カテゴリー: 未分類

2024年11月23日-2 花粉情報

11月から連日観測しましたのは、平成30年からでした。11月の飛散数と翌シーズンの飛散数の結果は、表の通りです。

  11月の観測数

スギ      ヒノキ     その他

翌年のスギ飛散数

(1〜4月の総計)

平成30年 9.6 0.0 23.1 4867.8
令和 元年 5.8 0.0 22.1 2466.7
令和 2年 3.0 0.0 26.9 3913.2
令和 3年 7.0 0.0 19.5 3838.8
令和4年 4.5 0.0 40.6 6635.7
令和5年 8.5 0.0 24.9 5272.0
令和6年       5359.0?

その他の花粉については、識別可能な花粉について、順次ご報告いたします。

25年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測セミナー(9月19日 : NPO花粉情報協会)

このセミナーにおいて、村山 貢司気象予報士は、品川の予測として、「スギ+ヒノキ花粉の予測値は5359個としました。昨年の85%、10年平均の106%に相当します。」と予測しました。


2024年11月23日-1 花粉情報

コナヒョウダニとヤケヒョダニの比較

コナヒョウダニ        ヤケヒョウダ二

臨界平衡湿度    65%RH                     73%RH

増殖開始時湿度   47〜50%RH             55〜60%RH

優先家庭の湿度   51.5%RH                  63.5%RH

ピーク時の湿度   60〜70%RH              80〜90%RH

発育好適湿度    60〜70%RH               75〜80%RH

発育休止若虫    出現する      一般的でない

地理的分布     北アメリカ、韓国  西ヨウロッパ、沖縄

内陸地方、山岳部  海岸地方、平野部

気候的分布     比較的乾燥した地方 比較的湿潤な地方

個体数季節変動   夏季と冬季の差は大 夏季と冬季の差は小

比較的規則的    不規則、環境の影響大

集団構造の変動   冬季に若虫率増加  季節変動は小さい

チリダニ類は体表面から水分を吸収放散している。湿度が低いと水分の吸収よりも放散が高まり、体重が減少する(臨界平衡湿度)。
臨界平衡湿度、増殖開始時の湿度、優占している家庭の湿度、個体数ピーク時の湿度、発育好適湿度などを比較すると、コナヒョウヒダニはヤケヒョウヒダニよりも約10%低い。
このような湿度要求性の相違により、コナヒョウヒダニは乾燥した地方で、ヤケヒョウヒダニは湿潤な地方で優占している。

ニ、住環境、気象要因とアレルギー疾患(その1)ダニ環境をどのようにみるか

   環境の影響をどのように解析するか(中部大学応用生物学部 環境生物科学科
環境動物 須藤千春より)


2024年11月22日-6 花粉情報

当地の過去の観測数は以下の通りです。

杉・桧花粉数 スギ ヒノキ
H2(1990) 2318.8 180.2
H3 2587.1 1082.9
H4 730.9 72.1
H5 2413 711
H6 232.5 41.5
H7(1995)) 6289.5 1163.8
H8 950.5 81.9
H9 1585.7 361.3
H10 1355.5 166.2
H11 531 49.5
H12(2000) 4434.9 911.6
H13 4298.1 578.6
H14 5194.2 450.7
H15 3641.4 323.5
H16 385.3 76
H17(2005) 10985.5 2970.5
H18 1007.3 125.4
H19 1577.9 196.3
H20 3095 505
H21 5000 785
H22(2010) 1489.5 68.2
H23 9625.1 1925.5
H24 1971 156.6
H25 6405.7 1256.1
H26 1299.2 693.6
H27(2015) 2694.1 244
H28 3517.1 668.7
H29 2273.5 299.9
H30 4162 3895.4
H31 4867.8 1331.6
R2(2020) 2466.7 374.9
R3 3913.2 654.1
R4 3838.8 1333.2
R5 6635.7 1227
R6(2024) 5272 1028.2

 


2024年11月22日-5 花粉情報

11月にスギ花粉が最初に観測された日

年度 11月最初の観測日(日) 翌年のスギ飛散数(個/cm2)
令和6年 3 5359.0?
令和5年 7 4867.8
令和4年 4 2466.7
令和3年 4 3913.2
令和2年 4 3838.8
令和1年 4 6635.7
平成30年 7 5272.0

