日: 2024年10月13日

2024年10月13日-13 花粉情報

夏から秋の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ ヨモギ カナムグラ マツ その他 総計
7/29〜8/4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.4 3.4
8/5〜8/11 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 2.5 3.1
8/12〜8/18 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.3
8/19〜8/25 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0 0.0 1.9 2.5
8/26〜9/1 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.9 1.2
9/2〜9/8 0.0 0.0 0.0 1.2 0.9 0.6 0.0 4.2 7.1
9/9〜9/15 0.0 0.0 0.3 1.2 0.6 0.6 0.0 7.7 10.4
9/16〜9/22 0.0 0.3 2.2 8.6 1.2 1.2 0.0 9.6 23.1
9/23〜9/29 0.0 0.0 1.5 3.1 2.8 2.2 0.0 12.3 21.9
9/30〜10/6 0.0 0.0 0.9 0.0 0.6 3.4 0.0 13.9 18.8
10/7〜10/13 0.0 0.0 0.3 0.6 0.6 5.2 0.0 6.8 15.1
10/14〜10/20 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/21〜10/27 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/28〜10/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合 計 0.0 0.3 6.1 15.5 6.7 13.2 0.0 64.5 107.8

遠藤耳鼻咽喉科アレルギークリニック

昨年と気候が大きく異なるためか、花粉の飛散期が若干と違うようです。

その他には、ハンノキ、ヘラオオバコ、マツバギク、イタドリ、チドリノキ、オナモミ、、シモツケ、オミナエシが含まれていると考えられます。

 


2024年10月13日-11 花粉情報

夏から秋の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ ヨモギ カナムグラ マツ その他 総計
7/29〜8/4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.4 3.4
8/5〜8/11 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 2.5 3.1
8/12〜8/18 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.3
8/19〜8/25 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0 0.0 1.9 2.5
8/26〜9/1 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.9 1.2
9/2〜9/8 0.0 0.0 0.0 1.2 0.9 0.6 0.0 4.2 7.1
9/9〜9/15 0.0 0.0 0.3 1.2 0.6 0.6 0.0 7.7 10.4
9/16〜9/22 0.0 0.3 2.2 8.6 1.2 1.2 0.0 9.6 23.1
9/23〜9/29 0.0 0.0 1.5 3.1 2.8 2.2 0.0 12.3 21.9
9/30〜10/6 0.0 0.0 0.9 0.0 0.6 3.4 0.0 13.9 18.8
10/7〜10/13 0.0 0.0 0.3 0.6 0.6 5.2 0.0 6.8 15.1
10/14〜10/20 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/21〜10/27 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/28〜10/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合 計 0.0 0.3 6.1 15.5 6.7 13.2 0.0 64.5 107.8

遠藤耳鼻咽喉科アレルギークリニック

昨年と気候が大きく異なるためか、花粉の飛散期が若干と違うようです。その他には、ハンノ

 


2024年10月13日-10 花粉情報

今週の観測値:

種別 観測期間
10/7〜10/13 昨年10/9〜10/15
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.0 0.0
イネ科(カモガヤ、イネ他) 0.3 0.0
ブタクサ属 0.6 0.0
ヨモギ属 0.6 0.0
カナムグラ 5.2 1.2
マツ型 0.0 0.0
その他 6.8 7.4
合計 15.1 8.6

昨年、当地では10月9日から10月15日までの1週間は、イネ科が0.0個/cm2・週、ブタクサが0.0個/cm2・週、ヨモギ花粉が0.0個/cm2・週、カナムグラ1.2個/cm2・週、その他(種別不明)の花粉が7.4個/cm2・週の花粉が観測されました。「10月の半ばとなりました。例年ですと、秋の花粉飛散が徐々に減少する時期となりますが、今年も例年通り減少しました。」と解説があり、その他の内訳は記載がありませんでした。

今年はイネ科0.3個/cm2、ブタクサ花粉0.6個/cm2、ヨモギ花粉0.6個/cm2、カナムグラ5.2個/cm2、その他が6.8個/cm2と秋めいてきた為か、多くの花粉がそれも一斉に観測されました。東京都アレルギー情報でも、カナムグラ花粉の飛散が目立ちます。その他には、ヒメスイバ0.0個/cm2、ハンノキは0.3個/cm2、ヘラオオバコが1.5個/cm2、マツバギクが0.3個/cm2、イタドリが0.6個/cm2、オナモミが0.9個/cm2、シモツケ、オミナエシ各0.3個/cm2、種別不明が6.8個/cm2でした。


