日: 2025年5月12日

2025年05月12日(月)-8 花粉情報

令和07年05月12日(月):観測花粉

花期 日付
〜10 11 12 13 14 15
ヒノキ科 スギ属(スギ)

ヒノキ属(ヒノキ)

ハイネズ(ビャクシン属)

2〜4月            
3〜4月   0.3        
4〜5月 0.3          
カバノキ科 ハンノキ属(ハンノキ)

カバノキ属(シラカンバ)

ハンノキ属(オオバヤシャ)

ハンノキ属(ミヤマハンノキ)

クマシデ属(イヌシデ)

アカシデ(クマシデ属)

ツノハシバミ(ハシバミ属)

11〜4月

4〜5月

3〜4月

5〜7月

4〜5月

4〜5月

3〜4月

1.8

3.3

0.3

0.3

1.8

 

1.2

 

 

0.6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブナ科

 

 

 

 

 

 

コナラ属(コナラ)

コナラ属(クヌギ)

クリ属(クリ)

ブナ属(ブナ)

ブナ属(イヌブナ)

コナラ属(シラカシ)

コナラ属(アラカシ)

ミズナラ(コナラ属)

スダジイ(シィ属)

4〜5月

4〜5月

6月

4〜5月

4〜5月

4〜5月

4〜5月

5〜6月

5〜6月

9.8

 

16.3

13.8

3.4

9.5

 

5.5

1.5

2.2

 

5.2

5.2

 

2.5

 

1.2

0.3

 

0.9

1.2

 

 

0.3

 

 

 

   

 

 

イネ科 イネ属(イネ)

カモガヤ属(カモガヤ)

スズメノテッポウ属(スズメノテッポウ)

チガヤ属(チガヤ)

4〜6月

4〜9月

3〜5月

5〜6月

0.6

0.9

1.8

1.5

 

0.6

0.6

0.3

 

 

 

 

   

 

 

 
マツ科 全種

マツ属(アカマツ)

マツ属(クロマツ)

モミ属(トドマツ)

トウヒ属(トウヒ)

ツガ属(ツガ)

ツガ属(コメツガ)

カラマツ属(カラマツ)

マツ属(チョウセンゴヨウ)

ヒマラヤスギ属(ヒマラヤスギ)

 

4〜5月

4〜5月

5〜6月

6月

2月

5〜6月

5月頃

5〜6月

11月

22.2

 

 

6.2

 

 

 

0.9

 

0.6

 

 