2024年11月22日-4 花粉情報

:観測結果(個/cm2/日:2024年)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
11/01 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
02 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
03 0.3 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0
04 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
05 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
06 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
07 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
08 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.6
09 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.9
10 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.9
11 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
12 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
13 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 1.9
14 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.2
15 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
16 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
17 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
18 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 6.5
19 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.1
20 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
21 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
22 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

昨年の22日の測定結果、1日晴れでしたが、「本日は水曜日、道路はやや混雑しましたが、プレパラートはきれいでした。本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2の結果で、その他の花粉は0.0個/cm2でした。」と、花粉は観測されませんでした。

本日は未明から晴れて、1日良く晴れました。風速はよわく(1〜2m/s)、午前中は北寄りの風が吹き続きましたが午後は南風となり気温が上がり、気温も最高17〜18℃を記録しました。花粉は観測されませんでした。


2024年11月22日-3 花粉情報

スギ花粉観測値(11月)

    令和6年 令和5年 令和4年 令和3年 令和2年
 

11月

上旬 0.9 0.3 0.9 1.5 1.8
中旬 2.1 1.2 2.7 2.1 0.6
下旬   7.0 0.9 3.4 0.6

2024年11月22日-2 花粉情報

11月から連日観測しましたのは、平成30年からでした。11月の飛散数と翌シーズンの飛散数の結果は、表の通りです。

  11月の観測数

スギ      ヒノキ     その他

翌年のスギ飛散数

(1〜4月の総計)

平成30年 9.6 0.0 23.1 4867.8
令和 元年 5.8 0.0 22.1 2466.7
令和 2年 3.0 0.0 26.9 3913.2
令和 3年 7.0 0.0 19.5 3838.8
令和4年 4.5 0.0 40.6 6635.7
令和5年 8.5 0.0 24.9 5272.0
令和6年       5359.0?

その他の花粉については、識別可能な花粉について、順次ご報告いたします。

25年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測セミナー(9月19日 : NPO花粉情報協会)

このセミナーにおいて、村山 貢司気象予報士は、品川の予測として、「スギ+ヒノキ花粉の予測値は5359個としました。昨年の85%、10年平均の106%に相当します。」と予測しました。


2024年11月22日-1 花粉情報

アレルギーを起こすダニとは?

ダニは、その仲間が地球上に3万種を超える数が生息しています。その中で、日本の家屋に生息するのは、多くとも数百種のようです。アレルギーの原因となるのは、主にチリダニで、チリダニには、ヤケヒョウヒダニDermatophagoidespteronisinusとコナヒョウヒダニDermatophagoidesfarinaeの2種があります。ヒョウヒダニとは皮膚、特に角皮落屑物(フケ、アカ)を食べるダニという意味です。角皮は最も硬いケラチンという蛋白質からなりますが、ヒョウヒダニは強力な蛋白質分解酵素をもっているのです。両種の形態や食性は類似していますが、生態学的特徴には大きな相違がみられるそうです。

チリダニ類は体表面から水分を吸収放散しているます。湿度が低いと水分の吸収よりも放散が高まり、体重が減少すし(臨界平衡湿度)、臨界平衡湿度、増殖開始時の湿度、優占している家庭の湿度、個体数ピーク時の湿度、発育好適湿度などを比較すると、コナヒョウヒダニはヤケヒョウヒダニよりも約10%低いそうです。
このような湿度要求性の相違により、コナヒョウヒダニは乾燥した地方で、ヤケヒョウヒダニは湿潤な地方で優占していると言われています。

 


2024年11月21日-6 花粉情報

当地の過去の観測数は以下の通りです。

 

杉・桧花粉数 スギ ヒノキ
H2(1990) 2318.8 180.2
H3 2587.1 1082.9
H4 730.9 72.1
H5 2413 711
H6 232.5 41.5
H7(1995)) 6289.5 1163.8
H8 950.5 81.9
H9 1585.7 361.3
H10 1355.5 166.2
H11 531 49.5
H12(2000) 4434.9 911.6
H13 4298.1 578.6
H14 5194.2 450.7
H15 3641.4 323.5
H16 385.3 76
H17(2005) 10985.5 2970.5
H18 1007.3 125.4
H19 1577.9 196.3
H20 3095 505
H21 5000 785
H22(2010) 1489.5 68.2
H23 9625.1 1925.5
H24 1971 156.6
H25 6405.7 1256.1
H26 1299.2 693.6
H27(2015) 2694.1 244
H28 3517.1 668.7
H29 2273.5 299.9
H30 4162 3895.4
H31 4867.8 1331.6
R2(2020) 2466.7 374.9
R3 3913.2 654.1
R4 3838.8 1333.2
R5 6635.7 1227
R6(2024) 5272 1028.2

