2022年3月28日-2 花粉情報
観測結果(個/cm2/日・個/m3/時:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
3/28 | 200.0 | 92.9 | 16.0 | 42.7 |
スギ花粉は200.0個/cm2(極めて多い)、ヒノキ花粉は92.9個/cm2(非常に多い)、スギの飛散がまだ続くようです。ヒノキも増加してきました。その他の花粉は16.0個/cm2(やや多い)でした。その他は種別不明が5.2個/cm2、ハンノキ5.6個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、シラカンバ2.8個/cm2、イネ科と思われる花粉0.0個/cm2、イチョウと思われる花粉1.5個/cm2、ブナ科と思われる花粉1.2個/cm2、クルミ科と思われる花粉0.0個/cm2でした。気温の上昇とともに様々な花粉が飛散しています。当院のKH3000の測定値は42.1個/m3・時(極めて多い)でした。午前中29.6個/m3/時(非常に多い)でした。午後は54.7個/m3/時(極めて多い)でした。
○未明には雨が止み、日中は晴れ時々曇りで、気温が夜間から高く、日中は18.0℃に達しました。その結果、多種多様の花粉が飛散、スギ花粉も極めて多くの花粉が飛散しました。
今年は、平年より4日早く、昨年より6日遅く、靖国神社の標準木(ソメイヨシノ)が開花したそうです。サクラは虫媒花ですが、当地では近隣の目黒川沿いの桜の花粉が開花期に飛散します。本日見ますと両岸ともにほぼ咲きました。まだ、当院のダーラムでは花粉は観測されませんが、サクラ花粉症は永井 政男、袴田 勝先生が1985年に報告(アレルギー34巻8号p782)しています。
○イネ科カモガヤ属、ブナ科コナラ属などの花粉が昨年よりやや遅いものの、昨日から飛散が観測されました。
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