2023年6月5日-3 花粉情報
昨日の雨は未明には止み、以後晴れたり曇ったりの天気でした。本日は弱いものの南寄りの風が吹き、気温が上昇、昼前から昼過ぎにかけて、28.5℃を記録しました。
昨日の雨は未明には止み、以後晴れたり曇ったりの天気でした。本日は弱いものの南寄りの風が吹き、気温が上昇、昼前から昼過ぎにかけて、28.5℃を記録しました。
別(スギ+ヒノキ)飛散数
令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | |
1月 | 3.4 | 2.4 | 1.8 | 2.7 |
2月 | 1412.0 | 1590.8 | 57.3 | 1145.8 |
3月 | 1266.2 | 2777.8 | 3992.5 | 6159.1 |
4月 | 159.0 | 196.3 | 1120.4 | 555.7 |
計 | 2841.6 | 4567.3 | 5172.0 | 7863.3 |
最近3年のスギ+ヒノキの飛散数を比較してみますと、本年は2月の飛散数も例年通りでした。令和2年のように2月の方が3月よりも飛散数が多かったのは過去35年間で1回、 令和2年のシーズンのみです。恐らく、極端な暖冬の影響で1月の気温が異常に高かったためと考えられます。
6月、イネ科花粉の飛散期になりました。落下法による観察は今月から1週間毎に行い、当地の観測結果は適宜報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にてご確認下さい。また、6月は室内塵アレルギーのシーズンです。梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。
この時期は、しばらくの間、気候的に鼻のコンディションが比較的良く保たれます。 そこで、今春のスギ、ヒノキ花粉の飛散について、まとめをしておきたいと思います。今シーズン(1/1〜4/30)の当地におけるスギ花粉飛散数は6637個/cm2でした。最近10年平均4619個/cm2の144%、昨年(5172個/cm2)の128%に相当します。ヒノキ花粉は1227個/cm2でしたので最近10年平均1075個/cm2の114%、昨年(1333個/cm2)の124%でした。
昨日の雨は未明には止み、以後晴れたり曇ったりの天気でした。本日は気温が上昇、昼前から昼過ぎにかけて、26.0℃を記録しました。
6月になると、飛散花粉の状況が徐々に変わります。
週間飛散数の比較
5/29〜6/4 | 昨年5/30〜6/5 | |
スギ | 0.3 | 0.6 |
ヒノキ | 0.3 | 0.3 |
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャ) | 1.5 | 0.6 |
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ他) | 9.3 | 12.7 |
イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ) | 3.1 | 0.9 |
マツ型(アカマツ、クロマツ、トウヒ、ヒマラヤスギ) | 25.3 | 29.6 |
ニレ科(ケヤキ) | 2.5 | 4.0 |
イチョウ科(イチョウ) | 0.0 | |
クルミ科(テウチグルミ、オニグルミ) | 0.0 | |
バラ科(ソメイヨシノ) | 0.0 | |
マメ科(ギンヨウアカシア) | 0.0 | |
カヤツリグサ科(スゲ) | 0.0 | |
エゴノキ科(エゴノキ) | 1.5 | |
その他 | 7.4 | 17.0 |
計 | 51.2 | 65.7 |
6月、イネ科花粉の飛散期になりました。落下法による観察は今月から1週間毎に行い、当地の観測結果は適宜報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にてご確認下さい。また、6月は室内塵アレルギーのシーズンです。梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。
当地もそろそろ梅雨(つゆ、ばいう)入りです。梅雨はウィキぺディアによると、北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国の南部から長江流域にかけての沿海部、および台湾など、東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて来る曇りや雨の多い期間のこと。雨季の一種です。梅雨の時期はカビ、真菌が繁殖しやすく、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、夏型過敏性肺炎などを引き起こす可能性があります。
