2025年3月25日(火)-10 花粉情報

のHPは、1997年2月1日に『慈恵医大耳鼻科花粉症のページ(PH担当:故今井 透先生、花粉観測担当:遠藤 朝彦)』として、開設され、2014年1月7日までに561万件のアクセスがありました。その後、遠藤、今井両医師が慈恵医大を定年退職したため、HPを「東京都の耳鼻科医による花粉症のページ」と改称(HP担当:永倉仁史先生、花粉観測担当:遠藤 朝彦)として継続、2017年12月1日から当院の「花粉症のページ」として継続(HP担当:遠藤 朝彦、花粉観測担当:遠藤 朝彦)と受け継がれています。当HPは昨年末までで、41年になります。本年は42シーズン目となります。ご担当の皆様、よろしくお願い申し上げます。

2017年12月1日から2024年末までのアクエス数は、計886562件でした。

本HPのアクセス数は、昨日1162件、元旦からの累積数は42322件でした。

 

3日、TV(フジTV)にて、スギ花粉症に関する報道があり、当院での花粉観測の様子が放映されました。結果、当院のHPは、591件ものアクセスをいただきました。花粉症の皆様のお役に立つと嬉しいです。

10日、TBSテレビの取材を受けました。また、主に花粉の観測法や鏡検時の花粉の判別について、お話しました。

14日、日本テレビの取材を受けました。今回も花粉の観測法や鏡検時の花粉の判別について、お話しました。14日夜(newszero)に放送予定でしたが、政治問題が起こり、翌日朝(Oha!4)の放映となりました。14日には当HPに非常に多くのアクセスをいただきました。ありがとうございます。

 

本日は、ヒノキ花粉が1.9個/cm2観測されました。また、その他にはイチョウと思われる花粉が1.2個/cm2含まれます。イチョウは・イチョウ科雌雄異株で4〜5月に開花。花粉症は1978年に舘野 幸司がアレルギー28 220―220に花粉症を報告しています。

本日(3月25日)は、イチョウ1.2個/cm2、オオバヤシャブシ1.5個/cm2、イヌシデ3.4個/cm2、ハンノキ0.6個/cm2、ヤマモモ3.7個/cm2、マツ0.3個/cm2、ヤマグア0.3個/cm2、シラカシ0.3個/cm2、カツラ2.5個/cm2、ウツボグサ0.6個/cm2、シラカンバ6.5個/cm2、不明5.2個/cm2でした。

3月24日の其の他は、オオバヤシャブシ0.6個/cm2、イヌシデ2.2個/cm2、ハンノキ0.9個/cm2、ヤマグア1.5個/cm2、シラカシ0.3個/cm2、シラカンバ4.3個/cm2、不明8.1個/cm2でした。

3月23日のその他はイチョウ1.5個/cm2、オオバヤシャブシ1.5個/cm2、イヌシデ2.5個/cm2、ハンノキ0.6個/cm2、ヤマモモ1.2個/cm2、マンサク6.5個/cm2、ヤマグア2.5個/cm2、シロモジ0.9個/cm2、ワスレナグサ0.9個/cm2、不明2.8個/cm2でした。気温の上昇と共に、多くの植物が開花したようです。

3月15日のその他はオオバヤシャブシ 0.9個/cm2、イヌシデ0.6個/cm2を含みます。

3月10日のその他は、ハンノキ0.3個/cm2を含みます。

3月2日のその他には、ハンノキ0.6個/cm2が含まれます。

東京都内でスギ、ヒノキ花粉を観測しているのは、公共機関では、東京都(東京都健康安全研究センター)の12地点のみ、民間では、当院(遠藤耳鼻咽喉科アレルギークリニック:品川区西五反田)と兼子耳鼻咽喉科医院(西東京市東伏見)の僅か2ヶ所のみ、HPで公表しているのは、東京都の12ヶ所の他には、当院のみです。また、結果を通知している機関は、当院が19ヶ所、兼子耳鼻咽喉科医院が11ヶ所、計30ヶ所にすぎません。今後、観測地点が増えることを期待します。