | 2月26日 | 2月17日 | 2月22日 |
| H25(2013) | 2月14日 | 2月09日 | 3月04日 |
| H26(2014) | 2月03日 | 2月07日 | 2月23日 |
| H27(2015) | 2月11日 | 2月10日 | 2月21日 |
| H28(2016) | 2月14日 | 2月08日 | 2月17日 |
| H29(2017) | 2月16日 | 2月06日 | 2月24日 |
| H30(2018) | 2月10日 | 2月12日 | 2月20日 |
| H31(2019) | 2月12日 | 2月07日 | 2月13日 |
| R2(2020) | 2月05日 | 2月05日 | 2月14日 |
| R3(2021) | 2月11日 | 2月06日 | 2月27日 |
| R4(2022) | 2月26日 | 2月12日 | 2月18日 |
| R5(2023) | 2月12日 | 2月04日 | 2月25日 |
未明から晴れました。未明から明け方まで北風が吹き、気温が低く朝から昼前にかけて徐々に気温が上昇、昼過ぎから南風に変わると、昼過ぎから夕方には18.0℃を超える気温になりました。一時曇りましたが、夜遅くまで気温が高いままでした。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
| 観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
| 4/04 | 9.9 | 12.7 | 48.8 | ―― |
| 4月計 | 43.6 | 199.7 | 461.7 | ―― |
| 1〜4月計 | 6579.9 | 971.0 | 1626.1 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉9.9個/cm2、ヒノキ花粉12.7個/cm2、その他の花粉48.8個/cm2でした。スギ、ヒノキ花粉の飛散は、徐々に減少していて、終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこりました。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。.4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科のシラカンバが3.7個/cm2、ハンノキが9.6個/m2、ブナ科のコナラが0.3個/cm2、クヌギが1.2個/cm2、クリが4.9個/cm2、イチョウ科イチョウが1.5個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ)が4.6個/cm2観測されました。ニレ科ケヤキ属のケヤキは1.9個/cm2、昨日観測されなかったメイヨシノは1.5個/cm2でした。いづれも、スギ、ヒノキをこ上回ることはありませんでした。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くのその他の花粉が観測されます。
ヒノキ花粉は例年3月末か4月上旬にピークがあり、5月連休まで飛散します。
ヒノキ花粉飛散状況
| 年度 | 飛散開始日 | 最大飛散日(飛散数) | 飛散終了日 |
| H24(2012) | 3月27日 | 4月13日(16.0個/㎠) | 5月 6日 |
| H25(2013) | 3月 6日 | 3月30日(220.7個/㎠) | 5月 1日 |
| H26(2014) | 3月16日 | 3月29日(133.6個/㎠) | 5月12日 |
| H27(2015) | 3月 4日 | 3月31日(28.4個/㎠) | 5月 1日 |
| H28(2016) | 3月15日 | 3月31日(81.2個/㎠) | 5月 8日 |
| H29(2017) | 3月16日 | 4月15日(50.6個/㎠) | 5月11日 |
| H30(2018) | 3月 1日 | 3月30日(814.5個/㎠) | 5月 1日 |
| H31(2019) | 3月11日 | 4月5日(252.5個/㎠) | 5月25日 |
| R2(2020) | 3月11日 | 3月22日(57.4個/cm2) | 5月 5日 |
| R3(2021) | 3月10日 | 3月30日(76.5個/cm2) | 5月 5日 |
| R4(2022) | 3月10日 | 4月7日(124.7個/cm2) | 4月30日 |
| R5(2023) | 2月28日 |
未明から朝まで曇りが続きましたが、気温は比較的たかく、明け方から朝にかけて9.5℃でした。朝からは晴れて気温も上昇、 午後1〜3時には16.0℃を記録しました。しかし、夜は11.0℃まで下がり、やや冷え込みました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
| 観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
| 4/03 | 3.7 | 18.8 | 41.0 | ―― |
| 4月計 | 33.7 | 187.0 | 412.9 | ―― |
| 1〜4月計 | 6570.0 | 958.3 | 1577.3 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉3.7個/cm2、ヒノキ花粉18.8個/cm2、その他の花粉41.0個/cm2でした。スギ、ヒノキ花粉の飛散は、徐々に減少していて、終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこりました。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。.4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科のシラカンバが12.3個/cm2、ハンノキが7.1個/m2、ブナ科のコナラが0.9個/cm2、クヌギが3.1個/cm2、クリが1.5個/cm2、イチョウ科イチョウが0.9個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ)が6.2個/cm2でした。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くのその他の花粉が観測されます。
昨年の4月3日は未明から雨が降り、観測された花粉は、スギ1.2個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他0.0個/cm2でした。降水量は13.5mmでした。降水量が10mmを超えると、飛散花粉は一時0.0個/cm2になる傾向が認められます。また、降水量が10mm以下でも、長時間雨が続くとやはり0.0個/cm2になる傾向がみられます。湿度が高くなると、花芽が閉じて花粉の放出を止めると言われています。本日は雨の予報はなく、昼前からはおよそ晴れが続くようですので、ヒノキの飛散が多くなりそうです。
未明から晴れて、明け方は北風が吹き、気温9.0℃とやや肌寒い天気でしたが、昼前から風向きが変わり、気温が急上昇、昼過ぎには20.5℃まで上昇、ぽかぽか陽気が夕方まで続きました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
| 観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
| 4/02 | 13.0 | 61.4 | 96.0 | ―― |
| 4月計 | 30.0 | 168.2 | 341.9 | ―― |