6月、イネ科花粉の飛散期になりました。落下法による観察は今月から1週間毎に行い、当地の観測結果は適宜報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にてご確認下さい。また、6月は室内塵アレルギーのシーズンです。梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。
6月になりますと観測される花粉は少なくなりますが、6月上旬まで観測されるのはブナ科とカバノキ科があります。両者はともに同じブナ目の樹木です。ブナ目カバノキ科とブナ目ブナ科の間には交差性が強く認められます。ブナ目には多くの種があり、これらは日本各地に分布して1〜6月に花粉を飛散させます。カバノキ科ハンノキ属(ハンノキ、オオバヤシャブシ)、カバノキ科カバノキ属(シラカンバ)、ブナ科コナラ属(コナラ、クヌギ)、ブナ科ブナ属(ブナ)、ブナ科クリ属(クリ)などは、皆ブナ目の仲間です。それぞれ花粉症の報告があります。
○ハンノキ(カバノキ科ハンノキ属:1〜5月ピーク3〜4月中旬、1970水谷)
オオバヤシャブシ(カバノキ科ハンノキ属:1〜5月、1989中原)
シラカンバ(カバノキ科ハンノキ属:4月〜6月上旬、1969我妻)
コナラ(ブナ科コナラ属:4〜5月、1969降矢)
クヌギ(ブナ科コナラ属:4〜5月、1969降矢)
クリ(ブナ科クリ属:6月上旬、1984宇佐神)
昨年(令和4年)の梅雨から夏の飛散花粉
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブナ科 | カバノキ科 | ニレ科 | マツ型 | その他 | 総計 |
5/9〜5/15 | 0.6 | 0.0 | 7.0 | 63.1 | 4.5 | 14.5 | 63.8 | 47.5 | 201.2 |
5/16〜5/22 | 0.6 | 0.6 | 3.9 | 42.8 | 2.4 | 3.7 | 42.8 | 21.8 | 118.6 |
5/23〜5/29 | 0.3 | 0.3 | 5.4 | 24.7 | 1.5 | 6.4 | 79.5 | 13.6 | 132.5 |
5/30〜6/5 | 0.6 | 0.3 | 0.9 | 12.7 | 0.6 | 4.0 | 29.6 | 17.0 | 65.7 |
6/6〜6/12 | 0.3 | 0.0 | 1.5 | 1.2 | 0.0 | 0.6 | 4.9 | 2.5 | 11.1 |
6/13〜6/19 | 0.0 | 0.0 | 6.0 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 3.7 | 10.0 |
6/20〜6/26 | 0.0 | 0.0 | 1.5 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 1.5 | 5.9 | 10.2 |
6/27〜7/3 | 0.0 | 0.0 | 1.5 | 2.2 | 0.0 | 0.6 | 2.5 | 5.9 | 12.7 |
7/4〜7/10 | 0.3 | 0.3 | 0.6 | 0.6 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 3.1 | 5.2 |
7/11〜7/17 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.6 | 0.9 |
7/18〜7/24 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 1.2 | 1.5 |
7/25〜7/31 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.6 | 0.6 |
合計 | 2.7 | 1.5 | 28.6 | 147.6 | 9.0 | 30.1 | 225.8 | 122.4 | 567.7 |
昨年は、イネ科花粉は大半(総飛散数の42%)が6月に飛散しました。
6月はイネ科花粉の飛散期です。落下法による観察は今月から1週間毎に行い、当地の観測結果は適宜報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にてご確認下さい。また、6月は室内塵アレルギーのシーズンでもあります。梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。
当地は住宅密集地ですので、イネ科花粉が観測されることは多くはありませんが、全く飛来しないこともありません。イネ科で花粉症の原因になるのは、おもにカモガヤ、ネズミホソムギ、ハルガヤ、オオアワガエリなどです。これらは牧草として輸入され、寒さに強く繁殖力があることから、雑草として日本全国に広がりました。草丈は60㎝〜120㎝程度で、葉は緑色、枝の先に小さな白っぽい花が咲きます。イネ科の植物の花粉の飛散範囲は数10m程度。近づかなければあまり影響はありません。