2024年10月13日-9 花粉情報

飛散総数(cm2/週)

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
8月1週 1.5 0.9 1.5 2.1 3.4
    2 0.3 0.6 1.8 0.8 3.1
    3 2.8 1.2 1.8 0.6 0.3
    4 0.9 2.8 1.2 0.0 2.5
9月1週 0.9 11.7 2.1 0.9 1.2
    2 3.1 19.1 14.5 2.8 7.1
    3 6.5 26.1 21.6 2.8 10.4
    4 17.6 27.1 21.0 23.7 23.1
10月1週 20.4 19.4 40.1 17.3 21.9
    2 11.7 18.7 9.0 17.6 18.8
    3 3.4 3.4 6.8 8.6 15.1
    4 2.2 5.4 4.3 13.3  
    5 1.2 3.0 6.2 4.9  
合計 72.5 139.7 132.1 95.4  

令和6年の観測数は、比較上ややずれています。


2024年10月13日-8 花粉情報

これまで、私共が推奨する初期療法がどのような経緯で、「包括的かつ計画的治療」として確立されたか」を説明しました。今週は、具体的な方策についてご説明いたします。

体調の維持と鼻の粘膜の保護が重要で、基本です。対策を実行に移す時期は、花粉飛散予測を参考に実践すると的確に実行できます。

1.花粉症および花粉飛散予測などの情報収集。

2.花粉症の正確な診断(原因抗原と重複抗原の確定)。

3.花粉症治療の障害となる合併症の治療。

4.正しい生活リズム。

5.冬の乾燥した冷気からの鼻粘膜の保護。

加湿を目的としたマスクの使用(感染防止とは目的が異なります)。寝室に水を置く、洗濯物を干す。

6.感染症(上気道炎、インフルエンザ等)の予防と治療。

7.飛散期対策の準備。

8. 適切な時期に予防的効果が期待できる薬剤を選択、投与。

  1.   基礎となる免疫療法(皮下減感作、舌下減感作)を基本として実施する。

2024年10月13日-7 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。


2024年10月13日-6 花粉情報

秋の花粉は、カナムグラを除いて、1.0個/cm2以下になり、早くも終わりそうです。これからは、室内塵(ダニ)アレルギーの季節です。衣替え、大掃除の際には、室内塵を吸い込まない様に注意してください。

令和2年から観測数が1.0個/cm2以下になった時期を比較しますと以下の様になり、令和4年の終息が特に早いのが目立ちます。(表は全て10月)

イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ
令和2年 4〜10 24〜 4〜10 18〜24
令和3年
令和4年 10〜16 3〜9 3〜9 3〜9
令和5年 23〜29 30〜 23〜29 16〜22
令和6年        

2024年10月13日-5 花粉情報

9月3日から5日の3日間は日差しも短く(16.1時間)、気温が低く(平均25.7℃)、比較的過ごしやすい日々でした。6日以後、晴れて再び暑くなり、平均気温は28.0℃を超え、最高気温は33℃を超える暑さが続きました。9月としては、記録的高温で、9月18日は歴史上最も遅い夏日でした。

 

 

気温(2023年) 気温(2024年)
平均 平均
日平均 日最高 日最低 日平均 日最高 日最低
6 23.2 27.6 19.6 23.1 27.7 19.3
7 28.7 33.9 24.7 28.7 33.5 25.0
8 29.2 34.3 26.1 29.0 33.6 25.7
9 26.7 31.2 23.6 26.6 30.9 23.5
10 18.9 23.7 14.7      

また、今年の9月は「観測史上最も暑い9月」だったようです(TVのニュース)。しかし、東京は

「6〜9月で比較すると昨年の方が暑く、花粉の成長は昨年の方が良かったのではないか」とも考えられます。また、この夏の気象条件が来春のスギ、ヒノキ花粉の飛散量に、どのような影響があるのか、未経験の暑さで、定かではありません。

