2024年10月4日-7 花粉情報
秋は乾燥、冷気の他にもう一点、注意することがあります。ダニアレルギーの原因とされるチリダニは、室内温度25℃〜27℃、湿度60〜80%の環境が最も繁殖しやすいと言われています。家庭のチリダニは夏に増えますが、秋になるとチリダニ自体は減りますが、アレルギーの原因となるアレルゲン量(死骸、フケ、糞など)は秋にピークを迎えます。その後は冬にむかつて減りますが、なくなるわけではありませんので、ご注意ください。
秋は乾燥、冷気の他にもう一点、注意することがあります。ダニアレルギーの原因とされるチリダニは、室内温度25℃〜27℃、湿度60〜80%の環境が最も繁殖しやすいと言われています。家庭のチリダニは夏に増えますが、秋になるとチリダニ自体は減りますが、アレルギーの原因となるアレルゲン量(死骸、フケ、糞など)は秋にピークを迎えます。その後は冬にむかつて減りますが、なくなるわけではありませんので、ご注意ください。
東京都は、現在でもコンクリート地獄、コンンクリートジャングルでしょうか?
この数年、当地の落下花粉の観測を年間を通じて行なっています。その結果から当地の実態が見えてきました。私の当地の印象は、決してコンクリート地獄などでは、ありませんでした。秋の花粉の季節が迫っていますので、一言、申し添えておきたいと思います。調査結果は、私の記憶とかけ離れた結果でした。
東京都の緑地面積は、北海道、兵庫県に次いで全国3位、令和1年時点の都市公園数は3954ヶ所で全国6位、都市公園の面積では全国7位でした(アーバンライフ株式会社資料より)。
しかし、森林面積の国土比(平成24年3月31日は、45位でした(林野庁:森林資源の現況より)。
9月に当地では、イネ科(イネ、ハルガヤ、オオアワガエリなど)、キク科ブタクサ、オオブタクサ、ヨモギ、ニガヨモギ、ブタクサモドキ、フランスギク、タンポポ、アキノキリンソウ、オナモミなど)、アサ科(カナムグラ)などの花粉が飛散しますが、どれも背が低い草花で、花粉の飛散距離が短いため、狭い範囲しか飛散せず、花粉症は多くの場合近燐のみで発症すると言われています。主に9月に症状が最も強い方は、念頭に入れておく必要があります。
昨年、主な秋の花粉の飛散開始は、いずれも9月で、ブタクサは9/11〜17の週、カナムグラは9/4〜10の週、ヨモギは9/18〜24の週でした。
本年の初観測は、ブタクサが8/19〜8/25、ヨモギ、カナムグラが9/2〜9/8、いずれも昨年よりやや早い初観測でした(平年と比較しますと、昨年が遅いとも言えます)。おそらく、一時的に気温が下がった為と思われます。昨年の秋の花粉の飛散開始はブタクサが9/2〜8、ヨモギとカナムグラは9/16〜22でした。ピークは、ブタクサが9/18〜9/24、ヨモギが9/25〜10/1、カナムグラが9/18〜9/24でした。ブタクサが1.2個/cm2が2週続き、9月2〜8日が飛散開始週となりました。今週の測定値を見れば、今後がおおよそ予測可能と思われます。ヨモギ、カナムグラも今後多くなると思われます。
9月3日から5日の3日間は日差しも短く(16.1時間)、気温が低く(平均25.7℃)、比較的過ごしやすい日々でした。6日以後、晴れて再び暑くなり、平均気温は28.0℃を超え、最高気温は33℃を超える暑さが続いています。9月としては、記録的高温で、18日は歴史上最も遅い夏日だったそうです。
月
|
気温(2023年) | 気温(2024年) | ||||
平均 | 平均 | |||||
日平均 | 日最高 | 日最低 | 日平均 | 日最高 | 日最低 | |
6 | 23.2 | 27.6 | 19.6 | 23.1 | 27.7 | 19.3 |
7 | 28.7 | 33.9 | 24.7 | 28.7 | 33.5 | 25.0 |
8 | 29.2 | 34.3 | 26.1 | 29.0 | 33.6 | 25.7 |
9 | 26.7 | 31.2 | 23.6 | 26.6 | 30.9 | 23.5 |
10 | 18.9 | 23.7 | 14.7 |
また、今年の9月は「観測史上最も暑い9月」だったようです(TVのニュース)。しかし、東京は
「6〜9月で比較すると昨年の方が暑く、花粉の成長は昨年の方が良かったのではないか」とも考えられます。また、この夏の気象条件が来春のスギ、ヒノキ花粉の飛散量に、どのような影響があるのか、未経験の暑さで、定かではありません。
2022年 | 2023年 | 2024年 | ||||
月 | 日照時間 | 全天日射量 | 日照時間 | 全天日射量 | 日照時間 | 全天日射量 |
6 | 167.6 | 17.4 | 137.5 | 16.3 | 158.1 | 17.4 |
7 | 176.4 | 17.3 | 250.4 | 21.6 | 199.6 | 18.5 |
8 | 150.4 | 15.4 | 222.3 | 19.0 | 198.8 | 17.4 |
9 | 143.7 | 13.9 | 143.7 | 13.9 | 160.8 | 13.9 |
日照時間、日射量は上の表のとおりです。今後の花芽調査の結果が待たれますし、ご注目下さい。
天候が昨年までと大きく変化しています。
気温 | ||||
日 | 天気 | 平均 | 最高 | 最低 |
23 | 晴れ一時曇り | 22.6 | 27.7 | 19.7 |
24 | 晴れ時々曇り | 20.9 | 25.3 | 17.7 |
25 | 曇り時々雨 | 20.4 | 23.7 | 17.9 |
27 | 雨時々曇り | 23.3 | 24.8 | 22.4 |
