2024年07月08日-1 花粉情報
自然界の植物は、子孫を残すために、花を咲かせ、効率よく受粉できるように、虫、風、鳥などの生物や水などの自然を利用します。これらの受粉形式を、「虫媒花」、「風媒花」、「鳥媒花」、「水媒花」などの名称をつけ、分けています。主なものとして
虫媒花:多くの野菜、一部の樹木
風媒花:多くの樹木、一部の野菜
鳥媒花:赤い花が多いのが特徴で、熱帯性の地域によく見られる。
水媒花:キンギョモ、クロモ、マツモなど
虫媒花の植物には、鳥媒花のものもあります。(アオイ科、バラ科など)
風媒花の中には、虫媒のものがあります(ナス科など)。
野菜類は栄養繁殖するものがあります。ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、ヤマノイモ、ニンニク、ワケギ、、ラッキョウ、イチゴ、ショウガ、ミョウガなどは地下茎や根、葉などによる無精生殖で増えることができます。
(虫媒花・風媒花・鳥媒花・水媒花 それぞれの種類の一例を挙げましたI神田 直也)