  2022年 2023年 2024年
日照時間 全天日射量 日照時間 全天日射量 日照時間 全天日射量
6 167.6 17.4 137.5 16.3 158.1 17.4
7 176.4 17.3 250.4 21.6 199.6 18.5
8 150.4 15.4 222.3 19.0 198.8 17.4
9 143.7 13.9 143.7 13.9 160.8 13.9

日照時間、日射量は上の表のとおりです。今後の花芽調査の結果が待たれますし、ご注目下さい。


2024年10月13日-4 花粉情報

天候が昨年までと大きく変化しています。

  気温
天気 平均 最高 最低
1 曇り〜雨〜晴れ 23.3 26.6 20.1
2 曇り〜晴れ一時雨 26.5 31.9 22.0
3 曇り時々雨 23.1 25.4 21.6
4 曇り一時雨 25.9 30.4 22.3
5 雨一時曇り 21.3 24.5 18.9
6 曇り一時雨〜晴 21.3 22.9 19.1
7 晴れ〜曇り一時雨 25.0 29.9 20.7
8 18.8 25.3 15.1
9 雨一時曇り〜晴れ 16.0 17.7 14.9
10 曇り〜晴れ 17.8 22.1 15.2
11 曇り〜晴れ 19.0 24.3 14.3
12 晴れ 20.6 25.8 16.4

「9月は観測史上最も暑い9月」だったようです(TVニュース)。10月2日は9月22日以来の30.0℃超えでした。本日は急激に気温が下がり、11月中旬の気温とのことでした(TVニュース)。昨日は、平均気温が、20.0℃以下でした。これは、6月4日以来の20.0℃以下の日でした。9日はさらに寒く、最高気温が17.7℃で20℃以下でした.20℃以下は、5月9日(18.9℃)以来です。


2024年10月13日-3 花粉情報

佐橋 紀男先生から新たなデータをいただきました。

2024年             ダーラム型(3.24cm2→1cm2):富里市
9 スギ ヒノキ イネ型 ブタクサ ヨモギ カナムグラ その他
29 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.6 0.0
30 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3
10月1 0.0 0.0 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0
2 0.0 0.0 0.5 0.0 0.2 3.1 0.0
3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.1 0.0
4 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 1.2 0.0
5 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.3
6 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0

前回のご報告でデータを船橋市の観測値とお知らせいたしましたが、これらは富里市の観測データでした。私のミスでした。訂正して、お詫び申し上げます。


2024年10月13日-2 花粉情報

当HPは、2017年12月1日に開設しました。それ以来本日まで874415件のアクセスをいただきました。花粉観測は、観測を開始した昭和59年(1984)以来、今年で41年目になりますが、令和2年から年間を通じて観測を試み、一昨年から年間を通じて速報を提供しています。観測を続けていますと、毎回新たな情報に回り会えます。順次、ご報告申し上げておりますが、お役に立っていますでしょうか?皆様のお役に立つと考えられる限り、観測を続けたいと思っております。今後とも、ご活用下さいます様、よろしくお願い申し上げます。

今年は例年になく異常な気候が続いています。スギ花粉の生育にも少なからず影響して、飛散予測が極めて難しいと考えられます。それだけに速報が重要となると思われますので、ご注視下さい。


2024年10月13日-1 花粉情報

昨年の10月11日(水)に、当HPで、以下のご報告をいたしました。

「日本気象協会は9月28日に、2024年春の花粉飛散予測を発表しました。全国的には、「今夏の猛暑は影響し例年(過去10年の平均)、比は1.2〜2.3倍に 前シーズンよりは減少傾向」としています。東京は例年比110〜150%、前シーズン比80%で、昨年よりやや少ないと予想されています」。

「昨シーズン当地では、1/1から4/30までに、スギ花粉6636.5個/cm2、ヒノキ花粉1227.0個/cm2観測され、合計は7863.5個/cm2でした。つまり、2024年春は6290個/cm2前後の飛散があると推測しています。また、例年(3566個/cm2)比では、4280〜8200個/cm2と予測されます。」と、当地の私の予測を発表しました。」

今年の実測値は、「スギ花粉5272.0個/cm2、ヒノキ花粉1028.2個/cm2、合計6300.2個/cm2desita.」予測は6290個/cm2前後でしたので、適中したと言えます。最近は、かなり的確な予測が可能となっています。今後の報告にご注目下さい。