日: 2025年7月22日

令和7年7月22日(火)-7 花粉情報

令和7年7月22日(火):本日の測定結果

観測日

 

 

シ  ソ

 

 

 

バラ目

 

 

1 0.0 0.0 0.0 0.6 0.9 0. 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 2.5
2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.9 0.9
3 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.6
4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.3
6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.6
7 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
8 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
9 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.9
10 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
11 1.2 1.2 0.0 0.6 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.5 6.5
12 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
13 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
14 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
15 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
16 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
17 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
18 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.3
19 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.6
20 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.9
21 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.3
22 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

 本日も晴れ、しかし猛暑。花粉は観測されませんでした。


令和7年7月22日(火)-6 花粉情報

令和7年7月の当地の気象データ(気象庁過去の気象データ検索より)

日付 天気 雨量 平均

気温

最高

気温

日照

時間

風向
6月30日 28.3 33.2 11.9 南東〜南
7月1日 晴〜小雨 0.5 28.2 33.5 9.6    南東
2日 曇〜小雨〜晴 0.0 28.0 33.0 3.0 南東〜南南東
3日 晴〜曇一時小雨 0.0 28.5 33.4 7.4 南東
4日 曇〜晴一時雨 0.0 28.3 33.4 6.4 南東
5日 曇〜晴〜小雨 0.0 29.0 34.4 6.2 南東〜西
6日 小雨〜曇 0.0 29.7 34.9 6.2 南東
7日 曇一時晴 30.0 35.6 2.9 南東
8日 晴〜雲 30.3 35.8 11.3 南〜南南東
9日 晴一時曇 29.9 34.7 10.1
10日 晴〜曇〜雷雨 24.0 28.3 35.7 9.4 南東
11日 曇一時雨 0.0 23.2 25.1 0.0 北北東〜北
12日 曇一時晴 23.6 26.6 0.5 北北東
13日 晴〜曇一時雨 0.0 26.8 32.3 9.8 南東
14日 曇〜晴一時雨 5.0 26.9 29.9 2.7 南南東〜南
15日 雨〜曇〜一時晴 25.0 26.9 30.6 0.3 南〜南南東
16日 曇時々雨 16.5 26.3 27.8 0.0
17日 曇〜小雨一時晴 3.0 27.3 31.5 6.8
18日 曇一時晴〜曇〜晴 0.0 27.7 32.1 10.5 南〜南南東
19日 曇〜晴 28.3 33.1 11.3 南東〜南南東
20日 28.7 32.9 12.3 南南東〜南東
21日 29.7 34.3 12.6 南東〜南
22日          

5日続けて晴、連日最高気温30℃を超える暑い日々です。


令和7年7月22日(火)-5 花粉情報

梅雨から夏の落下花粉総数(第5週:6月12〜18日) 測定地:品川区西五反田

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 令和7年
5月2週 291.4 224.6 201.2 148.7 179.3 222.1
3週 92.5 50.6 118.6 189.3 95.3 87.3
4週 152.7 180.2 132.5 126.4 113.0 113.8
6月1週 74.0 46.2 65.7 51.2 29.7 47.4
2週 57.1 39.2 11.1 18.5 16.6 59.9
3週 16.6 9.2 13.0 0.3 8.0 12.9
4週 3.7 9.3 9.3 8.5 13.3 17.4
5週 5.3 1.5 12.7 8.6 11.7 11.2
7月1週 2.8 3.7 5.2 5.2 5.8 13.7
2週 0.9 2.1 0.9 1.9 4.0 8.6
3週 0.9 4.9 1.5 4.3 1.2 2.4
4週 1.5 4.3 0.6 0.9 2.8  
5週 1.5 0.9 1.5 2.1 3.4  

例年、7月中旬から8月中旬は、落下花粉が少ない時期です。昨年、ブタクサは8月下旬、ヨモギとカナムグラは、9月上旬から観測されました。


令和7年7月22日(火)-4 花粉情報

 7月の観測数

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブナ科 カバノキ科 ニレ科 マツ型 その他 総計
R7                  
R6 0.3 0.6 0.9 0.9 0.0 0.9 0.9 7.4 12.2
R5 0.3 0.6 1.2 0.9 0.0 4.0 0.9 0.3 12.3
R4 0.3 0.3 2.4 2.8 0.0 0.6 3.1 11.4 21.9
R3 0.3 0.6 0.9 0.0 0.0 0.0 2.5 8.5 12.8
R2 0.0 0.0 1.5 11.4 12.9