| 1〜4月計 | 6566.3 | 939.5 | 1536.3 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉13.0個/cm2、ヒノキ花粉61.4個/cm2、その他の花粉96.0個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、徐々に減少していて終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこり徐々に増加しています。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。.スギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科(シラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ)、ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ)、バラ科サクラ属 ソメイヨシノ、イチョウ科イチョウ、マツ科(クロマツ、アカマツ)などが観測されます。昨日、ソメイヨシノが初観測されました。昨年(4月6日)より6日早い初観測でした。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くのその他の花粉が観測されます。
昨年の4月2日は、まだスギ、ヒノキの飛散数が逆転せず、スギ21.9個/cm2、ヒノキ9.0個/cm2でした。しかも、その他の花粉は僅か3.4個/cm2しか観測されませんでした。本日の観測では、明らかにヒノキが多く、スギは終息が近いように感じます。一方、その他の花粉は非常に多彩な花粉が観測されました。今年は気温の上昇が記録的に早く、これに伴って、桜の開花、満開が史上最も早い地点が多いようです。
年度毎の4月の飛散数
| 年 度 | ス ギ | ヒ ノ キ | そ の 他 |
| 2011年 | 577.8 | 1709.9 | 5813.4 |
| 2012年 | 146.6 | 132.3 | 803 |
| 2013年 | 31.7 | 257.2 | 1574.4 |
| 2014年 | 39.8 | 410.3 | 1964 |
| 2015年 | 34.1 | 96.3 | 1248.7 |
| 2016年 | 73.3 | 437.6 | 2185.3 |
| 2017年 | 209.5 | 262.3 | 1655 |
| 2018年 | 88.8 | 1534.4 | 5242.4 |
| 2019年 | 156.2 | 880.9 | 1961.2 |
| 2020年 | 14.4 | 144.6 | 1305.3 |
| 2021年 | 52.2 | 144.1 | 196.3 |
| 2022年 | 286.8 | 833.6 | 1533.8 |
| 2023年 | ? | ? | ? |
未明から晴れて、明け方は北風が吹き、気温9.0℃とやや肌寒い天気でしたが、昼前から風向きが変わり、気温が急上昇、昼過ぎには20.5℃まで上昇、ぽかぽか陽気が夕方まで続きました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
| 観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
| 4/01 | 17.0 | 106.8 | 275.9 | ―― |
| 4月計 | 17.0 | 106.8 | 275.9 | ―― |
| 1〜4月計 | 6553.3 | 878.1 | 1440.3 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉17.0個/cm2、ヒノキ花粉106.8個/cm2、その他の花粉275.9個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、徐々に減少していて終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこり徐々に増加しています。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。.スギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科(シラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ)、ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ)、バラ科サクラ属 ソメイヨシノ、イチョウ科イチョウ、マツ科(クロマツ、アカマツ)などが観測されます。
4月になり、本日は良く晴れて気温も高かったので、スギ、ヒノキもさることながら、スギ、ヒノキ以外の極めて多くのその他の花粉が観測されました。
昨年の4月1日は、まだスギ、ヒノキの飛散数が逆転せず、スギ96.9個/cm2、ヒノキ53..4個/cm2でした。しかも、その他の花粉は僅か12.7個/cm2しか観測されませんでした。本日の観測では、明らかにヒノキが多く、スギは終息が近いように感じます。一方、その他の花粉は非常に多彩な花粉が観測されました。
未明は晴れ、明け方から朝まで曇りが続き、朝に再び一時晴れという変わり易い天気で、昼前から夕方まで曇り、以後晴れるという変わり易い天気でした。気温は南寄りの風になった昼前から急上昇、昼過ぎには19.0℃を超えました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
| 観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
| 3/31 | 5.2 | 55.9 | 128.4 | ―― |
| 3月計 | 5404.6 | 754.5 | 1112.5 | ―― |
| 1〜3月計 | 6536.3 | 771.2 | 1164.4 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉5.2個/cm2、ヒノキ花粉55.9個/cm2、その他の花粉128.4個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、徐々に減少していて終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこりました。これからは、ヒノキ花粉に対する注意も必要です。.その他の花粉が大変多く、主に、ハンノキ属花粉の飛散が認められますが、本日は様々な花粉が観測されました。マツ科の花粉が観測されるようになりました。
3月はスギ花粉がピークを迎えることが多く、今年は2月の飛散数が予想される総数の約14%でした。既に強い症状に見舞われている方も少なくなかったと思われますが、スギ花粉、ヒノキ花粉の飛散はこれからも続きます。 十分にご注意ください。
昨年の3月下旬に当地で観測された花粉は、スギ、ヒノキ以外に、シラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシのカバノキ科、コナラ、クヌギ、クリなどのブナ科、テウチグルミ(クルミ科)、イチョウ(イチョウ科)などでした。4月になるとさらに多種の花粉が観測されました。
令和4年4月に観測された花粉(スギ、ヒノキ以外の花粉:個/cm2))
カバノキ科 213.5
シラカンバ 169.0 ハンノキ 39.6 オオバヤシャブシ 4.9
ブナ科 258.7
コナラ 102.7 クヌギ 6.0 クリ 80.0
バラ科サクラ属 158.5
ソメイヨシノ 158.5
イチョウ科 153.8
イチョウ 153.8
マツ科 149.0
クロマツ、アカマツ 149.0
イネ科 72.4
イネ 72.4
ニレ科 49.7
ケヤキ 49.7
その他 477.4
テウチグルミ 3.6 ヒメカンスゲ 3. 7 その他 470.1
未明は晴れ、明け方から曇りが続き、朝から再び晴れという変わり易い天気で、明け方の気温は8.0〜8.5℃と昨日より低く、日中も晴れたり曇ったりの天気が続き、はっきりせず、夜には雨が降り出しました。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について
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