令和7年9月19日(金)-1 花粉情報
昨日の落下花粉は、4.9個/cm2でした。一昨日と比較して増加しました。平均気温が一時28.5℃、29.2℃と再び上昇しましたそのため16日、17日はやや少なくなりましたが昨日は再び気温が下がりました。昨日の内訳は、ブタクサ(キク科)1.2/cm2、カナムグラ(アサ科)0.0個/cm2、メダラ(ウコギ科)0.3個/cm2、オオブタクサ(キク科)0.3個/cm2、ヒメムカシヨモギ(キク科)2.2個/cm2、その他0.6個/cm2でした。秋の花粉シーズンに入ったようです。主にキク科の花粉です。例年、秋に症状の出る方は、現在症状がなくとも、吸入防止に努めて下さい。花粉症などのアレルギー炎症は、抗原暴露(花粉の吸入)により、粘膜の過敏性が亢進することで起こる最小持続炎症(minimal persistennt inflammation:MPIという、一旦発症すると、その後、同程度の症状発現に必要な抗原量(花粉数)が10〜100分の1に減少します。これがプライム効果(priming effect)で、この効果が関与して、悪化がもたらされると考えられています吸入防止対策は今が大事です。春のスギ、ヒノキシーズンも同じことが起こります。