2024年12月07日-4 花粉情報

観測結果(個/cm2/日：2024年)

昨年の今日の当HPで私は、「12月は過去の測定結果からスギ、ヒノキのみならず、その他の花粉も観測される可能性はほとんどありません。昨年12月は、その他の花粉は僅か2.1個/cm2でした。本日はスギ花粉0.6個/cm2、ヒノキ花粉は0.0個/cm2でしたが、その他の花粉は0.6個/cm2観測されました。スギの雄花は気温が上がると開花しやすくなります。そのため暖かい日（最高気温15.0℃以上）は要注意と言われています、また風の強い日も花粉が運ばれてきますので、要注意です。本日、気温は19.5℃でしたので、花粉はスギ花粉およびその他の花粉（種別不明）が観測されました。」と報告しています。

本日はスギ花粉が2.2個/cm2、ヒノキは0.0個/cm2でした。その他の花粉も0.0個/cm2でした。昨日から突然、多くのスギ花粉が観測されましたので、気象条件を調べてみました。昨日、当地（品川：日本気象協会、品川区の天気）は、終日晴れ、明け方まで、および夜遅くに気温10℃以下でしたが、昼前から夕方まで10℃以上、13時に17.1℃を記録、南西の風3〜4m/sのやや強い風が吹きました。夕方以後は北西の風に変わりました。おそらく気温と南寄りのやや強い風が花粉を運んだと考えられます。本日は、明け方までなんせ位の風、朝から北寄りの風になり、昼過ぎに一時南風が吹きました。気温は午後1時の12.5℃が最高でした。スギスギ花粉は観測されるのですが、鏡検しますと、スギ花粉は心なしか小径、カルベラ液による染色性も悪く、未熟な花粉と感じるのは私だけでしょうか？