28 | 曇り | 24.0 | 27.4 | 21.8 |
29 | 曇り時々雨 | 22.6 | 25.0 | 21.3 |
30 | 曇り時々雨のち晴 | 22.7 | 25.3 | 20.5 |
1 | 曇り〜雨〜晴れ | 23.3 | 26.6 | 20.1 |
2 | 曇り〜晴れ一時雨 | 26.5 | 31.9 | 22.0 |
3 | 曇り時々雨 | 23.1 | 25.4 | 21.6 |
「9月は観測史上最も暑い9月」だったようです(TVニュース)。2日は9月22日以来の30.0℃超えでした。
25年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測セミナー(9月19日 : NPO花粉情報協会)
このセミナーにおいて、村山 貢司気象予報士は、品川の予測として、「スギ+ヒノキ花粉の予測値は5359個としました。昨年の85%、10年平均の106%に相当します。」と予測しました。つまり、「平年並み」と予測しました。この予測が、まず、目安となりますが、今後花芽調査結果などが加味されて、若干変わることもあります。この結果、「12月のスギ雄花の観測結果」を加味した予測」となります。
この情報に加えて、船橋市の測定結果を佐橋 紀男先生からいただきました。
2024年 | ダーラム型(3.24cm2→1cm2) | ||||||
9月 | スギ | ヒノキ | イネ型 | ブタクサ | ヨモギ | カナムグラ | その他 |
16 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.8 | 0.5 | 0.0 | 0.3 |
17 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | 0.6 | 0.3 | 2.2 | 1.2 |
18 | 0.3 | 0.0 | 0.6 | 1.2 | 0.0 | 0.6 | 0.6 |
19 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.5 | 0.0 | 0.6 | 0.3 |
20 | 0.0 | 0.0 | 2.2 | 0.0 | 1.2 | 0.0 | 0.6 |
21 | 0.0 | 0.0 | 3.4 | 0.6 | 0.0 | 1.5 | 1.2 |
22 | 0.3 | 0.0 | 1.9 | 0.3 | 0.6 | 4.3 | 0.6 |
23 | 0.0 | 0.0 | 1.1 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.3 |
24 | 0.0 | 0.0 | 1.1 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.3 |
25 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.9 | 0.0 | 0.2 |
26 | 0.0 | 0.0 | 2.2 | 0.0 | 0.6 | 1.2 | 0.9 |
27 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
28 | 0.0 | 0.0 | 1.2 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
29 | |||||||
30 | |||||||
合計 | 1.5 | 0.6 | 36.3 | 14.4 | 4.7 | 18.5 | 11.0 |
船橋はカナムグラが、当地はブタクサが多く観測されています。
近年は季節毎の寒暖差が激しく、この秋は何10年振りの異常が続いているようです。私の記憶では、こうした異常を知らせる言葉として、冷夏や暖冬がありますが、これらは、例年と比較して平均気温が1℃違うことと記憶していましたが、実は違っていました。国土交通省、気象庁の基準は以下の通りでした。地方によっても異なります。
例えば、気象庁における冷夏の基準は
・地域平均気温の平年差(1981〜2010年:過去30年の平年値による)
北日本―0.6℃以下
東日本―0.5℃以下
西日本―0.2℃以下
南西諸島―0.3℃以下
・暖冬の基準は以下の通りです。
北日本0.5℃以上
東日本0.5℃以上
西日本0.5℃以上
南西諸島0.3℃以上
当院で間違った説明をしていました。このHPの読者の皆様には心からお詫び申し上げ、訂正します。今年は、平年と比較して、2〜3℃も違っています。この様な暑さを猛暑ならず酷暑とでも呼べば良いのでしょうか。
日々の気温は、最高気温が35℃以上の日を猛暑日、30℃以上の日を真夏日、25℃以上の日を夏日、0℃未満の日を真冬日といいます。 最低気温が0℃未満の日を冬日といいます。
飛散総数(cm2/週)
令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | 令和6年 | |
8月1週 | 1.5 | 0.9 | 1.5 | 2.1 | 3.4 |
2 | 0.3 | 0.6 | 1.8 | 0.8 | 3.1 |
3 | 2.8 | 1.2 | 1.8 | 0.6 | 0.3 |
4 | 0.9 | 2.8 | 1.2 | 0.0 | 2.5 |
9月1週 | 0.9 | 11.7 | 2.1 | 0.9 | 1.2 |
2 | 3.1 | 19.1 | 14.5 | 2.8 | 7.1 |