2.2      
シソ科 ウツボグサ属(ウツボグサ) 6〜8月            
オドリコソウ属(ホトケノザ) 3〜6月 4.3          
オドリコソウ属(ヒメオドリコソウ) 3〜5月 0.3          
タツナミソウ属(タツナミソウ) 5〜6月 0.3   0.3      
ツツジ科 ツツジ属(ツツジ) 4〜6月            
ツツジ属(サツキ) 5〜7月            
ヒユ科 アカザ属(アカザ) 9月            
アカザ属(シロザ) 9月            
ヒユ属(ホソアオゲイトウ) 7〜10月 0.3          
キク科 ヨモギ属(オトコヨモギ) 8〜11月            
オナモミ属(オナモミ) 8〜10月            
バラ科 サクラ属(フジザクラ) 3〜5月            
サクラ属(ソメイヨシノ) 3〜5月            
タデ科 ソバカヅラ属(イタドリ) 7〜10月 0.6          
ミチヤナギ属(ミチヤナギ) 5〜10月 5.5 0.6        
ニレ科 ケヤキ属(ケヤキ) 4〜5月 0.6 1.5        
ケヤキ属(ハリケヤキ) 4〜5月 0.3 2.8 0.3      
クルミ科 クルミ属(テウチクルミ) 4〜5月            
サワグルミ属(サワグルミ) 5月            
ムクロジ科 カエデ属(チドリノキ) 4〜5月 0.3   0.6      
トチノキ属(トチノキ) 5〜6月            
ヤナギ科 ヤナギ属(オノエヤナギ) 3〜4月 6.1 2.2        
ヤマナラシ属(ドロノキ) 4〜6月 1.5          
イチイ科 イチイ属(キャラボク) 3〜4月            
イチイ属(イチイ) 3〜4月 0.6          
カヤツリグサ科 スゲ属(スゲ) 4〜5月            
スゲ属(ヒメカンスゲ) 4〜5月     0.3      
ミズキ科 ミズキ属(ミズキ) 5〜6月 0.6   0.6      
ミズキ属(ヤマボウシ) 5〜7月 1.2          
ムラサキ科 ワスレナソウ属(スズカケノキ) 3〜5月            
ワスレナソウ属(ワスレナソウ) 3〜5月            
イチョウ科(イチョウ 4~5月            
マンサク科マンサク属(マンサク) 2〜3月 11.9 2.2        
マメ科ネムノキ亜科(アカシア) 3〜5月            
ヤマモモ科ヤマモモ属(ヤマモモ) 3〜4月 1.8 1.5        
エゴノキ科(エゴノキ) 5~6月 8.1          
クワ科クワ属(ヤマグワ) 4〜5月 4.3          
アオイ科シナノキ属(シナノキ) 6〜7月 0.9   0.3      
ガマ科ガマ属(ガマ) 6~8月            
モクセイ科トネリコ属(アイダモ) 4〜5月            
フサザクラ科フサザクラ属(フサザクラ) 3〜4月            
ミソハギ科サルスベリ属(サルスベリ) 6〜9月 0.9          
カツラ科カツラ属(カツラ) 3〜4月 2.7 1.2 0.6      
オオバコ科オオバコ属(ヘラオオバコ) 4〜9月            
ツバキ科ツバキ属(ヤブツバキ) 2〜4月            
マオウ科マオウ属(マオウ) 4〜5月            
キンポウゲ科センニンソウ属(ハンショウヅル) 5〜6月 1.5 4.3 0.6      
モッコウ科ヒサカキ属(ヒサカキ) 3〜4月 12.0          
クスノキ科落葉広葉樹(シロモジ) 3〜4月 0.3          
マキ科ナギ属(ナギ) 3〜6月 0.6          
モチノキ科モチノキ属(モチノキ) 4月 0.3          
トウダイグサ科トウダイグサ属(トウダイグサ) 4〜6月 1.9          
モクセイ科トネリコ属(アオダモ) 4〜5月            
アカネ科ヤエムグラ属(ヤエムグラ) 4〜8月 2.1 2.8        
モクレン科モクレン属(シデコブシ) 3〜4月            
ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク) 4〜8月     0.9      
コウヤマキ科コウヤマキ属(コウヤマキ) 3〜4月            
アオキ科アオキ属(アオキ) 3〜5月 3.4          
バラ科シモツゲ属(シモツケ) 5〜8月 0.9 5.6        
クロウメモドキ科ナツメ属(ナツメ) 6月            
アサ科エノキ属(エノキ) 4〜5月 0.3          
ムラサキ科ワスレナソウ属(スズカケノキ) 3〜5月   0.3        
オオバコ科オオバコ属(オオバコ) 4〜9月   1.2        
ツバキ科ツバキ属(ヤブツバキ) 2〜4月   1.2        
アケビ科アケビ属(ミツバアケビ) 4〜5月   0.9        
               
その他   30.8 4.3 0.9      
205.1 58.3 10.8      

(スギ花粉調査表と総計が異なるのは、その他の花粉は別に観察しているためです。また、表が時々修正されます。気をつけて下さい。)

 

 


2025年05月12日(月)-7 花粉情報

令和7年5月12日(月):本日の測定結果

観測日

 

 

 

 

 

 