R6:7/3~7/31

R5:7/3〜7/31

R4:6/27〜7/31

R3:6/28〜7/31

R2:6/28〜7/31

7月は、過去5年間の測定では、2桁観測された花粉は、認められませんでした。この程度の飛散数では、花粉症は起こりにくく、ダニもこれから増殖しますので、もしこの時期にアレルギー症状を訴える患者様がおられましたら、クーラーによる乾燥性鼻炎または上気道炎と思われます。


令和7年7月22日(火)-3 花粉情報

夏に注目すべき点があります。 すなわち、

梅雨から夏になると、鼻の調子がよくなることを経験した方が少なくないと思います。実はこれは鼻内の湿度が関わります。少し古くなりますが、このことを実験的に確かめた研究があります(鼻閉と鼻腔内湿度に関する 実験的研究 ―乾燥空気負荷による鼻腔抵抗の変化を中心に― :山口 猛:耳鼻咽喉科展望38: 1;21〜34,1995 )。

この研究では、「鼻閉及び鼻閉感の原因を追求する目的で、諸条件の許に乾燥空気を鼻腔内に与えることにより、鼻腔内湿度変化に伴う鼻腔抵抗値の変化から双方の関与を検索し、また,高齢者における鼻腔機能を青壮年者と比較検討し、加えて高齢者における鼻閉感と鼻腔内乾燥との関連をも併せて検討した。」とあり、以下の結果を得ています。

(1)青壮年群における鼻内の乾燥化は、鼻腔内湿度の低下・鼻腔抵抗値の増大・粘液繊毛機能の低下を惹起し、自覚的には鼻閉感を生じさせる。その原因と推察できるものとして、粘膜表面の摩擦抵抗の増大あるいは乱流の発生を推定した。

(2)高齢者においては、青壮年群と比較し、鼻腔内湿度の低下・鼻腔抵抗値の減少が確認された。また鼻腔内湿度が増加すると抵抗値が減少することを認め、同時に鼻閉感といった症状の改善が認められた。

(3)高齢者における加湿後の鼻腔抵抗値の減少の要因として、粘膜表面の摩擦抵抗の減少および乱流発生の抑制などが推察された。

(4)鼻腔形態不良を伴わない高齢者の鼻、鼻閉感の治療にあたっては、鼻粘膜の乾燥を是正することが有用と認められた。

 


令和7年7月22日(火)-2 花粉情報

7月に観測される花粉は、ごく少ないのですが、無いわけでもありません。下記は過去に当地で花粉が観測され、7月に飛来する可能性のある植物です。

ヒノキ科スギ属:スギ  ヒノキ属:ヒノキ

カバノキ科ハンノキ属:ハンノキ、ミヤマハンノキ

ブナ科:クリ、ミズナラ

イネ科ハルガヤ属:カモガヤ、ハルガヤ、ネズミホソムギ

ガマ科ガマ属:ガマ・ヒメガマ

バラ科シモツケ属:シモツケ、バラ

シソ科ウツボグサ属:ウツボグサ

アオイ科シナノキ属:シナノキ

ツツジ科ツツジ属:サツキ

ヒユ科ヒユ属:ホソアオゲイトウ

ミソハギ科サルスベリ属:サルスベリ

ミズキ科:ヤマボウシ

オオバコ科オオバコ属:ヘラオオバコ

キク科オナモミ属:オナモミ

ヨモギ属:オトコヨモギ

タデ科ミチヤナギ属:ミチヤナギ

タデ属:ミゾソバ

ソバカヅラ属:イタドリ

ウコギ科タラノキ属:メダラ

マメ科シャジクソウ属:シロツメクサ、ノササゲ

マツ科:トドマツ、チョウセンゴヨウ

太字:今年7月に観測された花粉


令和7年7月22日(火)-1 花粉情報

昨日、当地の落下花粉(ダーラム法による計測)は、総花粉数0.3個/cm2でした

観測された花粉は、識別できない花粉が0.3/cm2でした。

19日に、関東地方の梅雨明けが宣言されました。

スギ花粉は、前年夏につくられますが、その量は夏が晴れて暑ければ、暑いほど翌年多く飛散する傾向が認められます。また、暑気あたり、夏バテは後々に影響します。対策を十分講じて下さい。