3 | 6.5 | 26.1 | 21.6 | 2.8 | 10.4 |
4 | 17.6 | 27.1 | 21.0 | 23.7 | 23.1 |
10月1週 | 20.4 | 19.4 | 40.1 | 17.3 | 21.9 |
2 | 11.7 | 18.7 | 9.0 | 17.6 | |
3 | 3.4 | 3.4 | 6.8 | 8.6 | |
4 | 2.2 | 5.4 | 4.3 | 13.3 | |
5 | 1.2 | 3.0 | 6.2 | 4.9 | |
合計 | 72.5 | 139.7 | 132.1 | 95.6 |
さて、秋の飛散期は、いつまで続くのでしょうか?これまでの測定記録では、10月半ばまでは、例年の収束時期と考えられます。
秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。
東京都は、現在でもコンクリート地獄、コンンクリートジャングルでしょうか?
この数年、当地の落下花粉の観測を年間を通じて行なっています。その結果から当地の実態が見えてきました。私の当地の印象は、決してコンクリート地獄などでは、ありませんでした。秋の花粉の季節が迫っていますので、一言、申し添えておきたいと思います。調査結果は、私の記憶とかけ離れた結果でした。
東京都の緑地面積は、北海道、兵庫県に次いで全国3位、令和1年時点の都市公園数は3954ヶ所で全国6位、都市公園の面積では全国7位でした(アーバンライフ株式会社資料より)。
しかし、森林面積の国土比(平成24年3月31日は、45位でした(林野庁:森林資源の現況より)。
9月に当地では、イネ科(イネ、ハルガヤ、オオアワガエリなど)、キク科ブタクサ、オオブタクサ、ヨモギ、ニガヨモギ、ブタクサモドキ、フランスギク、タンポポ、アキノキリンソウ、オナモミなど)、アサ科(カナムグラ)などの花粉が飛散しますが、どれも背が低い草花で、花粉の飛散距離が短いため、狭い範囲しか飛散せず、花粉症は多くの場合近燐のみで発症すると言われています。主に9月に症状が最も強い方は、念頭に入れておく必要があります。
昨年、主な秋の花粉の飛散開始は、いずれも9月で、ブタクサは9/11〜17の週、カナムグラは9/4〜10の週、ヨモギは9/18〜24の週でした。
本年の初観測は、ブタクサが8/19〜8/25、ヨモギ、カナムグラが9/2〜9/8、いずれも昨年よりやや早い初観測でした(平年と比較しますと、昨年が遅いとも言えます)。おそらく、一時的に気温が下がった為と思われます。昨年の秋の花粉の飛散開始はブタクサが9/2〜8、ヨモギとカナムグラは9/16〜22でした。ピークは、ブタクサが9/18〜9/24、ヨモギが9/25〜10/1、カナムグラが9/18〜9/24でした。ブタクサが1.2個/cm2が2週続き、9月2〜8日が飛散開始週となりました。今週の測定値を見れば、今後がおおよそ予測可能と思われます。ヨモギ、カナムグラも今後多くなると思われます。
9月3日から5日の3日間は日差しも短く(16.1時間)、気温が低く(平均25.7℃)、比較的過ごしやすい日々でした。6日以後、晴れて再び暑くなり、平均気温は28.0℃を超え、最高気温は33℃を超える暑さが続いています。9月としては、記録的高温で、18日は歴史上最も遅い夏日だったそうです。
月
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気温(2023年) | 気温(2024年) | ||||
平均 | 平均 | |||||
日平均 | 日最高 | 日最低 | 日平均 | 日最高 | 日最低 | |
6 | 23.2 | 27.6 | 19.6 | 23.1 | 27.7 | 19.3 |
7 | 28.7 | 33.9 | 24.7 | 28.7 | 33.5 | 25.0 |
8 | 29.2 | 34.3 | 26.1 | 29.0 | 33.6 | 25.7 |
9 | 26.7 | 31.2 | 23.6 | 26.6 | 30.9 | 23.5 |
10 | 18.9 | 23.7 | 14.7 |
また、今年の9月は「観測史上最も暑い9月」だったようです(TVのニュース)。しかし、東京は
「6〜9月で比較すると昨年の方が暑く、花粉の成長は昨年の方が良かったのではないか」とも考えられます。また、この夏の気象条件が来春のスギ、ヒノキ花粉の飛散量に、どのような影響があるのか、未経験の暑さで、定かではありません。
2022年 | 2023年 | 2024年 | ||||
月 | 日照時間 | 全天日射量 | 日照時間 | 全天日射量 | 日照時間 | 全天日射量 |
6 | 167.6 | 17.4 | 137.5 | 16.3 | 158.1 | 17.4 |
7 | 176.4 | 17.3 | 250.4 | 21.6 | 199.6 | 18.5 |
8 | 150.4 | 15.4 | 222.3 | 19.0 | 198.8 | 17.4 |
9 | 143.7 | 13.9 | 143.7 | 13.9 | 160.8 | 13.9 |
日照時間、日射量は上の表のとおりです。今後の花芽調査の結果が待たれますし、ご注目下さい。
天候が昨年までと大きく変化しています。
気温 | ||||
日 | 天気 | 平均 | 最高 | 最低 |
21 | 曇り〜時々雨 | 28.5 | 32.6 | 24.0 |
22 | 曇り〜雨 | 24.6 | 28.9 | 22.5 |
23 | 晴れ一時曇り | 22.6 | 27.7 | 19.7 |
