日: 2025年2月13日

2025年02月13日-13 花粉情報

日本気象協会の品川区の予報

日付 13日

(木)

14日

(金)

15日

(土)

16日

(日)

17日

(月)

18日

(火)

19日

(水)

 

予測

 

少ない

 

 

少ない

 

 

やや多い

 

 

やや多い

 

 

少ない

 

少ない

 

少ない

この予報については、故日本医大名誉教授 奥田 稔先生から的中率が「ほぼ50%」と、低いとの指摘がある。しかも、この予測は飛散開始時や飛散最盛期のように的中して当たり前のデータを含む上に 恐らく天気予報を、根拠にしていると思われるので、この的中率は、天気予報の的中率を超えることもない、とすると臨床現場にいる私も大いに不満である。患者の皆さんは、この情報に従って予防、治療行動をとると考えるならば、さらに不満が残る。この情報に携わる皆様は、機械的でなく、十分吟味した上で、予報してほしいと思います。

つまり、実測による速報が望ましく、予報が的中したか否かは、当HPで確認していただきたい。今後、多くの情報が公開されることを望みます。


2025年02月13日-12 花粉情報

このHPは、1997年2月1日に『慈恵医大耳鼻科花粉症のページ(PH担当:故今井 透先生、花粉観測担当:遠藤 朝彦)』として、開設され、2014年1月7日までに561万件のアクセスがありました。その後、遠藤、今井両医師が慈恵医大を定年退職したため、HPを「東京都の耳鼻科医による花粉症のページ」と改称(HP担当:永倉仁史先生、花粉観測担当:遠藤 朝彦)として継続、2017年12月1日から当院の「花粉症のページ」として継続(HP担当:遠藤 朝彦、花粉観測担当:遠藤 朝彦)と受け継がれています。当HPは昨年末までで、41年になります。本年は42シーズン目となります。ご担当の皆様、よろしくお願い申し上げます。

2017年12月1日から2024年末までのアクエス数は、計886562件でした。

このHPのアクエス数は、昨日499件、元旦からの累積数は18993件でした。

東京都内でスギ、ヒノキ花粉を観測しているのは、公共機関では、東京都(東京都健康安全研究センター)の12地点のみ、民間では、当院(遠藤耳鼻咽喉科アレルギークリニック:品川区西五反田)と兼子耳鼻咽喉科医院(西東京市東伏見)の僅か2ヶ所のみ、HPで公表しているのは、東京都の12ヶ所の他には、当院のみです。また、結果を通知している機関は、当院が19ヶ所、兼子耳鼻咽喉科医院が11ヶ所、計30ヶ所にすぎません。今後、観測地点が増えることを期待します。


2025年02月13日-11 花粉情報

飛散開始日、本格飛散開始日(20個/cm2以上になった日)

飛散開始日 積算400℃到達日 本格飛散開始日 同年飛散総数
H13(2001) 2月20日 2月14日 2月21日 4876.7
H14(2002) 2月07日 2月05日 2月07日 5644.9
H15(2003) 2月12日 2月12日 2月13日 3964.9
H16(2004) 2月20日 2月09日 2月26日 460.7
H17(2005) 2月22日 2月10日 2月23日 13948.7
H18(2006) 2月13日 2月14日 2月15日 1132.7
H19(2007) 2月06日 2月06日 2月13日 1775.7
H20(2008) 2月20日 2月14日 2月23日 3599.9
H21(2009) 2月06日 2月08日 2月12日 5785.2
H22(2010) 2月09日 2月08日 2月21日 1557.7
H23(2011) 2月22日 2月12日 2月25日 11549.1
H24(2012) 2月26日 2月17日 3月04日 2127.6
H25(2013) 2月14日 2月09日 2月22日 7661.8
H26(2014) 2月03日 2月07日 3月04日 1993.4
H27(2015) 2月11日 2月10日 2月23日 2938.1
H28(2016) 2月14日 2月08日 2月21日 4184.6
H29(2017) 2月16日 2月06日 2月17日 2570.7
H30(2018) 2月10日 2月12日 2月24日 8057.4
H31(2019) 2月12日 2月07日 2月20日 6199.4
R2(2020) 2月05日 2月05日 2月13日 2841.6
R3(2021) 2月11日 2月06日 2月14日 4567.3
R4(2022) 2月26日 2月12日 2月27日 5172
R5(2023) 2月12日 2月08日 2月18日 7862.7
R6(2024) 2月13日 2月11日 2月15日 6300.2
R7(2025)   2月04日    

