2025年01月07日-6 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2025年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
1/7 1.5 0.0 0.0 ――
1月計 1.5 0.0 0.3 ――

。本日の測定結果、落下法ではスギ花粉1.5個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。

落下花粉0.0個/cm2の日が5日続いていましたが、「雨が降ると、その後花粉が飛ぶ」の例え通り。このところ、本日、1.5個/cm2のスギ花粉が観測され、今年の初観測になりました。

2004年以来、1月5日までにスギ花粉が初観測されたのは、12回あり、4日が初観測は2004年1年のみ、5日初観測も2019年のみです。6日初観測も2013年のみ、昨年の初観測は、1月6日でした。今年は、7日ですが、7日が初観測なのは、初めてです。

さて、どのような時に、スギ花粉の大量飛散を予測しなければならないか、この点について以下のことを知っておいていただきたいと思います。

飛散量が増える条件とは

「スギは、2〜3月にかけて開花します。開花した雄花から放たれた花粉が風に乗って雌花にたどりついて受粉します。つまり、風媒花(ふうばいか)です。マッチ棒の先ほど雄花の中には袋状の葯(やく)があり、葯には40〜50万の花粉が詰まっています。つまり、開花するとこれらの花粉が一斉に風に乗って飛散します。
(1)晴れて暖かい:スギの雄花は気温が上がると開花しやすくなります。15℃以上の時は要注意。
(2)風が強い:スギは風媒花ですが、花粉は風に乗って(数十キロ以上)運ばれます。
(3)乾燥している:湿度が高い時は湿気を吸って重くなりますが、乾燥すると飛散量が増します。