224 | 晴れ時々曇り | 20.9 | 25.3 | 17.7 |
25 | 曇り時々雨 | 20.4 | 23.7 | 17.9 |
27 | 雨時々曇り | 23.3 | 24.8 | 22.4 |
28 | 曇り | 24.0 | 27.4 | 21.8 |
29 | 曇り時々雨 | 22.6 | 25.0 | 21.3 |
30 | 曇り時々雨のち晴 | 22.7 | 25.3 | 20.5 |
1 | 曇り〜雨〜晴れ | 23.3 | 26.6 | 20.1 |
2 | 曇り〜晴れ一時雨 | 26.5 | 31.9 | 22.0 |
「9月は観測史上最も暑い9月」だったようです(TVニュース)。2日は9月22日以来の30.0℃超えでした。
25年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測セミナー(9月19日 : NPO花粉情報協会)
このセミナーにおいて、村山 貢司気象予報士は、品川の予測として、「スギ+ヒノキ花粉の予測値は5359個としました。昨年の85%、10年平均の106%に相当します。」と予測しました。つまり、「平年並み」と予測しました。この予測が、まず、目安となりますが、今後花芽調査結果などが加味されて、若干変わることもあります。この結果、「12月のスギ雄花の観測結果」を加味した予測」となります。
この情報に加えて、船橋市の測定結果を佐橋 紀男先生からいただきました。
2024年 | ダーラム型(3.24cm2→1cm2) | ||||||
9月 | スギ | ヒノキ | イネ型 | ブタクサ | ヨモギ | カナムグラ | その他 |
16 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.8 | 0.5 | 0.0 | 0.3 |
17 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | 0.6 | 0.3 | 2.2 | 1.2 |
18 | 0.3 | 0.0 | 0.6 | 1.2 | 0.0 | 0.6 | 0.6 |
19 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.5 | 0.0 | 0.6 | 0.3 |
20 | 0.0 | 0.0 | 2.2 | 0.0 | 1.2 | 0.0 | 0.6 |
21 | 0.0 | 0.0 | 3.4 | 0.6 | 0.0 | 1.5 | 1.2 |
22 | 0.3 | 0.0 | 1.9 | 0.3 | 0.6 | 4.3 | 0.6 |
23 | 0.0 | 0.0 | 1.1 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.3 |
24 | 0.0 | 0.0 | 1.1 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.3 |
25 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.9 | 0.0 | 0.2 |
26 | 0.0 | 0.0 | 2.2 | 0.0 | 0.6 | 1.2 | 0.9 |
27 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
28 | 0.0 | 0.0 | 1.2 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
29 | |||||||
30 | |||||||
合計 | 1.5 | 0.6 | 36.3 | 14.4 | 4.7 | 18.5 | 11.0 |
船橋はカナムグラが、当地はブタクサが多く観測されています。
飛散総数(cm2/週)
令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | 令和6年 | |
8月1週 | 1.5 | 0.9 | 1.5 | 2.1 | 3.4 |
2 | 0.3 | 0.6 | 1.8 | 0.8 | 3.1 |
3 | 2.8 | 1.2 | 1.8 | 0.6 | 0.3 |
4 | 0.9 | 2.8 | 1.2 | 0.0 | 2.5 |
9月1週 | 0.9 | 11.7 | 2.1 | 0.9 | 1.2 |
2 | 3.1 | 19.1 | 14.5 | 2.8 | 7.1 |
3 | 6.5 | 26.1 | 21.6 | 2.8 | 10.4 |
4 | 17.6 | 27.1 | 21.0 | 23.7 | 23.1 |
10月1週 | 20.4 | 19.4 | 40.1 | 17.3 | 21.9 |
2 | 11.7 | 18.7 | 9.0 | 17.6 | |
3 | 3.4 | 3.4 | 6.8 | 8.6 | |
4 | 2.2 | 5.4 | 4.3 | 13.3 | |
5 | 1.2 | 3.0 | 6.2 | 4.9 | |
合計 | 72.5 | 139.7 | 132.1 | 95.6 |
さて、秋の飛散期は、いつまで続くのでしょうか?これまでの測定記録では、10月半ばまでは、例年の収束時期と考えられます。
9月の観測値
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ | ヨモギ属 | カナムグラ | マツ型 | その他 | 総計 |
9/1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