 


2024年11月21日-5 花粉情報

:11月にスギ花粉が最初に観測された日

年度 11月最初の観測日(日) 翌年のスギ飛散数(個/cm2)
令和6年 3 5359.0?
令和5年 7 4867.8
令和4年 4 2466.7
令和3年 4 3913.2
令和2年 4 3838.8
令和1年 4 6635.7
平成30年 7 5272.0

2024年11月21日-4 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2024年)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
11/01 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
02 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
03 0.3 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0
04 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
05 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
06 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
07 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
08 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.6
09 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.9
10 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.9
11 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
12 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
13 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 1.9
14 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.2
15 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
16 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
17 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
18 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 6.5
19 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.1
20 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
21 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

昨年の21日の測定結果、[本日は火曜日、道路はやや混雑しましたが、プレパラートはきれいでした。本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2の結果で、その他の花粉は0.0個/cm2でした。]と報告致しました。

 

本日は昨日の雨が午前中まで続き、以後曇り、夜日が落ちてから晴れました。風速はよわくなったものの(1〜3m/s)北寄りの風が吹き続きました。昨日に続いて気温が下がり、寒差が続きました。花粉は、スギ花粉が0.0個/cm、その他の花粉も0.0個/cm2と花粉は観測されませんでした。

 


2024年11月21日-3 花粉情報

スギ花粉観測値(11月)

    令和6年 令和5年 令和4年 令和3年 令和2年
 

11月

上旬 0.9 0.3 0.9 1.5 1.8
中旬 2.1 1.2 2.7 2.1 0.6
下旬   7.0 0.9 3.4 0.6

2024年11月21日-2 花粉情報

11月から連日観測しましたのは、平成30年からでした。11月の飛散数と翌シーズンの飛散数の結果は、表の通りです。

  11月の観測数

スギ      ヒノキ     その他

翌年のスギ飛散数

(1〜4月の総計)

平成30年 9.6 0.0 23.1 4867.8
令和 元年 5.8 0.0 22.1 2466.7
令和 2年 3.0 0.0 26.9 3913.2
令和 3年 7.0 0.0 19.5 3838.8
令和4年 4.5 0.0 40.6 6635.7
令和5年 8.5 0.0 24.9 5272.0
令和6年       5359.0?

その他の花粉については、識別可能な花粉について、順次ご報告いたします。

25年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測セミナー(9月19日 : NPO花粉情報協会)

このセミナーにおいて、村山 貢司気象予報士は、品川の予測として、「スギ+ヒノキ花粉の予測値は5359個としました。昨年の85%、10年平均の106%に相当します。」と予測しました。


2024年11月21日-1 花粉情報

アレルギーに突然なる理由は?

突然アレルギーを発症する理由についてはすべて分かっているわけではありませんが、ひとつに遺伝が挙げられます。 例えば、親がアレルギー体質だと子どももアレルギーになりやすいという傾向があります。また、疲れているなど体調がすぐれないときに発症しやすい、ということもいえます。また、多くの方が、転居を契機に発症しています。環境の変化によって発症する傾向が認められています。私共(東京慈恵医科大学耳鼻咽喉科教室アレルギー研究班)の永年に渡る疫学調査、および免疫学的調査、研究でも、遺伝と環境の影響が大きいことが判明しています。つまり、遺伝的体質を持って生まれた方は、抗原となる可能性のある物質を繰り返し吸入すると発症します。それも突然なることが多いことが確認されています。

発症すると、くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、目のかゆみや痛み、皮膚の炎症・かゆみ、肌の乾燥、喘息やせきなどが出ます。これらの症状は花粉症とほぼ同じです。


