2025年01月27日-3 花粉情報

花粉症対策について

これまで、何度も原因を確かめることの大切さを、このHPでも述べてきました。原因が解明され、その原因となる花粉量が解れば、原因に応じた対策や治療を行うことができます。

つまり、対策の根拠は、空中に浮遊し、人が吸入する花粉の数(濃度)が、ベースです。花粉症は花粉が吸入されなければ、起り得ません。先ず、花粉の存在を確認すること、確認されたら人体内に吸入しないように、防止することが対策の第1歩です。例えば、マスクは吸入防止力が問われます。私共の実験では、一般に市販されているマスクに、防止力100%のマスクはありませんでした。つまり、マスクの吸入防止力と屋外に飛散する花粉数によって、症状を防止できる外出可能な時間が決まります。大量飛散時には、外出できる時間が短くなるのは、当然です。

つまり、個々の体質と飛散花粉数および使用するマスクの性能(吸入防止率)がわかれば、マスクは大いに役立ちます。減薬にも繋がります。