9/2〜9/8 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 1.2 | 0.9 | 0.6 | 0.0 | 4.2 | 7.1 |
9/9〜9/15 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 1.2 | 0.6 | 0.6 | 0.0 | 7.7 | 10.4 |
9/16〜9/22 | 0.0 | 0.3 | 2.2 | 8.6 | 1.2 | 1.2 | 0.0 | 9.6 | 23.1 |
9/23〜9/29 | 0.0 | 0.0 | 1.5 | 3.1 | 2.8 | 2.2 | 0.0 | 12.3 | 21.9 |
9/30 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 1.2 | 0.9 | 0.0 | 3.4 | 5.8 |
9月計 | 0.0 | 0.3 | 4.0 | 14.4 | 6.7 | 5.5 | 0.0 | 37.2 | 68.3 |
東京都は、現在でもコンクリート地獄、コンンクリートジャングルでしょうか?
この数年、当地の落下花粉の観測を年間を通じて行なっています。その結果から当地の実態が見えてきました。私の当地の印象は、決してコンクリート地獄などでは、ありませんでした。秋の花粉の季節が迫っていますので、一言、申し添えておきたいと思います。調査結果は、私の記憶とかけ離れた結果でした。東京都の緑地面積は、北海道、兵庫県に次いで全国3位、令和1年時点の都市公園数は3954ヶ所で全国6位、都市公園の面積では全国7位でした(アーバンライフ株式会社資料より)。
しかし、森林面積の国土比(平成24年3月31日は、45位でした(林野庁:森林資源の現況より)。
9月に当地では、イネ科(イネ、ハルガヤ、オオアワガエリなど)、キク科ブタクサ、オオブタクサ、ヨモギ、ニガヨモギ、ブタクサモドキ、フランスギク、タンポポ、アキノキリンソウ、オナモミなど)、アサ科(カナムグラ)などの花粉が飛散しますが、どれも背が低い草花で、花粉の飛散距離が短いため、狭い範囲しか飛散せず、花粉症は多くの場合近燐のみで発症すると言われています。主に9月に症状が最も強い方は、念頭に入れておく必要があります。
昨年、主な秋の花粉の飛散開始は、いずれも9月で、ブタクサは9/11〜17の週、カナムグラは9/4〜10の週、ヨモギは9/18〜24の週でした。
本年の初観測は、ブタクサが8/19〜8/25、ヨモギ、カナムグラが9/2〜9/8、いずれも昨年よりやや早い初観測でした(平年と比較しますと、昨年が遅いとも言えます)。おそらく、一時的に気温が下がった為と思われます。昨年の秋の花粉の飛散開始はブタクサが9/2〜8、ヨモギとカナムグラは9/16〜22でした。ピークは、ブタクサが9/18〜9/24、ヨモギが9/25〜10/1、カナムグラが9/18〜9/24でした。ブタクサが1.2個/cm2が2週続き、9月2〜8日が飛散開始週となりました。今週の測定値を見れば、今後がおおよそ予測可能と思われます。ヨモギ、カナムグラも今後多くなると思われます。
9月3日から5日の3日間は日差しも短く(16.1時間)、気温が低く(平均25.7℃)、比較的過ごしやすい日々でした。6日以後、晴れて再び暑くなり、平均気温は28.0℃を超え、最高気温は33℃を超える暑さが続いています。9月としては、記録的高温で、18日は歴史上最も遅い夏日だったそうです。
月
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気温(2023年) | 気温(2024年) | ||||
平均 | 平均 | |||||
日平均 | 日最高 | 日最低 | 日平均 | 日最高 | 日最低 | |
6 | 23.2 | 27.6 | 19.6 | 23.1 | 27.7 | 19.3 |
7 | 28.7 | 33.9 | 24.7 | 28.7 | 33.5 | 25.0 |
8 | 29.2 | 34.3 | 26.1 | 29.0 | 33.6 | 25.7 |
9 | 26.7 | 31.2 | 23.6 | 26.6 | 30.9 | 23.5 |
10 | 18.9 | 23.7 | 14.7 |
また、今年の9月は「観測史上最も暑い9月」だったようです(TVのニュース)。しかし、東京は「6〜9月で比較すると昨年の方が熱く、花粉の成長は昨年の方が良かったのではないか」とも考えられます。また、この夏の気象条件が来春のスギ、ヒノキ花粉の飛散量に、どのような影響があるのか、未経験の暑さで、定かではありません。
2022年 | 2023年 | 2024年 | ||||
月 | 日照時間 | 全天日射量 | 日照時間 | 全天日射量 | 日照時間 | 全天日射量 |
6 | 167.6 | 17.4 | 137.5 | 16.3 | 158.1 | 17.4 |
7 | 176.4 | 17.3 | 250.4 | 21.6 | 199.6 | 18.5 |
8 | 150.4 | 15.4 | 222.3 | 19.0 | 198.8 | 17.4 |
9 | 143.7 | 13.9 | 143.7 | 13.9 | 160.8 | 13.9 |
日照時間、日射量は上の表のとおりです。今後の花芽調査の結果が待たれますし、ご注目下さい。
天候が昨年までと大きく変化しています。
気温 | ||||
日 | 天気 | 平均 | 最高 | 最低 |
