2025年02月06日-3 花粉情報

1日は、雨が降ってしまい、2日が飛散開始日とは、なりませんでした。ちなみに、2日の雨は12時間近くに及び、雨量は6.5mmでした。雨はおよそ10mm降ると花粉の飛散が止まると思われますが、2日は雨量こそ6.0mmですが、10時間以上も降りましたので、飛散が抑えられたものと思われます。

花粉症は、吸入されなければ、起こりません。つまり、木があっても、その木が花粉を作らなければ、花粉は飛散せず、花粉症の発生する余地はありません。これが、農林水産省が開発を進める無花粉スギです。また、農林水産省を始め東京都などは、スギの木の伐採を進めています。伐採の効果は、当院の観測でも、見て取れます。環境省は、花粉症の悪化の原因となる環境を突き止め、これを改善しようとしています。このように、対策には多くの省庁が参加、協力をしています。