晴れたり曇ったりの1日でした。昼過ぎから南風がやや強く吹き、気温が高いまま夜をむかえました。明日は1日雨の予報です。
昨年(令和4年)の梅雨から夏の飛散花粉
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブナ科 | カバノキ科 | ニレ科 | マツ型 | その他 | 総計 |
5/9〜5/15 | 0.6 | 0.0 | 7.0 | 63.1 | 4.5 | 14.5 | 63.8 | 47.5 | 201.2 |
5/16〜5/22 | 0.6 | 0.6 | 3.9 | 42.8 | 2.4 | 3.7 | 42.8 | 21.8 | 118.6 |
5/23〜5/29 | 0.3 | 0.3 | 5.4 | 24.7 | 1.5 | 6.4 | 79.5 | 13.6 | 132.5 |
5/30〜6/5 | 0.6 | 0.3 | 0.9 | 12.7 | 0.6 | 4.0 | 29.6 | 17.0 | 65.7 |
6/6〜6/12 | 0.3 | 0.0 | 1.5 | 1.2 | 0.0 | 0.6 | 4.9 | 2.5 | 11.1 |
6/13〜6/19 | 0.0 | 0.0 | 6.0 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 3.7 | 10.0 |
6/20〜6/26 | 0.0 | 0.0 | 1.5 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 1.5 | 5.9 | 10.2 |
6/27〜7/3 | 0.0 | 0.0 | 1.5 | 2.2 | 0.0 | 0.6 | 2.5 | 5.9 | 12.7 |
7/4〜7/10 | 0.3 | 0.3 | 0.6 | 0.6 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 3.1 | 5.2 |
7/11〜7/17 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.6 | 0.9 |
7/18〜7/24 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 1.2 | 1.5 |
7/25〜7/31 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.6 | 0.6 |
合計 | 2.7 | 1.5 | 28.6 | 147.6 | 9.0 | 30.1 | 225.8 | 122.4 | 567.7 |
昨年6月は、イネ科よりブナ科、マツ型花粉が多く飛散しました。当地では、6月には多くの飛散は認められませんでした。
本日から6月、イネ科花粉の飛散期になりました。落下法による観察は今月から1週間毎に行い、当地の観測結果は適宜報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にてご確認下さい。また、6月は室内塵アレルギーのシーズンです。梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。
イネ科の分類(サイズ)
イチゴツナギ属:スズメノカタビラ:24μ:4〜6月(1年中)
スズメノテッポウ属:スズメノテッポウ:26〜28μ:4〜6月
カモガヤ属:カモガヤ:34μ:5〜8月、1964杉田
イネ科アワガエリ属:オオアワガエリ:37〜50μ:6〜8月
イネ属:イネ・ススキ:45μ:5〜6月、7〜8月、1969木村
ガマ、ヒメガマ(イネ目ガマ科ガマ属:6〜7月、1971宇佐神
スズメノカタビラ(イネ科イチゴツナギ属:3〜5月、1985高橋
未明から明け方まで小雨が降りましたが、朝からは曇り空でしたが、気温は上がらず(18.0〜20.9℃)、夕方には晴れましたが、気温はそのまま下降しました。
観測結果 (個/cm2/日: 2023年)
観測数が大幅に減りました。観測数の減少は昨年も認められましたが、昨年は6月第2週からでした。本日もブナ科とマツ科が大半でした。その他の花粉のうち、0.3個/cm2はエゴノキ、1.2個/cm2はヤマモモでした。
観測日 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブナ科 | カバノキ科 | ニレ科 | マツ型 | その他 | 総計 |
5月31日 | 0.0 | 0.3 | 0.3 | 2.5 | 0.3 | 1.2 | 7.7 | 1.5 | 17.0 |
5月計 | 1.5 | 7.5 | 37.0 | 198.8 | 66.9 | 18.2 | 265.8 | 155.9 | 759.4 |
上表に集計ミスがありましたので、5月18日に測定値のチェックと修正を行いました。これらの観測データを利用されるときは18日以後の集計データを用いて下さい。