20 | 晴れ〜薄曇り | 29.4 | 33.9 | 25.5 |
21 | 曇り〜時々雨 | 28.5 | 32.6 | 24.0 |
22 | 曇り〜雨 | 24.6 | 28.9 | 22.5 |
23 | 晴れ一時曇り | 22.6 | 27.7 | 19.7 |
24 | 晴れ時々曇り | 20.9 | 25.3 | 17.7 |
25 | 曇り時々雨 | 20.4 | 23.7 | 17.9 |
27 | 雨時々曇り | 23.3 | 24.8 | 22.4 |
28 | 曇り | 24.0 | 27.4 | 21.8 |
29 | 曇り時々雨 | 22.6 | 25.0 | 21.3 |
30 | 曇り時々雨のち晴 | 22.7 | 25.3 | 20.5 |
1 | 23.3 | 26.6 | 20.1 |
「9月は観測史上最も暑い9月」だったようです(TVニュース)。
25年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測セミナー(9月19日 : NPO花粉情報協会)
このセミナーにおいて、村山 貢司気象予報士は、品川の予測として、「スギ+ヒノキ花粉の予測値は5359個としました。昨年の85%、10年平均の106%に相当します。」と予測しました。つまり、「平年並み」と予測しました。この予測が、まず、目安となりますが、今後花芽調査結果などが加味されて、若干変わることもあります。これは、「12月に再度スギ雄花の観測結果を考慮した予測」となります。
この情報に加えて、船橋市の測定結果を佐橋 紀男先生からいただきました。
2024年 | ダーラム型(3.24cm2→1cm2) | ||||||
9月 | スギ | ヒノキ | イネ型 | ブタクサ | ヨモギ | カナムグラ | その他 |
16 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.8 | 0.5 | 0.0 | 0.3 |
17 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | 0.6 | 0.3 | 2.2 | 1.2 |
18 | 0.3 | 0.0 | 0.6 | 1.2 | 0.0 | 0.6 | 0.6 |
19 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.5 | 0.0 | 0.6 | 0.3 |
20 | 0.0 | 0.0 | 2.2 | 0.0 | 1.2 | 0.0 | 0.6 |
21 | 0.0 | 0.0 | 3.4 | 0.6 | 0.0 | 1.5 | 1.2 |
22 | 0.3 | 0.0 | 1.9 | 0.3 | 0.6 | 4.3 | 0.6 |
23 | 0.0 | 0.0 | 1.1 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.3 |
24 | 0.0 | 0.0 | 1.1 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.3 |
25 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.9 | 0.0 | 0.2 |
26 | 0.0 | 0.0 | 2.2 | 0.0 | 0.6 | 1.2 | 0.9 |
27 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
28 | 0.0 | 0.0 | 1.2 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
29 | |||||||
30 | |||||||
合計 | 1.5 | 0.6 | 36.3 | 14.4 | 4.7 | 18.5 | 11.0 |
船橋はカナムグラが、当地はブタクサが多く観測されています。
9月の観測値
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ | ヨモギ属 | カナムグラ | マツ型 | その他 | 総計 |
9/1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
9/2〜9/8 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 1.2 | 0.9 | 0.6 | 0.0 | 4.2 | 7.1 |
9/9〜9/15 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 1.2 | 0.6 | 0.6 | 0.0 | 7.7 | 10.4 |
9/16〜9/22 | 0.0 | 0.3 | 2.2 | 8.6 | 1.2 | 1.2 | 0.0 | 9.6 | 23.1 |
9/23〜9/29 | 0.0 | 0.0 | 1.5 | 3.1 | 2.8 | 2.2 | 0.0 | 12.3 | 21.9 |
9/30 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 1.2 | 0.9 | 0.0 | 3.4 | 5.8 |
9月計 | 0.0 | 0.3 | 4.0 | 14.4 | 6.7 | 5.5 | 0.0 | 37.2 | 68.3 |
東京都は、現在でもコンクリート地獄でしょうか?