2025年02月13日-10 花粉情報

観測花粉数(測定地点:品川区五反田 観測者:遠藤 朝彦)

  捕集開始日時 天気   花粉数(個/㎠」落下法)
    時 分   スギ ヒノキ その他
1 (土) 22:00

 

:

晴れ〜曇り〜雨 1.2 0.0 0.3
2 (日) 雨〜曇り 0.0 0.0 0.0
3 (月) 曇り時々曇り 0.3 0.0 0.6
4 (火) 晴れ〜曇り〜快晴 0.3 0.0 0.0
5 (水) 晴れ一時曇り・小雨 0.0 0.0 0.6
6 (木) 晴れ 0.0 0.0 0.0
7 (金)   晴れ 0.3 0.0 0.0
8 (土)   晴れ 0.0 0.0 0.3
9 (日)   晴れ 0.0 0.0 0.0
10 (月)   晴れ 0.0 0.0 0.9
11 (火)   晴れ 0.0 0.0 0.6
12 (水)   晴れ〜曇り 0.0 0.0 0.0
13 (木)   小雨〜晴れ 0.0 0.0 1.5

今後、1週間で、最高気温が15℃以上の予想は、15日(土)、16日(日)です。

この2日で飛散開始となりそうです。昨年の10日頃には、カバノキ科花粉が、観測されました。この傾向は、一昨年も同じでした。今年は、ここまで花粉の気配すらありませんでしたが、本日は、その他の花粉が1.5個/cm2観測され、その全てがシラカンバ(カバノキ科カバノキ属)でした。

本日は、未明に小雨が降りましたが、その後晴れ、比較強い北寄りの風が吹き(6〜7m/s)、プレパラートの汚れが目立ちました(風が強く)、気温が低く(12.4℃)、スギ花粉は観測されませんでした。その他は全てシラカンバでした。


2025年02月13日-9 花粉情報

本日、全国26地点のダーラム法によるスギ花粉測定値がNPO花粉情報協会のHP及び環境省のHPに掲載されました。全国26地点中、飛散開始した地点は、宮崎県宮崎市(23日)のみです。


2025年02月13日-8 花粉情報

兼子 順男先生(保谷市)から保谷市東伏見の観測値をいただきました。

2 天気 スギ花粉 ヒノキ花粉
1 0.0 0.0
2 雨曇 0.0 0.0
3 0.0 0.0
4 晴曇 0.0 0.0
5 0.0 0.0
6 0.3 0.0
7 0.3 0.0
8 0.6 0.0
9 0.0 0.0
10 0.0 0.0
11 0.3 0.0

ダーラム型(個/cm2)


2025年02月13日-7 花粉情報

佐橋 紀男先生から富里市と習志野市の観測値をいただきました。

富里市:ダーラム型(個/cm2)

2月 スギ1) ヒノキ2) イチイ属 ハンノキ属 イネ科 ブナ科 マツ属 その他
1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
4 0.3 0.0 0.0 2.0 0.0 0.0 0.0 0.0
5 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0
6 0.3 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0
7 0.3 0.0 0.0 3.2 0.0 0.0 0.0 0.0
8 0.9 0.0 0.0 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0
9 0.9 0.0 0.0 1.2 0.0 0.0 0.0 0.0
10 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
11 0.9 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0
12 2.8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

富里市:ロータリー型

2月 スギ1) ヒノキ2) イチイ属 ハンノキ属 シデ属 マツ属3) イネ科 スゲ属 その他
1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
3 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
4 0.0 0.0 0.0 3.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
5 2.8 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
6 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7 1.5 0.0 0.0 1.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.9
8 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
9 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
11 1.5 0.0 0.0 2.2 0.0 0.0 0.0 0.0 1.9
12 11.4 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3

習志野市:ダーラム型(個/cm2)

2月 スギ1) ヒノキ2) イチイ属 ハンノキ属 シデ属 マツ属3) イネ科 スゲ属 その他
1 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
3 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
4 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
6 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
7 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
11 0.0 0.0 0.0 1.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

 

ロータリー型の方が感度が良く、富里市は、ロータリー型では、11日が飛散開始日となりました。当地との比較はダーラム型でお願いします。


2025年02月13日-6 花粉情報

昨年の2月11日のコメントは、「昨年の2月7日には、ハンノキ0.3個/cm2とオオバヤシャブシ03個/cm2が初観測されました。ちなみに一昨年の初観測は、ハンノキ1月23日、シラカンバ2月11日、オオバヤシャブシ2月13日でした。今年は2月早々にシラカンバ(1月23日初観測)、ハンノキが観測され、昨日はシラカンバが0.3個/cm2観測されましたが、オオバヤシャブシ(1月25日初観測)は2月にはまだ観測されません。」とあります。いずれにしましても、少なからずカバノキ科花粉が観測されています。スギ花粉の飛散開始日も2023年は2月12日、2024年は2月13日でした。ところが今年は、ここまでスギのみならずその他の花粉もほとんど観測されません。この違いは、気温にありそうです。