5/1 0.0 0.0 0.6 1.8 0.3 1.2 0.0 0.6 0.9 0.9 0.0 4.8 11.1
2 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 0.3 0.3 0.3 0.0 0.3 0.0 0.3 2.4
3 0.0 0.0 0.0 5.2 0.0 2.8 0.0 3.1 0.9 0.0 0.6 9.3 27.8
4 0.0 0.6 1.2 17.0 0.3 4.9 0.0 0.6 2.8 1.5 0.0 13.9 43.1
5 0.0 0.0 1.5 16.3 1.5 2.2 0.0 1.9 0.0 3.4 0.0 15.2 42.0
6 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 3.4 0.3 0.0 0.3 0.0 0.0 1.9 7.1
7 0.0 0.0 2.1 3.9 0.0 2.8 0.0 1.9 0.0 4.0 0.0 14.7 20.1
8 0.0 0.0 1.8 2.4 1.2 4.3 0.3 3.7 0.0 4.3 0.0 11.9 29.9
9 0.0 0.0 0.6 7.7 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 1.2 0.0 1.5 14.2
10 0.0 0.0 0.6 3.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 2.5 7.4
11 0.0 0.3 0.6 16.4 1.5 6.2 4.3 0.0 0.0 2.2 0.0 31.2 58.3
12 0.0 0.0 0.0 2.8 0.0 2.2 0.3 0.0 0.3 0.0 0.6 3.3 10.8
0.0 0.9 9.0 80.0 4.8 30.9 5.5 12.1 5.2 18.4 1.2 110.5 274.2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12日のその他は、チドリノキ0.6個/cm2、ヒメカンスゲ0.3個/cm2、シナノキ0.3個/cm2、カツラ0.6個/cm2、ハンショウヅル0.6個/cm2、マツバギク0.9個/cm2、不明0.9個/cm2でした。


2025年05月12日(月)-6 花粉情報

令和7年5月の当地(都内)の天気

日付 天気 雨量 平均

気温

最高

気温

日照

時間

風向
5月1日 晴〜曇〜雨 18.2 23.8 10.7 南南東
2日 曇〜雨 50.5 16.2 18.7 0.0 北西〜南
3日 18.2 24.6 12.2 北西〜北
4日 晴〜曇 0.0 18.5 25.9 8.1 東北東〜東
5日 17.7 23.9 9.9 南南東
6日 雨〜曇 24.5 14.8 18.1 0.0 南〜南南東
7日 曇〜晴一時雨〜曇 3.5 17.9 23.0 9.9 北西
8日 曇〜晴 18.0 22.7 11.1 南南東〜南東
9日 曇〜雨 3.0 18.1 23.2 1.1
10日 雨〜曇 14.0 18.8 21.9 0.2 南南西〜南南東
11日 雨〜曇〜晴 1.0 20.5 26.7 7.9 南南東〜北西
12日 雨〜曇          

2025年05月12日(月)-5 花粉情報

梅雨から夏の落下花粉総数(第2週:5月5〜11日)

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 令和7年
5月2週 291.4 224.6 201.2 148.7 179.3 222.1
3週 92.5 50.6 118.6 189.3 95.3  
4週 152.7 180.2 132.5 126.4 113.0  
6月1週 74.0 46.2 65.7 51.2 29.7  
2週 57.1 39.2 11.1 18.5 16.6  
3週 16.6 9.2 13.0 0.3 8.0  
4週 3.7 9.3 9.3 8.5 13.3  
5週 5.3 1.5 12.7 8.6 11.7  
7月1週 2.8 3.7 5.2 5.2 5.8  
2週 0.9 2.1 0.9 1.9 4.0  
3週 0.9 4.9 1.5 4.3 1.2  
4週 1.5 4.3 0.6 0.9 2.8  
5週 1.5 0.9 1.5 2.1 3.4  

毎年、5月は様々な花粉が観測されます。本日は雨上がりでしたので、大変多くの花粉が観測されました。雨上がりに多くの花粉が飛散する傾向は、スギ、ヒノキだけでは、無いようです。6月になりますと、当地の落下花粉数は減少傾向が認められ、毎年6月3週頃から落下花粉数は大幅に減少します。


