2022年3月15日-2 花粉情報
観測結果(個/cm2/日: 2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
PM11:00〜AM11:00 | 53.7 | 12.0 | 2.8 | 9.9 |
AM11:00〜PM11:00 | 350.9 | 40.4 | 4.3 | 140.5 |
3/15 | 404.6 | 52.4 | 7.1 | 75.2 |
落下法では、午前中、スギ53.7個/cm2、ヒノキ12.0個/cm2を観測しました。ヒノキ花粉の飛散が本格化したようです。ヒノキ花粉の本格化のタイミングは昨年とほぼ同じです。
○午後は、15時から飛散数が増加する傾向が認められ、17時をピークに20時まで3桁を記録しました。この突然の大量飛散は、品川区の1時間天気(日本気象協会)を参考に見ると多くの飛散を記録した14時から19時まで、風向きが南寄りから北寄りに変わりました。この北寄りの風が花粉を運んできたようです。
観測結果(個/cm2/日:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
3/15 | 404.6 | 52.4 | 7.1 | 75.2 |
1日をまとめますとスギ花粉は404.6個/cm2(極めて多い)、ヒノキ花粉は52.4個/cm2(非常に多い)、その他の花粉は7.1個/cm2(少ない)でした。種別不明が1.5個/cm2でした。ハンノキ0.9個/cm2、オオバヤシャブシ1.9個/cm2、シラカンバ2.5個/cm2でした。当院のKH3000の測定値は75.2個/m3・時(極めて多い)でした。午前中9.9個/m3/時(やや多い)でしたが、午後には140.5個/m3/時(極めて多い)、午前と午後で大きな差が出ました。
○本日は曇り後晴れ、朝から晴れが続きました。花粉の飛散状況は前述の通りです。
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