2024年07月06日-4 花粉情報

ここ数年7月上旬の当HPのコメントは、「この週は雨が目立つ一週間でした。マスコミが「令和2年7月豪雨」と称するほど、九州の各地では大きな被害に見舞われました。花粉観測数も前週からさらに少ない1週間でした。患者様の症状も軽い方がほとんどでした。」との内容でした。昨年も当地では「この日を除いて、雨続きでした。九州南部では大雨となりました。中四国、関西でも雨が続いており、明日は関東北部も注意が必要との予報でした。」と報じています。今年、当地は幸い晴れていますが、九州、西日本では変わりやすい天気が続き、線状降水帯が発生して水害の報道が後を絶ちません。

いよいよ夏本番です。夏の花粉に対する注意が必要と思われます。当地では、飛散数が数少ないのですが、主にイネ科の花粉です。原因になるのは、カモガヤ、ネズミホソムギ、オニウシノケグサ、ハルガヤ、オオアワガエリなどです。 これらは牧草として輸入され広く利用されていますが、寒さに強く繁殖力があることから、雑草として日本全国に広がりました。 とくに花粉症の原因になりやすいのはカモガヤです。