2月 日 2025年 2024年 2023年 2022年 2021年 2020年
1 12.2 16.3 13.1 11.2 14.0 13.4
2 8.8 7.6 9.2 11.1 15.6 13.8
3 9.6 11.7 6.2 11.8 11.8 15.2
4 11.2 6.9 11.2 8.5 12.6 11.4
5 9.0 6.2 12.0 9.2 12.4 15.2
6 9.2 5.4 13.6 8.2 15.0 6.9
7 10.6 9.6 15.4 9.7 16.3 6.9
8 9.7 11.3 11.7 9.1 11.0 12.7
9 11.5 11.3 10.6 10.8 9.6 8.3
10 11.4 12.4 3.5 6.1 12.1 10.1
11 10.5 12.8 14.1 9.2 14.1 11.7
12   12.7 16.9 9.9 11.7 16.0
13   17.3 10.3 5.0 16.2 18.2
14   18.5 10.7 8.0 18.2 16.0
15   21.1 7.8 11.6 14.1 16.2

 

25   5.8 12.7 13.4
26   13.3 10.7 14.7
27   11.4 15.0 18.5

太字は飛散開始日、飛散開始には、少なくとも15℃前後の気温が必要と考えられます。今シーズンは過去5年と比較して気温が低く推移していますので、飛散開始は、この後と思われます。

なお、飛散開始以後は、大小はあれど、連日落下花粉が連日観測されます。飛散開始日がポツンと1日だけ観測されたことは過去にありません。


2025年02月13日-5 花粉情報

スギ花粉飛散開始日(積算400到達日)の予測

元旦からの一日の最高気温を積算した積算値で、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。飛散花粉量を推定する指標とは、異なります。スギは11〜12月になると休眠(動物でいう冬眠)に入ります。そして、本格的に寒くなると休眠から覚め、次いで、開花して花粉を放出します。当地では、平均440〜480位が飛散開始の目安です。飛散開始日の予測は、あくまで予測ですから、予測日に必ず飛散開始となるわけではなく、目安です。従いまして、初期療法は、予測される飛散開始日の3〜7日前に開始すれば、患者様が苦しむことなく実施できます。また、飛散開始日から全ての患者様を苦しめるほどの花粉が飛散することは、ほとんどありません。つまり、飛散開始したら、しばらく様子を見てから投薬しても間に合わないことはありません。

日付 1日の最高気温 最高気温の積算値
1月合計   358.4
2月1日 12.2 370.6
2日 8.8 379.6
3日 9.6 389.2
4日 11.2 400.4
5日 9.0 409.4
6日 9.2 418.6
7日 10.6 429.2
8日 9.7 438.9
9日 11.5 450.8
10日 11.4 461.7
11日 10.5 472.2
12日 12.7 484.9

12日までの積算値から予測すると、13〜15日の飛散開始が考えられます。勿論、気温が上昇すれば(大体、当地で再高気温15.0℃が目安)、ですが。都心、都下、近県を含め、気温は最高で・15.0℃以下のようです。本日、飛散する可能性は低いと思われます。以下は各地の最高気温です。

都心  11.3

青梅  11.6

海老名 14.1

三浦  15.0

所沢  10.2

秩父  10.3  積算温度は、いつ飛散開始してもおかしくない状況にありますが、 都下を含めて最高気温が14℃以上になるのは、16日あたりになりそうです。15℃あれば、スギ花粉が飛散すると思われます。


2025年02月13日-4 花粉情報

1月の測定数とシーズンの総数の関係(2011年以後)は下表の通りです

年 度 ス  ギ ヒ ノ キ そ の 他 スギ+ヒノキ

総飛散数

2011年 1.5 0 1.2 11549.1
2012年 0.3 0 1.8 2127.6
2013年 1.8 0 6.6 7661.8
2014年 0.6 0 9.5 1993.4
2015年 1.2 0 10.4 2938.1
2016年 1.2 0 2.1 4184.6
2017年 2.7 0 8.9 2570.7
2018年 4.2 0 11 8057.4
2019年 3 0 8.7 6199.4
2020年 3.4 0 16.2 2841.6
2021年 2.4 0 6.0 4567.3
2022年 1.8 0 6.7 5172.0
2023年 2.7 0 4.5 7862.7
2024年 5.1 0 5.4 6300.2
2025年 9.1 0 10.6