2025年05月12日(月)-4 花粉情報

過去3年間の5月の観測結果

  令和6年5月 令和5年5月 令和4年5月
スギ 1.5 1.5 2.4
ヒノキ 6.4 7.2 1.2
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバオオバヤシャ)                2.4 64.6 12.6
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ他) 188.4 191.3 228.8
イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ) 10.3 38.4 23.8
マツ型(アカマツ、クロマツ、トウヒ、ヒマラヤスギ) 142.5 269.0 224.8
ニレ科(ケヤキ) 7.7 0.0 53.0
イチョウ科(イチョウ) 0.0 22.5 5.4
クルミ科(テウチグルミ、オニグルミ) 0.0 0.0 0.6
バラ科(ソメイヨシノ) 0.0 3.7 19.4
マメ科(ギンヨウアカシア) 0.0 0.0 0.0
マンサク科(マンサク) 44.3 0.0 0.6
エゴノキ科(エゴノキ) 5.4 0.0 0.0
ミズキ科(ミズキ) 25.0
その他 145.9 238.4 142.0
570.0 836.6 714.6

5月の花粉の観測数です。マツ科、ブナ科の花粉が多く観測されました。両者とも、花粉症の報告があります。


2025年05月12日(月)-3 花粉情報

花粉の観測は、私が行い、当HPは、「慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ」として、1997年2月1日に故今井 透先生が立ち上げ、2014年1月7日までに558万件のアクセスがありました。このHPについて今井先生はASAHIパソコン2001.4.1におけるインタビューにおいて、以下のように答えています。

今井先生の回答から
1.品川の飛散データは、毎晩午前零時(現在は午後10時)に、24時間分の花粉量を測定して朝ファクスで結果

を  送ってくれる奇特な耳鼻科医の方(小生のことです)が品川におられるとのこと
2.花粉症の患者様が20歳から40歳代と比較的若いことがインターネット利用につながっている
3.ホームページは大学の公式ページではあるが、実質は今井先生1人でやっている。したがって何かの都合で今

井先生 ができなくなったら、誰も引き継いでくれないと思う—と述べていますが、「いえいえ立派に今でも引

き継がれています。」
4.耳鼻科医にとって一番忙しい季節ではあるが、今シーズンは100万ヒットを突破しそうな勢いなのでこれも

励みになっていると語っております。

このHPは、「東京都内の花粉症のページ」として永倉耳鼻咽喉科アレルギークリニックのHPに、以後当院のHPへと引き継がれています。当院のHPは東京都と地域を限定していますが、今日まで950387件のアクセスがあり、先生の「誰も引き継いではくれない」というご心配はありません。安心してお休み下さい。花粉観測は、私が1984年から41年、現在も続けています。しかも、現在は春だけでなく、年間を通じて無休で観測しています。

 


