令和7年6月23日(月)-7 花粉情報

スギ、ヒノキの飛散が終わり、当地では、現在ブナ科、イネ科、マツ型花粉が散見されますが、その数は少数で、強い症状を訴える患者さんも少ない状況です。一方、室内塵中のダニは、これから増殖して、夏の終わりから秋に、死骸の風化物、抜け毛、フケ、糞などが飛散、吸入され、症状が強くなります。また、秋には、当地でもイネ科、キク科のブタクサ、ヨモギ、アサ科のカナムグラなどが飛散します。これらに、備えるには夏の間に、これらに対してアレルギーを起こす可能性があるかないかを確認しておき、可能性がたかい時は、あらかじめ予防(免疫療法)しておくと、症状が無い、または軽く済む可能性があります。秋に症状のある方は、夏前に、ぜひ専門医を受診して、可能性を確認して下さい。