1月のスギ花粉飛散数とその年のスギ、ヒノキ総飛散数の間には、相関はなさそうですが、11月、12月に

続いて1月は、観測史上最も多くのスギ花粉が観測されました。なぜ、多くのスギ花粉が観測されるのでしょうか?「豊作だから」では、ないでしょうか。もし、豊作なら、今シーズンは、これまでより多くの花粉が飛散する可能性があります。

1月は1年で最も乾燥が進むと言われていますが、今年の1月は平均53%、最小14%で、12月以上に乾燥したようです。極度の乾燥は、鼻粘膜を壊し、鼻アレルギー(花粉症)の悪化を招くことが、知られています。

年末から、新年にかけて、思いの外多くのスギ花粉が観測されました。

例えば、11月27日は5.9個/cm2、28日は9.6個/cm2でした。12月には12月6日に2.5個/cm2、7日に2.2個/cm2、1月は7日に1.5個/cm2、9日に2.8個/cm2観測されました。しかし、患者様はほとんど来院していません。短期なので、見過ごしてしまった可能性があります。もし、この日に症状が出てしているならば、花粉症が重い(重症)可能性があります。是非、専門医の診察を受けて下さい。


2025年02月13日-3 花粉情報

2月は当地のスギ花粉の飛散が開始する月(平成元年以来、飛散開始が2月を外れたことはありません。)です。備えを固めなければなりません。今シーズンは、昨年暮れに、これまでになかったスギ花粉の多くの飛散(患者様に症状はみとめられません)が見られています。

11・12月の飛散花粉数と翌年のスギ花粉の総飛散数

スギ12月 スギ11月 翌年のスギ飛散数
令和6年 14.0 21.2
令和5年 9.5 8.5 5271.0
令和 4年 1.8 4.5 6636.5
令和 3年 4.2 7.0 3838.8
令和 2年 5.8 3.0 3913.2
令和 元年 3.0 5.8 2466.7
平成30年 6.9 9.6 4867.8
平成29年 5.7 4162.0
平成28年 1.5 2570.7
平成27年 2.4 4184.6
平成26年 3.0 2938.1
平成25年 1.5 1993.4
平成24年 2.4 1993.4
平成23年 0.9 1971.0
平成22年 3.0 9623.6

―印は花粉の観測をしていません。

11+12月の花粉数が大きい程、翌春のスギ粉観測数が大きい傾向が見られます。また、昨年11、12月の観測数は過去に比較して極めて多数です。1月はどうでしょうか?下表をみて下さい。


2025年02月13日-2 花粉情報

スギ花粉飛散開始が間近になりました。環境省花粉観測システム(はなこさん)は、3年前のシーズンで終了(消滅)しましたので、リアルタイムの花粉情報は当院の情報のみになってしまいました。そこで、今シーズンも頑張って、観測ならびに情報提供を続けたいと思います。当地の飛散開始は、12〜18日と推測されます。初期療法を開始するなら、そろそろです。ただし、まずは正しく、診断を下して下さい。

本日で8日晴れが、しかもほぼ快晴が続いています。この間の日照時間は、平均8.1時間/日、最小湿度の平均は21.3%、つまり極端に乾燥しています。乾燥による鼻や皮膚の病気にご注意ください。確かに、ダーラム法で捉えられない少量の飛散花粉で、刺激を受ける方がいるとは思いますが、発症に至ることは、ほとんどないと思われます。むしろ、寒暖差や乾燥、細菌やビールスの感染による合併症をいち早く、発見して治療しておくことが、この時期は大切です。


2025年02月13日-1 花粉情報

当HPは、しばらく(1月28日から2月3日まで)お休みしました。病(前立腺肥大によるに尿閉、血尿)のため、長男(耳鼻咽喉科医)が勤める東京共済病院泌尿器科に入院。2月4日に退院いたしました。この間、花粉観測と本HPの更新を休みました。当HPをご覧の皆様、とりわけ参考にされている皆様には、「ご迷惑をお掛けしたのでは」と危惧しております。今後は、健康に留意して、少しでも長く、本HPを続けられるよう頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。5〜6日の二日間で、急ぎ休んでいた間の花粉の計測を行いました。プレパラートの交換は家人に依頼して毎日行われました。休んでいる間に飛散開始はなく、以後昨日まで当地では、飛散開始していません。