2025年3月26日(火)-1 花粉情報
落下花粉の染色、測定方法には、種々ありますが、それぞれの測定法には、長所、短所があって、目的によって選択する必要がありそうです。花粉情報は、何のために、誰のためにあるかと言うと、医療つまり患者様のためであって、 得られた結果(情報)は、無条件で公表され、医療に役立たせなければなりません。
観測結果の医療情報としての分析も詳細な測定結果があって、はじめて可能になります。染色法で測定値が変わることなど、文献には全く記載はありませんでした(ダーラムとロータリーでは、捕獲率が異なり、ロータリーの方が計測数が多く出ます)。また、今後、自動計測機が開発されると思いますが、その情報も同様です。結果にはそれなりの精度が求められることになります。現状では、自動計測を信じ込むのは危険です。精度だけでなく、故障や機器が停止した場合のバックアップは絶対に必要です。どんなに精度が精密でも、停止しないと言う保証はありません。異なる測定方法で検証が必要なことも言うに及びません。自動計測に全てを委ねるのは、まだ無理と思われます。
今後、さらに検証結果をご報告いたします。