2024年11月20日-5 花粉情報

:11月にスギ花粉が最初に観測された日

年度 11月最初の観測日(日) 翌年のスギ飛散数(個/cm2)
令和6年 3
令和5年 7 4867.8
令和4年 4 2466.7
令和3年 4 3913.2
令和2年 4 3838.8
令和1年 4 6635.7
平成30年 7 5272.0

 


2024年11月20日-4 花粉情報

:観測結果(個/cm2/日:2024年)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
11/01 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
02 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
03 0.3 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0
04 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
05 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
06 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
07 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
08 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.6
09 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.9
10 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.9
11 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
12 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
13 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 1.9
14 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.2
15 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
16 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
17 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
18 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 6.5
19 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.1
20 2.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3

昨年の19日の測定結果、「昨年は11月最初にスギ花粉が観測されたのは、4日でした。11月最初の観測日が4日なのは、4年連続でした。今年は7日が最初にスギ花粉が観測された日となりました。12日のその他の花粉の中には、ブタクサ花粉と思われる花粉が含まれていました。本日は、その他の花粉が僅かに0.3個/cm2ヒマラヤスギ観測されただけでした、」と報告致しました。

本日は、未明は晴れ、明け方から弱雨、昼から小雨になりましたが、以後日付が変わるまで降り続きました。北寄りの風が昨日から吹き、風速も変わらず(2〜4m/s)、気温が低く、14〜16時に8.5℃しかありませんでした。花粉は、その他の花粉が0.3個/cm2観測されたのみ、もちろん不明の花粉でした。


2024年11月20日-3 花粉情報

スギ花粉観測値(11月)

    令和6年 令和5年 令和4年 令和3年 令和2年
 

11月

上旬 0.9 0.3 0.9 1.5 1.8
中旬 2.1 1.2 2.7 2.1 0.6
下旬   7.0 0.9 3.4 0.6

2024年11月20日-2 花粉情報

11月から連日観測しましたのは、平成30年からでした。11月の飛散数と翌シーズンの飛散数の結果は、表の通りです。

  11月の観測数

スギ      ヒノキ     その他

翌年のスギ飛散数

(1〜4月の総計)

平成30年 9.6 0.0 23.1 4867.8
令和 元年 5.8 0.0 22.1 2466.7
令和 2年 3.0 0.0 26.9 3913.2
令和 3年 7.0 0.0 19.5 3838.8
令和4年 4.5 0.0 40.6 6635.7
令和5年 8.5 0.0 24.9 5272.0
令和6年        

その他の花粉については、識別可能な花粉について、順次ご報告いたします。


2024年11月20日-1 花粉情報

アレルギーに突然なる理由は?

突然アレルギーを発症する理由についてはすべて分かっているわけではありませんが、ひとつに遺伝が挙げられます。 例えば、親がアレルギー体質だと子どももアレルギーになりやすいという傾向があります。また、疲れているなど体調がすぐれないときに発症しやすい、ということもいえます。また、多くの方が、転居を契機に発症しています。環境の変化によって発症する傾向が認められています。私共(東京慈恵医科大学耳鼻咽喉科教室アレルギー研究班)の永年に渡る疫学調査、および免疫学的調査、研究でも、遺伝と環境の影響が大きいことが判明しています。つまり、遺伝的体質を持って生まれた方は、抗原となる可能性のある物質を繰り返し吸入すると発症します。それも突然なることが多いことが確認されています。 発症すると、くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、目のかゆみや痛み、皮膚の炎症・かゆみ、肌の乾燥、喘息やせきなどが出ます。これらの症状は花粉症とほぼ同じです。


2024年11月19日-5 花粉情報

11月にスギ花粉が最初に観測された日

年度 11月最初の観測日(日) 翌年のスギ飛散数(個/cm2)
令和6年 3
令和5年 7 4867.8
令和4年 4 2466.7
令和3年 4 3913.2
令和2年 4 3838.8
令和1年 4 6635.7
平成30年 7 5272.0

2024年11月19日-4 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2024年)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
11/01 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
02 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
03 0.3 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0
04 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
05 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
06 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
07 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
08 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.6
09 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.9
10 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.9
11 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
12 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
13 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 1.9
14 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.2
15 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
16 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
17 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
18 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 6.5
19 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.1