スギ花粉の飛散は終了(4月24日)、ヒノキ花粉の飛散も終了(5月12日)しました。そこで、今後は夏に向けて種々の花粉が飛散します。この飛散状況を観察して情報をお送りいたします。最近数年の調査によれば、当地でも様々な花粉が観測されることが判明いたしました。それらの多くは過去に花粉症の抗原になり得ることが報告されています。また、6月になりますと室内塵(ダニ、カビ等)アレルギーも要注意と考えます。私の観測能力はまだ未熟ですので、100%正確とは言えませんが、皆様のご参考になれば、幸いです。
5月の観測結果
令和5年5月 | 令和4年5月 | |
スギ | 1.5 | 2.4 |
ヒノキ | 7.2 | 1.2 |
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャ) | 66.9 | 12.6 |
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ他) | 198.8 | 228.8 |
イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ) | 37.0 | 23.8 |
マツ型(アカマツ、クロマツ、トウヒ、ヒマラヤスギ) | 265.8 | 224.8 |
ニレ科(ケヤキ) | 18.2 | 53.0 |
イチョウ科(イチョウ) | 22.5 | 5.4 |
クルミ科(テウチグルミ、オニグルミ) | 0.0 | 0.6 |
バラ科(ソメイヨシノ) | 3.7 | 19.4 |
マメ科(ギンヨウアカシア) | 0.0 | 0.0 |
カヤツリグサ科(スゲ) | 0.0 | 0.6 |
エゴノキ科(エゴノキ) | 0.0 | 0.0 |
その他 | 155.9 | 142.0 |
計 | 759.4 | 714.6 |
5月の観測花粉の観測数です。マツ科、ブナ科、カバノキ科の花粉が多く観測されました。
未明と明け方に一時小雨が降りましたが、本日の大半は曇り空でした。気温も上がらず、午後2時の25.0℃が最高気温でした。夜遅くには小雨が降り出しました。
観測結果 (個/cm2/日: 2023年)、
観測日 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブナ科 | カバノキ科 | ニレ科 | マツ型 | その他 | 総計 |
5月30日 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.9 | 1.2 |
5月計 | 1.5 | 7.2 | 36.7 | 196.3 | 66.6 | 17.0 | 258.1 | 154.4 | 742.4 |
観測数が大幅に減りました。観測数の減少は昨年も認められましたが、昨年は6月第2週からでした。その他の花粉のうち、0.6個/cm2はエゴノキでした。
上表に集計ミスがありましたので、5月18日に測定値のチェックと修正を行いました。これらの観測データを利用されるときは18日以後の集計データを用いて下さい。
スギ花粉の飛散は終了(4月24日)、ヒノキ花粉の飛散も終了(5月12日)しました。そこで、今後は夏に向けて種々の花粉が飛散します。この飛散状況を観察して情報をお送りいたします。最近数年の調査によれば、当地でも様々な花粉が観測されることが判明いたしました。それらの多くは過去に花粉症の抗原になり得ることが報告されています。また、6月になりますと室内塵(ダニ、カビ等)アレルギーも要注意と考えます。私の観測能力はまだ未熟ですので、100%正確とは言えませんが、皆様のご参考になれば、幸いです。
昨日、九州北部から東海まで梅雨入りが宣言されました。関東はまでのようですが、連日ぐずついた天気が続いています。雨が続くと、花粉も室内塵も飛散せず、アレルギー症状は出にくくなります。 また、アレルギーの有無にかかわらず寒暖差による過敏症状には引き続き御注意下さい。
未明から雨、以後弱雨〜小雨が続きました。ほぼ1日雨が続き、気温は昨日より大幅に低く、最高でも20.5℃でした。
観測結果 (個/cm2/日: 2023年)、
観測日 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブナ科 | カバノキ科 | ニレ科 | マツ型 | その他 | 総計 |
5月29日 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 3.1 | 0.3 | 4.0 |
5月計 | 1.5 | 7.2 | 36.7 | 196.3 | 66.6 | 17.0 | 257.8 | 153.5 | 741.2 |
本日観測された花粉の大半は、マツの花粉でした。観測数が大幅に減りました。観測数の減少は昨年も認められましたが、昨年は6月第2週からでした。
上表に集計ミスがありましたので、5月18日に測定値のチェックと修正を行いました。これらの観測データを利用されるときは18日以後の集計データを用いて下さい。