この数年、当地の落下花粉の観測を年間を通じて行なっています。その結果から当地の実態が見えてきました。私の当地の印象は、決してコンクリート地獄などでは、ありませんでした。秋の花粉の季節が迫っていますので、一言、申し添えておきたいと思います。調査結果は、私の知識とかけ離れた結果でした。
東京都の緑地面積は、北海道、兵庫県に次いで全国3位、令和1年時点の都市公園数は3954ヶ所で全国6位、都市公園の面積では全国7位でした(アーバンライフ株式会社資料より)。
しかし、森林面積の国土比(平成24年3月31日は、45位でした(林野庁:森林資源の現況より)。
9月に当地では、イネ科(イネ、ハルガヤ、オオアワガエリなど)、キク科ブタクサ、オオブタクサ、ヨモギ、ニガヨモギ、ブタクサモドキ、フランスギク、タンポポ、アキノキリンソウ、オナモミなど)、アサ科(カナムグラ)などの花粉が飛散しますが、どれも背が低い草花で、花粉の飛散距離が短いため、狭い範囲しか飛散せず、花粉症は多くの場合近燐のみで発症すると言われています。主に9月に症状が最も強い方は、念頭に入れておく必要があります。
昨年、主な秋の花粉の飛散開始は、いずれも9月で、ブタクサは9/11〜17の週、カナムグラは9/4〜10の週、ヨモギは9/18〜24の週でした。
本年の初観測は、ブタクサが8/19〜8/25、ヨモギ、カナムグラが9/2〜9/8、いずれも昨年よりやや早い初観測でした(平年と比較しますと、昨年が遅いとも言えます)。おそらく、一時的に気温が下がった為と思われます。昨年の秋の花粉の飛散開始はブタクサが9/2〜8、ヨモギとカナムグラは9/16〜22でした。ピークは、ブタクサが9/18〜9/24、ヨモギが9/25〜10/1、カナムグラが9/18〜9/24でした。ブタクサが1.2個/cm2が2週続き、9月2〜8日が飛散開始週となりました。今週の測定値を見れば、今後がおおよそ予測可能と思われます。ヨモギ、カナムグラも今後多くなると思われます。
9月3日から5日の3日間は日差しも短く(16.1時間)、気温が低く(平均25.7℃)、比較的過ごしやすい日々でした。6日以後、晴れて再び暑くなり、平均気温は28.0℃を超え、最高気温は33℃を超える暑さが続いています。9月としては、記録的高温で、18日は歴史上最も遅い夏日だったそうです。
月
|
気温(2023年) | 気温(2024年) | ||||
平均 | 平均 | |||||
日平均 | 日最高 | 日最低 | 日平均 | 日最高 | 日最低 | |
6 | 23.2 | 27.6 | 19.6 | 23.1 | 27.7 | 19.3 |
7 | 28.7 | 33.9 | 24.7 | 28.7 | 33.5 | 25.0 |
8 | 29.2 | 34.3 | 26.1 | 29.0 | 33.6 | 25.7 |
9 | 26.7 | 31.2 | 23.6 | 26.6 | 30.9 | 23.5 |
10 | 18.9 | 23.7 | 14.7 |
今年の8月は記録的高温でした。「しかし、6〜8月で比較すると昨年の方が高く、花粉の成長は昨年の方が良かったのではないか」とも考えられます。また、9月になって、3〜5日以外は高温が続き、連日真夏日を記録していますので、この気象条件が来春のスギ、ヒノキ花粉の飛散量に、どのような影響があるのか、未経験の暑さで、定かではありません。
2022年 | 2023年 | 2024年 | ||||
月 | 日照時間 | 全天日射量 | 日照時間 | 全天日射量 | 日照時間 | 全天日射量 |
6 | 167.6 | 17.4 | 137.5 | 16.3 | 158.1 | 17.4 |
7 | 176.4 | 17.3 | 250.4 | 21.6 | 199.6 | 18.5 |
8 | 150.4 | 15.4 | 222.3 | 19.0 | 198.8 | 17.4 |
日照時間、日射量は上の表のとおりです。今後の花芽調査の結果が待たれますし、ご注目下さい。
先週は、オオバコ属花粉がヨモギ、カモガヤ、カナムグラ以上に観測されました。オオバコ科オオバコ属のオオバコ、ヘラオオバコは開花期が4〜9月です。オオバコ属花粉による花粉症の存在は、1998年に宇佐美 篤先生(東海花粉症研究所)によって、本邦最初の報告がなされました。また、22日から急に気温が下がり、突然秋がきた様な気候になりました。秋の花粉類が急激に増加するかも知れません。今後の飛散状況次第では、注意する必要がありそうです。昨年も時期を同じくして、気温の急激な低下がありました。