昨年の19日の測定結果、「昨年は11月最初にスギ花粉が観測されたのは、4日でした。11月最初の観測日が4日なのは、4年連続でした。今年は7日が最初にスギ花粉が観測された日となりました。12日のその他の花粉の中には、ブタクサ花粉と思われる花粉が含まれていました。本日は、その他の花粉が僅かに0.3個/cm2ヒマラヤスギ観測されただけでした、」と報告致しました。

本日は昨日午後に引き続き晴れています。北寄りの風が昨日から吹き、風速も変わらず(2〜5m/s)、気温が下がり午前2時の気温は12.5℃しかありませんでした。本日も、午後には気温が次第にさがり、深夜には10.0℃以下まで下がりました。花粉は、スギ花粉が0.3個/cm、その他の花粉が3.1個/cm2観測されました。ヒマラヤスギと思われる花粉が2.5個/cm2、不明の花粉が0.6個/cm2でした。今年は、思わぬ時期に思わぬ花粉が観測されます。


2024年11月19日-3 花粉情報

スギ花粉観測値(11月)

    令和6年 令和5年 令和4年 令和3年 令和2年
 

11月

上旬 0.9 0.3 0.9 1.5 1.8
中旬   1.2 2.7 2.1 0.6
下旬   7.0 0.9 3.4 0.6

2024年11月19日-2 花粉情報

11月から連日観測しましたのは、平成30年からでした。11月の飛散数と翌シーズンの春の総飛散数の結果は、表の通りです。

  11月の観測数

スギ      ヒノキ     その他

翌年のスギ飛散数

(1〜4月の総計)

平成30年 9.6 0.0 23.1 4867.8
令和 元年 5.8 0.0 22.1 2466.7
令和 2年 3.0 0.0 26.9 3913.2
令和 3年 7.0 0.0 19.5 3838.8
令和4年 4.5 0.0 40.6 6635.7
令和5年 8.5 0.0 24.9 5272.0

その他の花粉については、識別可能な花粉について、順次ご報告しております。


2024年11月19日-1 花粉情報

当地では、秋の花粉シーズンもほぼ終わりましたので、しばらく室内塵アレルギー、ダニアレルギーについて触れたいと思います。臨床現場におられる皆様は、10日程前からアレルギー症状を訴えて来院される患者様が、増えていることにお気づきと思います。この時期に来院される患者様の多くは、室内塵、ダニなどが原因のアレルギーの方が大半です。といいましても、朝起きがけにくしゃみ、鼻水の症状が出るのは、「モーニングアタック」と呼び、室内塵、ダニのアレルギーの他に、自律神経の乱れもモーニングアタックの一因とされます。日中の活動時に優位になる「交感神経」と睡眠時や休息中に優位になる「副交感神経」が切り替わる際に両者のバランスが崩れ、鼻の刺激に過敏になる事によって生じます。モーニングアタックは、自律神経の乱れが関与する部分は、寝不足や疲労あるいは寒暖差などによって引き起こされる自律神経の乱れが関わりますので、抗アレルギー薬では制御できないことが多々あります。

  室内でアレルギー反応を起こす原因(抗原)となるもの(蛋白)は、ダニ(虫体と糞、)、カビ、家屋塵、昆虫(ゴキブリなど)、ペット(猫、犬など)の毛、フケなどです。屋外から侵入したスギやヒノキの花粉も抗原となります。 空気中に浮遊しているこれらの抗原を繰り返し吸入し続けることで、抗体が産生され、その後抗原と抗体が反応して、アレルギー状態(症状)になります。


2024年11月18日-5 花粉情報

:11月にスギ花粉が最初に観測された日

年度 11月最初の観測日(日) 翌年のスギ飛散数(個/cm2)
令和6年 3
令和5年 7 4867.8
令和4年 4 2466.7
令和3年 4 3913.2
令和2年 4 3838.8
令和1年 4 6635.7
平成30年 7 5272.0

2024年11月18日-4 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2024年)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
11/01 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
02 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
03 0.3 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0
04 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
05 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
06 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
07 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
08 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.6
09 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.9
10 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.9
11 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
12 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
13 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 1.9
14 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.2
15 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
16 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
17 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
18 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 6.5