5月下旬になり、スギ花粉の飛散は終了(4月24日)、ヒノキ花粉の飛散も終了(5月12日)しました。そこで、今後は夏に向けて種々の花粉が飛散します。この飛散状況を観察して情報をお送りいたします。最近数年の調査によれば、当地でも様々な花粉が観測されることが判明いたしました。それらの多くは過去に花粉症の抗原になり得ることが報告されています。また、6月になりますと室内塵(ダニ、カビ等)アレルギーも要注意と考えます。私の観測能力はまだ未熟ですので、100%正確とは言えませんが、皆様のご参考になれば、幸いです。
本日も季節の変わり目で天気が変わりやすい一日でした。花粉症シーズンと室内塵アレルギーシーズンの狭間で患者様の症状は落ち着いていますが、6月になると衣替えなどがあり再びアレルギーが発症しやすい季節となります。また、季節の変わり目で寒暖差が大きい毎日、寒暖差も症状悪化の原因となりますので、御注意ください。
未明から明け方は晴れ、以後曇りが続きました。夜の初めにほんのいっ時小雨が降りました。南寄りの風が吹き(3〜5m/s)、気温は昨日より高くなりました。
観測結果 (個/cm2/日: 2023年)、
観測日 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブナ科 | カバノキ科 | ニレ科 | マツ型 | その他 | 総計 |
5月28日 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.6 | 0.0 | 0.6 | 2.8 | 0.9 | 4.9 |
5月計 | 1.5 | 7.2 | 36.4 | 196.3 | 66.6 | 16.7 | 254.7 | 153.2 | 737.2 |
観測数が大幅に減りました。観測数の減少は昨年も認められましたが、昨年は6月第2週からでした。
上表に集計ミスがありましたので、5月18日に測定値のチェックと修正を行いました。これらの観測データを利用されるときは18日以後の集計データを用いて下さい。
5月下旬になり、スギ花粉の飛散は終了(4月24日)、ヒノキ花粉の飛散も終了(5月12日)しました。そこで、今後は夏に向けて種々の花粉が飛散します。この飛散状況を観察して情報をお送りいたします。最近数年の調査によれば、当地でも様々な花粉が観測されることが判明いたしました。それらの多くは過去に花粉症の抗原になり得ることが報告されています。また、6月になりますと室内塵(ダニ、カビ等)アレルギーも要注意と考えます。私の観測能力はまだ未熟ですので、100%正確とは言えませんが、皆様のご参考になれば、幸いです。
今年は、スギ、ヒノキ花粉のみならず、その他の花粉も飛散開始、終了時期が早い傾向が認められます。そこで、気温について、平年値および昨年、一昨年と比較してみました。
日平均気温
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 |
平年値 | 5.4 | 6.1 | 9.4 | 14.3 | 18.8 |
令和3年 | 5.4 | 8.5 | 12.8 | 15.1 | 19.6 |
令和4年 | 4.9 | 5.2 | 10.9 | 15.3 | 18.8 |
令和5年 | 5.7 | 7.3 | 12.9 | 16.3 | 18.7(27日まで) |
表のごとく、過去2年も平年より高いのですが、明らかに今年の1から4月は高温続きでした。
未明から明け方は晴れ、以後晴れたり、曇ったりの天気が続きました。南寄りの風が弱いものの吹き(1〜2m/s)、気温は昨日より高くなりました。
観測結果 (個/cm2/日: 2023年)、
観測日 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブナ科 | カバノキ科 | ニレ科 | マツ型 | その他 | 総計 |
5月27日 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 1.2 | 0.3 | 0.0 | 2.2 | 0.9 | 4.9 |
5月計 | 1.5 | 7.2 | 36.4 | 195.7 | 66.6 | 16.1 | 252.5 | 152.3 | 732.3 |
昨日から、観測数が大幅に減りました。観測数の減少は昨年も認められましたが、昨年は6月第2週からでした。
上表に集計ミスがありましたので、5月18日に測定値のチェックと修正を行いました。これらの観測データを利用される時は18日以後の集計データを用いて下さい。
5月下旬になり、スギ花粉の飛散は終了(4月24日)、ヒノキ花粉の飛散も終了(5月12日)しました。そこで、今後は夏に向けて種々の花粉が飛散します。この飛散状況を観察して情報をお送りいたします。最近数年の調査によれば、当地でも様々な花粉が観測されることが判明いたしました。それらの多くは過去に花粉症の抗原になり得ることが報告されています。また、6月になりますと室内塵(ダニ、カビ等)アレルギーも要注意と考えます。私の観測能力はまだ未熟ですので、100%正確とは言えませんが、皆様のご参考になれば、幸いです。