気温 | ||||
日 | 天気 | 平均 | 最高 | 最低 |
18 | 曇り〜雨〜晴れ | 28.8 | 35.1 | 24.8 |
19 | 曇り〜雨〜晴れ | 27.7 | 33.6 | 24.7 |
20 | 晴れ〜薄曇り | 29.4 | 33.9 | 25.5 |
21 | 曇り〜時々雨 | 28.5 | 32.6 | 24.0 |
22 | 曇り〜雨 | 24.6 | 28.9 | 22.5 |
23 | 晴れ一時曇り | 22.6 | 27.7 | 19.7 |
24 | 晴れ時々曇り | 20.9 | 25.3 | 17.7 |
25 | 曇り時々雨 | 20.4 | 23.7 | 17.9 |
27 | 雨時々曇り | 23.3 | 24.8 | 22.4 |
28 | 曇り | 24.0 | 27.4 | 21.8 |
29 | 曇り時々雨 | 22.6 | 25.0 | 21.3 |
30 | 曇り時々雨のち晴 | 22.7 | 25.3 | 20.5 |
オオバコ科オオバコ属の花粉は、2.2個/cm2で、先週より現象しました。
去る19日に、25年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測セミナー(主 催 : NPO花粉情報協会
)が開催されました。このセミナーにおいて、村山 貢司気象予報士は、品川の予測として、「スギ+ヒノキ花粉の予測値は5359個としました。昨年の85%、10年平均の106%に相当します。」と予測しました。つまり、「平年並み」と予測しました。この予測が、まず、目安となりますが、今後花芽調査結果などが加味されて、若干変わることもあります。これは、「12月に再度スギ雄花の観測結果を考慮した予測」となります。
この情報に加えて、船橋市の測定結果を佐橋 紀男先生からいただきました。
2024年 | ダーラム型(3.24cm2→1cm2) | ||||||
9月 | スギ | ヒノキ | イネ型 | ブタクサ | ヨモギ | カナムグラ | その他 |
16 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.8 | 0.5 | 0.0 | 0.3 |
17 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | 0.6 | 0.3 | 2.2 | 1.2 |
18 | 0.3 | 0.0 | 0.6 | 1.2 | 0.0 | 0.6 | 0.6 |
19 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.5 | 0.0 | 0.6 | 0.3 |
20 | 0.0 | 0.0 | 2.2 | 0.0 | 1.2 | 0.0 | 0.6 |
21 | 0.0 | 0.0 | 3.4 | 0.6 | 0.0 | 1.5 | 1.2 |
22 | 0.3 | 0.0 | 1.9 | 0.3 | 0.6 | 4.3 | 0.6 |
23 | 0.0 | 0.0 | 1.1 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.3 |
24 | 0.0 | 0.0 | 1.1 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.3 |
25 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.0 | 0.9 | 0.0 | 0.2 |
26 | 0.0 | 0.0 | 2.2 | 0.0 | 0.6 | 1.2 | 0.9 |
27 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
28 | 0.0 | 0.0 | 1.2 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
29 | |||||||
30 | |||||||
合計 | 1.5 | 0.6 | 36.3 | 14.4 | 4.7 | 18.5 | 11.0 |
船橋はカナムグラが、当地はブタクサが多く観測されています。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について