昨年の18日の測定結果、スギ花粉0.6個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2の結果で、その他の花粉は5.2個/cm2でした。昨日、雨が止んだ後は、晴れ〜曇り〜晴れと続き、その他の花粉が5.2個/cm2も観測されました。「本日は土曜日、道路は週末なので大変空いていて、プレパラートもきれいで、その他の花粉の中には、ブタクサ花粉と思われる花粉が含まれていました。その他の花粉の大半は、ヒマラヤスギ(マツ科)で、4.3個/cm2観測されました。ヒマラヤスギには花粉症が存在するようです(Ann Allergy Asthma Immunol/ 95巻, 5号, 474-9頁/ 発行年 2005年11月 )。

本日は未明から曇り、朝1時小雨、昼過ぎからはれました。北寄りの風がほぼ1日吹き(3〜5m/s)ました。気温が下がり午前1時の気温は18.5℃でしたが、次第にさがり、深夜には10.0℃以下まで下がりました。花粉は、風がやや強く吹き、スギ花粉が0.9個/cm、その他の花粉が6.5個/cm2観測されました。ヒマラヤスギと思われる花粉が4.9個/cm2、不明の花粉が1.2個/cm2でした。今年は、思わぬ時期に思わぬ花粉が観測されます。


2024年11月18日-3 花粉情報

スギ花粉観測値(11月)

    令和6年 令和5年 令和4年 令和3年 令和2年
 

11月

上旬 0.9 0.3 0.9 1.5 1.8
中旬   1.2 2.7 2.1 0.6
下旬   7.0 0.9 3.4 0.6

2024年11月18日-2 花粉情報

11月から連日観測しましたのは、平成30年からでした。11月の飛散数と翌シーズンの飛散数の結果は、表の通りです。

  11月の観測数

スギ      ヒノキ     その他

翌年のスギ飛散数

(1〜4月の総計)

平成30年 9.6 0.0 23.1 4867.8
令和 元年 5.8 0.0 22.1 2466.7
令和 2年 3.0 0.0 26.9 3913.2
令和 3年 7.0 0.0 19.5 3838.8
令和4年 4.5 0.0 40.6 6635.7
令和5年 8.5 0.0 24.9 5272.0

その他の花粉については、識別可能な花粉について、順次ご報告いたします。


2024年11月18日-1 花粉情報

当地では、秋の花粉シーズンもほぼ終わりましたので、しばらく室内塵アレルギー、ダニアレルギーについて触れたいと思います。臨床現場におられる皆様は、10日程前からアレルギー症状を訴えて来院される患者様が、増えていることにお気づきと思います。この時期に来院される患者様の多くは、室内塵、ダニなどが原因のアレルギーの方が大半です。といいましても、朝起きがけにくしゃみ、鼻水の症状が出るのは、「モーニングアタック」と呼び、室内塵、ダニのアレルギーの他に、自律神経の乱れもモーニングアタックの一因とされます。日中の活動時に優位になる「交感神経」と睡眠時や休息中に優位になる「副交感神経」が切り替わる際に両者のバランスが崩れ、鼻の刺激に過敏になる事によって生じます。モーニングアタックは、自律神経の乱れが関与する部分は、寝不足や疲労あるいは寒暖差などによって引き起こされる自律神経の乱れが関わりますので、抗アレルギー薬では制御できないことが多々あります。


2024年11月17日-5 花粉情報

11月にスギ花粉が最初に観測された日

年度 11月最初の観測日(日) 翌年のスギ飛散数(個/cm2)
令和6年 3
令和5年 7 4867.8
令和4年 4 2466.7
令和3年 4 3913.2
令和2年 4 3838.8
令和1年 4 6635.7
平成30年 7 5272.0

 


2024年11月17日-4 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2024年)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
11/01 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
02 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
03 0.3 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0
04 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
05 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
06 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
07 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
08 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.6
09 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.9
10 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.9
11 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
12 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
13 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 1.9
14 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.2
15 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
16 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5
17 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6

昨年の11月17日の当HPでは、「本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉も0.0個/cm2でした。3日続けて花粉は観測されませんでした。」と報告していました。

本日は曇りのち晴れでした。午前中は弱い北寄りの風が1日吹き(1〜3m/s)、午後は一時南寄りの風が吹きました。気温が上がり午後12時には23.4℃を記録しました。花粉は、その他の花粉が0.6個/cm2観測されました。イタドリと思われる花粉が0.3個/cm2、アサと思われる花粉が0.3個/cm2でした。今年は、思わぬ時期に思わぬ花粉が観測されます。