2025年05月12日(月)-2 花粉情報

昨年もご紹介いたしましたが、「何故、都心の当地でこれ程多くの様々な花粉が観測されるのか?」についてご紹介したいと思います。

周囲をビルに囲まれた当地では、飛散花粉の種類は限られ、飛散花粉は少なく、限られた花粉しか観測されないと予想していましたが、いざ当地で花粉を観測いたしますと、驚くほど多種多様な花粉が観測されました。この多様さは想像を超えていましたので、少し周辺を調査してみました。たとえば、近隣の3公園、林試の森公園(東京都公園協会管理)にはクス、アカガシ、ケヤキ、プラタナス、ラクウショウ、アベマキ、ホウチャクソウ、カントウタンポポなどがあり、自然植物園(国立科学博物館付属)には、主にシイ松、コナラ、落葉樹などですが、同園の武蔵野植物園にはジロボウ、エンゴサク、アマナ、カタクリ、シュンラン、ヤマユリ、ツリガネニンジンヌスビトハギ、シラヤマギク、タイアザミなど野草類が見られ、水生植物園にはハンノキ、ノハナショウブ、ショウブ、ノカンゾウ、コハギボウシミソハギ、ツリフネソウ、ヒメガマ・ヨシなどの植物が、路傍植物園にはフクジュソウ・ ニリンソウ・イチリンソウ・タチツボスミレ・ヤ マブキソウ・イカリソウ・エビネ・フタリシズ カ・マンリョウ・ウバユリ・キチジョウソウ・ ヤブレガサ・イヌショウマなど多くの植物が見られます。 東京都庭園美術館にはシイノキ、ネズミモチ、モミジ、ミツバツツジ、サクラ、イマヌキ、キンモクセイ、モッコク、ヒラヤマシーダー、ヒサカキ、リュウノヒゲ、サザンカ、ビワ、ツバキ、アジサイ、イチョウ、コブシ、ケヤキ、アヤメ、シラカシ、イイギリ、カキ、ボタン、モチノキ、アカマツサツキ、ウメ、クマササ、サルスベリ、シャクヤク、スイセン、ヤナギ、ヤマモモなどがみられます。これらの植物が常に花粉を放出する訳ではなく、主に4〜5月に花粉を飛散するのは、太字の植物ということになります。さて、当地周辺の公園がどのくらい有るかと言うと、以下の通りです。

当地周辺(品川区、世田谷区、目黒区、大田区、港区だけ)には、1676もの公園があり、その面積は913809145m2になります。当地の周辺において多種多様な花粉が観測されても、何ら不思議ではないようです。例えば港区の公園数は18位ですが、面積は11位です。公園数は、23区中2位世田谷区、3位大田区、10位品川区、17位目黒区、18位港区です。面積は4位大田区、5位世田谷区、11位港区、12位品川区、21位目黒区でした。面積では、目黒区以外は、区部の上位にランクされます(令和4年4月1日東京都公園調書より)。

これまで長期にわたり、スギ、ヒノキのみを追いかけてきました、そして、スギ、ヒノキ以外の花粉は、「その他の花粉」として報告していました。ところが、調べていくと、私が鏡検で種別を明確にできない花粉が極めて多いことが判明し、実測値と患者様の症状が一致しない方が、出てくることが不思議ではなくなりました。診療所に来院する全ての患者様に均等にあるいは公平で漏れのない対応ができるようにするためには、スギ、ヒノキ以外の花粉のデータが是非とも必要であると痛感いたしました。

これまで長期にスギ、ヒノキのみを追いかけてきましたが、ここ7年は年間を通じた観測を実践しています。しかしながら、前文でも述べましたように、コンクリートジャングルと呼ばれる都心でも、観測される花粉は無数に近く、今後経験を重ねなければ実際に近い計測とならないと考えて日々努力を重ねています。


2025年05月12日(月)-1 花粉情報

5月2日兼子 順男先生から、「4月で計測を終了しましたので、今年最後の花粉情報を送ります。これまでの計測データのまとめも添付しました。兼子順男」とのメールをいただきました。

兼子順男先生

勤務医時代からのご指導に感謝すると共に、先生の地域のスギ、ヒノキ花粉の観測データをご提供くださり、誠にありがとうございます。数少ない貴重なデータであることに間違いありません。当地の観測数と合わせることにより、新たに多くのことが判明しました。例えば、保谷市は当地へのスギ花粉の飛散流路となっているため、2月〜3月の観測数が保谷市と当地(品川区)で、極めて近似した飛散パターンを示します(数は保谷市が多い)。4月は風向が変わり(北風から南風)、両地の飛散パターンが大きく変わります。これらは、今後に大変貴重なデータとなると確信しております。心から感謝申し上げるとともに、先生の長年に渡る御努力に最大限の敬意を評します。

遠藤 朝彦

連休中は、当HPのアクセス数が大幅に減少します。そのため御礼をやや遅い今日にいたしました。