2023年4月30日-2 花粉情報

年度毎の4月の飛散数

年 度 ス  ギ ヒ ノ キ そ の 他
2011年 577.8 1709.9 5813.4
2012年 146.6 132.3 803
2013年 31.7 257.2 1574.4
2014年 39.8 410.3 1964
2015年 34.1 96.3 1248.7
2016年 73.3 437.6 2185.3
2017年 209.5 262.3 1655
2018年 88.8 1534.4 5242.4
2019年 156.2 880.9 1961.2
2020年 14.4 144.6 1305.3
2021年 52.2 144.1 196.3
2022年 286.8 833.6 1533.8
2023年 99.9 455.8 1853.5

本年の4月は、例年と比較してスギ・ヒノキ花粉以外の花粉が比較的多く飛散しました。

○観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/30 0.0 0.0 11.4  
4月計 99.9 455.8 1853.5 ――
1〜4月計 6636.3 1224.9 2986.4  

30日の測定結果、スギ花粉は0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉11.4個/cm2でした。ヒノキ花粉も飛散終了が近いようです。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く観測されました。シラカンバが1.2個/cm2、ハンノキが0.3個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は1.5個/cm2でした。コナラが0.9個/cm2、クヌギが0.6個/cm2、クリが0.9個/cm2、シラカシが0.0個/cm2、ブナ目は計2.4個/cm2、イチョウは0.3個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は0.9個/cm2、ソメイヨシノは0.0個/cm2でした。これまでも稀でしたが、ヤマモモが0.0個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が0.0個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が0.0個/cm2、クルミと思われる花粉が0.0個/cm2、ケヤキと思われる花粉が0.0個/cm、サツキが0.0個/cm2でした。徐々に様子が変わっています。本日も、破裂した花粉は観測されませんでした。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が5.6個/cm2みられました。大変沢山の種別不明の花粉が観測されます。この時期から発症した方の発症抗原の検索は極めて困難です。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。