室内塵やダニアレルギーの原因の多くはチリダニですが、チリダニは気温25〜26℃、湿度60〜80%でもっとも繁殖します。今週は、その気温、湿度になりそうです。今後、衣替えも控えています。室内塵アレルギーシーズンの幕開けとなりそうです。チリダニの寿命は3ケ月、人間のフケ、垢、食品屑、カビなどを餌として繁殖し、その死骸の風化物、排泄物、唾液などの空中飛散物(花粉よりはるかに小さい)が人の呼吸器を介して吸入され、これが様々なアレルギー疾患(アレルギー性鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎など)を引き起こします。ダニは生涯に30〜100個の卵を産みます。毎日5個の糞をします。梅雨から夏にかけて盛んに繁殖し、死骸を含めると秋口はダニアレルゲン量の最盛期となります。そろそろダニが発育に適した気候になります。発育するとアレルギーの原因(抗原)が急激に増加することになります。そして、症状は思いの外突然出ますので、ご注意下さい。
未明から明け方は晴れ、以後晴れたり、曇ったりの天気が続きました。気温は昨日より低く、湿度は低く、風がやや強く吹き、体感的には暑さは感じられませんでした。
観測結果 (個/cm2/日: 2023年)、
観測日 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブナ科 | カバノキ科 | ニレ科 | マツ型 | その他 | 総計 |
5月26日 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 2.2 | 1.2 | 3.7 |
5月計 | 1.5 | 7.2 | 36.1 | 194.5 | 66.3 | 16.1 | 250.3 | 151.4 | 727.4 |
未明は晴れでしたが、以後は曇り空が続きました。その他の花粉には、イエゴノキ0.3個/cm2を含みます。
上表に集計ミスがありましたので、5月18日に測定値のチェックと修正を行いました。これらの観測データを利用されるときは18日以後の集計データを用いて下さい。
5月下旬になり、スギ花粉の飛散は終了(4月24日)、ヒノキ花粉の飛散も終了(5月12日)しました。そこで、今後は夏に向けて種々の花粉が飛散します。この飛散状況を観察して情報をお送りいたします。最近数年の調査によれば、当地でも様々な花粉が観測されることが判明いたしました。それらの多くは過去に花粉症の抗原になり得ることが報告されています。また、6月になりますと室内塵(ダニ、カビ等)アレルギーも要注意と考えます。私の観測能力はまだ未熟ですので、100%正確とは言えませんが、皆様のご参考になれば、幸いです。
昨日、東京都保健福祉局から「都内のスギ・ヒノキ花粉観測結果(速報)」が発表になりました。「今春のスギ花粉の飛散数は、昨春の2.2倍、過去10年平均の1.7倍でした。ヒノキ花粉の飛散数は、昨春、過去10年平均ともに0.8倍でした。また、スギ・ヒノキ花粉の総飛散数は、昨春の1.7倍、過去10年平均の1.5倍でした。」との報告でした。当初の予想よりも少なく、当地の飛散数よりやや多い飛散数でした。
未明は晴れ、以後曇り空が続きました。気温は昨日より低く、湿度も高く推移しましたが、日中に雨は降りませんでした。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。
花粉の観測は、1984年から開始しており、例年2月〜4月までの間の、スギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2023年1月26日 予約制を導入しました。
誠に勝手ながら、1月27日の診療時間を18時30分までとさせて頂きますので、お知らせ申し上げます。大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、ご了承の程を賜りますようお願い申し上げます。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2021年2月7日 NHK「ニュース7」19時〜で、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2020年4月28日 安心して受診していただけるように、「当院の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策」をまとめました。
花粉自動計測器KH-3000の試験運用を開始します
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について