2025年01月15日-1 花粉情報
私が東京慈恵会医科大学を昭和47年に卒業後、耳鼻咽喉科教室に入局して、最初にアレルギーをご指導いただいたのは兼子 順男先生(保谷市東伏見)でした。兼子先生のご指導で、花粉の観測を始めたのは、昭和59年でした。そして当院のHPは、下記のように始まりました。毎年1月1日からスギ花粉飛散終了まで毎日行いました。当初、結果の通知は郵送で、本学OBの先生方にお知らせいたしました。PCを導入後は連日発信、更新して参りました。今日まで41シーズンのデータをお送りいたしました。令和2年から年間を通じて、観測を続け、情報発信しております。年間を通じて観測することによって、新たな知見が数多く見出されており、年間を通じた観測の必要性を痛感しています。しかし、私も今年で78歳になり、体力的に厳しくなってまいりましたので、今シーズンから1月は週1回、2月1日から飛散終了まではスギ、ヒノキ花粉飛散情報として毎日ご報告したいと考えていますが、無理な場合やヒノキ花粉の飛散終了以後は週1回花粉情報として、観測結果をお届けいたしますつもりです。患者様は吸入防止対策に、医療関係者の皆様は、飛散状況を根拠にした診断、治療にご活用下さい。